55 / 248
勇者クラフティ編
第16話「ターゲットは勇者!?怪盗メサイア、参上!!!」④
しおりを挟む
一方、シュトーレンはキョーコせかんどが作ってる脱出ルートに向かう途中でアントーニオに見つかってしまい、トルテが彼の撃った銃弾に倒れてしまった。
「トルテっ!!!!!」
「ぐっ…もうあの外道は…何を言っても通じないっス…」
右手に銃を構えながら、アントーニオは狂気に満ちた表情で勇者の元へ一歩一歩進む…
「おいで…セーラ…そんなものよりも…僕なら君を幸せにできるさ…」
「…や…」
にじり寄るアントーニオを拒絶するかのように、勇者の身体が震えだす…そして…
「いやあああああああーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!」
勇者がそう叫び声をあげたと同時に、勇者の全身が黄金のオーラに包まれる。
勇者の叫び声が響くと同時に、勇者シュトーレンの力を持つ4人のマジパティ達の全身が瞬く間に黄金のオーラに包まれ、ホタテの貝殻は瞬く間に砕け散る。
「あ、あれは…オーバーブレイブ!!!!!」
大勇者がそう叫んだ刹那、彼を踏みつぶさんとばかりに、2体のカオスイーツが彼の大剣にのしかかる。
「ぐっ…セーラが暴走しているって時に…こうなったら…でいやっ!!!!!」
そう言いながら、ガレットは突然黄金のオーラを解き放ち、2体のカオスイーツを10mほど突き飛ばす。
「今だ、マジパティ!!!俺はあの2人の様子を見てくる!!!!!」
そう言いながら、1人の男勇者は黄金のオーラをまといつつ、会場を飛び出した。
「「「3つの心を1つに合わせて…」」」
黄金のオーラを纏いつつ、一悟達がそう叫んだ瞬間、3人の武器は光の粒子となり、それぞれのカラーに合わせた細身の剣・パティブレードに変わるが、今回は刀身が大きい。
「勇者の力を1つの剣に!!!ミルフィーユブレード!!!」
「勇者の愛を1つの剣に!!!プディングブレード!!!」
「勇者の知性を1つの剣に!!!ソルベブレード!!!」
3人はそれぞれのパティブレードを構え、黄金のオーラをまといつつ、カオスイーツに飛び掛かる。
「「「マジパティ・トリニティ・ピュニシオン!!!!!」」」
一方、フォンダンが黄金のオーラを纏うクリームパフの右肩に乗ると、クリームパフはウインクをする。
「精霊の力と…」
「勇者の光を一つにあわせて…」
「バレットリロード!!!」
フォンダンの身体が白く光るなり、フォンダンはクリームパフの持つクリームグレネードのレンコン状のシリンダーに光の銃弾を装填する。
1体のカオスイーツはミルフィーユにミルフィーユブレードで縦に斬られ、続いてプディングにプディングブレードで横に斬られる。そして、最後にソルベによってソルベブレードで斬られた。
「「「アデュー♪」」」
3人が同時にウインクすると、カオスイーツは光の粒子となり、羽多野刑事の姿に戻っていく。そして、クリームパフは左手でシリンダーをくるくると回転させ、狙いを定める。
「クリームバレットシャワー!!!」
彼女の掛け声と当時に、クリームパフの人差し指は拳銃のトリガーを引く。
「インパクト!!!!!」
クリームパフの放った無数の銃弾は、もう1体のカオスイーツに全弾命中し、光の粒子と化しながら増田刑事の姿へと戻っていく。
「羽多野!増田っ!!!」
一悟の父はカオスイーツ化されていた2人の部下の所へ駆け寄ろうとするが…
「ガタッ…ミシッ…」
会場内に響く建物の亀裂の音…
「まずい!!!お嬢の不完全なオーバーブレイブが、建物の耐震強度を上回ったんだ!!!!!みんな、脱出しろ!!!」
ネロの言葉に、ベイク以外の会場の中にいる者達は一斉に我に返り、外へ走り抜ける。
「羽多野も増田も早くっ!!!!」
一悟の父が部下に指示を出した刹那、彼の頭上目掛けて天井が崩れ…
「父ちゃん、あぶないっ!!!!!」
一方、黄金のオーラを纏う女勇者は、ライオンの傷を癒し、アントーニオを弾き飛ばす。
「何かの冗談…だろ?だって…君は僕のモノ…そんな化け物のために…」
「アタシの大切な人を化け物呼ばわりするなーーーーーーーーっ!!!!!」
その叫び声に、再びアントーニオは弾き飛ばされる。そんな勇者シュトーレンの姿に、トルテは起き上がりながら半獣人化しつつ、勇者の涙を拭う。
「セーラ…泣かないで笑ってくださいッス…愛の逃避行は…まだ終わってないっスよ?」
その言葉に、女勇者の黄金のオーラはフッと音を立てて消える。そして、再びライオンになったトルテの背中に乗り、アントーニオに背を向ける。
「セーラは…僕の…モノだ…これ以上…煩わせないでくれ…」
狂気に満ちたアントーニオの声と共に、彼の拳銃から4発の銃弾が放たれる。
「ドォォォォォォォォォォォォォォン!!!!!!!!!!」
響く銃声と共に、アントーニオの屋敷の正面から左半分が崩壊する。
「みんな…大丈夫?」
魔界のミルフィーユが辺りを見回すと、勇者シュトーレンの力を持つ4人のマジパティは…
「う、うそっ!?」
「変身が解けてる!!!」
「ユキの姿じゃなくなってる!!!」
全員、強制的に変身が解除され、それぞれが米沢みるく、氷見雪斗、白石玉菜の姿に戻っていた。羽多野刑事と増田刑事は魔界のプディングとソルベによって事なきを得たが…
「みるくちゃんっ!!!」
一悟の父は隣の家の少女の姿を確認するなり、咄嗟に起き上がる。
「…と、いう事は…さっきの…」
1人の童顔刑事は、咄嗟にパーティー会場だった場所へと走る。
崩壊した屋敷のパーティー会場…その瓦礫の下にいたのは…
「いやああああああああああああああああっ!!!!!」
ミルフィーユではなく、彼が毎日顔を合わせている息子・千葉一悟の姿だった…
「トルテっ!!!!!」
「ぐっ…もうあの外道は…何を言っても通じないっス…」
右手に銃を構えながら、アントーニオは狂気に満ちた表情で勇者の元へ一歩一歩進む…
「おいで…セーラ…そんなものよりも…僕なら君を幸せにできるさ…」
「…や…」
にじり寄るアントーニオを拒絶するかのように、勇者の身体が震えだす…そして…
「いやあああああああーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!」
勇者がそう叫び声をあげたと同時に、勇者の全身が黄金のオーラに包まれる。
勇者の叫び声が響くと同時に、勇者シュトーレンの力を持つ4人のマジパティ達の全身が瞬く間に黄金のオーラに包まれ、ホタテの貝殻は瞬く間に砕け散る。
「あ、あれは…オーバーブレイブ!!!!!」
大勇者がそう叫んだ刹那、彼を踏みつぶさんとばかりに、2体のカオスイーツが彼の大剣にのしかかる。
「ぐっ…セーラが暴走しているって時に…こうなったら…でいやっ!!!!!」
そう言いながら、ガレットは突然黄金のオーラを解き放ち、2体のカオスイーツを10mほど突き飛ばす。
「今だ、マジパティ!!!俺はあの2人の様子を見てくる!!!!!」
そう言いながら、1人の男勇者は黄金のオーラをまといつつ、会場を飛び出した。
「「「3つの心を1つに合わせて…」」」
黄金のオーラを纏いつつ、一悟達がそう叫んだ瞬間、3人の武器は光の粒子となり、それぞれのカラーに合わせた細身の剣・パティブレードに変わるが、今回は刀身が大きい。
「勇者の力を1つの剣に!!!ミルフィーユブレード!!!」
「勇者の愛を1つの剣に!!!プディングブレード!!!」
「勇者の知性を1つの剣に!!!ソルベブレード!!!」
3人はそれぞれのパティブレードを構え、黄金のオーラをまといつつ、カオスイーツに飛び掛かる。
「「「マジパティ・トリニティ・ピュニシオン!!!!!」」」
一方、フォンダンが黄金のオーラを纏うクリームパフの右肩に乗ると、クリームパフはウインクをする。
「精霊の力と…」
「勇者の光を一つにあわせて…」
「バレットリロード!!!」
フォンダンの身体が白く光るなり、フォンダンはクリームパフの持つクリームグレネードのレンコン状のシリンダーに光の銃弾を装填する。
1体のカオスイーツはミルフィーユにミルフィーユブレードで縦に斬られ、続いてプディングにプディングブレードで横に斬られる。そして、最後にソルベによってソルベブレードで斬られた。
「「「アデュー♪」」」
3人が同時にウインクすると、カオスイーツは光の粒子となり、羽多野刑事の姿に戻っていく。そして、クリームパフは左手でシリンダーをくるくると回転させ、狙いを定める。
「クリームバレットシャワー!!!」
彼女の掛け声と当時に、クリームパフの人差し指は拳銃のトリガーを引く。
「インパクト!!!!!」
クリームパフの放った無数の銃弾は、もう1体のカオスイーツに全弾命中し、光の粒子と化しながら増田刑事の姿へと戻っていく。
「羽多野!増田っ!!!」
一悟の父はカオスイーツ化されていた2人の部下の所へ駆け寄ろうとするが…
「ガタッ…ミシッ…」
会場内に響く建物の亀裂の音…
「まずい!!!お嬢の不完全なオーバーブレイブが、建物の耐震強度を上回ったんだ!!!!!みんな、脱出しろ!!!」
ネロの言葉に、ベイク以外の会場の中にいる者達は一斉に我に返り、外へ走り抜ける。
「羽多野も増田も早くっ!!!!」
一悟の父が部下に指示を出した刹那、彼の頭上目掛けて天井が崩れ…
「父ちゃん、あぶないっ!!!!!」
一方、黄金のオーラを纏う女勇者は、ライオンの傷を癒し、アントーニオを弾き飛ばす。
「何かの冗談…だろ?だって…君は僕のモノ…そんな化け物のために…」
「アタシの大切な人を化け物呼ばわりするなーーーーーーーーっ!!!!!」
その叫び声に、再びアントーニオは弾き飛ばされる。そんな勇者シュトーレンの姿に、トルテは起き上がりながら半獣人化しつつ、勇者の涙を拭う。
「セーラ…泣かないで笑ってくださいッス…愛の逃避行は…まだ終わってないっスよ?」
その言葉に、女勇者の黄金のオーラはフッと音を立てて消える。そして、再びライオンになったトルテの背中に乗り、アントーニオに背を向ける。
「セーラは…僕の…モノだ…これ以上…煩わせないでくれ…」
狂気に満ちたアントーニオの声と共に、彼の拳銃から4発の銃弾が放たれる。
「ドォォォォォォォォォォォォォォン!!!!!!!!!!」
響く銃声と共に、アントーニオの屋敷の正面から左半分が崩壊する。
「みんな…大丈夫?」
魔界のミルフィーユが辺りを見回すと、勇者シュトーレンの力を持つ4人のマジパティは…
「う、うそっ!?」
「変身が解けてる!!!」
「ユキの姿じゃなくなってる!!!」
全員、強制的に変身が解除され、それぞれが米沢みるく、氷見雪斗、白石玉菜の姿に戻っていた。羽多野刑事と増田刑事は魔界のプディングとソルベによって事なきを得たが…
「みるくちゃんっ!!!」
一悟の父は隣の家の少女の姿を確認するなり、咄嗟に起き上がる。
「…と、いう事は…さっきの…」
1人の童顔刑事は、咄嗟にパーティー会場だった場所へと走る。
崩壊した屋敷のパーティー会場…その瓦礫の下にいたのは…
「いやああああああああああああああああっ!!!!!」
ミルフィーユではなく、彼が毎日顔を合わせている息子・千葉一悟の姿だった…
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
獣人の里の仕置き小屋
真木
恋愛
ある狼獣人の里には、仕置き小屋というところがある。
獣人は愛情深く、その執着ゆえに伴侶が逃げ出すとき、獣人の夫が伴侶に仕置きをするところだ。
今夜もまた一人、里から出ようとして仕置き小屋に連れられてきた少女がいた。
仕置き小屋にあるものを見て、彼女は……。
保健室の秘密...
とんすけ
大衆娯楽
僕のクラスには、保健室に登校している「吉田さん」という女の子がいた。
吉田さんは目が大きくてとても可愛らしく、いつも艶々な髪をなびかせていた。
吉田さんはクラスにあまりなじめておらず、朝のHRが終わると帰りの時間まで保健室で過ごしていた。
僕は吉田さんと話したことはなかったけれど、大人っぽさと綺麗な容姿を持つ吉田さんに密かに惹かれていた。
そんな吉田さんには、ある噂があった。
「授業中に保健室に行けば、性処理をしてくれる子がいる」
それが吉田さんだと、男子の間で噂になっていた。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
婚約破棄騒動に巻き込まれたモブですが……
こうじ
ファンタジー
『あ、終わった……』王太子の取り巻きの1人であるシューラは人生が詰んだのを感じた。王太子と公爵令嬢の婚約破棄騒動に巻き込まれた結果、全てを失う事になってしまったシューラ、これは元貴族令息のやり直しの物語である。
今日の授業は保健体育
にのみや朱乃
恋愛
(性的描写あり)
僕は家庭教師として、高校三年生のユキの家に行った。
その日はちょうどユキ以外には誰もいなかった。
ユキは勉強したくない、科目を変えようと言う。ユキが提案した科目とは。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる