おとめくんの日常

可愛おとめ

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お昼

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女装するまでの時間、ふゆくん達を案内することになった。

お「ふゆくんは高校どうするんですか?」
ふゆくん「ここでもいいかな。」
さらっと言われて驚いた。頭は良さそうだとは思ったが、学費が…
お「まぁ、人生金じゃないですからね!」
ふゆくん「やっぱお金ですよね…センパイは特待生枠とかですか?なんて。」
お「そうですよ。基本、難しくないですし。」
ふゆくん「本当に⁉️頭良かったんですね」

だんだんふゆくんの事が分かってきた。
素なのだろうけど、少し失礼な…
お「毎回テストは学年5位以内を取らないといけないので、大変ですけど」
ぐるるるー
話に夢中でお腹がなってしまった。
お「そ、その辺で何かかいますか?」
ふゆくん「フフっそうですね。焼きそばとか安そうでいいですね。」
確かに、焼きそばだけで何個の出店があり、ソースのいい匂いが…
焼きそば定員「らっしゃい!うちのクラスの焼きそばは上手いぞ❗嬢ちゃん可愛いから安くするぜ~」
お「男なんですけど…」
ふゆくん「じゃあ、二個ください。」
焼きそば定員「はいよ!」
とりあえず休憩スペースに移動して食べることにした。しかし、100円ずつでいいのか…太っ腹
ふゆくん「あっ。飲み物買ってきます。何がいいですか?」
お「いいんですか?でも奢らせるなんて…」
ふゆくん「ついでに買うだけなのでいいですよ。適当に選んできます?」
お「じゃあ、お願いします」
たたっ。
少し休もうとすると、腕を掴まれ、あっという間に誰かに拐われてしまった
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