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勇者クラフティ編
第17話「勇者VSトーニ!マジパティと勇者の奇跡」①
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アントーニオが勇者を乗せたライオンに向けて放った銃弾は、ライオンの後脚に3発、そして勇者の背中に命中し、ライオンが彼女を乗せたままその場に崩れ落ちそうになる。
「ドサッ…」
そこへ1人の幼女がライオンを受け止め、1人の青年がシュトーレンを受け止めた。アンニンとガレットだ。
「どやっ!」
「よかった…まだ息がある…」
娘の安否を確認したガレットは咄嗟に、持っていたアーミーナイフを、駆けつけてくるアントーニオの足元目掛けて投げつける。ガレットの目測通り、ナイフはアントーニオの足元に直撃した。
「ドスッ!!!」
「娘になんてことをしくれたんだっ!!!!!」
いつもはひょうきんなガレットが、初めて娘の前で声を荒げた。
「大勇者様、治療タイム…」
大勇者は娘を幼い姿の僧侶に預けると、背中に持っていた娘の大剣の鞘を抜き、黄金のオーラを纏いつつ、娘とライオンを撃った相手に飛び掛かる。その間に、幼い姿の僧侶様は勇者とライオンの治療の準備を始める。
「父親である俺の許可なく、娘を軽々しく「セーラ」と呼んだり、娘の部屋に盗聴器を仕掛けて付きまとったり…お前の娘に対する無礼の数々はこれまで何度も片目をつぶってきた…その結果、お前は娘を誘拐し、娘は今…生死を彷徨う状況…お前は今まで俺の娘ではなく、娘と一緒にいるお前自身しか見ていなかったってことだっ!!!!!」
「違う…僕は…ひぃっ…」
「どうだぁ…お前が我が物にしようとした女の大剣…美しいだろ?輝かしいだろ?自慢の娘の大剣を持って、お前に向ける親の気持ち…考えたこともなかっただろ?娘が望むなら、俺は今…この大剣でお前を斬りつけてもいいんだぞ?」
シュトーレンの大剣を構えるガレットの姿は、まさしく「今、まさに娘の敵を討たんばかり」の父親の姿ともとれる。
「そ、それじゃあ…キョーコが僕と彼女の事を反対したのも…」
「「杏子ちゃん」は昔から娘の幸せを望んでいた!それは俺も同じっ!!!なのに、お前は娘の幸せをブチ壊しにした…どんなに金持ちでも…どんなにエリートでも…お前に娘を任せる資格はねぇっ!!!!!」
「元々お前は俺の娘にとって、恋愛対象じゃなかったんだよ!!!!!」
ガレットの言葉に、アントーニオは自分がシュトーレンにとっては、「ただの友達」どころか、「ストーカー」としてしか見られていなかったことに対して、表情が青ざめ、ガレットから少しずつ下がるが…
「ドンッ…」
絶望するアントーニオの背後には、見知らぬ鎧の男・ベイクが立っている。
「嫁入り前の娘に対する情熱…ヘドが出るほどウザったい…だが、貴様の前で失恋男の本性を見せびらかすいい機会だ。カルマン・ガレット・ブラーヴ・シュバリエ!!!これが、お前の娘が振った男の成れの果てだっ!!!!!」
ベイクの叫び声と共に、彼の手から黒い光が放たれ、恋に破れたイタリア人の捜査官は黒い光を浴びる。
「うわああああああああああああああああっ!!!!!」
黒い光を浴びたアントーニオは、みるみるうちに巨大なスポンジケーキ状のカオスイーツへと姿を変える…
「さぁ、パンドーロカオスイーツ!!!そこの忌々しい大勇者と僧侶を、マジパティ共々跡形もなく踏みつぶすがいいっ!!!!!」
ベイクの言葉に呼応するかのように、カオスイーツとなったアントーニオは、ガレットとアンニンに飛び掛かる。
「いっくん…目を開けてっ!!!!!」
「一悟…オイ、一悟っ!!!」
瓦礫をどかし、一悟を引きずり出すものの、一悟は目を覚まさない。そこへキョーコせかんどが合流し、一悟の様子を診る。
「一悟は一時的な意識不明の状態になっているだけで、生きてます。」
「仁賀保さん、またまた御冗談を…」
「冗談ではありませんよ?瓦礫に埋もれるまで、ミルフィーユの姿だったからこそ、彼は助かったんです。千葉一悟のままだったら、助からなかったかと…」
