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chapter7:become a teacher
ジョナサン試験を受ける その5
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授業も終わり、バレンティナとジョナサンはディビッドと一緒に帰る(そうしないとディビッドが拗ねるため)約束を守る為に、食堂へやって来る。
ディビッドは掃除をしており、そんな中でジョナサンは今日の出来事の愚痴を漏らす。
「あはははははははっ!!!」
ディビッドは事の顛末を聞いて大笑いする。
「笑うな!くそっ!」
「ジョナサン、言葉が悪いわよ!」
「...ごめんなさい」
言葉が悪いとバレンティナに嗜めらると即謝る。
何故なら言葉使いが悪いと片思い中のスザンナと会う機会が失われるからであり、ジョナサンとしては死活問題だからである。
しかも最近学校に毎日真面目に通っているせいでそのスザンナに会うことが出来ていないのだ。
「そっ...それにしてもどうしましょうねぇ...くくくっ...それこそ姉上の護衛はジョナサンの代役立てて、ジョナサンはそのまま生徒の姿のまま参加でっ...くくっ...」
ディビッドは笑いを堪えきれずにヒーヒー言っている。
「もう!ディビッド笑いすぎよ!でも本当よくやったと思うわジョナサン、脇目を振らずに人助けしたんだもの、偉いわ」
「そ...そうかなぁ...」
バレンティナに褒められてちょっと照れるジョナサン。
「む...」
バレンティナにジョナサンだけ褒められている事にややムッとする大人げ無いディビッド。
「もう!...ディビッドもちゃんと毎日仕事して偉いわね」
「ふふふ」
拗ねると面倒くさいディビッドを呆れながらも一応褒めるバレンティナ、ディビッドは褒められてデレデレしている...それをジョナサンはドン引き気味で見ている。
ディビッドは兄と言う立場に憧れはあってもやはり末っ子気質はどうにも抜けないみたいである。
「ところで何か新しい情報は出てきたの?」
バレンティナががモレクの件で何か新しい情報があったか尋ねる。
「うーん...特に失踪者がいたとかおかしなものを見ただのの噂は聞かないですねぇ」
とディビッドが首を傾げながらそう話す。
「俺の方も...なぁ、本当にこの学校の生徒が狙われてんのか???」
「ここの生徒達は少なからず術士の能力持ちだし、中には赤宿しも生徒も数人いるんですよ?子供を贄に求める悪魔にとっては最高の環境じゃないですか」
「確かにそうだけどさぁ」
「それに高位貴族の通っている学校だとその辺のセキュリティはそこそこ強いでしょうが、ここは平民も多いんで正直ザルじゃないですか?私なんてなんのコネもなく簡単にスタッフとして入れましたよ?それにジョナサンも何となく教師のレベルは分かるでしょう?」
ジョナサンの疑問にディビッドはそう答える。
ディビッドは掃除をしており、そんな中でジョナサンは今日の出来事の愚痴を漏らす。
「あはははははははっ!!!」
ディビッドは事の顛末を聞いて大笑いする。
「笑うな!くそっ!」
「ジョナサン、言葉が悪いわよ!」
「...ごめんなさい」
言葉が悪いとバレンティナに嗜めらると即謝る。
何故なら言葉使いが悪いと片思い中のスザンナと会う機会が失われるからであり、ジョナサンとしては死活問題だからである。
しかも最近学校に毎日真面目に通っているせいでそのスザンナに会うことが出来ていないのだ。
「そっ...それにしてもどうしましょうねぇ...くくくっ...それこそ姉上の護衛はジョナサンの代役立てて、ジョナサンはそのまま生徒の姿のまま参加でっ...くくっ...」
ディビッドは笑いを堪えきれずにヒーヒー言っている。
「もう!ディビッド笑いすぎよ!でも本当よくやったと思うわジョナサン、脇目を振らずに人助けしたんだもの、偉いわ」
「そ...そうかなぁ...」
バレンティナに褒められてちょっと照れるジョナサン。
「む...」
バレンティナにジョナサンだけ褒められている事にややムッとする大人げ無いディビッド。
「もう!...ディビッドもちゃんと毎日仕事して偉いわね」
「ふふふ」
拗ねると面倒くさいディビッドを呆れながらも一応褒めるバレンティナ、ディビッドは褒められてデレデレしている...それをジョナサンはドン引き気味で見ている。
ディビッドは兄と言う立場に憧れはあってもやはり末っ子気質はどうにも抜けないみたいである。
「ところで何か新しい情報は出てきたの?」
バレンティナががモレクの件で何か新しい情報があったか尋ねる。
「うーん...特に失踪者がいたとかおかしなものを見ただのの噂は聞かないですねぇ」
とディビッドが首を傾げながらそう話す。
「俺の方も...なぁ、本当にこの学校の生徒が狙われてんのか???」
「ここの生徒達は少なからず術士の能力持ちだし、中には赤宿しも生徒も数人いるんですよ?子供を贄に求める悪魔にとっては最高の環境じゃないですか」
「確かにそうだけどさぁ」
「それに高位貴族の通っている学校だとその辺のセキュリティはそこそこ強いでしょうが、ここは平民も多いんで正直ザルじゃないですか?私なんてなんのコネもなく簡単にスタッフとして入れましたよ?それにジョナサンも何となく教師のレベルは分かるでしょう?」
ジョナサンの疑問にディビッドはそう答える。
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