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53話目 バトルロワイアル⑮ 最終日
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各地で争いが発生しているらしく、生き残りのチームは私たち含め残り3つ。
labyrinth、Sunset、そしてシトシスというチームだ。
シトシスのメンバーは全員第1回の大会には出場しておらず、その間もひたすらにチームの練度を上げ続けたチームらしい。
第1回大会が終了してからもただひたすらに練度を上げ続ける。
レベルを上げ、スキルを獲得したりと。
このゲームには決闘機能が存在していて、パーティー同士で練習試合のようなものが可能なのだが、その試合では負けなしらしい。
私たちのチームやlabyrinthはその練習試合をやっていないのでどこが最も強いのかはわからない。
しかし、練習試合をたくさんやっているため、パーティー構成等はすでにたくさんの人に知られている。
このチームの大きな特徴が全員が前衛職なこと。
私たちも全員前衛だが、それは2人のパーティーだからであって、4人のパーティーであるシトシスが全員前衛はおかしなことである。
まず、リーダのSakuraは侍、YujiとTyteが片手剣使い、そしてメルが格闘家らしい。
実際に戦った人たちが言うには、スキルの詠唱を声に出して行うことはないためどのようなスキル名なのかはわからないし、どこでスキルを使ったのかもいまいちわからないそうだ。
しかし、腕は実力のようで少しでも隙を見せると強烈な合わせで襲い掛かられるらしい。
最大限の警戒を持っていく。
戦うのが楽しみだ。
敵を探しながらフィールド内をうろちょろしていたのだが、接敵することはなく、一日を終えた。
「いいユウヒ、今日が最終日になると思うわ。気合い入れていきましょう。」
「しゃあ!!」
私たちはいつものように洞穴の中で目を覚ました。
いつもより厳重にするためにできるだけ深く穴を掘り、ダミーの穴まであけておいた。
今回は2人そろってしっかりとした睡眠をとりたかったのだ。
ここまで残ったパーティーはどこもこのゲームで最強レベルで強い。
しっかりと万全の状態で挑まなければ負けてしまう。
マップを確認したのだが、この日で決着がつかなかったら部隊を変えて闘技場のようなところで試合を行うらしい。
残りパーティーは2。
「「え?2!?」」
昨日は私たちを含めて3。
しかし今の数は2なのである。
どうやら私たちが睡眠をとっている間にlabyrinthまたはシトシスのどちらが倒されたらしい。
勝ち残っているパーティーがどれほど消耗しているかはわからないがlabyrinthの腕は相当なことはわかっているし、もしシトシスが残った場合はlabyrinthを倒したということになる。
本当に今日でラストになるだろう。
しっかりと気合を入れていかないと。
今日が最終日ということもあって、この洞穴も少し名残惜しく感じる。
でもここから出ないことには始まらないのでいつも通り地面に掘っていた穴から抜け出す。
「「「「あああああああああああ!!!!!!」」」」
「「えええええええええ!!!!」」
穴から出た瞬間、どうやら私たちの近くをちょうど相手のパーティーが歩いていたようで、いきなり接敵したのだ。
あまりにいきなりすぎる展開に、びっくりしているのだが、私たちは素早く体制を整えて相手に向かい合う。
これが私たちの最後の相手、そしてこの第2回大会を飾る大勝負!
「かかってこいや!シトシス!!」
labyrinth、Sunset、そしてシトシスというチームだ。
シトシスのメンバーは全員第1回の大会には出場しておらず、その間もひたすらにチームの練度を上げ続けたチームらしい。
第1回大会が終了してからもただひたすらに練度を上げ続ける。
レベルを上げ、スキルを獲得したりと。
このゲームには決闘機能が存在していて、パーティー同士で練習試合のようなものが可能なのだが、その試合では負けなしらしい。
私たちのチームやlabyrinthはその練習試合をやっていないのでどこが最も強いのかはわからない。
しかし、練習試合をたくさんやっているため、パーティー構成等はすでにたくさんの人に知られている。
このチームの大きな特徴が全員が前衛職なこと。
私たちも全員前衛だが、それは2人のパーティーだからであって、4人のパーティーであるシトシスが全員前衛はおかしなことである。
まず、リーダのSakuraは侍、YujiとTyteが片手剣使い、そしてメルが格闘家らしい。
実際に戦った人たちが言うには、スキルの詠唱を声に出して行うことはないためどのようなスキル名なのかはわからないし、どこでスキルを使ったのかもいまいちわからないそうだ。
しかし、腕は実力のようで少しでも隙を見せると強烈な合わせで襲い掛かられるらしい。
最大限の警戒を持っていく。
戦うのが楽しみだ。
敵を探しながらフィールド内をうろちょろしていたのだが、接敵することはなく、一日を終えた。
「いいユウヒ、今日が最終日になると思うわ。気合い入れていきましょう。」
「しゃあ!!」
私たちはいつものように洞穴の中で目を覚ました。
いつもより厳重にするためにできるだけ深く穴を掘り、ダミーの穴まであけておいた。
今回は2人そろってしっかりとした睡眠をとりたかったのだ。
ここまで残ったパーティーはどこもこのゲームで最強レベルで強い。
しっかりと万全の状態で挑まなければ負けてしまう。
マップを確認したのだが、この日で決着がつかなかったら部隊を変えて闘技場のようなところで試合を行うらしい。
残りパーティーは2。
「「え?2!?」」
昨日は私たちを含めて3。
しかし今の数は2なのである。
どうやら私たちが睡眠をとっている間にlabyrinthまたはシトシスのどちらが倒されたらしい。
勝ち残っているパーティーがどれほど消耗しているかはわからないがlabyrinthの腕は相当なことはわかっているし、もしシトシスが残った場合はlabyrinthを倒したということになる。
本当に今日でラストになるだろう。
しっかりと気合を入れていかないと。
今日が最終日ということもあって、この洞穴も少し名残惜しく感じる。
でもここから出ないことには始まらないのでいつも通り地面に掘っていた穴から抜け出す。
「「「「あああああああああああ!!!!!!」」」」
「「えええええええええ!!!!」」
穴から出た瞬間、どうやら私たちの近くをちょうど相手のパーティーが歩いていたようで、いきなり接敵したのだ。
あまりにいきなりすぎる展開に、びっくりしているのだが、私たちは素早く体制を整えて相手に向かい合う。
これが私たちの最後の相手、そしてこの第2回大会を飾る大勝負!
「かかってこいや!シトシス!!」
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