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ミツハナ脱退編
ヒデキの春
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「なあシュウゴ。俺が藤木とイチャイチャできるようにサポート頼む」
更衣室でヒデキが声をかけてくる。
「あ、ああ。もちろん」
別の場所で仲良くヒデキと藤木さんが遊んでいてくれると俺は俺で友巴ちゃんや帆乃花ちゃんとイチャイチャできる。よし全力サポートだ。
表で待っていると女子たちがワイワイと出てきた。水着の種類もバラバラだ。と言ってもその種類の名前がわからない。
「おいおい、須藤の黒色三角ビキニ、面積小さくないか。めっちゃエロいな。それに比べ、佐原と森崎はワンピースか。フリルがついて可愛くはあるが、んー」
ヒデキが解説する。
友巴ちゃんと帆乃花ちゃんの水着が大胆なものでなくて良かった。
ニューカマーの藤木さんは女子三人に囲まれている。
「あ、シュウゴたちいた」
藤木さんを隠したまま近づいてくる。
「ジャーン」
そう言いサッチがどくと藤木さんが恥ずかしそうにしている。
なんとサッチと同じような面積が小さいビキニで、豊満な乳房がビキニからこぼれている。しかも水着の色は肌色に近い茶色だ。
「うぉ!」
ヒデキが声を出す。
藤木さんが恥ずかしがってもじもじと身体を隠そうとしている分、堂々としているサッチよりもエロい。
「四人で水着、買いに行ったの。藤木さん、胸あるからビキニにしたらって勧めたのよね。どう、ヒデキくん?」
サッチが俺ではなくヒデキに聞く。ということはヒデキに見られること前提で買ったのだろう。
「ど、どうって……」
ヒデキが後ろを向き、モゾモゾとする。アレのポジションチェンジしてるな。
「控えめに言って最高です!」
クルッと振り返りヒデキが笑顔で答えた。
女子たちが笑う。
「じゃあ、とりあえず部屋に行きましょ。たしかこっち」
サッチが案内する。
ん? 部屋?
着いた所は貸切ルームで、泳いだり遊んだりする間に休憩ができるプライベート部屋だ。バルコニーからは園内が一望できる。テレビ、エアコンは当たり前、フリードリンクからマッサージチェア、レンタル料千円はする大型の浮き輪三つまで用意されている。
嫌な予感がした。
「すごいなここ。須藤が金払ったのか?」
ヒデキが尋ねる。
「ううん。あけみっちが用意してくれたの」
やっぱりか。そこら辺からご本人登場するんじゃないだろうな。
「あけみっちが? なんで?」
「あー、これもミツ……」
「サッチ」
慌てて止めた。
「あけみっちが懸賞で当たったけど行けないからって私たちに譲ってくれたの」
ナイスフォロー、帆乃花ちゃん。
「へー。めっちゃいい部屋じゃん。あけみっちの懸賞運すごいな」
ヒデキはあっさり信じたようだ。
部屋を物色する女子たち。改めて四人のスタイルを確認すると、やはり一番の完璧スタイルは帆乃花ちゃんだ。身長も割とあり全体的に細いが出るべき所は出ている。つまりウエストはキュッとしまり胸は大きい。お尻も丸く形が最高。
友巴ちゃんは小柄で華奢だが、ガリガリではなく適度な肉はついている。胸も最近大きくなった。
サッチはとにかく胸がタポタポ。着痩せするのか普段締めているのか、裸や水着の時の胸はさらに大きく見える。背は帆乃花ちゃんほどは高くないが、おそらく体重は同じくらいだろう。
最後に藤木さんだが、身長は友巴ちゃんくらいの小柄、細めでも太めでもない。それだけにサッチなみの胸が目立つ。
そんな女子たちを観察しながらバルコニーに出る。
夏休みも終盤だが暑く天気も良い。そのためプールは芋を洗うような混雑で、多くがファミリー層かカップル。海と違い、陽に焼けたナンパ野郎が少ないのがよい。
プールのスピーカーからポップな音楽が流れてきた。波の出るプールにて波が発生する合図だ。大きい浮き輪を三つ持ち急いで全員で向かう。
女子四人の後ろ姿。四人ともお尻の形が良く、むにゅむにゅと動くお尻の肉がこれまたエロい。
俺もポジションチェンジしないと。
プールの前に行くと、すでに波が発生している。早く入って、楽しみたいがここで問題が発生した。浮き輪を誰が使うかだ。浮き輪の中に入るかつかまるかしないと、ここは楽しめない。
ヒデキが俺の顔を見てきた。
早速ですか?
