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勇者クラフティ編
第24話「まころん炎上!?お姉ちゃんは悪くない!」④
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屋上から放たれる4色の光と同時に、瑞希が保健室にやってきて、僧侶達と合流する。
「マルチメディア部の活動の一環だ。正真正銘、まころんとしてのマジパティの公式ライブ配信だぞ!」
僧侶のその言葉に、瑞希も安心したようで、カメラを構えて中庭へと急ぐ。
「この度は、お騒がせしてごめんなさい。でも、まころんは自作自演を行っていません!今回はそれを証明するため、最後のライブ中継をします!」
「今日はまろこんと一緒にライブ中継をすることになった、新米配信者・メサイアちゃんでーす♪今日はまころんと最初で最後のコラボしまーす♪」
相変わらず、幼女の姿だと幼女の姿をふんだんに生かしたがる僧侶である。僧侶はマカロンと話を進め、それをカメラを構えたキョーコせかんどが撮影し、瑞希が2人のバックアップを進める。
「僧侶ちゃんも化けるなぁ…まぁ、一般人がマジパティを語るのがどれほど危険か…その偽ミルフィーユに現実を突きつけるいい機会だよねー。」
カフェにいる勇者達にも今回の件は知れ渡っており、勿論、下妻先生経由で偽ミルフィーユが誰であるのか、バレバレなのである。
配信中の動画に響く悲鳴…怯えながら(?)も中庭へと進んでいくアンニン達…そんな彼女たちは、ロールケーキのカオスイーツと遭遇する。既に中庭にいた生徒達はカオスイーツが放ったスポンジ状の物体に巻き付かれ、簀巻きにされている。
「まころん、あれは…」
カオスイーツの隣に幹部の気配はないが、カオスイーツはアンニン達の姿を見つけるなり、スポンジ状の物体をアンニン達に向かって放とうとするが…
「クリームバレットクラッシャー!!!」
突然白銀の光を纏ったドリル状の物体がスポンジを貫き、アンニン達は難を逃れた。そして、ドリル状の物体を放った人物は、アンニン達とカオスイーツの間に割り込むようにして入り…
「白銀のマジパティ・クリームパフ!!!」
カオスイーツは銀髪をなびかせるマジパティに向かって攻撃を仕掛けようとするが…
「ソルベタイフーン!!!」
真横からの暴風を受け、カオスイーツは横倒しとなってしまった。
「ブルーのマジパティ・ソルベ!!!」
今度はソルベが現れ、最後にカオスイーツの頭上から2色の光が降ってくる。
「「マジパティ・ダブルキーーーーーーーーーーーーーーーーーック!!!」」
2人のキックがカオスイーツに炸裂した。
「黄色のマジパティ・プディング!!!」
「ピンクのマジパティ・ミルフィーユ!!!」
「「スイート…」」
「「レボリューション!!!」」
「「「「マジパティ!!!!!」」」」
最後は綺麗にハモった。
「禍々しい混沌のスイーツ、勇者の知性でその煮えたぎった頭を冷やしてあげる!!!」
マジパティが揃うと、カオスイーツは起き上がり、攻撃のターゲットを4人のマジパティにシフトさせる。
「そういえば、シャベッターではマジパティのミルフィーユと名乗る人物が出て来てますけど、あれは本人ですかねぇ?」
戦いの様子を眺めながら、アンニンはシャベッターに現れたミルフィーユと名乗るアカウントについて話題に触れる。
「その事については、サン・ジェルマン学園中等部マルチメディア部部長の私・汀良瑞希がご説明いたします!今、私達の前にいるミルフィーユが手に持っているのは何か確認してください。スマートフォンではございませんね?」
キョーコせかんどがマジパティが戦う様子を撮りながら、その隣で瑞希がアンニンとマカロンの会話に加わる。
「手に持っているのは、薙刀だもん…戦っている時に、シャベッターに書き込むワケないもんね。」
