乙ゲーの世界

可愛おとめ

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吸血鬼

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赤木とはとりあえず落ち着いたし攻略キャラもそろそろ探さないと。
赤木に黙っていくと怒られるのでとりあえず全部話して納得してもらい、一緒に探すことになった。

赤木「っつても誰だか分からないんだよな?攻略キャラ?」
お「うーん。」
というか今って赤木の好感度どれくらいだろうと見てみるとマックス少し手前だった。
お「は?マックスじゃないの?」 
両思いなのに?何すればいいの?そういえばヒント言われてたなと思い出す。確かデートに誘うとか?
お「うーん」
赤木「さっきからどうした?」
お「なんでもない」
簪はどうなんだろうと見るとマックスだった。
しかもヤンデレ中…双子も攻略キャラみたいで両方半分くらいで、ノエルも攻略キャラで3だった。あとは隠しキャラだと思うけど。
何せヒントも無いし、会ったこともないからどうしようもない。
赤木「なあ、せっかくだからデートしながら探そうぜ」 
お「先越された!赤木がしたいならいいけどっ」
赤木「おう!ちょ~したい」

水族館に行ったり買い物したりして1日が過ぎていった。
流れで帰ってから、またエッチシたいと言ったら困らせてしまった。
そして普通に過ごしお風呂に入り
赤木「じゃあ、おやすみ」
チュッ
お「おやすみ…」
パタン(扉を閉める音)
お「はあ」
横になり電気を消しふと視線を感じるといつの間にか隣に誰かがいた。
急いで起き上がろうとするが、その誰かにキスをされた。
お「んぐっ!んん」
唇が離れたと思うとまたされて暫くの間キスをされて頭が回らなくなってきた。
はっと我に返り電気を点けると黒いマントの男がいた。
お「…誰?」
警戒して出来るだけすぐ逃げられるようにドアの方に行こうとすると布団から瞬間移動のようにこっちに来て赤木に助けを呼ぼうとするとまた唇で口を塞がれる。
手も猫の形の手錠みたいなので拘束され身動きとれないでいると赤木が様子を見に来た。
コンコン
赤木「おとめ寝たか?」
お「んん!」
?「しぃ~」
隙を見て思いっきり蹴飛ばし、大きな声で赤木を呼んだ。
お「赤木っ!たすけてっ!」
赤木「どうした!?」
すぐにドアを開けて赤木が入って来る。  
?「全く…とんだお姫様だな。」 
赤木の方に行こうとするとその男にぐいと引き寄せられる。
お「イヤッ…何なのあんたっ」
吸血鬼「俺様は吸血鬼。今宵お主を奪いに来た」  
お「は?」 
赤木「おとめから離れろ!」
赤木がぶんと刀を振りかざすが簡単に避け思いっきり吸血鬼が赤木を蹴り飛ばし、そのまま投げ飛ばした。
赤木「ぐっ…」
お「赤木っ!」  
吸血鬼「君の大切な人が傷ついてもいいならこのま続けるけど?」
お「っ…何をすればいいの?」 
赤木「おとめっ…駄目だ。」
吸血鬼「俺様と一緒に来てもらおうか」
すると風と共に瞬間移動した。
赤木「おとめっ!!」

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