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74話目 私は帰って来た!
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「あ~!よく寝た!!」
「ああ、夕日おはよう……。」
今の季節は冬で、室温計も非常に低い数値をたたき出している。
しかし、もふもふの布団と心地いい夏海の体温がベストマッチでぐっすり暖かく眠ることができた。
「あれ?夏海はあまり寝れなかった?」
「うん。緊張しちゃったのかも。」
「ええ、家の主が緊張って!まあいいや。ちょっとゲームしてもいい?」
「いいよ。2台ゲーム機があるはずだから好きな方使って。」
「ありがとう。」
再びもぞもぞと布団にくるまる夏海を背に、私は隣の部屋へと移動した。
「よし!久しぶりのゲームだ!!」
病気が治った後、しばらくはリハビリと並行してゲームをしていたのだが、退院のめどが立ってから退院するまでのおよそ2週間の間はゲームをせず、ひたすらにリハビリに励んだ。
2週間ぶりのゲームなのだ。
「よし!やるか!!」
そういって私はゲームの世界に入っていった。
「サンライズファンタジーよ、私は帰ってきた!って、えへへ。言ってみたかったんだよね~。」
自分で勝手に恥ずかしくなった。
2週間前にログアウトした場所はどうやらメアリー武具店の中だったようで、私はメアリー武具店にスポーンした。
「あ、ユウヒ様、お久しぶりでス。」
「あー!ムーちゃん久しぶり~!店番偉いね!」
「ふふっ、アりがとうございまス。」
なんかムーちゃんと話すの久しぶりで楽しい。
そういえばムーちゃんがここに来た時に比べて会話がスムーズに、流暢になってる気がする。
ホムンクルスって学習するんだね。
「えーっと、誰かログインしてないかな?」
そういって私はフレンド一覧を見る。
「あ!Sakuraさんがログインしてる!そういえば私が倒れてから会ってないからなぁ……。命の恩人なのに2か月近くも顔を合わせてないなんてひどいな。」
よしッ!と呟いて私はSakuraさんにメッセージを送る。
「えーっと、Sakuraさんお久しぶりです。もしよかったら一緒に狩りに行きませんか?メアリー武具店にいます。っと!よしおっけー。って!返信早!!」
Sakuraさんに連絡を入れると、送信ボタンと同時じゃないかというレベルで返事が返って来た。
『すぐ行きます。』
みじかッ!!でもきっと急いで打ってくれたんだろうな。
しばらくすると、勢いよく扉の開く音が聞こえた。
「ユウヒさん!!」
「おおSakuraさん!お久しぶりです!!」
「お久しぶりです!!ここ2週間ログインがなくて心配していました!!ていうかなんで2か月もあってくれないんですか!!私ログインしてたの知ってますよ!!」
「ああ、ごめんごめん。私ちょっと忙しくて少ししか入れなかったから。」
「ということは、これからはちゃんとログインできるのですね。」
「そうですよ。」
「よかった。あ!そういえば最近メアリーさんも見ないのですが、何か事情知ってたりしますか?」
え!?メアリー伝えてないのか!
「それに関しては私が説明するわ。」
「なつ……、メアリー!!」
間違えて本名を呼び掛けたのでメアリーという名前をとにかく大きく叫んだ。
多分ばれてない!セーフ。
「ユウヒ、あとで説教。」
「ひえっ!ばれてた!」
「なんか、以前より仲が良くなりました?」
「そうね。一緒に住み始めたから。」
「そうなんですね~。……って、うぇえッ!?!?ちょ、ほんとですか!?!?」
Sakuraさんがものすごい勢いでこっちを見てきたのでとりあえず頷いておいた。
「ど、どういう経緯で?」
「まぁ、私にいろいろあったから。」
「まあそこらへんは伏せておくけど、ちょっとリアルでいろいろあったのよ。」
「はぁ……、そうなんですか。まあ元気そうで何よりです。」
「てかメアリー現実と話し方違うんだね。」
「ちょ、ちょっと!!別にいいでしょ!?」
「えー?悪いとは言ってないじゃん。」
「くッ……。」
「えー!?メアリーさん現実と話し方違うんですか?」
それから私たちのリアル暴露大会が行われた。
「Sakuraさんうちおいでよ!」
「いいんですか!?ぜひ!!」
とりあえずSakuraさんが今度家に来る流れになった。
「ていうか!狩りしようよ!」
「そうですね!」
久しぶりの会話も十分楽しめたことだし、いっちょ狩りまくりますか!
「ああ、夕日おはよう……。」
今の季節は冬で、室温計も非常に低い数値をたたき出している。
しかし、もふもふの布団と心地いい夏海の体温がベストマッチでぐっすり暖かく眠ることができた。
「あれ?夏海はあまり寝れなかった?」
「うん。緊張しちゃったのかも。」
「ええ、家の主が緊張って!まあいいや。ちょっとゲームしてもいい?」
「いいよ。2台ゲーム機があるはずだから好きな方使って。」
「ありがとう。」
再びもぞもぞと布団にくるまる夏海を背に、私は隣の部屋へと移動した。
「よし!久しぶりのゲームだ!!」
病気が治った後、しばらくはリハビリと並行してゲームをしていたのだが、退院のめどが立ってから退院するまでのおよそ2週間の間はゲームをせず、ひたすらにリハビリに励んだ。
2週間ぶりのゲームなのだ。
「よし!やるか!!」
そういって私はゲームの世界に入っていった。
「サンライズファンタジーよ、私は帰ってきた!って、えへへ。言ってみたかったんだよね~。」
自分で勝手に恥ずかしくなった。
2週間前にログアウトした場所はどうやらメアリー武具店の中だったようで、私はメアリー武具店にスポーンした。
「あ、ユウヒ様、お久しぶりでス。」
「あー!ムーちゃん久しぶり~!店番偉いね!」
「ふふっ、アりがとうございまス。」
なんかムーちゃんと話すの久しぶりで楽しい。
そういえばムーちゃんがここに来た時に比べて会話がスムーズに、流暢になってる気がする。
ホムンクルスって学習するんだね。
「えーっと、誰かログインしてないかな?」
そういって私はフレンド一覧を見る。
「あ!Sakuraさんがログインしてる!そういえば私が倒れてから会ってないからなぁ……。命の恩人なのに2か月近くも顔を合わせてないなんてひどいな。」
よしッ!と呟いて私はSakuraさんにメッセージを送る。
「えーっと、Sakuraさんお久しぶりです。もしよかったら一緒に狩りに行きませんか?メアリー武具店にいます。っと!よしおっけー。って!返信早!!」
Sakuraさんに連絡を入れると、送信ボタンと同時じゃないかというレベルで返事が返って来た。
『すぐ行きます。』
みじかッ!!でもきっと急いで打ってくれたんだろうな。
しばらくすると、勢いよく扉の開く音が聞こえた。
「ユウヒさん!!」
「おおSakuraさん!お久しぶりです!!」
「お久しぶりです!!ここ2週間ログインがなくて心配していました!!ていうかなんで2か月もあってくれないんですか!!私ログインしてたの知ってますよ!!」
「ああ、ごめんごめん。私ちょっと忙しくて少ししか入れなかったから。」
「ということは、これからはちゃんとログインできるのですね。」
「そうですよ。」
「よかった。あ!そういえば最近メアリーさんも見ないのですが、何か事情知ってたりしますか?」
え!?メアリー伝えてないのか!
「それに関しては私が説明するわ。」
「なつ……、メアリー!!」
間違えて本名を呼び掛けたのでメアリーという名前をとにかく大きく叫んだ。
多分ばれてない!セーフ。
「ユウヒ、あとで説教。」
「ひえっ!ばれてた!」
「なんか、以前より仲が良くなりました?」
「そうね。一緒に住み始めたから。」
「そうなんですね~。……って、うぇえッ!?!?ちょ、ほんとですか!?!?」
Sakuraさんがものすごい勢いでこっちを見てきたのでとりあえず頷いておいた。
「ど、どういう経緯で?」
「まぁ、私にいろいろあったから。」
「まあそこらへんは伏せておくけど、ちょっとリアルでいろいろあったのよ。」
「はぁ……、そうなんですか。まあ元気そうで何よりです。」
「てかメアリー現実と話し方違うんだね。」
「ちょ、ちょっと!!別にいいでしょ!?」
「えー?悪いとは言ってないじゃん。」
「くッ……。」
「えー!?メアリーさん現実と話し方違うんですか?」
それから私たちのリアル暴露大会が行われた。
「Sakuraさんうちおいでよ!」
「いいんですか!?ぜひ!!」
とりあえずSakuraさんが今度家に来る流れになった。
「ていうか!狩りしようよ!」
「そうですね!」
久しぶりの会話も十分楽しめたことだし、いっちょ狩りまくりますか!
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