転生者は常識外れなのだが…

syu117

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4章もう一人の転生者編

作戦会議(説明付き)

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 魔王からの能力を頂いてからと言うものその能力の練習ばかりした。
その結果、俺は魔王と互角に戦えるレベルとなった。(魔法やらなんやら込み)
だが、修行も続き、俺に足りないものを考えるようになった。もはや今の体ではこれ以上強くならない。
いや、体が壊れてしまう。俺の体は人間最弱種のものである。こんな器では壊れてしまう。
その為、俺がこれからする削除魔法禁忌を実行する。
効果は至って単純シンプル人間最弱種の体の構成を作り直すには、まずは、邪魔な人間の皮を破く。
次に、再構成魔法禁忌を使用し、俺を高位存在に近づける魔法である。
これらを今、実行した。そして、我こそが、魔神 ラインハルトである。


「我の面の前に跪け」

「「バン」」
一斉に跪き、魔王の方を向く。それは実に滑稽な姿である。

「これよりアルファ討伐作戦について説明する」
みんな心して聞いているよ!と言いたげな配下である。いや語尾は『ます!』か。

「今回のリーダーは、魔神 ラインハルト。副リーダーとして、魔神 ダイナウロス。メンバーとして魔人 デゴス、魔人ガウルス、
魔人 スターライトとする。
以上5名で執り行う。また、これは機密性の高いことであり、公開はこれを許さん。異論はあるか?」

「「「「「ございません」」」」」
同時の言葉にびっくりしたのか魔王もちょっと戸惑ったが、それも束の間。

「では、作戦を遂行せよ」

「「「「「了解!!!!」」」」」
だから、強いよ。と言いたげな魔王さんである。

それから、俺らの作戦が始まるのだが、その前に一つ話をしておこう。魔神と魔人の違いについてだ。
魔神は魔人を超越した存在であり、魔神は俺を含め11人(人と言うのか?)しかいない。
魔神は高位の魔獣であり、魔獣が魔人になり、それが魔神になったのが現魔王のひいひいひいひいひい………ひい爺ちゃん(ひいって何回言っただろう…)ぐらいの奴である。ちなみに、ここからが大事だ。(と言うよりここからが大事だからこいつに喋らせて…。ん?今の誰だ?とりあえずひねっとくけど)俺は例外イレギュラーである。元が人間な為、俺は魔人ではない。(なった事がな
い)だが、俺が体を再構築したことで高位存在に近づいた神格化が起きたが、この際に、魔神の要素が含まれてしまったようだ。それで俺の魔力の70パーセントは人間のもの(燃費は良くなっている為、魔神等に近い)20パーセントが魔神本来のものなのである。よくわかっていないが、俺には、そのほかにも魔力が混ざっている。
なぜかは俺にもわからない。

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最後のは本来ここでやるつもりだったのですけれども、本人に…っということで。
ちなみに、ここの中では、あいつの妨害が無いので楽ですね。
最後のを言うと魔神の説明とラインハルトの魔力についてですね。(長いので読まなくてもいいですよ。出るときに軽く復習しますから。予定では)
次回からは小難しい内容は少なくします。(自分でも読みにくい…)
                                                                                          読んで頂き、ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。
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