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ルール
他国の王
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ファルカリアの城下町は相変わらず賑わっていた。
あちこちから談笑する声がしている。
初めてここに訪れたときと同じ、スコルなどの良い匂いも漂っていた。
──ぐぎゅるるるぅっ。
途端に腹がこれでもかと鳴った。
「おっと、失礼。ちょうどお腹減ってたもんで」
忘れていた空腹感が一気に暴れ出す。
「できれば何か食べたいんだけど……」
残念ながら、シンリはこの世界の金銭は一切持っていない。
ちらりと、ミュアを見る。
さすがに三つも年下の少女に奢ってくれないかと言う度胸はなかった。
城に行けば食事も用意されているかもしれないので、今は我慢するべきかと諦める。
「……あれ?」
ふと、変な感覚に気づいた。
(何か、妙に視線を感じるけど……)
盛大な腹の虫で注目を集めたのかもしれない。
周囲を見回すと、視界に入った人たちが揃って目を逸らす。
彼らは明らかにシンリを見ていた。それも、あまり好意的なものには感じられない。
(何というか……冷たい。もしかして警戒されてる?)
賑わう町中で、シンリの周りだけが少しばかり緊張感を孕んでいる。
(俺、何かしたっけ?)
頭を掻きながら思い返す。
不意に先ほど言われた二つの言葉が浮かんだ。
『シンリ、お前は俺たちにとって他国の王だという自覚を持ってほしい』
『皆を許してやってほしい』
髭面の兵士が言っていたのは、このことだろう。
言葉の意味も、今の状況も納得する。
(考えてみれば、そりゃそうか。他国の王なんて国民からすれば危険な存在だもんな。それに……この国からしたら尚のことか)
ファルカリアの前国王は、身分を偽って入城した他国の王によって殺された。
その悲しみは国民全員に広がっている。
シンリのことを――詳しい事情を知らない人たちからすれば、シンリは畏怖の対象に他ならない。
初めてここに来たときとは違って当然なのだ。
(他国の王だっていう自覚か)
それは否が応でもシンリの心に重く圧し掛かってきた。
「嫌われたもんだ」
苦笑しながら肩をすくめる。
「先を急ごうか」
「え? キャッ──」
シンリはミュアの手を取り、城に向かって走り出した。あまり速いとミュアが辛いだろうし、人々が多く行き交う町中なのに加え、あまり速く走るとミュアが辛いだろうからと、速度の加減には注意する。
城が近づき、人通りが減ってきた。
徐々に走る速さを落とし、足を止める。
シンリの想定通り、二人とも息を切らすことはなかった。
「ごめんね、ミュアちゃん」
「……何がですか?」
「俺と一緒にいたせいで、ミュアちゃんまで変な目で見られて気分悪くさせちゃったかなって」
奇異の視線は、確実にシンリの隣にいたミュアにも及んでいた。
悪意はなかったが、決して気持ちの良いものではない。当人であるシンリはまだしも、巻き込まれたミュアはたまったものではないだろう。
「まったく。おじさんも人が悪いよ。あんな回りくどい言い方しないで、ちゃんと教えといてくれたらいいのに。そしたらミュアちゃんと別々で入ったのに」
そこまで言って、シンリはようやく思い至る。
「……もしかしてさっきのって、俺一人で走って先に城に向かった方が良かった?」
行き先は城だとわかっていた。城の前などで待ち合わせるか、シンリだけ来城でもよかったということ。
