35 / 193
34話目 第2回イベントへ
しおりを挟む
「ユウヒ!イベント1位おめでとう!!!」
ここはメアリー武具店の2階、メアリーの居住スペースだ。
このゲームには居住スペースというものが存在する。
アイテムを保存したり、休憩したりと様々なものに使える。
私は持っていないのだが。
そこで行われているのが第1回イベントの打ち上げ兼、第2回イベントの作戦会議。
ほんとは飲食店でやりたいんだけど、町を出たら声をかけられるとか言う今の状況を踏まえるとメアリーの居住スペースでやるのがまあ妥当だろう。
机の上にはメアリーが買ってきてくれた飲食物がずらりと並んでいる。
「それにしてもイベント優勝者様は大変ですね~。まさか買い物もできないなんて。」
「ほんとだよ……。しばらくはフィールドの端のほうとか行かないと狩りもまともにできなそう……。」
あ、なんだメアリー。
人の不幸を笑うとは何事だ!!
ムキーーーーッ!!
「第2回目のイベント優勝したらお前もこうなるんだからな!!!絶対優勝してやる!!!!」
ユウヒはおもむろに立ち上がってそう叫んだ。
「ほどほどにお願いします……。」
「なに?優勝したくないの?」
イスに座りなおしながらメアリーに聞く。
「いや、別にしたいわけではないんだけどね、ユウヒの状態とか見ると大変そうだなって。」
「まあね、確かに大変だけど店の売り上げとかも上がりそうだしいいんじゃない?」
「まあそれもそうだね。」
知名度が上がることは悪いことではない。
道であったときに声をかけてくれたり応援してくれるのはあまりたくさんの人にされるとうっとうしいけどまあうれしいものだ。
プレイヤーが経営しているお店とかなら割引が入ったりとかするかもしれないし。
「まあそんなことより!第2回イベントの会議をしないといけないよ!!」
「そうだった!」
次のイベントの内容はパーティー対抗のバトルロワイアル。
開始まではもう2週間を切っているのだ。
パーティーは2人から4人までのパーティーを組んで行う。
大きなフィールドにたくさんのパーティーがランダムでテレポートされて戦いあう。
相当な長丁場が予想されているのでゲーム内での時間加速処置がとられる予定だ。
倒されてしまったらもう復活はできないのでおとなしく観戦に回ることになる。
一応パーティー全員が倒されたときの順位がそのチームの順位で確定する。
がつがつキルを稼ぎに行くのもよし、影のほうでひっそりと隠れながら順位を上げていくのもよし。
でも個人的には陰でいもいもするのは嫌かな。
しっかりと戦っていきたい。
「私たちは2人で出場でいいんだよね?」
「うん。いいよ~。」
「じゃあ決定で。」
ほかに2人誘ったほうがまあ有利なのだろうが、私たちは2人でも十分やっていける実力を持っているはずだ。
だから今回のイベントは2人で出ることにする。
「なんか気になるチームとかってあるの?私TFTのほうに集中してたからそこら辺の情報があまり入ってきてないんだよ。」
「あ~、情報が多く出だしたのはTFT後からなんだけど、ちょっと気になるパーティーいるよ。」
「お?どんなの?」
「これこれ。」
そういってメアリーは1つのウェブページを見せてきた。
「って!この人レイヴさんじゃん!!」
「そう。レイヴさん。そのTFT2位のレイヴさんをはじめとするTFT上位勢たちが4人集まったパーティーがあるんだよ。それが個人的には気になってる。」
「あちゃー、上位勢4人は確かに厳しいね。でも大丈夫だよ。レイヴさんより多分メアリーのほうが化け物強いから。」
「化け物強いって……、もっといい言い方ないの?」
「ないの!」
「まあいいけど……。」
レイヴさんのチームの4人中2人は私と戦った人だ。
会話にもあったけどレイヴさんとメアリーではメアリーのほうが多分強いのだから大丈夫。
しかも私とメアリーの仲だよ?
もうしゃべらなくても何やりたいのか伝わっちゃう!
チームワーク世界最強だから大丈夫だよ。
「じゃ、ということであんたの双剣メンテナンスしてあげるから出して。」
「お!ありがとう!すぐ終わる?」
「うん、まあ1時間くらいありゃ終わるよ。」
「じゃあ待ってるね~。」
優秀な鍛冶師がこっちにはついている。
装備も世界一だしイベント優勝したのだから実力だって世界一。
そこにチームワークが加わったら負けなしだよ!!
ここはメアリー武具店の2階、メアリーの居住スペースだ。
このゲームには居住スペースというものが存在する。
アイテムを保存したり、休憩したりと様々なものに使える。
私は持っていないのだが。
そこで行われているのが第1回イベントの打ち上げ兼、第2回イベントの作戦会議。
ほんとは飲食店でやりたいんだけど、町を出たら声をかけられるとか言う今の状況を踏まえるとメアリーの居住スペースでやるのがまあ妥当だろう。
机の上にはメアリーが買ってきてくれた飲食物がずらりと並んでいる。
「それにしてもイベント優勝者様は大変ですね~。まさか買い物もできないなんて。」
「ほんとだよ……。しばらくはフィールドの端のほうとか行かないと狩りもまともにできなそう……。」
あ、なんだメアリー。
人の不幸を笑うとは何事だ!!
ムキーーーーッ!!
「第2回目のイベント優勝したらお前もこうなるんだからな!!!絶対優勝してやる!!!!」
ユウヒはおもむろに立ち上がってそう叫んだ。
「ほどほどにお願いします……。」
「なに?優勝したくないの?」
イスに座りなおしながらメアリーに聞く。
「いや、別にしたいわけではないんだけどね、ユウヒの状態とか見ると大変そうだなって。」
「まあね、確かに大変だけど店の売り上げとかも上がりそうだしいいんじゃない?」
「まあそれもそうだね。」
知名度が上がることは悪いことではない。
道であったときに声をかけてくれたり応援してくれるのはあまりたくさんの人にされるとうっとうしいけどまあうれしいものだ。
プレイヤーが経営しているお店とかなら割引が入ったりとかするかもしれないし。
「まあそんなことより!第2回イベントの会議をしないといけないよ!!」
「そうだった!」
次のイベントの内容はパーティー対抗のバトルロワイアル。
開始まではもう2週間を切っているのだ。
パーティーは2人から4人までのパーティーを組んで行う。
大きなフィールドにたくさんのパーティーがランダムでテレポートされて戦いあう。
相当な長丁場が予想されているのでゲーム内での時間加速処置がとられる予定だ。
倒されてしまったらもう復活はできないのでおとなしく観戦に回ることになる。
一応パーティー全員が倒されたときの順位がそのチームの順位で確定する。
がつがつキルを稼ぎに行くのもよし、影のほうでひっそりと隠れながら順位を上げていくのもよし。
でも個人的には陰でいもいもするのは嫌かな。
しっかりと戦っていきたい。
「私たちは2人で出場でいいんだよね?」
「うん。いいよ~。」
「じゃあ決定で。」
ほかに2人誘ったほうがまあ有利なのだろうが、私たちは2人でも十分やっていける実力を持っているはずだ。
だから今回のイベントは2人で出ることにする。
「なんか気になるチームとかってあるの?私TFTのほうに集中してたからそこら辺の情報があまり入ってきてないんだよ。」
「あ~、情報が多く出だしたのはTFT後からなんだけど、ちょっと気になるパーティーいるよ。」
「お?どんなの?」
「これこれ。」
そういってメアリーは1つのウェブページを見せてきた。
「って!この人レイヴさんじゃん!!」
「そう。レイヴさん。そのTFT2位のレイヴさんをはじめとするTFT上位勢たちが4人集まったパーティーがあるんだよ。それが個人的には気になってる。」
「あちゃー、上位勢4人は確かに厳しいね。でも大丈夫だよ。レイヴさんより多分メアリーのほうが化け物強いから。」
「化け物強いって……、もっといい言い方ないの?」
「ないの!」
「まあいいけど……。」
レイヴさんのチームの4人中2人は私と戦った人だ。
会話にもあったけどレイヴさんとメアリーではメアリーのほうが多分強いのだから大丈夫。
しかも私とメアリーの仲だよ?
もうしゃべらなくても何やりたいのか伝わっちゃう!
チームワーク世界最強だから大丈夫だよ。
「じゃ、ということであんたの双剣メンテナンスしてあげるから出して。」
「お!ありがとう!すぐ終わる?」
「うん、まあ1時間くらいありゃ終わるよ。」
「じゃあ待ってるね~。」
優秀な鍛冶師がこっちにはついている。
装備も世界一だしイベント優勝したのだから実力だって世界一。
そこにチームワークが加わったら負けなしだよ!!
