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勇者クラフティ編
第20話「泣いた鬼メイド!主は灼熱の炎の中へ…」⑤
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「ミルフィーユ達が与えてくれたチャンス…絶対に逃したりしないっ!!!」
そう叫んだクリームパフは、クリームグレネードを拾い上げようと飛び掛かる。
「そうはさせ…ぐはっ…」
クリームパフを妨害しようとするクグロフに、カオスイーツ化したティラミスの身体からクナイが飛び出し、クグロフは顔面から転倒した。
「ご説明いたします。私が完全敗北を差し上げるのは、マジパティではありません…あなたですよ?クグロフ…いいえ…ラムリア・フォン・クーゲルホップフ…」
突然、カオスイーツからティラミスの声がした。従来のカオスイーツは言葉を発する事は一度もない。それは、ティラミス自身がカオスイーツ化から戻ろうとしている…クリームパフはそう悟った。
「貴様…な、なぜその名を…」
「ガシッ…」
カオスイーツの腹部から少女の手が伸びて、突然媒体の名前を呼ばれて怯えるクグロフの腕を掴む…
「私1人で消えるワケにはいきません…甘夏様を絶望に陥れ、この西幡豆家の屋敷に火をつけたあなたを消さずに、消えるなんて…西幡豆家にお仕えする者としての恥です…」
カオスイーツの腹部から出てくる鬼メイドの姿…彼女はクグロフを羽交い絞めにし、クグロフの身体ごと白銀のマジパティの方へと向ける。
「お願いします…このクグロフごと私を撃ってください…クリームパフ…いいえ、玉菜…」
香水臭いエルフ耳の女を羽交い絞めにしながら、クリームパフを「玉菜」と呼んだティラミスは、大粒の涙を流しながらも運命を受け入れた表情をしている。
「本当は…あなたと友達…いいえ、それ以上の関係になりたかった…一緒に勉強したり…美味しいものを食べたり…買い物も…でも、私はこの女に復讐をするため、カオスの力を借りて生きてきた幽霊…本来のあるべき姿に戻らねばなりません…」
「で…でも…」
マジパティとして覚醒してからこれまで、何のためらいもなくカオスイーツを浄化し続けてきたクリームパフが、初めて動揺した瞬間だった。そんな彼女に対して、ティラミスは…
「あなたしか頼める相手がいないんです!!!お願いします!!!!!私を…このアバズレからの呪縛から…解放してくださいっ!!!!!」
その言葉に呼応するかのように、クリームパフの右肩にフォンダンが乗る。
「クリームパフ…わたしからもお願いしましゅ…この鬼しゃん、わたしをたしゅけてくれました。鬼しゃんに恩返しさしぇてくだしゃい…」
「わかったわ…そのドリル頭、絶対に離すんじゃないわよっ!!!!!」
そう言いながら、クリームパフはクリームグレネードを拾い上げる。
「精霊の力と…」
「勇者の光を一つにあわせて…」
「バレットリロード!!!」
フォンダンの身体が白く光るなり、フォンダンはクリームパフの持つクリームグレネードのレンコン状のシリンダーに光の銃弾を装填する。そして、クリームパフは左手でシリンダーをくるくると回転させ、狙いを定める。
「クリームバレットシャワー!!!」
彼女の掛け声と当時に、クリームパフの人差し指は拳銃のトリガーを引く。
「インパクト!!!!!」
銃声音と共に、クリームパフが放った無数の銃弾は、クグロフに全弾命中し、カオスイーツ化したティラミスに貫通する。フォンダンは悲しげな表情で銃口に息を吹きかけるクリームパフの右肩に乗る。
「さよなら…オグルさん…」
クリームパフが大粒の涙をこぼしながらそう言うと、カオスイーツ化したティラミスはクグロフと共に光の粒子となり、本来のあるべき姿である、寺泊みづきの幽霊へと戻っていく…
「あ…あぁ…」
クグロフの髪は金髪から徐々に白くなり、全身からは皺が1本1本増えるごとに深くなる…ブラックビターの幹部であるエルフの女の本来のあるべき姿…それは、人間の老婆だった。己の私利私欲で屋敷に火をつけた女・ラムリア・フォン・クーゲルホップフは、まるで呪いの代償を受けるかの如く、50年分の老いを全身に刻み込まれたのだった。
カオスの力でエルフの姿を保っていたのだろう…そのカオスの力が消え去った今、彼女はもうブラックビターの幹部・クグロフではない。老婆は廃墟である屋敷に遺る鏡で自分の姿を見るなり、一瞬にして気絶してしまった。
「感謝します…玉菜…」
クリームパフの目の前に、紫の着物に割烹着姿の黒髪の少女の幽霊が現れた。彼女こそまさしく、ティラミスの媒体である寺泊みづきの幽霊だ。
「汀良さん…」
「私の目的はもう果たしました…今は、戻るだけです…西幡豆家にお仕えした者達と共に、甘夏様の所へ…」
そう話すみづきはどことなく寂しそうではあるが、優しい表情をしている。
「みづき…あなたはそれで満足なの?」
みづきが振り向くと、そこには黒髪のロングヘアーに、いかにも旧家のお嬢様の姿をした少女と、幽霊に怯えるミルフィーユを支えるプディングとソルベの姿…
「甘夏…様…?ど、どうして…炎に飲まれたはずでは…?」
「炎に飲まれたのは、彼女じゃなくてみづき達みたいだよ?」
50年前からずっと会いたがっていた主は、当時の肉体を保ったまま、みづきに微笑んでいる。
「みんなを助けたかったんだけど…先生が私を地下へ閉じ込めてしまって…」
「先ほどのカオスイーツを浄化したと同時に、防空壕を改造して作った隠し部屋が見つかったんです。」
「そんで、その隠し部屋に彼女がいたってワケ♪遺体が見つからなかったのは、当時の警察が隠し部屋を見つけられなかったって事。」
西幡豆家の地下の隠し部屋…そこには、壁に磔にされた状態の甘夏がいた。ミルフィーユ達がクグロフが出したカオスイーツを浄化したと同時に、彼女を人柱状態にしていた壁が崩壊し、彼女は50年ぶりに意識を取り戻したのだった。恐らく、この屋敷が50年間も当時の状態を保っていたのは、彼女が人柱にされていたからだとみてよいだろう。
「みづき…お友達ができたのでしょう?せっかくできたお友達…悲しませてはいけません。肉体がないのなら、私の肉体をあなたに捧げます!体格も殆ど似てるんですもの。問題ないでしょう?」
その言葉に、みづきは「ふぅ」とため息をつく。
「まったく…甘夏様も…玉菜もお人よしなんですから…でも、そんな憎めない表情で…人を寄せ集める才能を発揮するあなただからこそ、私はあなたにお仕えできた事を誇りに思います。」
みづきはそう言うと、そのまま甘夏の所へ移動し、甘夏の身体へ入り込む。
みづきの幽霊が甘夏の身体へ全て入ったと同時に、みづきの姿は消えてしまった。
「それで…あなたはこれからどうするの?「甘夏さん」…」
「「西幡豆甘夏」や、「寺泊みづき」も…50年前の今日、「屋敷の大火事で死亡した」という扱いになっています…ですので、「甘夏」でいる必要はないんです。」
クリームパフの質問に答えながら、みづきの幽霊を取り込んだ甘夏は夕焼けの空を見上げる。
「ですので、これからは「汀良瑞希」として、生きていくことにします。なので…早速、私と友達になっていただけますか?」
旧家の令嬢のあまりにも唐突なお願いに、ミルフィーユ達の目が点になるが、クリームパフから変身を解いた玉菜は、まんざらでもなさそうな笑顔でそれを承諾したのだった。
「そんじゃ、改めてよろしくね―」
そう叫んだクリームパフは、クリームグレネードを拾い上げようと飛び掛かる。
「そうはさせ…ぐはっ…」
クリームパフを妨害しようとするクグロフに、カオスイーツ化したティラミスの身体からクナイが飛び出し、クグロフは顔面から転倒した。
「ご説明いたします。私が完全敗北を差し上げるのは、マジパティではありません…あなたですよ?クグロフ…いいえ…ラムリア・フォン・クーゲルホップフ…」
突然、カオスイーツからティラミスの声がした。従来のカオスイーツは言葉を発する事は一度もない。それは、ティラミス自身がカオスイーツ化から戻ろうとしている…クリームパフはそう悟った。
「貴様…な、なぜその名を…」
「ガシッ…」
カオスイーツの腹部から少女の手が伸びて、突然媒体の名前を呼ばれて怯えるクグロフの腕を掴む…
「私1人で消えるワケにはいきません…甘夏様を絶望に陥れ、この西幡豆家の屋敷に火をつけたあなたを消さずに、消えるなんて…西幡豆家にお仕えする者としての恥です…」
カオスイーツの腹部から出てくる鬼メイドの姿…彼女はクグロフを羽交い絞めにし、クグロフの身体ごと白銀のマジパティの方へと向ける。
「お願いします…このクグロフごと私を撃ってください…クリームパフ…いいえ、玉菜…」
香水臭いエルフ耳の女を羽交い絞めにしながら、クリームパフを「玉菜」と呼んだティラミスは、大粒の涙を流しながらも運命を受け入れた表情をしている。
「本当は…あなたと友達…いいえ、それ以上の関係になりたかった…一緒に勉強したり…美味しいものを食べたり…買い物も…でも、私はこの女に復讐をするため、カオスの力を借りて生きてきた幽霊…本来のあるべき姿に戻らねばなりません…」
「で…でも…」
マジパティとして覚醒してからこれまで、何のためらいもなくカオスイーツを浄化し続けてきたクリームパフが、初めて動揺した瞬間だった。そんな彼女に対して、ティラミスは…
「あなたしか頼める相手がいないんです!!!お願いします!!!!!私を…このアバズレからの呪縛から…解放してくださいっ!!!!!」
その言葉に呼応するかのように、クリームパフの右肩にフォンダンが乗る。
「クリームパフ…わたしからもお願いしましゅ…この鬼しゃん、わたしをたしゅけてくれました。鬼しゃんに恩返しさしぇてくだしゃい…」
「わかったわ…そのドリル頭、絶対に離すんじゃないわよっ!!!!!」
そう言いながら、クリームパフはクリームグレネードを拾い上げる。
「精霊の力と…」
「勇者の光を一つにあわせて…」
「バレットリロード!!!」
フォンダンの身体が白く光るなり、フォンダンはクリームパフの持つクリームグレネードのレンコン状のシリンダーに光の銃弾を装填する。そして、クリームパフは左手でシリンダーをくるくると回転させ、狙いを定める。
「クリームバレットシャワー!!!」
彼女の掛け声と当時に、クリームパフの人差し指は拳銃のトリガーを引く。
「インパクト!!!!!」
銃声音と共に、クリームパフが放った無数の銃弾は、クグロフに全弾命中し、カオスイーツ化したティラミスに貫通する。フォンダンは悲しげな表情で銃口に息を吹きかけるクリームパフの右肩に乗る。
「さよなら…オグルさん…」
クリームパフが大粒の涙をこぼしながらそう言うと、カオスイーツ化したティラミスはクグロフと共に光の粒子となり、本来のあるべき姿である、寺泊みづきの幽霊へと戻っていく…
「あ…あぁ…」
クグロフの髪は金髪から徐々に白くなり、全身からは皺が1本1本増えるごとに深くなる…ブラックビターの幹部であるエルフの女の本来のあるべき姿…それは、人間の老婆だった。己の私利私欲で屋敷に火をつけた女・ラムリア・フォン・クーゲルホップフは、まるで呪いの代償を受けるかの如く、50年分の老いを全身に刻み込まれたのだった。
カオスの力でエルフの姿を保っていたのだろう…そのカオスの力が消え去った今、彼女はもうブラックビターの幹部・クグロフではない。老婆は廃墟である屋敷に遺る鏡で自分の姿を見るなり、一瞬にして気絶してしまった。
「感謝します…玉菜…」
クリームパフの目の前に、紫の着物に割烹着姿の黒髪の少女の幽霊が現れた。彼女こそまさしく、ティラミスの媒体である寺泊みづきの幽霊だ。
「汀良さん…」
「私の目的はもう果たしました…今は、戻るだけです…西幡豆家にお仕えした者達と共に、甘夏様の所へ…」
そう話すみづきはどことなく寂しそうではあるが、優しい表情をしている。
「みづき…あなたはそれで満足なの?」
みづきが振り向くと、そこには黒髪のロングヘアーに、いかにも旧家のお嬢様の姿をした少女と、幽霊に怯えるミルフィーユを支えるプディングとソルベの姿…
「甘夏…様…?ど、どうして…炎に飲まれたはずでは…?」
「炎に飲まれたのは、彼女じゃなくてみづき達みたいだよ?」
50年前からずっと会いたがっていた主は、当時の肉体を保ったまま、みづきに微笑んでいる。
「みんなを助けたかったんだけど…先生が私を地下へ閉じ込めてしまって…」
「先ほどのカオスイーツを浄化したと同時に、防空壕を改造して作った隠し部屋が見つかったんです。」
「そんで、その隠し部屋に彼女がいたってワケ♪遺体が見つからなかったのは、当時の警察が隠し部屋を見つけられなかったって事。」
西幡豆家の地下の隠し部屋…そこには、壁に磔にされた状態の甘夏がいた。ミルフィーユ達がクグロフが出したカオスイーツを浄化したと同時に、彼女を人柱状態にしていた壁が崩壊し、彼女は50年ぶりに意識を取り戻したのだった。恐らく、この屋敷が50年間も当時の状態を保っていたのは、彼女が人柱にされていたからだとみてよいだろう。
「みづき…お友達ができたのでしょう?せっかくできたお友達…悲しませてはいけません。肉体がないのなら、私の肉体をあなたに捧げます!体格も殆ど似てるんですもの。問題ないでしょう?」
その言葉に、みづきは「ふぅ」とため息をつく。
「まったく…甘夏様も…玉菜もお人よしなんですから…でも、そんな憎めない表情で…人を寄せ集める才能を発揮するあなただからこそ、私はあなたにお仕えできた事を誇りに思います。」
みづきはそう言うと、そのまま甘夏の所へ移動し、甘夏の身体へ入り込む。
みづきの幽霊が甘夏の身体へ全て入ったと同時に、みづきの姿は消えてしまった。
「それで…あなたはこれからどうするの?「甘夏さん」…」
「「西幡豆甘夏」や、「寺泊みづき」も…50年前の今日、「屋敷の大火事で死亡した」という扱いになっています…ですので、「甘夏」でいる必要はないんです。」
クリームパフの質問に答えながら、みづきの幽霊を取り込んだ甘夏は夕焼けの空を見上げる。
「ですので、これからは「汀良瑞希」として、生きていくことにします。なので…早速、私と友達になっていただけますか?」
旧家の令嬢のあまりにも唐突なお願いに、ミルフィーユ達の目が点になるが、クリームパフから変身を解いた玉菜は、まんざらでもなさそうな笑顔でそれを承諾したのだった。
「そんじゃ、改めてよろしくね―」
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