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待っていた???
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会計を済ませて店から出ると、近くのベンチで近衛 が座っていた、まさか待っていたのか?
「ああ、市橋さん終わったんだ」
立ち上がって此方にやって来る...何気に片手に買い物した袋がある...むむちょい高めの服屋の紙袋と近寄り難いオシャレ系な雑貨屋の袋...くっそスクールカースト上位な上にブルジョワめ...
「メガネは?」
「レンズの度数注文してからだから一週間はかかるんだよ、まぁいつもの事だけどね」
「そっか残念」
「でもね、この子近衛君の選んだフレーム購入したのよ」
母よ...余計な事を...
「え!嬉しいなぁ!」
そしてすごく嬉しそうな笑顔を何故見せるのだ...近衛慶秋よ...
「なかなか思うようなのがなかったし、しっくりきたから」
「そっか...」
そんなに自分が勧めたものを選んで貰えたのが嬉しいのか?
「ところで近衛君これからどうするの?結構荷物が多いみたいだけど」
「ああ、引っ越ししたばかりで必要なものを買い足していたんです、何せほぼ一人暮らしなので」
「一人暮らし?」
「父が海外に転勤で一人暮らしになったのですが、今まで住んでいた場所より、叔父夫婦がいる此方に引っ越した方がいいと勧められたんです、でも叔父も新婚なので一緒に暮らすのも悪いなと思い、アパートを借りて暮らしているんです」
「へぇ、偉いのねぇ」
「いいえ、食事等も叔父夫婦におんぶに抱っこですから...昼なんて買ってきて貰ったお弁当ですし、はは」
お昼の弁当が市販というか高級弁当なのはそう言う事か...まぁ叔父とやらもブルジョワ...くっ...生まれながらの勝ち組め...
「そうなの...じゃあしえちゃん近衛君にお弁当作ってあげたら?2個作るも3個作るも変わらないじゃない」
「ファッ!お母さん!」
母よ!なんて提案を!!!!
「え!良いんですか!一度おかず交換して貰った市橋さんのおかずがすごい美味しいから毎日食べたいなぁって思ってたんです!」
近衛慶秋!お前そこは遠慮しろよ!
「あらあら!おかず交換なんていつの間に、ふふ」
母もまるで娘の彼氏が出来て喜ぶ風にするのヤメレ!
そんなこんなでいつの間にかお弁当を私が作る羽目になってしまった...どうして...
その後3人で使い捨てのお弁当箱等買ったりしたのだが、どこに同級生がいるかとヒヤヒヤして仕方なかった...とほほ。
「ああ、市橋さん終わったんだ」
立ち上がって此方にやって来る...何気に片手に買い物した袋がある...むむちょい高めの服屋の紙袋と近寄り難いオシャレ系な雑貨屋の袋...くっそスクールカースト上位な上にブルジョワめ...
「メガネは?」
「レンズの度数注文してからだから一週間はかかるんだよ、まぁいつもの事だけどね」
「そっか残念」
「でもね、この子近衛君の選んだフレーム購入したのよ」
母よ...余計な事を...
「え!嬉しいなぁ!」
そしてすごく嬉しそうな笑顔を何故見せるのだ...近衛慶秋よ...
「なかなか思うようなのがなかったし、しっくりきたから」
「そっか...」
そんなに自分が勧めたものを選んで貰えたのが嬉しいのか?
「ところで近衛君これからどうするの?結構荷物が多いみたいだけど」
「ああ、引っ越ししたばかりで必要なものを買い足していたんです、何せほぼ一人暮らしなので」
「一人暮らし?」
「父が海外に転勤で一人暮らしになったのですが、今まで住んでいた場所より、叔父夫婦がいる此方に引っ越した方がいいと勧められたんです、でも叔父も新婚なので一緒に暮らすのも悪いなと思い、アパートを借りて暮らしているんです」
「へぇ、偉いのねぇ」
「いいえ、食事等も叔父夫婦におんぶに抱っこですから...昼なんて買ってきて貰ったお弁当ですし、はは」
お昼の弁当が市販というか高級弁当なのはそう言う事か...まぁ叔父とやらもブルジョワ...くっ...生まれながらの勝ち組め...
「そうなの...じゃあしえちゃん近衛君にお弁当作ってあげたら?2個作るも3個作るも変わらないじゃない」
「ファッ!お母さん!」
母よ!なんて提案を!!!!
「え!良いんですか!一度おかず交換して貰った市橋さんのおかずがすごい美味しいから毎日食べたいなぁって思ってたんです!」
近衛慶秋!お前そこは遠慮しろよ!
「あらあら!おかず交換なんていつの間に、ふふ」
母もまるで娘の彼氏が出来て喜ぶ風にするのヤメレ!
そんなこんなでいつの間にかお弁当を私が作る羽目になってしまった...どうして...
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