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chapter7:become a teacher
古い夢3 その5
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「まずっ!!!」
気付け薬の不味さで再度目覚めるディビッド、ちなみに気を失う程不味い睡眠薬と違って刺激性のある不味さらしい。
「流石タフよねぇ...」
「いやいや...最近まで安静にしてろって相手に対してする事じゃ無いですよ...ううっ」
そうは言っても腹パンよりも飲まされた気付け薬のまずさの方がディビッド的には実はダメージが大きいかったりなのだが。
「まぁそんな事より色々話があるから起きなさい」
とエステルに言われて渋々ベッドから出て三人でダイニングに向かうのだった。
ー
「やはりモレクで確定って事ですか...」
「ディブ、貴方の予想が当たったわね」
「あんまり良い予想じゃ無いですけどね」
ディビッドはため息を吐く。
「まぁ現状貴方は戦闘には出せないからマキシムやジョナサン達に任せなさい、どちらにしろまたそっちに向かわなきゃだし今から私も向かっても構わないし」
「姉上いくら前とそんなに変わらない強さのままとは言え、実際はまだ未熟な子供の身体なんですよ...それこそ無理しないで下さい、それに発作だってまだ一回しか出ていないしもうそんな事ないかも...」
小さい身体で大の大人を軽く倒す程の力があるが、体力が足りないせいかすぐに眠くなるらしい事を使用人達の話から聞いている為、ディビッドは心配しているのだ。
「いいえ!今回はダメ!せいぜい学食のスタッフまでで我慢しなさい!」
「大丈夫でしょうか...」
ディビッドは心配する、異端審問官の数を集めても実際前線に立って戦えるのが実質マキシムとジョナサンの2人だけだ、しかも相手は通常の悪魔とは訳が違いレギオンやバビロンと同列と思って良いレベルだ。
そして相性の問題もあったとはいえ2人は一度死を経験している...それこそ奇跡を引き起こしたからこそ2人は生きているのだから。
「んな心配すんなよ、今回は過去の預言者である聖ジョシュアの助言や天使の助けもあってゲヘナの火をこちらへ運んで貰っているんだしさ」
「そうでしょうが...」
「神は自らの使徒を使わす程なのよ...大丈夫よ!」
ジョナサンやエステルにそう言われるもディビッドの心には何処か引っかかる所が残るのだった。
ー
エステルもディビッドに封印を施した後戻った(?)為、ディビッド達はやや遅くなった夕食として、ジョナサンが近くのパン屋から貰ったバケットを使って作った簡単なオニオングラタンスープを食べていた。
ジョナサンが早朝店の前を掃除をしているとパン屋の親父さんがジョナサンを気に入っているのかやってきてはあれこれパンを貰えるらしく、最近はパンには困らない生活を送っている。
流石に貰ってばかりでは...とディビッドはお菓子をお返しはしているが。
気付け薬の不味さで再度目覚めるディビッド、ちなみに気を失う程不味い睡眠薬と違って刺激性のある不味さらしい。
「流石タフよねぇ...」
「いやいや...最近まで安静にしてろって相手に対してする事じゃ無いですよ...ううっ」
そうは言っても腹パンよりも飲まされた気付け薬のまずさの方がディビッド的には実はダメージが大きいかったりなのだが。
「まぁそんな事より色々話があるから起きなさい」
とエステルに言われて渋々ベッドから出て三人でダイニングに向かうのだった。
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「やはりモレクで確定って事ですか...」
「ディブ、貴方の予想が当たったわね」
「あんまり良い予想じゃ無いですけどね」
ディビッドはため息を吐く。
「まぁ現状貴方は戦闘には出せないからマキシムやジョナサン達に任せなさい、どちらにしろまたそっちに向かわなきゃだし今から私も向かっても構わないし」
「姉上いくら前とそんなに変わらない強さのままとは言え、実際はまだ未熟な子供の身体なんですよ...それこそ無理しないで下さい、それに発作だってまだ一回しか出ていないしもうそんな事ないかも...」
小さい身体で大の大人を軽く倒す程の力があるが、体力が足りないせいかすぐに眠くなるらしい事を使用人達の話から聞いている為、ディビッドは心配しているのだ。
「いいえ!今回はダメ!せいぜい学食のスタッフまでで我慢しなさい!」
「大丈夫でしょうか...」
ディビッドは心配する、異端審問官の数を集めても実際前線に立って戦えるのが実質マキシムとジョナサンの2人だけだ、しかも相手は通常の悪魔とは訳が違いレギオンやバビロンと同列と思って良いレベルだ。
そして相性の問題もあったとはいえ2人は一度死を経験している...それこそ奇跡を引き起こしたからこそ2人は生きているのだから。
「んな心配すんなよ、今回は過去の預言者である聖ジョシュアの助言や天使の助けもあってゲヘナの火をこちらへ運んで貰っているんだしさ」
「そうでしょうが...」
「神は自らの使徒を使わす程なのよ...大丈夫よ!」
ジョナサンやエステルにそう言われるもディビッドの心には何処か引っかかる所が残るのだった。
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エステルもディビッドに封印を施した後戻った(?)為、ディビッド達はやや遅くなった夕食として、ジョナサンが近くのパン屋から貰ったバケットを使って作った簡単なオニオングラタンスープを食べていた。
ジョナサンが早朝店の前を掃除をしているとパン屋の親父さんがジョナサンを気に入っているのかやってきてはあれこれパンを貰えるらしく、最近はパンには困らない生活を送っている。
流石に貰ってばかりでは...とディビッドはお菓子をお返しはしているが。
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