転生者は常識外れなのだが…

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魔力

本文中の長文の一部を取り上げ、さらに解説をくっつけることにしましたので、今回は魔力についてのアルファが現在、辿り着いているところまでの再説明をします。
※「」は引用箇所。

「魔力というのは神の祝福などではなく」自然界の自然エネルギーを巨大なパイプなようなもの(魔力的エネルギー連結自然関連導入物ゲートとする)を介して自然からのエネルギーを人間という器に導入して自然的変化を起こす生物の器に入った水のようなもの。これはゲートを広げることでより多くの魔力を自然から得ることが出来る。
その代わり、人間という器には一定数以上の魔力は導入されない。魔力は自然的外傷への免疫の働きも担っている。
しかし、ゲートから流れる魔力はどれも均等な濃さなわけではない。

アルファは大地の精霊と契約することで自分自身のゲートではなく精霊を介して魔法を行使することでゲートを用いずに自然エネルギーを自らの体内に導入する方法を考え出した。
しかし、魔力が少なくない者がこの方法を持ちいようとも大地の精霊の力が弱くなってしまい、そもそもの魔力良化が減少してしまう可能性がある。また、大地の精霊は何故、各個人が召喚できるかは次の章で書き記す。

大地の精霊と人間各個人が契約することが出来る理由の一つは大地の精霊というのは、自然と密接な関係である事だ。
そのため、人々は古来から契約方法を確立していったことから術式の認知度が高いこと。
二つ目は大地の精霊というのはもともと強大な力を持っており、そもそも力を分散すれば人間一人一人に力を貸すことが出来る。
それは自然と関係が深いことも関係してくるだろう。

さて、ここからは少しラインハルトについての解説も交える。(魔力関連として)
ラインハルトには様々な魔力が混ざっている。人間のもの(親和性や質が良いため、魔神のものと同じくらい良いものである)、魔神のもの、正体不明のものが混ざっている。
魔力というのは自然との親和性、質によって燃費や回復速度が変わってくる。(回復には寝るかポーションしかない。しかし、ポーションは即効性ではない)そのため、魔力は人によって親和性や質が違うことから差が生まれ、貧富の差が生まれた(さらに差が生まれたのかもしれないが)ということである。

ラインハルトは聡いものなのでさらに分かっているかもしれない。(自分のことだということもあるため)
因みに、オマケとして正体不明のものは魔神の上の存在のもの…。とだけ言っておく。


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本文の説明を…とでしたが、逆に掘り過ぎましたね…。
また、自分でもよくわかっていないところをまたまとめたいと思います。
因みに、これはアルファが書いた程です。ラインハルトや魔力の考察を紙にまとめる様をイメージして読んでいただけていたら幸いです。では本編でまた。