キョーコせかんどの説明を聞いたみるく達は、驚きを隠せないが、雪斗は少し息を呑みつつ、キョーコせかんどの言葉を理解しようとする。
「そ、それじゃあ…いちごんは、気を失っているだけって事…でいいのか?」
雪斗がそう言うと、みるくは一悟の心臓に手を当てる。そこには、かすかに一悟の心臓が脈打つ鼓動がする。
「ホントだ…生きてる…」
「よかったね…幼な妻ちゃん?」
玉菜の言葉に、みるくは顔全体を真っ赤に染め上げ、今でも湯気がでそうな勢いで頭の中がフットーする。
「あとは…彼次第です…」
一悟は気が付くと、真っ白な空間にいた。
「そういや、俺…父ちゃんを落ちてくる天井から助けようとして…えっ…?俺…死んじゃったァ!?」
そう思った瞬間、一悟の表情が一気に青ざめる。一悟は大慌てで周辺を見回すが、そこには大きな川とこの世では見られないようなお花畑は見つからない。
「お、お…俺…やりてぇこと、いっぱいあんのに?今年も…空手で全国…行くって…そんで、みるくに…」
「いいえ、あなたは死んだのではありませんよ?」
どこかで聞いた事のある声がして、辺りを見回すと、そこにはあんず色のロングヘアーに、青い瞳に、勇者シュトーレンとよく似た雰囲気の女性・セレーネ・ノエル・シュヴァリエが立っている。
「こうやってお話しするのは初めてですね?ミルフィーユ…いいえ、千葉一悟さん?」
「あ、あ…あなたは…ゆ…勇者様…の…」
「いつもセーラがお世話になってます。」
セレーネが微笑みながらそう言うと、一悟はさらに慌てふためく。
「い、い、いいえっ…寧ろ、お世話になってるの…俺…ですしっ!!!」
あわあわと挙動不審になる男子中学生の姿に、セレーネは思わずクスっと笑う。そして、突然キリっとした目つきになる。その面影は、まさに娘である勇者・シュトーレンと瓜二つだ。
「突然ですが、あなたに…頼みがあります。マジパティとして、セーラを…勇者シュトーレンを、あのストーカーから守ってほしいのです。」
その頼みに対して、一悟の心には既に答えが出ている。
「どうやら、答えは既に決まってたみたいですね?」
それは言うまでもなく、勇者・シュトーレンにとって、誰が一番必要である存在なのか…それが判っているからだ。一悟は黙って頷く。
「頼みましたよ…娘の力を持つマジパティ達…」
「ドサッ…」
そこへ1人の幼女がライオンを受け止め、1人の青年がシュトーレンを受け止めた。アンニンとガレットだ。
「どやっ!」
「よかった…まだ息がある…」
娘の安否を確認したガレットは咄嗟に、持っていたアーミーナイフを、駆けつけてくるアントーニオの足元目掛けて投げつける。ガレットの目測通り、ナイフはアントーニオの足元に直撃した。
「ドスッ!!!」
「娘になんてことをしくれたんだっ!!!!!」
いつもはひょうきんなガレットが、初めて娘の前で声を荒げた。
「大勇者様、治療タイム…」
大勇者は娘を幼い姿の僧侶に預けると、背中に持っていた娘の大剣の鞘を抜き、黄金のオーラを纏いつつ、娘とライオンを撃った相手に飛び掛かる。その間に、幼い姿の僧侶様は勇者とライオンの治療の準備を始める。
「父親である俺の許可なく、娘を軽々しく「セーラ」と呼んだり、娘の部屋に盗聴器を仕掛けて付きまとったり…お前の娘に対する無礼の数々はこれまで何度も片目をつぶってきた…その結果、お前は娘を誘拐し、娘は今…生死を彷徨う状況…お前は今まで俺の娘ではなく、娘と一緒にいるお前自身しか見ていなかったってことだっ!!!!!」
「違う…僕は…ひぃっ…」
「どうだぁ…お前が我が物にしようとした女の大剣…美しいだろ?輝かしいだろ?自慢の娘の大剣を持って、お前に向ける親の気持ち…考えたこともなかっただろ?娘が望むなら、俺は今…この大剣でお前を斬りつけてもいいんだぞ?」
シュトーレンの大剣を構えるガレットの姿は、まさしく「今、まさに娘の敵を討たんばかり」の父親の姿ともとれる。
「そ、それじゃあ…キョーコが僕と彼女の事を反対したのも…」
「「杏子ちゃん」は昔から娘の幸せを望んでいた!それは俺も同じっ!!!なのに、お前は娘の幸せをブチ壊しにした…どんなに金持ちでも…どんなにエリートでも…お前に娘を任せる資格はねぇっ!!!!!」