「それに、シャベッターのアイコンとヘッダーも違和感があります。ミルフィーユご自身が、自分が簀巻きにされている様子をアイコンにしますか?100歩譲って、キックシーンをヘッダーにするならわかりますけど。視聴者の皆さんは、ミルフィーユが自分にとって不利な状況をSNSのアイコンにするようなマゾヒストだと思いますか?」
瑞希の言葉に、ライブ中継を見ている視聴者はハッとする。
「あんな負けず嫌いっぽそうなミルフィーユが、自分が簀巻きにされてる所をアイコンにするワケねーわw」
「部長の発言で、やっと偽物だってわかった」
「ドMな熱血漢?実際いたら引くわw」
「寧ろ、ドMはうさ耳のミルフィーユだろwww」
瑞希の持つノートパソコンの画面には、シャベッターのミルフィーユが偽物である事に気づいた視聴者たちの書き込みが徐々に増え、コメントが音声つきで再生される。
「まころんは、化け物たち相手に勇敢に戦うマジパティ達が大好きです!この撮影も、マジパティが好きだからこそやってきました!!!」
「まころんの動画配信は、決して金儲けの道具ではありません。まころん自身が、マジパティの事が大好きで憧れていたからしたことです。」
「本日がまころん最後の配信ではありますが、決してやらせではありません。その点は、ご理解いただければ幸いです。」
マジパティがカオスイーツと戦う中、マカロンを支えるかのように、瑞希はまころんの釈明の手助けをする。マルチメディア部の部長としてだけでなく、ティラミスだった自分として…
「今よ、みんな!!!」
クリームパフがそう言うと、ミルフィーユ、プディング、ソルベの3人はそれぞれの武器を重ね合わせる。
「「「3つの心を1つに合わせて…」」」
3人がそう叫んだ瞬間、3人の武器は光の粒子となり、それぞれのカラーに合わせた細身の剣・パティブレードに変わった。
「勇者の力を1つの剣に!!!ミルフィーユブレード!!!」
「勇者の愛を1つの剣に!!!プディングブレード!!!」
「勇者の知性を1つの剣に!!!ソルベブレード!!!」
3人はそれぞれのパティブレードを構え、ピンク、黄色、水色の光をまといつつ、カオスイーツに飛び掛かる。
「「「マジパティ・トリニティ・ピュニシオン!!!!!」」」
カオスイーツはまず、ピンクの光を纏ったミルフィーユにミルフィーユブレードで縦に斬られ、続いて黄色の光を纏ったプディングにプディングブレードで横に斬られる。そして、最後に水色の光を纏ったソルベによってソルベブレードで斬られた。
「「「アデュー♪」」」
3人が同時にウインクすると、カオスイーツは光の粒子となり、本来の姿である川原佑香の姿に戻る。カオスイーツが浄化された事で、簀巻きにされていた生徒達は身体の自由を取り戻した。
「化け物たちに勝った時のマジパティの笑顔…僕はこの瞬間が一番好きで、続けてきました。」
「ところで、まころん…この動画の収益、どーなんの?」
「それは…」
その時だった。突然昇降口の屋根から黒い光の矢が飛び交い、ミルフィーユ達は咄嗟に避けるが…
「うぐっ…」
プディングは避けきれず、左足を怪我してしまった。ミルフィーユはプディングを抱きかかえようとしながら、黒い矢を放った犯人を睨みつける。
「やっぱり、今回のカオスイーツを出したのはお前だったのか!!!ダークミルフィーユ!」
キョーコせかんどは、カメラをダークミルフィーユの方へ向ける。そこには、ミルフィーユとよく似たコスチュームでツインテールの少女の姿…
「ご名答…でも、プディング以外によけられたのはぶっぶー…」
その緊迫した様子に、瑞希のノートパソコンからコメントが音声で再生される。
「やらせはガセだったか」
「ヤバいのキタ――(゜∀゜)――!!」
「こいつか?シャベッターの偽物のミルフィーユは…」
シャベッターのミルフィーユの正体がダークミルフィーユという疑いが浮上するが…
「おや?偽物のミルフィーユからの書き込みですね。読んでみましょう…「何なんだ、コイツは!よくもあたいの邪魔をしやがって…」…はて…ミルフィーユって、自分の事…」
「ミルフィーユ、普段から自分の事「俺」って言ってるし、さっきの攻撃で相手を「ダークミルフィーユ」って言ってましたねー?」
瑞希とアンニンの会話で、流石の本人も偽物が誰だかハッキリわかったようだ。
「俺の名前を語って、まころんを炎上させたのは…川原、お前だったのか!!!」
ミルフィーユの叫び声に、学校内の生徒達、そして視聴者達はどよめく。勿論、ライブ配信をしている4人(?)もなるべく自然体でどよめく。
「化け物にされたのは、ミルフィーユの偽物だったようです。ご本人様の前で、シャベッターに書き込むなど…相当な命知らずですね?」
「そう…命知らずだからカオスイーツにしてやった。マジパティ…今度会う時は、確実にクリームパフ共々仕留める!!!」
そう言いながら、ダークミルフィーユはフッと音を立てて消えてしまった。ダークミルフィーユが消えると、マジパティ達は精霊ガトーの力で瞬間移動をする。
………
川原は邪魔者がいなくなったのをいいことに、中庭の排水溝の蓋を開けようとするが…
「川原さん、何をしてるんですか?」
「何って…金美の様子を…」
養護教諭の質問に、川原はそう答えるが…
「そういえば、A組の鈴木金美は「5月31日から自宅に戻ってきていない」と存じてますが…」
「うわ、まころん!ここから、絶対ヤバイやつだー!!!」
「最後のライブ配信で、とんでもないのを見ちゃったぺろー☆彡みんな、まころんがマジパティのライブ配信をやめても、マジパティの事を応援してぺろ☆彡」
そう言いながら、ライブ配信をしていたアンニン達はライブ中継を強制終了させ、保健室へと戻って行った。
その夜、そのライブ配信がきっかけで川原は鈴木金美失踪事件の容疑者として逮捕され、鈴木金美は中庭の排水溝の中、変わり果てた姿で発見されたのだった。
「マルチメディア部の活動の一環だ。正真正銘、まころんとしてのマジパティの公式ライブ配信だぞ!」
僧侶のその言葉に、瑞希も安心したようで、カメラを構えて中庭へと急ぐ。
「この度は、お騒がせしてごめんなさい。でも、まころんは自作自演を行っていません!今回はそれを証明するため、最後のライブ中継をします!」
「今日はまろこんと一緒にライブ中継をすることになった、新米配信者・メサイアちゃんでーす♪今日はまころんと最初で最後のコラボしまーす♪」
相変わらず、幼女の姿だと幼女の姿をふんだんに生かしたがる僧侶である。僧侶はマカロンと話を進め、それをカメラを構えたキョーコせかんどが撮影し、瑞希が2人のバックアップを進める。
「僧侶ちゃんも化けるなぁ…まぁ、一般人がマジパティを語るのがどれほど危険か…その偽ミルフィーユに現実を突きつけるいい機会だよねー。」
カフェにいる勇者達にも今回の件は知れ渡っており、勿論、下妻先生経由で偽ミルフィーユが誰であるのか、バレバレなのである。
配信中の動画に響く悲鳴…怯えながら(?)も中庭へと進んでいくアンニン達…そんな彼女たちは、ロールケーキのカオスイーツと遭遇する。既に中庭にいた生徒達はカオスイーツが放ったスポンジ状の物体に巻き付かれ、簀巻きにされている。
「まころん、あれは…」
カオスイーツの隣に幹部の気配はないが、カオスイーツはアンニン達の姿を見つけるなり、スポンジ状の物体をアンニン達に向かって放とうとするが…
「クリームバレットクラッシャー!!!」
突然白銀の光を纏ったドリル状の物体がスポンジを貫き、アンニン達は難を逃れた。そして、ドリル状の物体を放った人物は、アンニン達とカオスイーツの間に割り込むようにして入り…
「白銀のマジパティ・クリームパフ!!!」
