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75話目 勧誘がうざい
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「お二人のレベルってすごいですよね。」
「ん?わたしSakuraさんにレベル言ったことあったっけ。」
「ああ、公式がレベルランキングを公開しているんですよ。」
そんなものがあったのか……。
確かに私の今のレベルは97で結構高いほうだとは思うけど、Sakuraさんがすごいって言っているのだから相当上位なのだろう。
「ユウヒさんは97レべルで2位、メアリーさんは122レべルで1位ですよ!」
「122!?」
122ってヤバすぎるでしょ。
私と30も差があいてる。
「やっぱり仕事というだけはあってレベルも高いんだね。」
「そうね。というよりいろいろ研究とかそういうのをしているうちに自然と高くなっていくのよ。作った武器が良ければよいほど入ってくる経験値も上がるから、やりがいがあって楽しいわよ。」
「ちなみに、3位は誰ですか?」
「3位は確かレイヴさんで68レべルですね。4位はほかのプレイヤーとのタイ記録ですが私で67です。差は1レベルしか空いていませんから、お二人が相当やばいのが分かりますよね。」
「ありゃ、こりゃまた目を付けられそうなレベルだなぁ……。」
「2人とも、敵、いるからね。」
「ふー、狩った狩った!」
この階層に出てくるモンスターは高くても15レベルくらい。
私たちのレベルからすると相当弱いわけで、危なくなるようなこともなければ戦いがいもある敵も一切出なかった。
正直これくらいじゃもう私たちは満足できない!
大会とかそういうのに出たり、自分のレベルに会ったモンスターに戦いたいと思う。
でも、私たちのレベルに会ったモンスターが登場してしまうと、私たち以外では歯が立たないわけで、そのようなことからそれは無理だろう。
「夕日、私こんなDMがたくさん来るんだけど、夕日も来たりする?」
ゲームからログアウトし、健康的なお弁当形式の冷凍食品を食べながら夏海は私にSNSのDMを見せてきた。
「えーっと、これはプロゲーミングチームの勧誘か。はぁ……、私もよく来るよそれ。」
「だよねー。」
先ほどのレベルの件もあるからわかるだろうが、私たちのレベルはこのゲームでもトップクラスだ。
先ほどのメアリーの122レべというのは鍛冶師の方なのだが、サブ職の方も98レベルらしい。
私よりも高いのである。
さすがにスキルとかそういうのあるから負けないとは思うのだけど、彼女はなんかスキルないとかいうレベルじゃないから……。
そういうこともあって私たちには勧誘が多く届く。
このゲームに目をつけるプロチームも多くて、VRではないほかのゲームで実績を残しているチームが続々と参入してきている。
そのようなチームからすると、まだどこのチームにも所属していない私たちは絶対加入させたいわけだ。
ちなみに、Sakuraさん含むシトシスのメンバー全員で『Centres Gaming』というプロチームに所属しているらしい。
このゲームの公式も今後は4人での大会がメインになると発表があったのでどこのプロチームも4人で部門を作っている。
ちなみに、Centres Gamingは別のゲームの部門も何個か持っていて、どれも国内トップの成績を収めている。
そこに新たに設立された『サンライズファンタジー』部門で公式大会2位の成績を収めた人たちを丸々入れることができたのだ。
Sakuraから聞いたのだが、どうやらフルタイムで働けて給料も待遇も結構いいらしい。
Centres Gamingには入れないけど、別のところに入ってみたらと言われた。
「うーん、夏海は入りたいと思う?」
「いや、思わないね。」
「だよねー。でも勧誘とかめんどくさいよなぁ……。」
「「う~ん。」」
最近の私たちのDMは勧誘で埋め尽くされている。
「作る?」
沈黙を打ち破るかのように言葉を発したのは夏海だった。
「……なかなか楽しそうだね。」
「しゃあ!作るか!!」
「ん?わたしSakuraさんにレベル言ったことあったっけ。」
「ああ、公式がレベルランキングを公開しているんですよ。」
そんなものがあったのか……。
確かに私の今のレベルは97で結構高いほうだとは思うけど、Sakuraさんがすごいって言っているのだから相当上位なのだろう。
「ユウヒさんは97レべルで2位、メアリーさんは122レべルで1位ですよ!」
「122!?」
122ってヤバすぎるでしょ。
私と30も差があいてる。
「やっぱり仕事というだけはあってレベルも高いんだね。」
「そうね。というよりいろいろ研究とかそういうのをしているうちに自然と高くなっていくのよ。作った武器が良ければよいほど入ってくる経験値も上がるから、やりがいがあって楽しいわよ。」
「ちなみに、3位は誰ですか?」
「3位は確かレイヴさんで68レべルですね。4位はほかのプレイヤーとのタイ記録ですが私で67です。差は1レベルしか空いていませんから、お二人が相当やばいのが分かりますよね。」
「ありゃ、こりゃまた目を付けられそうなレベルだなぁ……。」
「2人とも、敵、いるからね。」
「ふー、狩った狩った!」
この階層に出てくるモンスターは高くても15レベルくらい。
私たちのレベルからすると相当弱いわけで、危なくなるようなこともなければ戦いがいもある敵も一切出なかった。
正直これくらいじゃもう私たちは満足できない!
大会とかそういうのに出たり、自分のレベルに会ったモンスターに戦いたいと思う。
でも、私たちのレベルに会ったモンスターが登場してしまうと、私たち以外では歯が立たないわけで、そのようなことからそれは無理だろう。
「夕日、私こんなDMがたくさん来るんだけど、夕日も来たりする?」
ゲームからログアウトし、健康的なお弁当形式の冷凍食品を食べながら夏海は私にSNSのDMを見せてきた。
「えーっと、これはプロゲーミングチームの勧誘か。はぁ……、私もよく来るよそれ。」
「だよねー。」
先ほどのレベルの件もあるからわかるだろうが、私たちのレベルはこのゲームでもトップクラスだ。
先ほどのメアリーの122レべというのは鍛冶師の方なのだが、サブ職の方も98レベルらしい。
私よりも高いのである。
さすがにスキルとかそういうのあるから負けないとは思うのだけど、彼女はなんかスキルないとかいうレベルじゃないから……。
そういうこともあって私たちには勧誘が多く届く。
このゲームに目をつけるプロチームも多くて、VRではないほかのゲームで実績を残しているチームが続々と参入してきている。
そのようなチームからすると、まだどこのチームにも所属していない私たちは絶対加入させたいわけだ。
ちなみに、Sakuraさん含むシトシスのメンバー全員で『Centres Gaming』というプロチームに所属しているらしい。
このゲームの公式も今後は4人での大会がメインになると発表があったのでどこのプロチームも4人で部門を作っている。
ちなみに、Centres Gamingは別のゲームの部門も何個か持っていて、どれも国内トップの成績を収めている。
そこに新たに設立された『サンライズファンタジー』部門で公式大会2位の成績を収めた人たちを丸々入れることができたのだ。
Sakuraから聞いたのだが、どうやらフルタイムで働けて給料も待遇も結構いいらしい。
Centres Gamingには入れないけど、別のところに入ってみたらと言われた。
「うーん、夏海は入りたいと思う?」
「いや、思わないね。」
「だよねー。でも勧誘とかめんどくさいよなぁ……。」
「「う~ん。」」
最近の私たちのDMは勧誘で埋め尽くされている。
「作る?」
沈黙を打ち破るかのように言葉を発したのは夏海だった。
「……なかなか楽しそうだね。」
「しゃあ!作るか!!」
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