おとめくんの日常

可愛おとめ

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お守り

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小2か、まぁそのくらいの時。
少し仲良くなった子がいた。

~回想~
公園で遊んでいたら同じくらいの子に話しかけられた。
?「ねえ、一緒に遊ぼう」
お「・・・まぁいいけど」
?「やったー」
他愛のない事を話したり鬼ごっこをしたり
いつの間にか毎日そいつと遊んでいた。
そんなある日、今日は話があると言われ
?「おれ、少しの間ここにいるだけなんだ。明日引っ越すの」
そう言われ何を返せばいいか分からず少し沈黙した後。
親か分からないけど呼ばれたらしく、せめて別れの挨拶くらい言おうとして転んだ。
ドテッ
?「大変!大丈夫?あ、絆創膏あるよ!」
お「大丈夫…そんな可愛いの嫌だし…それよりも、その…今まで楽しかった」
?「うん!おれも!はい、これあげる。じゃあね!」
お「うん」
それから結局家に帰って普通の絆創膏をしたから適当に閉まってて、なんとなく高校になってからもお守り代わりに持ち歩いていた。

思い出したけど黙っておこう
な「ふふ。あの時の子…おとめくんだったんだね!なんか感動!」
お「何がですか?興味ないことは忘れます」
な「えー」 
そんな感じで一緒に泊まったりして冬休みが過ぎた。
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