カオスイーツは銀髪をなびかせるマジパティに向かって攻撃を仕掛けようとするが…
「ソルベタイフーン!!!」
真横からの暴風を受け、カオスイーツは横倒しとなってしまった。
「ブルーのマジパティ・ソルベ!!!」
今度はソルベが現れ、最後にカオスイーツの頭上から2色の光が降ってくる。
「「マジパティ・ダブルキーーーーーーーーーーーーーーーーーック!!!」」
2人のキックがカオスイーツに炸裂した。
「黄色のマジパティ・プディング!!!」
「ピンクのマジパティ・ミルフィーユ!!!」
「「スイート…」」
「「レボリューション!!!」」
「「「「マジパティ!!!!!」」」」
最後は綺麗にハモった。
「禍々しい混沌のスイーツ、勇者の知性でその煮えたぎった頭を冷やしてあげる!!!」
マジパティが揃うと、カオスイーツは起き上がり、攻撃のターゲットを4人のマジパティにシフトさせる。
「そういえば、シャベッターではマジパティのミルフィーユと名乗る人物が出て来てますけど、あれは本人ですかねぇ?」
戦いの様子を眺めながら、アンニンはシャベッターに現れたミルフィーユと名乗るアカウントについて話題に触れる。
「その事については、サン・ジェルマン学園中等部マルチメディア部部長の私・汀良瑞希がご説明いたします!今、私達の前にいるミルフィーユが手に持っているのは何か確認してください。スマートフォンではございませんね?」
キョーコせかんどがマジパティが戦う様子を撮りながら、その隣で瑞希がアンニンとマカロンの会話に加わる。
「手に持っているのは、薙刀だもん…戦っている時に、シャベッターに書き込むワケないもんね。」
「それに、シャベッターのアイコンとヘッダーも違和感があります。ミルフィーユご自身が、自分が簀巻きにされている様子をアイコンにしますか?100歩譲って、キックシーンをヘッダーにするならわかりますけど。視聴者の皆さんは、ミルフィーユが自分にとって不利な状況をSNSのアイコンにするようなマゾヒストだと思いますか?」
瑞希の言葉に、ライブ中継を見ている視聴者はハッとする。
「あんな負けず嫌いっぽそうなミルフィーユが、自分が簀巻きにされてる所をアイコンにするワケねーわw」
「部長の発言で、やっと偽物だってわかった」
「ドMな熱血漢?実際いたら引くわw」
「寧ろ、ドMはうさ耳のミルフィーユだろwww」
瑞希の持つノートパソコンの画面には、シャベッターのミルフィーユが偽物である事に気づいた視聴者たちの書き込みが徐々に増え、コメントが音声つきで再生される。
「まころんは、化け物たち相手に勇敢に戦うマジパティ達が大好きです!この撮影も、マジパティが好きだからこそやってきました!!!」
「まころんの動画配信は、決して金儲けの道具ではありません。まころん自身が、マジパティの事が大好きで憧れていたからしたことです。」
「本日がまころん最後の配信ではありますが、決してやらせではありません。その点は、ご理解いただければ幸いです。」
マジパティがカオスイーツと戦う中、マカロンを支えるかのように、瑞希はまころんの釈明の手助けをする。マルチメディア部の部長としてだけでなく、ティラミスだった自分として…
「今よ、みんな!!!」
クリームパフがそう言うと、ミルフィーユ、プディング、ソルベの3人はそれぞれの武器を重ね合わせる。
「「「3つの心を1つに合わせて…」」」
3人がそう叫んだ瞬間、3人の武器は光の粒子となり、それぞれのカラーに合わせた細身の剣・パティブレードに変わった。
「勇者の力を1つの剣に!!!ミルフィーユブレード!!!」
「勇者の愛を1つの剣に!!!プディングブレード!!!」
「勇者の知性を1つの剣に!!!ソルベブレード!!!」
3人はそれぞれのパティブレードを構え、ピンク、黄色、水色の光をまといつつ、カオスイーツに飛び掛かる。
