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4章もう一人の転生者編
新世界①
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予約忘れてました。すみません。
目が覚めた場所はどこか人が作っていないような忌々しい雰囲気を放っていた。今まで何をしていたかを思い出そうとすると、頭が痛い。そんな時、玉座に座った人間と思われる者がいた。
「君が私たちの召喚陣に反応した人間だな」
「召喚?なんのこと言って…!?」
首元に刀のようなものがいつのまにかある。それは俺の首を浅く切り、首からは真紅の液体が少量流れる。「次は容赦しないぞ」
そんな事を思わせられる。
「それで私に何か用があるのですか?」
部下は再度斬りかかろうとするがその前に其の者は口を開けた。
「我ら魔王軍は現在、危険な状態にある。それはあの忌々しい宿敵により召喚された少年についてだ」
「どういう事ですか。その少年をどうしろと」
「殺せ。邪魔だからな。私達はその少年に向かって何度も刺客を送ったが、ことごとく失敗に終わった。だからそいつと同等…いやそれ以上のものを用意しないといけない。だから君を呼んだんだよ」
最後の口調は柔らかい口調にも見えたが、脅迫に近いものである。
「そこで君をとりあえず戦力にできるように訓練からだ。奴は今は動きを見せていないから今のうちに鍛えろ」
周りの者達はそれに賛同するように声を上げる。そしてこの日からが俺の最悪な人生の幕開けだった。
数年経っただろうか。「人じゃ無理だろ!」と突っ込みたくなるほど厳しい訓練だった…いや拷問だった。
だって、「じゃあ、ここからあそこまで10秒で行こうか」と、2キロぐらい先のことを言われるのだから。
だが、それに耐え、例の少年に太刀打ちできるように訓練してきた。その事を魔王に伝えにきたのだ。
「魔王様、訓練を終えました」
魔王に様をつけないと殺されるからな。
「うむ、ご苦労。じゃ、王立魔人育成学園に入れ」
「王立魔人育成学園ってなんでしょうか?」
「そんなことも知らんのか!」と言いたそうな側近、仕方ないだろう、ついこのあいだまでこもってたんだから。
「魔人を育てるところじゃ。正確には魔人にするための施設だな。ここには化け物クラスがいっぱいいるのでな。その為には、例え、異世界から来た強力な者でもいきなり戦っては勝てないだろうからな。その為に体力づくりと体づくりをしたんだ」
うん、アレが体力づくりと体づくりか。どんだけハードなんだよ。
「魔王様、あちらの件は…」
「おっと忘れておった。魔法適正じゃな。この水晶に手を当ててみろ」
「えっ、あ、はい。こうでしょうか?」
手をかざすと何色かに強く光っている。だが、魔王達を見ると。
「ほお、魔法適正が3つか。まぁまぁじゃな。あっそうだ。いい事を教えてやろうか」
「?なんでしょうか?」
「学園は1年間しかない。それが終わったら…ある事を教えてやる」
「ある事ですか?」
「ああ、」
来月から学園行きが決定。頑張っていくか…
___________________________________________________________
なんか線が変わってる!?ってことは気にしないでください!
さて、今回の話は別サイドからでした。時間軸がよく分からん!と言う方もいらっしゃる…と思います…から。
説明させて頂きます!こっちの主人公は名前が思い出せていません。召喚の際の副作用でしょう。(無理やりやってますからね)
この主人公は、アルファが10歳の時召喚されています。その為、アルファは今、13歳ですね。
もっと言えば、今は新たな学園編の入学ぐらいの時ですね。アルファは3ヶ月後ぐらいに2年生になっていますね。
因みに、ここの一年はあっちでの約3ヶ月に当たります。あれ?奇遇ですね。
同じぐらいにアルファは2年生になっているじゃないですか。
では、ここまでで。ここまで読んで頂き、ありがとうございます。
次こそは早く出せるように頑張りますので、これからもよろしくお願いします。
目が覚めた場所はどこか人が作っていないような忌々しい雰囲気を放っていた。今まで何をしていたかを思い出そうとすると、頭が痛い。そんな時、玉座に座った人間と思われる者がいた。
「君が私たちの召喚陣に反応した人間だな」
「召喚?なんのこと言って…!?」
首元に刀のようなものがいつのまにかある。それは俺の首を浅く切り、首からは真紅の液体が少量流れる。「次は容赦しないぞ」
そんな事を思わせられる。
「それで私に何か用があるのですか?」
部下は再度斬りかかろうとするがその前に其の者は口を開けた。
「我ら魔王軍は現在、危険な状態にある。それはあの忌々しい宿敵により召喚された少年についてだ」
「どういう事ですか。その少年をどうしろと」
「殺せ。邪魔だからな。私達はその少年に向かって何度も刺客を送ったが、ことごとく失敗に終わった。だからそいつと同等…いやそれ以上のものを用意しないといけない。だから君を呼んだんだよ」
最後の口調は柔らかい口調にも見えたが、脅迫に近いものである。
「そこで君をとりあえず戦力にできるように訓練からだ。奴は今は動きを見せていないから今のうちに鍛えろ」
周りの者達はそれに賛同するように声を上げる。そしてこの日からが俺の最悪な人生の幕開けだった。
数年経っただろうか。「人じゃ無理だろ!」と突っ込みたくなるほど厳しい訓練だった…いや拷問だった。
だって、「じゃあ、ここからあそこまで10秒で行こうか」と、2キロぐらい先のことを言われるのだから。
だが、それに耐え、例の少年に太刀打ちできるように訓練してきた。その事を魔王に伝えにきたのだ。
「魔王様、訓練を終えました」
魔王に様をつけないと殺されるからな。
「うむ、ご苦労。じゃ、王立魔人育成学園に入れ」
「王立魔人育成学園ってなんでしょうか?」
「そんなことも知らんのか!」と言いたそうな側近、仕方ないだろう、ついこのあいだまでこもってたんだから。
「魔人を育てるところじゃ。正確には魔人にするための施設だな。ここには化け物クラスがいっぱいいるのでな。その為には、例え、異世界から来た強力な者でもいきなり戦っては勝てないだろうからな。その為に体力づくりと体づくりをしたんだ」
うん、アレが体力づくりと体づくりか。どんだけハードなんだよ。
「魔王様、あちらの件は…」
「おっと忘れておった。魔法適正じゃな。この水晶に手を当ててみろ」
「えっ、あ、はい。こうでしょうか?」
手をかざすと何色かに強く光っている。だが、魔王達を見ると。
「ほお、魔法適正が3つか。まぁまぁじゃな。あっそうだ。いい事を教えてやろうか」
「?なんでしょうか?」
「学園は1年間しかない。それが終わったら…ある事を教えてやる」
「ある事ですか?」
「ああ、」
来月から学園行きが決定。頑張っていくか…
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なんか線が変わってる!?ってことは気にしないでください!
さて、今回の話は別サイドからでした。時間軸がよく分からん!と言う方もいらっしゃる…と思います…から。
説明させて頂きます!こっちの主人公は名前が思い出せていません。召喚の際の副作用でしょう。(無理やりやってますからね)
この主人公は、アルファが10歳の時召喚されています。その為、アルファは今、13歳ですね。
もっと言えば、今は新たな学園編の入学ぐらいの時ですね。アルファは3ヶ月後ぐらいに2年生になっていますね。
因みに、ここの一年はあっちでの約3ヶ月に当たります。あれ?奇遇ですね。
同じぐらいにアルファは2年生になっているじゃないですか。
では、ここまでで。ここまで読んで頂き、ありがとうございます。
次こそは早く出せるように頑張りますので、これからもよろしくお願いします。
応援ありがとうございます!
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