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【1日目】
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それで俺は、椅子と思われる物体に座った。
腰かけることができたのだから椅子なんだろうけど、普通の形状とは大分異なっていた。
透明な卵型の丸いフォルムで、カプセルのような感じだ。
腰かけると座り心地はよく、マッサージチェアとウォーターベッドを足したような感覚だった。
全員が着席すると、俺は円卓にそろった参加者たちを素早く見回した。
若者が多い。女性よりも男性のほうが多い。
一人ひとりの顔をしっかり見ようとすると、
『円卓の上に置かれている端末をとり、付属の紐を首にかけてください』
再び機械の声の指示。
素直に従い、俺は白いテーブルクロスの上に置かれた端末をとって自分の首にかけた。
少し大き目な画面の、スマートフォン型の端末だ。
画面には【あなたは 小鳥遊歩 様ですか?】とあり、下に【YES】のボタンと【NO】のボタンがある。
イエスを押そうとすると突然大きな機械音がして、目の前に透明な壁があらわれ始めた。
腰かけることができたのだから椅子なんだろうけど、普通の形状とは大分異なっていた。
透明な卵型の丸いフォルムで、カプセルのような感じだ。
腰かけると座り心地はよく、マッサージチェアとウォーターベッドを足したような感覚だった。
全員が着席すると、俺は円卓にそろった参加者たちを素早く見回した。
若者が多い。女性よりも男性のほうが多い。
一人ひとりの顔をしっかり見ようとすると、
『円卓の上に置かれている端末をとり、付属の紐を首にかけてください』
再び機械の声の指示。
素直に従い、俺は白いテーブルクロスの上に置かれた端末をとって自分の首にかけた。
少し大き目な画面の、スマートフォン型の端末だ。
画面には【あなたは 小鳥遊歩 様ですか?】とあり、下に【YES】のボタンと【NO】のボタンがある。
イエスを押そうとすると突然大きな機械音がして、目の前に透明な壁があらわれ始めた。
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