「あー、男二人で一つの浮き輪だと気持ち悪いし、ヒデキと俺が分かれて浮き輪使いたいんだけど、藤木さん、ヒデキとペアになってくれる?」
相思相愛なのだから、こんなこと言わなくても良いのだが、二人とも建前がほしいらしい。
藤木さんは、間をおいてうなずいた。おそらく躊躇したふりであろう。
さて俺は帆乃花ちゃんか友巴ちゃん、どっちにしようかな。
「私、ホノカちゃんと一つの浮き輪でいいよ」
友巴ちゃん、なんてことを。俺と二人だと恥ずかしいのか?
「じゃあ、とりあえずトモハちゃんと浮き輪使うね」
帆乃花ちゃんが俺の顔を見て言う。
行こうかと帆乃花ちゃんが言い、波に向かって行った。友巴ちゃんが浮き輪に入り帆乃花ちゃんが浮き輪に捕まるようだ。
えーっと、それじゃ俺はサッチと?
「残り物同士、仲良くしよ」
サッチが俺の腕に絡んできた。大きいマシュマロがむにゅっと当たる。
おいおい、ヒデキと藤木さんが目の前にいるんだぞ。
「私、あれがしたい」
大きな声を発しサッチが指差したのは、一つの浮き輪の中にギュッとカップルが入っている光景だった。
女が前を向き、男がその後で波に揺られながらイチャイチャしている。
「藤木さんのためよ」
今度は小さな声で言う。
藤木さんの隣のヒデキが、目で訴えている。サッチの言うとおりにしろと。
「あー、あれね。どうしようかな。俺たちだけだと恥ずかしいし、ヒデキたちがするならなー」
「藤木さん、せっかくだからやってみたら? きつかったらやめておけばいいし」
サッチは俺の首に浮き輪を被せた。仕方なく腰まで浮き輪を下げた俺を、サッチが波打ち際まで手を引っ張って行く。
足がなんとかつくくらいの深さのところでサッチが動いた。水に潜ったかと思うと浮き輪の中に両手を出し無理矢理浮き輪に入ってくる。ちょうど俺の股間にサッチの尻の割れ目という位置だ。
「これ結構きついね」
「サッチが中に入ると移動できないんですけど」
「まあいいじゃん。波に任せてのんびりいこう! ってシュウゴ、まだ早いでしょ」
「なんのこと?」
「私の胸、むにゅって揉んだでしょ」
「俺の手、浮き輪の上だけど」
俺の腕の位置からサッチの胸は触れない。
「なんだ。誰かがぶつかっただけか。もう発情したかと思った」
サッチがお尻をむにむにと俺の股間に押し付けてくる。
いかん、こんなところでふくらんできた。
「それよりもあれ」
俺たちと同じように、役割は反対だが、藤木さんが浮き輪の中、ヒデキが浮き輪につかまりこちらに向かってくる。
俺たちの隣に来たところで、ヒデキが水の中に潜った。藤木さんのいる浮き輪の中に顔を出す……と思ったらなかなか出てこない。まわりは浮き輪だらけで水の中はほとんど見えないが、ヒデキは大丈夫か?
ぷふぁー
やっと顔を出したヒデキの顔は赤かった。
こいつ、水中で藤木さんの身体をじっくり見てやがったな。
もう一度もぐり、今度は浮き輪の中、藤木さんの後ろにあらわれた。
「藤木さん、結構きついけど大丈夫?」
「おおっ、ヒデキくん優しいー。シュウゴは文句しか言わん」
そりゃ悪うござんした。
「で、お二人さん.どっちが告白したの?」
おいサッチ。ここで聞くか?