0
お気に入りに追加
543
あなたにおすすめの小説
VRゲームでも身体は動かしたくない。
姫野 佑
SF
多種多様な武器やスキル、様々な【称号】が存在するが職業という概念が存在しない<Imperial Of Egg>。
古き良きPCゲームとして稼働していた<Imperial Of Egg>もいよいよ完全没入型VRMMO化されることになった。
身体をなるべく動かしたくないと考えている岡田智恵理は<Imperial Of Egg>がVRゲームになるという発表を聞いて気落ちしていた。
しかしゲーム内の親友との会話で落ち着きを取り戻し、<Imperial Of Egg>にログインする。
当作品は小説家になろう様で連載しております。
章が完結次第、一日一話投稿致します。
実力を隠し「例え長男でも無能に家は継がせん。他家に養子に出す」と親父殿に言われたところまでは計算通りだったが、まさかハーレム生活になるとは
竹井ゴールド
ライト文芸
日本国内トップ5に入る異能力者の名家、東条院。
その宗家本流の嫡子に生まれた東条院青夜は子供の頃に実母に「16歳までに東条院の家を出ないと命を落とす事になる」と予言され、無能を演じ続け、父親や後妻、異母弟や異母妹、親族や許嫁に馬鹿にされながらも、念願適って中学卒業の春休みに東条院家から田中家に養子に出された。
青夜は4月が誕生日なのでギリギリ16歳までに家を出た訳だが。
その後がよろしくない。
青夜を引き取った田中家の義父、一狼は53歳ながら若い妻を持ち、4人の娘の父親でもあったからだ。
妻、21歳、一狼の8人目の妻、愛。
長女、25歳、皇宮警察の異能力部隊所属、弥生。
次女、22歳、田中流空手道場の師範代、葉月。
三女、19歳、離婚したフランス系アメリカ人の3人目の妻が産んだハーフ、アンジェリカ。
四女、17歳、死別した4人目の妻が産んだ中国系ハーフ、シャンリー。
この5人とも青夜は家族となり、
・・・何これ? 少し想定外なんだけど。
【2023/3/23、24hポイント26万4600pt突破】
【2023/7/11、累計ポイント550万pt突破】
【2023/6/5、お気に入り数2130突破】
【アルファポリスのみの投稿です】
【第6回ライト文芸大賞、22万7046pt、2位】
【2023/6/30、メールが来て出版申請、8/1、慰めメール】
【未完】
日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。
俺だけに効くエリクサー。飲んで戦って気が付けば異世界最強に⁉
まるせい
ファンタジー
異世界に召喚された熱海 湊(あたみ みなと)が得たのは(自分だけにしか効果のない)エリクサーを作り出す能力だった。『外れ異世界人』認定された湊は神殿から追放されてしまう。
貰った手切れ金を元手に装備を整え、湊はこの世界で生きることを決意する。
貧乏冒険者で底辺配信者の生きる希望もないおっさんバズる~庭のFランク(実際はSSSランク)ダンジョンで活動すること15年、最強になりました~
喰寝丸太
ファンタジー
おっさんは経済的に、そして冒険者としても底辺だった。
庭にダンジョンができたが最初のザコがスライムということでFランクダンジョン認定された。
そして18年。
おっさんの実力が白日の下に。
FランクダンジョンはSSSランクだった。
最初のザコ敵はアイアンスライム。
特徴は大量の経験値を持っていて硬い、そして逃げる。
追い詰められると不壊と言われるダンジョンの壁すら溶かす酸を出す。
そんなダンジョンでの15年の月日はおっさんを最強にさせた。
世間から隠されていた最強の化け物がいま世に出る。
最前線攻略に疲れた俺は、新作VRMMOを最弱職業で楽しむことにした
水の入ったペットボトル
SF
これまであらゆるMMOを最前線攻略してきたが、もう俺(大川優磨)はこの遊び方に満足してしまった。いや、もう楽しいとすら思えない。
ゲームは楽しむためにするものだと思い出した俺は、新作VRMMOを最弱職業『テイマー』で始めることに。
βテストでは最弱職業だと言われていたテイマーだが、主人公の活躍によって評価が上がっていく?
そんな周りの評価など関係なしに、今日も主人公は楽しむことに全力を出す。
この作品は「カクヨム」様、「小説家になろう」様にも掲載しています。
オワコン・ゲームに復活を! 仕事首になって友人のゲーム会社に誘われた俺。あらゆる手段でゲームを盛り上げます。
栗鼠
SF
時は、VRゲームが大流行の22世紀! 無能と言われてクビにされた、ゲーム開発者・坂本翔平の元に、『爆死したゲームを助けてほしい』と、大学時代の友人・三国幸太郎から電話がかかる。こうして始まった、オワコン・ゲーム『ファンタジア・エルドーン』の再ブレイク作戦! 企画・交渉・開発・営業・運営に、正当防衛、カウンター・ハッキング、敵対勢力の排除など! 裏仕事まで出来る坂本翔平のお陰で、ゲームは大いに盛り上がっていき! ユーザーと世界も、変わっていくのであった!!
*小説家になろう、カクヨムにも、投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる