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悪事
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「書類書類書類書類書類! ぅぅうぅぐうぐうぐううぐぐぐぁああああッ!!!」
「ねね様!?」
「陛下! どうされたんですか!?」
森から帰ってきてから、そろそろ貴族を増やす、一部の貴族を陞爵させると言うこともあって書類が非常に多い。ていうかそれ以外にも書類の量がえげつないわけ。
この国の国家機関として、もちろん書類の量は多いのだけど、私が目を通す必要のない書類は書類担当の部署で止めるか、重要な物はフィネメイゼが目を通してくれていた。それでもやっぱり国王が目を通さなきゃいけないような重要書類っていっぱいあって、それが溜まっているのだ。
なぜなら森に行ってしまったから。
ああ、フィーいつもありがとう。フィーはこれよりも多い書類をいつも片付けているんだよね。もう大好き。
ああ、フィネメイゼに王位譲ろうかな……。
「えぇ、発狂したと思ったら今度はしゅんとして……」
「ねね様きっと疲れているんだよ」
「そう! 私は疲れた! もう仕事辞めたい……」
でも、こんなに書類が多いのも元をたどれば私が原因だったりする。なんて言ったってこの国は私が作ったわけで、私がルールなわけだ。
その私が自由に国を作っていくために、国王に回す必要のある書類を比較的多く作ったわけ。だから私が悪いんだよね……。
でもまさかこんなに国が大きくなるとはおもわないじゃん? もう本当に驚き。
まあこれを乗り越えればしばらく暇なときがやってくる。もう季節は冬。いつ雪が降るのかは分からない。
フィネメイゼは完全に領地経営を家臣に任せている。まあそれでいい。たまに王宮から指示を出す以外はこっちの仕事をやってくれている。ありがたすぎる。
だからもしフィネメイゼの代官がやらかしたりとかしていたらこの国の根本が崩壊するんだよね。
まあ、それを阻止するために私が魔法でしっかり監視しているんだけどね。
(うん、あんたじゃなくて俺な?)
そうだった。神様がね、監視してくれているんだよ。
(で、何か問題は?)
(あると思う?)
(ないと思う)
(まあ、この流れになったって言うことは察し付いていると思うけど、あるんだよね)
「はぁ~~~~~……」
別に私はこの書類を急いで終わらせる必要はない。フィネメイゼが優先順に書類を準備してくれていたので、冬が明ける前に必要な書類はすべて終わっている。後はゆっくり冬の間にやれば良かったわけだ。
でも、フィネメイゼの領地で代官をしているやつがいけないことをしているんだよね。
まあ、具体的には書類の偽装とか、税の非合法な値上げとか、着服とかそういう感じ。
フィネメイゼは平民の出で、両親とは実質的に縁を切っている。それでいて結婚もしていないまだ20になっていない少女なわけだ。だから任せられるような人が血のつながった人でいない。
貴族もこの国にいないからフィネメイゼの代官は特例で男爵を与えたわけだけど、そいつがなかなか悪いやつだった。
本質を見抜けなかったフィネメイゼにも多少の非があるけど、まあそういうのは無しによう。なんて言ったってフィネメイゼだから。フィネメイゼがいなくなったらこの苦になり立たないから別にいい。
「よし、書類頑張るぞ!!」
早くあの極悪非道なクソ野郎を潰すために早く終わらせるぞ~!!
「陛下、なんと熱心な……、私も頑張らないといけませんね!」
それから1日経過。
「終わったぁあ!」
「お疲れ様です! 冬の間にこなせば良かったのに、どうしてこんなに早く終わらせたんですか?」
いまレイナは騎士団の稽古に向かっている。なぜならレイナはもうかわいい可愛いお姫様なんだけど、一応騎士だからだ。
たまに参加することがある。今からするような大人の汚い話はレイナちゃんには聞かせられない。
「いやね、メルレルのクソ野郎を潰そうと思って」
「え!? メ、メルレルがなにか……?」
メルレル男爵。それがあのクソ野郎の名前。フィネメイゼはその名前が出た瞬間顔を真っ青に染め上げて驚いている。
「メルレルね、アイツ犯罪ばっかしてるよ。さすがに見過ごせないから潰すことにした」
「……それは、どういうことですか?」
そう、何が何だか分からない様子で問いかけてくるフィネメイゼに、メルレル男爵の悪事をすべて話してやった。
あと少しで冬。一応メルレルは冬支度自体はしているらしい。なぜなら春になったらフィネメイゼが1度領地に戻ってくるから。そのときに民が痩せ細っていたりしたら悪事がバレてしまうからね。
せっかく楽して稼げる仕事を見つけたわけだ。王宮で仕事をしている小娘の領地、大して覇気もない優しい小娘の下について領地を経営する。
中抜きし放題。フィネメイゼが爵位を貰う前から下に付いていた人なんてもちろんいないわけで、忠誠心は比較的低いのだよ。だからこそそうやって悪事を働ける。
私はそれが許せない。
「――と、言うわけだよ」
「そ、それは……」
「フィネメイゼは悪くないから。メルレルが悪いんだ。だから気にしないで」
「気にします! 私がこの目で見て、彼なら任せられると思ってしまったからこうなってしまったんです! 今すぐアイツを首にします」
「いやいや、そんなすぐ首にしたらつまらなくない?」
「……と、いいますと?」
「冬の間におとしめる準備をしようじゃないか」
そういうと、フィネメイゼはまたもや混乱したような表情を見せた。
自らの家臣が問題を起こし、陛下はそれを咎めない。それでいて何やら不敵な笑みを浮かべてそいつを苦しめようとしている。
な、何が起きているんだ? と。
そうしていると、執務室の扉が勢いよく開いた。
「ねね様! 何やら楽しそうな話! 私も手伝う!!」
「ふっふっふ、レイナちゃんも一緒にあの野郎を懲らしめようじゃないか」
レイナちゃんにこういう話を聞かせたくないといったが、アレは嘘だ。
レイナちゃんはこう見えて腹黒だから、きっと一緒にやれば面白いことになる。
「た、大変なことになりました……!」
フィネメイゼはどうやら自分の部下がやらかしたことよりも、これから発生する面倒ごとの方を心配しているらしい。
うんうん。それでいいんだよ。フィネメイゼが反省してしばらく謹慎しますとか言い出したらこの国崩壊するからね。そっち方面に注意を向かせておきたい。
さぁて、これから忙しくなりますなぁ!
「ねね様!?」
「陛下! どうされたんですか!?」
森から帰ってきてから、そろそろ貴族を増やす、一部の貴族を陞爵させると言うこともあって書類が非常に多い。ていうかそれ以外にも書類の量がえげつないわけ。
この国の国家機関として、もちろん書類の量は多いのだけど、私が目を通す必要のない書類は書類担当の部署で止めるか、重要な物はフィネメイゼが目を通してくれていた。それでもやっぱり国王が目を通さなきゃいけないような重要書類っていっぱいあって、それが溜まっているのだ。
なぜなら森に行ってしまったから。
ああ、フィーいつもありがとう。フィーはこれよりも多い書類をいつも片付けているんだよね。もう大好き。
ああ、フィネメイゼに王位譲ろうかな……。
「えぇ、発狂したと思ったら今度はしゅんとして……」
「ねね様きっと疲れているんだよ」
「そう! 私は疲れた! もう仕事辞めたい……」
でも、こんなに書類が多いのも元をたどれば私が原因だったりする。なんて言ったってこの国は私が作ったわけで、私がルールなわけだ。
その私が自由に国を作っていくために、国王に回す必要のある書類を比較的多く作ったわけ。だから私が悪いんだよね……。
でもまさかこんなに国が大きくなるとはおもわないじゃん? もう本当に驚き。
まあこれを乗り越えればしばらく暇なときがやってくる。もう季節は冬。いつ雪が降るのかは分からない。
フィネメイゼは完全に領地経営を家臣に任せている。まあそれでいい。たまに王宮から指示を出す以外はこっちの仕事をやってくれている。ありがたすぎる。
だからもしフィネメイゼの代官がやらかしたりとかしていたらこの国の根本が崩壊するんだよね。
まあ、それを阻止するために私が魔法でしっかり監視しているんだけどね。
(うん、あんたじゃなくて俺な?)
そうだった。神様がね、監視してくれているんだよ。
(で、何か問題は?)
(あると思う?)
(ないと思う)
(まあ、この流れになったって言うことは察し付いていると思うけど、あるんだよね)
「はぁ~~~~~……」
別に私はこの書類を急いで終わらせる必要はない。フィネメイゼが優先順に書類を準備してくれていたので、冬が明ける前に必要な書類はすべて終わっている。後はゆっくり冬の間にやれば良かったわけだ。
でも、フィネメイゼの領地で代官をしているやつがいけないことをしているんだよね。
まあ、具体的には書類の偽装とか、税の非合法な値上げとか、着服とかそういう感じ。
フィネメイゼは平民の出で、両親とは実質的に縁を切っている。それでいて結婚もしていないまだ20になっていない少女なわけだ。だから任せられるような人が血のつながった人でいない。
貴族もこの国にいないからフィネメイゼの代官は特例で男爵を与えたわけだけど、そいつがなかなか悪いやつだった。
本質を見抜けなかったフィネメイゼにも多少の非があるけど、まあそういうのは無しによう。なんて言ったってフィネメイゼだから。フィネメイゼがいなくなったらこの苦になり立たないから別にいい。
「よし、書類頑張るぞ!!」
早くあの極悪非道なクソ野郎を潰すために早く終わらせるぞ~!!
「陛下、なんと熱心な……、私も頑張らないといけませんね!」
それから1日経過。
「終わったぁあ!」
「お疲れ様です! 冬の間にこなせば良かったのに、どうしてこんなに早く終わらせたんですか?」
いまレイナは騎士団の稽古に向かっている。なぜならレイナはもうかわいい可愛いお姫様なんだけど、一応騎士だからだ。
たまに参加することがある。今からするような大人の汚い話はレイナちゃんには聞かせられない。
「いやね、メルレルのクソ野郎を潰そうと思って」
「え!? メ、メルレルがなにか……?」
メルレル男爵。それがあのクソ野郎の名前。フィネメイゼはその名前が出た瞬間顔を真っ青に染め上げて驚いている。
「メルレルね、アイツ犯罪ばっかしてるよ。さすがに見過ごせないから潰すことにした」
「……それは、どういうことですか?」
そう、何が何だか分からない様子で問いかけてくるフィネメイゼに、メルレル男爵の悪事をすべて話してやった。
あと少しで冬。一応メルレルは冬支度自体はしているらしい。なぜなら春になったらフィネメイゼが1度領地に戻ってくるから。そのときに民が痩せ細っていたりしたら悪事がバレてしまうからね。
せっかく楽して稼げる仕事を見つけたわけだ。王宮で仕事をしている小娘の領地、大して覇気もない優しい小娘の下について領地を経営する。
中抜きし放題。フィネメイゼが爵位を貰う前から下に付いていた人なんてもちろんいないわけで、忠誠心は比較的低いのだよ。だからこそそうやって悪事を働ける。
私はそれが許せない。
「――と、言うわけだよ」
「そ、それは……」
「フィネメイゼは悪くないから。メルレルが悪いんだ。だから気にしないで」
「気にします! 私がこの目で見て、彼なら任せられると思ってしまったからこうなってしまったんです! 今すぐアイツを首にします」
「いやいや、そんなすぐ首にしたらつまらなくない?」
「……と、いいますと?」
「冬の間におとしめる準備をしようじゃないか」
そういうと、フィネメイゼはまたもや混乱したような表情を見せた。
自らの家臣が問題を起こし、陛下はそれを咎めない。それでいて何やら不敵な笑みを浮かべてそいつを苦しめようとしている。
な、何が起きているんだ? と。
そうしていると、執務室の扉が勢いよく開いた。
「ねね様! 何やら楽しそうな話! 私も手伝う!!」
「ふっふっふ、レイナちゃんも一緒にあの野郎を懲らしめようじゃないか」
レイナちゃんにこういう話を聞かせたくないといったが、アレは嘘だ。
レイナちゃんはこう見えて腹黒だから、きっと一緒にやれば面白いことになる。
「た、大変なことになりました……!」
フィネメイゼはどうやら自分の部下がやらかしたことよりも、これから発生する面倒ごとの方を心配しているらしい。
うんうん。それでいいんだよ。フィネメイゼが反省してしばらく謹慎しますとか言い出したらこの国崩壊するからね。そっち方面に注意を向かせておきたい。
さぁて、これから忙しくなりますなぁ!
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