「しまった……そうだよな。走ってるときもけっこう見られたし。あの場は俺さえいなくなればすぐに治まってただろうし。マズったな。ごめん、ミュアちゃん」
すぐに頭を下げる。
謝りはしたが、仮に自分だけ先に行くべきだったと理解していたとしても、シンリにミュアをあの場に置いて行けるかは別問題である。
ミュアは「えっ? あ……」と、困惑した声を漏らす。
困らせたことに気づき、シンリは顔を上げた。
ミュアは小さく、けれどしっかりと首を横に振った。
「ありがとうございました」
そう言ったミュアの顔は、相変わらず表情の起伏は小さいが、どこか優しく柔らかいように感じられた。
「参りましょう。ルナリス様が待っておられます」
「そうだな。女の子を待たせるわけにいかない。それに、ルナリスを待たせるとシルファに怒られる」
なははっ、と笑う。
しかし、ミュアは向かい合ったまま動かなかった。
「あの、手を放していただけると」
「ああ、ごめん」
手を掴んだままだということを思い出し、慌てて放そうとする。
しかし、緩めようとした手の力をすぐにまた少しだけ入れた。
ミュアの柔らかく、ちょっただけ冷たい手の感触がそうさせたのだ。
「あの……?」
ミュアはやや戸惑った様子でシンリの顔を見つめた。
シンリも、ミュアの顔色を伺う。少しだけ恥ずかしそうにしているように見えなくもないが、別段嫌そうではない。先ほどまであった警戒心も薄らいでいた。
嫌がっていないならと、振り払われない限り解けぬようにしっかりと手を握る。
「役得ってことで、ここは一つ」
「ですが、ルナリス様がお待ちですので」
「そうだった!」
至福な時間ではあるが、ルナリスを待たせるわけにはいかない。
シンリは名残惜しそうに再び手の力を緩める。
「それにシルファ様も」
続けられたミュアの言葉に身体が硬直した。
「シルファ? シル、ファ。シルファ……」
天国からあっという間に現実へ連れ戻される。
(もしもシルファに、ミュアちゃんの手を握ったと知られたら……)
シルファの顔を思い浮かべた瞬間、シンリの背筋を何か冷たいものが撫でた。
肌が粟立つのとほぼ同時にミュアの手を放す。
「よし、行きましょうミュアさん」
「……? はい、それではついてきて下さい」
「了解であります!」
軍人よろしく深く敬礼する。
これから向かうのは死地かもしれないと、シンリはひっそり覚悟を決めた。
あちこちから談笑する声がしている。
初めてここに訪れたときと同じ、スコルなどの良い匂いも漂っていた。
──ぐぎゅるるるぅっ。
途端に腹がこれでもかと鳴った。
「おっと、失礼。ちょうどお腹減ってたもんで」
忘れていた空腹感が一気に暴れ出す。
「できれば何か食べたいんだけど……」
残念ながら、シンリはこの世界の金銭は一切持っていない。
ちらりと、ミュアを見る。
さすがに三つも年下の少女に奢ってくれないかと言う度胸はなかった。
城に行けば食事も用意されているかもしれないので、今は我慢するべきかと諦める。
「……あれ?」
ふと、変な感覚に気づいた。
(何か、妙に視線を感じるけど……)
盛大な腹の虫で注目を集めたのかもしれない。
周囲を見回すと、視界に入った人たちが揃って目を逸らす。
彼らは明らかにシンリを見ていた。それも、あまり好意的なものには感じられない。
(何というか……冷たい。もしかして警戒されてる?)
賑わう町中で、シンリの周りだけが少しばかり緊張感を孕んでいる。
(俺、何かしたっけ?)
頭を掻きながら思い返す。
不意に先ほど言われた二つの言葉が浮かんだ。
『シンリ、お前は俺たちにとって他国の王だという自覚を持ってほしい』
『皆を許してやってほしい』
髭面の兵士が言っていたのは、このことだろう。
言葉の意味も、今の状況も納得する。
(考えてみれば、そりゃそうか。他国の王なんて国民からすれば危険な存在だもんな。それに……この国からしたら尚のことか)
ファルカリアの前国王は、身分を偽って入城した他国の王によって殺された。
その悲しみは国民全員に広がっている。
シンリのことを――詳しい事情を知らない人たちからすれば、シンリは畏怖の対象に他ならない。
初めてここに来たときとは違って当然なのだ。
(他国の王だっていう自覚か)
それは否が応でもシンリの心に重く圧し掛かってきた。
「嫌われたもんだ」
苦笑しながら肩をすくめる。
「先を急ごうか」
「え? キャッ──」
シンリはミュアの手を取り、城に向かって走り出した。あまり速いとミュアが辛いだろうし、人々が多く行き交う町中なのに加え、あまり速く走るとミュアが辛いだろうからと、速度の加減には注意する。
城が近づき、人通りが減ってきた。
徐々に走る速さを落とし、足を止める。
シンリの想定通り、二人とも息を切らすことはなかった。
「ごめんね、ミュアちゃん」
「……何がですか?」
「俺と一緒にいたせいで、ミュアちゃんまで変な目で見られて気分悪くさせちゃったかなって」
奇異の視線は、確実にシンリの隣にいたミュアにも及んでいた。
悪意はなかったが、決して気持ちの良いものではない。当人であるシンリはまだしも、巻き込まれたミュアはたまったものではないだろう。
「まったく。おじさんも人が悪いよ。あんな回りくどい言い方しないで、ちゃんと教えといてくれたらいいのに。そしたらミュアちゃんと別々で入ったのに」
そこまで言って、シンリはようやく思い至る。
「……もしかしてさっきのって、俺一人で走って先に城に向かった方が良かった?」
行き先は城だとわかっていた。城の前などで待ち合わせるか、シンリだけ来城でもよかったということ。
「しまった……そうだよな。走ってるときもけっこう見られたし。あの場は俺さえいなくなればすぐに治まってただろうし。マズったな。ごめん、ミュアちゃん」
すぐに頭を下げる。
謝りはしたが、仮に自分だけ先に行くべきだったと理解していたとしても、シンリにミュアをあの場に置いて行けるかは別問題である。
ミュアは「えっ? あ……」と、困惑した声を漏らす。
困らせたことに気づき、シンリは顔を上げた。
ミュアは小さく、けれどしっかりと首を横に振った。
「ありがとうございました」
そう言ったミュアの顔は、相変わらず表情の起伏は小さいが、どこか優しく柔らかいように感じられた。
「参りましょう。ルナリス様が待っておられます」
「そうだな。女の子を待たせるわけにいかない。それに、ルナリスを待たせるとシルファに怒られる」
なははっ、と笑う。
しかし、ミュアは向かい合ったまま動かなかった。
「あの、手を放していただけると」
「ああ、ごめん」
手を掴んだままだということを思い出し、慌てて放そうとする。
しかし、緩めようとした手の力をすぐにまた少しだけ入れた。
ミュアの柔らかく、ちょっただけ冷たい手の感触がそうさせたのだ。
「あの……?」
ミュアはやや戸惑った様子でシンリの顔を見つめた。
シンリも、ミュアの顔色を伺う。少しだけ恥ずかしそうにしているように見えなくもないが、別段嫌そうではない。先ほどまであった警戒心も薄らいでいた。
嫌がっていないならと、振り払われない限り解けぬようにしっかりと手を握る。
「役得ってことで、ここは一つ」
「ですが、ルナリス様がお待ちですので」
「そうだった!」
至福な時間ではあるが、ルナリスを待たせるわけにはいかない。
シンリは名残惜しそうに再び手の力を緩める。
「それにシルファ様も」
続けられたミュアの言葉に身体が硬直した。
「シルファ? シル、ファ。シルファ……」
天国からあっという間に現実へ連れ戻される。
(もしもシルファに、ミュアちゃんの手を握ったと知られたら……)
シルファの顔を思い浮かべた瞬間、シンリの背筋を何か冷たいものが撫でた。
肌が粟立つのとほぼ同時にミュアの手を放す。
「よし、行きましょうミュアさん」
「……? はい、それではついてきて下さい」
「了解であります!」
軍人よろしく深く敬礼する。
これから向かうのは死地かもしれないと、シンリはひっそり覚悟を決めた。
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