「元々お前は俺の娘にとって、恋愛対象じゃなかったんだよ!!!!!」
ガレットの言葉に、アントーニオは自分がシュトーレンにとっては、「ただの友達」どころか、「ストーカー」としてしか見られていなかったことに対して、表情が青ざめ、ガレットから少しずつ下がるが…
「ドンッ…」
絶望するアントーニオの背後には、見知らぬ鎧の男・ベイクが立っている。
「嫁入り前の娘に対する情熱…ヘドが出るほどウザったい…だが、貴様の前で失恋男の本性を見せびらかすいい機会だ。カルマン・ガレット・ブラーヴ・シュバリエ!!!これが、お前の娘が振った男の成れの果てだっ!!!!!」
ベイクの叫び声と共に、彼の手から黒い光が放たれ、恋に破れたイタリア人の捜査官は黒い光を浴びる。
「うわああああああああああああああああっ!!!!!」
黒い光を浴びたアントーニオは、みるみるうちに巨大なスポンジケーキ状のカオスイーツへと姿を変える…
「さぁ、パンドーロカオスイーツ!!!そこの忌々しい大勇者と僧侶を、マジパティ共々跡形もなく踏みつぶすがいいっ!!!!!」
ベイクの言葉に呼応するかのように、カオスイーツとなったアントーニオは、ガレットとアンニンに飛び掛かる。
「いっくん…目を開けてっ!!!!!」
「一悟…オイ、一悟っ!!!」
瓦礫をどかし、一悟を引きずり出すものの、一悟は目を覚まさない。そこへキョーコせかんどが合流し、一悟の様子を診る。
「一悟は一時的な意識不明の状態になっているだけで、生きてます。」
「仁賀保さん、またまた御冗談を…」
「冗談ではありませんよ?瓦礫に埋もれるまで、ミルフィーユの姿だったからこそ、彼は助かったんです。千葉一悟のままだったら、助からなかったかと…」
キョーコせかんどの説明を聞いたみるく達は、驚きを隠せないが、雪斗は少し息を呑みつつ、キョーコせかんどの言葉を理解しようとする。
「そ、それじゃあ…いちごんは、気を失っているだけって事…でいいのか?」
雪斗がそう言うと、みるくは一悟の心臓に手を当てる。そこには、かすかに一悟の心臓が脈打つ鼓動がする。
「ホントだ…生きてる…」
「よかったね…幼な妻ちゃん?」
玉菜の言葉に、みるくは顔全体を真っ赤に染め上げ、今でも湯気がでそうな勢いで頭の中がフットーする。
「あとは…彼次第です…」
一悟は気が付くと、真っ白な空間にいた。
「そういや、俺…父ちゃんを落ちてくる天井から助けようとして…えっ…?俺…死んじゃったァ!?」
そう思った瞬間、一悟の表情が一気に青ざめる。一悟は大慌てで周辺を見回すが、そこには大きな川とこの世では見られないようなお花畑は見つからない。
「お、お…俺…やりてぇこと、いっぱいあんのに?今年も…空手で全国…行くって…そんで、みるくに…」
「いいえ、あなたは死んだのではありませんよ?」
どこかで聞いた事のある声がして、辺りを見回すと、そこにはあんず色のロングヘアーに、青い瞳に、勇者シュトーレンとよく似た雰囲気の女性・セレーネ・ノエル・シュヴァリエが立っている。
「こうやってお話しするのは初めてですね?ミルフィーユ…いいえ、千葉一悟さん?」
「あ、あ…あなたは…ゆ…勇者様…の…」
「いつもセーラがお世話になってます。」
セレーネが微笑みながらそう言うと、一悟はさらに慌てふためく。
「い、い、いいえっ…寧ろ、お世話になってるの…俺…ですしっ!!!」
あわあわと挙動不審になる男子中学生の姿に、セレーネは思わずクスっと笑う。そして、突然キリっとした目つきになる。その面影は、まさに娘である勇者・シュトーレンと瓜二つだ。
「突然ですが、あなたに…頼みがあります。マジパティとして、セーラを…勇者シュトーレンを、あのストーカーから守ってほしいのです。」
その頼みに対して、一悟の心には既に答えが出ている。
「どうやら、答えは既に決まってたみたいですね?」
それは言うまでもなく、勇者・シュトーレンにとって、誰が一番必要である存在なのか…それが判っているからだ。一悟は黙って頷く。
「頼みましたよ…娘の力を持つマジパティ達…」
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