「告白ってまだ俺たち……」
ヒデキが言葉を濁す。
「まだってことは?」
サッチがたたみかける。
「藤木のことが好きだ。俺と付き合って」
大声で叫ぶヒデキ。照れたようにうつむき、コクっとする藤木さん。夏空の下、ヒデキにも春が来たようだ。
更衣室でヒデキが声をかけてくる。
「あ、ああ。もちろん」
別の場所で仲良くヒデキと藤木さんが遊んでいてくれると俺は俺で友巴ちゃんや帆乃花ちゃんとイチャイチャできる。よし全力サポートだ。
表で待っていると女子たちがワイワイと出てきた。水着の種類もバラバラだ。と言ってもその種類の名前がわからない。
「おいおい、須藤の黒色三角ビキニ、面積小さくないか。めっちゃエロいな。それに比べ、佐原と森崎はワンピースか。フリルがついて可愛くはあるが、んー」
ヒデキが解説する。
友巴ちゃんと帆乃花ちゃんの水着が大胆なものでなくて良かった。
ニューカマーの藤木さんは女子三人に囲まれている。
「あ、シュウゴたちいた」
藤木さんを隠したまま近づいてくる。
「ジャーン」
そう言いサッチがどくと藤木さんが恥ずかしそうにしている。
なんとサッチと同じような面積が小さいビキニで、豊満な乳房がビキニからこぼれている。しかも水着の色は肌色に近い茶色だ。
「うぉ!」
ヒデキが声を出す。
藤木さんが恥ずかしがってもじもじと身体を隠そうとしている分、堂々としているサッチよりもエロい。
「四人で水着、買いに行ったの。藤木さん、胸あるからビキニにしたらって勧めたのよね。どう、ヒデキくん?」
サッチが俺ではなくヒデキに聞く。ということはヒデキに見られること前提で買ったのだろう。
「ど、どうって……」
ヒデキが後ろを向き、モゾモゾとする。アレのポジションチェンジしてるな。
「控えめに言って最高です!」
クルッと振り返りヒデキが笑顔で答えた。
女子たちが笑う。
「じゃあ、とりあえず部屋に行きましょ。たしかこっち」
サッチが案内する。
ん? 部屋?
着いた所は貸切ルームで、泳いだり遊んだりする間に休憩ができるプライベート部屋だ。バルコニーからは園内が一望できる。テレビ、エアコンは当たり前、フリードリンクからマッサージチェア、レンタル料千円はする大型の浮き輪三つまで用意されている。
嫌な予感がした。
「すごいなここ。須藤が金払ったのか?」
ヒデキが尋ねる。
「ううん。あけみっちが用意してくれたの」
やっぱりか。そこら辺からご本人登場するんじゃないだろうな。
「あけみっちが? なんで?」
「あー、これもミツ……」
「サッチ」
慌てて止めた。
「あけみっちが懸賞で当たったけど行けないからって私たちに譲ってくれたの」
ナイスフォロー、帆乃花ちゃん。
「へー。めっちゃいい部屋じゃん。あけみっちの懸賞運すごいな」
ヒデキはあっさり信じたようだ。
部屋を物色する女子たち。改めて四人のスタイルを確認すると、やはり一番の完璧スタイルは帆乃花ちゃんだ。身長も割とあり全体的に細いが出るべき所は出ている。つまりウエストはキュッとしまり胸は大きい。お尻も丸く形が最高。
友巴ちゃんは小柄で華奢だが、ガリガリではなく適度な肉はついている。胸も最近大きくなった。
サッチはとにかく胸がタポタポ。着痩せするのか普段締めているのか、裸や水着の時の胸はさらに大きく見える。背は帆乃花ちゃんほどは高くないが、おそらく体重は同じくらいだろう。
最後に藤木さんだが、身長は友巴ちゃんくらいの小柄、細めでも太めでもない。それだけにサッチなみの胸が目立つ。
そんな女子たちを観察しながらバルコニーに出る。
夏休みも終盤だが暑く天気も良い。そのためプールは芋を洗うような混雑で、多くがファミリー層かカップル。海と違い、陽に焼けたナンパ野郎が少ないのがよい。
プールのスピーカーからポップな音楽が流れてきた。波の出るプールにて波が発生する合図だ。大きい浮き輪を三つ持ち急いで全員で向かう。
女子四人の後ろ姿。四人ともお尻の形が良く、むにゅむにゅと動くお尻の肉がこれまたエロい。
俺もポジションチェンジしないと。
プールの前に行くと、すでに波が発生している。早く入って、楽しみたいがここで問題が発生した。浮き輪を誰が使うかだ。浮き輪の中に入るかつかまるかしないと、ここは楽しめない。
ヒデキが俺の顔を見てきた。
早速ですか?
「あー、男二人で一つの浮き輪だと気持ち悪いし、ヒデキと俺が分かれて浮き輪使いたいんだけど、藤木さん、ヒデキとペアになってくれる?」
相思相愛なのだから、こんなこと言わなくても良いのだが、二人とも建前がほしいらしい。
藤木さんは、間をおいてうなずいた。おそらく躊躇したふりであろう。
さて俺は帆乃花ちゃんか友巴ちゃん、どっちにしようかな。
「私、ホノカちゃんと一つの浮き輪でいいよ」
友巴ちゃん、なんてことを。俺と二人だと恥ずかしいのか?
「じゃあ、とりあえずトモハちゃんと浮き輪使うね」
帆乃花ちゃんが俺の顔を見て言う。
行こうかと帆乃花ちゃんが言い、波に向かって行った。友巴ちゃんが浮き輪に入り帆乃花ちゃんが浮き輪に捕まるようだ。
えーっと、それじゃ俺はサッチと?
「残り物同士、仲良くしよ」
サッチが俺の腕に絡んできた。大きいマシュマロがむにゅっと当たる。
おいおい、ヒデキと藤木さんが目の前にいるんだぞ。
「私、あれがしたい」
大きな声を発しサッチが指差したのは、一つの浮き輪の中にギュッとカップルが入っている光景だった。
女が前を向き、男がその後で波に揺られながらイチャイチャしている。
「藤木さんのためよ」
今度は小さな声で言う。
藤木さんの隣のヒデキが、目で訴えている。サッチの言うとおりにしろと。
「あー、あれね。どうしようかな。俺たちだけだと恥ずかしいし、ヒデキたちがするならなー」
「藤木さん、せっかくだからやってみたら? きつかったらやめておけばいいし」
サッチは俺の首に浮き輪を被せた。仕方なく腰まで浮き輪を下げた俺を、サッチが波打ち際まで手を引っ張って行く。
足がなんとかつくくらいの深さのところでサッチが動いた。水に潜ったかと思うと浮き輪の中に両手を出し無理矢理浮き輪に入ってくる。ちょうど俺の股間にサッチの尻の割れ目という位置だ。
「これ結構きついね」
「サッチが中に入ると移動できないんですけど」
「まあいいじゃん。波に任せてのんびりいこう! ってシュウゴ、まだ早いでしょ」
「なんのこと?」
「私の胸、むにゅって揉んだでしょ」
「俺の手、浮き輪の上だけど」
俺の腕の位置からサッチの胸は触れない。
「なんだ。誰かがぶつかっただけか。もう発情したかと思った」
サッチがお尻をむにむにと俺の股間に押し付けてくる。
いかん、こんなところでふくらんできた。
「それよりもあれ」
俺たちと同じように、役割は反対だが、藤木さんが浮き輪の中、ヒデキが浮き輪につかまりこちらに向かってくる。
俺たちの隣に来たところで、ヒデキが水の中に潜った。藤木さんのいる浮き輪の中に顔を出す……と思ったらなかなか出てこない。まわりは浮き輪だらけで水の中はほとんど見えないが、ヒデキは大丈夫か?
ぷふぁー
やっと顔を出したヒデキの顔は赤かった。
こいつ、水中で藤木さんの身体をじっくり見てやがったな。
もう一度もぐり、今度は浮き輪の中、藤木さんの後ろにあらわれた。
「藤木さん、結構きついけど大丈夫?」
「おおっ、ヒデキくん優しいー。シュウゴは文句しか言わん」
そりゃ悪うござんした。
「で、お二人さん.どっちが告白したの?」
おいサッチ。ここで聞くか?
「告白ってまだ俺たち……」
ヒデキが言葉を濁す。
「まだってことは?」
サッチがたたみかける。
「藤木のことが好きだ。俺と付き合って」
大声で叫ぶヒデキ。照れたようにうつむき、コクっとする藤木さん。夏空の下、ヒデキにも春が来たようだ。
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