「「「マジパティ・トリニティ・ピュニシオン!!!!!」」」
カオスイーツはまず、ピンクの光を纏ったミルフィーユにミルフィーユブレードで縦に斬られ、続いて黄色の光を纏ったプディングにプディングブレードで横に斬られる。そして、最後に水色の光を纏ったソルベによってソルベブレードで斬られた。
「「「アデュー♪」」」
3人が同時にウインクすると、カオスイーツは光の粒子となり、本来の姿である川原佑香の姿に戻る。カオスイーツが浄化された事で、簀巻きにされていた生徒達は身体の自由を取り戻した。
「化け物たちに勝った時のマジパティの笑顔…僕はこの瞬間が一番好きで、続けてきました。」
「ところで、まころん…この動画の収益、どーなんの?」
「それは…」
その時だった。突然昇降口の屋根から黒い光の矢が飛び交い、ミルフィーユ達は咄嗟に避けるが…
「うぐっ…」
プディングは避けきれず、左足を怪我してしまった。ミルフィーユはプディングを抱きかかえようとしながら、黒い矢を放った犯人を睨みつける。
「やっぱり、今回のカオスイーツを出したのはお前だったのか!!!ダークミルフィーユ!」
キョーコせかんどは、カメラをダークミルフィーユの方へ向ける。そこには、ミルフィーユとよく似たコスチュームでツインテールの少女の姿…
「ご名答…でも、プディング以外によけられたのはぶっぶー…」
その緊迫した様子に、瑞希のノートパソコンからコメントが音声で再生される。
「やらせはガセだったか」
「ヤバいのキタ――(゜∀゜)――!!」
「こいつか?シャベッターの偽物のミルフィーユは…」
シャベッターのミルフィーユの正体がダークミルフィーユという疑いが浮上するが…
「おや?偽物のミルフィーユからの書き込みですね。読んでみましょう…「何なんだ、コイツは!よくもあたいの邪魔をしやがって…」…はて…ミルフィーユって、自分の事…」
「ミルフィーユ、普段から自分の事「俺」って言ってるし、さっきの攻撃で相手を「ダークミルフィーユ」って言ってましたねー?」
瑞希とアンニンの会話で、流石の本人も偽物が誰だかハッキリわかったようだ。
「俺の名前を語って、まころんを炎上させたのは…川原、お前だったのか!!!」
ミルフィーユの叫び声に、学校内の生徒達、そして視聴者達はどよめく。勿論、ライブ配信をしている4人(?)もなるべく自然体でどよめく。
「化け物にされたのは、ミルフィーユの偽物だったようです。ご本人様の前で、シャベッターに書き込むなど…相当な命知らずですね?」
「そう…命知らずだからカオスイーツにしてやった。マジパティ…今度会う時は、確実にクリームパフ共々仕留める!!!」
そう言いながら、ダークミルフィーユはフッと音を立てて消えてしまった。ダークミルフィーユが消えると、マジパティ達は精霊ガトーの力で瞬間移動をする。
………
川原は邪魔者がいなくなったのをいいことに、中庭の排水溝の蓋を開けようとするが…
「川原さん、何をしてるんですか?」
「何って…金美の様子を…」
養護教諭の質問に、川原はそう答えるが…
「そういえば、A組の鈴木金美は「5月31日から自宅に戻ってきていない」と存じてますが…」
「うわ、まころん!ここから、絶対ヤバイやつだー!!!」
「最後のライブ配信で、とんでもないのを見ちゃったぺろー☆彡みんな、まころんがマジパティのライブ配信をやめても、マジパティの事を応援してぺろ☆彡」
そう言いながら、ライブ配信をしていたアンニン達はライブ中継を強制終了させ、保健室へと戻って行った。
その夜、そのライブ配信がきっかけで川原は鈴木金美失踪事件の容疑者として逮捕され、鈴木金美は中庭の排水溝の中、変わり果てた姿で発見されたのだった。
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