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chapter6:Be baptized
今日はおめでたい日だからね! その2
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「確かに私は教養として6カ国語は習得してるし、術士としての訓練も受けてるけど...」
『え!6ヶ国語ってすごいね!私なんて生きてた頃なんてせいぜいエアヴァルド語とウルム語にちょっとだけテルニ語を齧ったくらいだよ~まだ若いのにすごいなぁ』
なんだかすごい褒めちぎられちゃうと何だかくすぐったくなるわね。
「まぁウルム上位貴族なら他国の重鎮の方との交友も必要になるから損にはならないと思ってよ?でもそれも無駄になっちゃうかもだけど」
ディビッドと一緒になるならあまり関係なくなりそうだものね。
『いいや、ある意味君が選ばれた理由が分かるよ、その能力は無駄にはならないしね』
「?」
『その内分かるよ、そう言えば君は旅行は好き?』
「そうね、お金も無かったし身体も弱かったからせいぜい王都とベルガモの行きくらいだから...こうやって他国の文化...それこそエアヴァルドの宗教画とか色々実際に見て知る事って楽しいわ」
『なら良かった!神の求めし事を君が進んで行うなら君の将来その好奇心を満たせる事間違い無しだからね!』
「???」
『旅は良いよ!それこそ2年くらいも1人と一羽であちこち旅をしてたけど楽しいからねぇ』
1人と1羽ってピッピちゃんみたいな小鳥でも連れて行ってたのかしら?
「それって神のご意志は私があちこち旅に出る事なのかしら?」
『うん、でもそれは最終的に君が選ぶ事だよ?神は無理強いはさせないからね...それに君の場合は1人旅って訳にはいかなさそうだね』
と言われてふとディビッドと手を繋いで見知らぬ土地を一緒に歩く姿が思い描かれる。
こちらを見て優しく微笑まれながら、とても幸せそうな顔をしてるディビッドの顔。
『あ...見えたかな』
と言われる、もしかしてさっき思い浮かべた事が分かるのかしら???
「ただディビッドと一緒に歩いてるのを思い浮かべただけよ?それにディビッドって部屋に篭っ...インドア派だしそんな旅に出るってなんか実感できないわ」
うっかりこの子の前で部屋でエッチな事ばかりになっちゃうのをつい言っちゃいそうになっちゃった。
『どうやら一つの将来が確定したのかな、それにしても『白の射手』はお仕置きされて反省したみたいだし良い方向に向かっているのかもね』
「?」
『ああ...こっちの話だよ、気にしなくて良いよ』
「具体的にどこの土地へ行くのかしら」
『それはあちこちさ!端は帝国からテルニも含めてね!』
「ええっ!それって大陸横断するのと同じじゃない???」
『流石に海まで渡るまでじゃ無いから』
と何だか楽し気に話をするけど大陸横断なんて結構な長さよ!
『世界は広い...各地にはまだ悪魔を封印して手付かずの地域も多いんだ、今回ウルムの王は国教として認めた上に『白の射手』が生じさせた大奇跡のお陰でかなり創造主にして忠節なる神の名が広められたけれど、それだけではね...だから君には多くの人々に知らしめる事を望まれているんだよ』
「それって宣教師にでもなりなさいって事?」
『いいや?ただ君は旅をすれば良いんだよ、旅をして各地の人々を交友をしたり、景色を見たり何かあったら対処して、手に負えそうにないなら『白の射手』や私も含めて助けが必ず入るしね』
「何かあればって所が気になるけど、旅行はしたいわね」
『え!6ヶ国語ってすごいね!私なんて生きてた頃なんてせいぜいエアヴァルド語とウルム語にちょっとだけテルニ語を齧ったくらいだよ~まだ若いのにすごいなぁ』
なんだかすごい褒めちぎられちゃうと何だかくすぐったくなるわね。
「まぁウルム上位貴族なら他国の重鎮の方との交友も必要になるから損にはならないと思ってよ?でもそれも無駄になっちゃうかもだけど」
ディビッドと一緒になるならあまり関係なくなりそうだものね。
『いいや、ある意味君が選ばれた理由が分かるよ、その能力は無駄にはならないしね』
「?」
『その内分かるよ、そう言えば君は旅行は好き?』
「そうね、お金も無かったし身体も弱かったからせいぜい王都とベルガモの行きくらいだから...こうやって他国の文化...それこそエアヴァルドの宗教画とか色々実際に見て知る事って楽しいわ」
『なら良かった!神の求めし事を君が進んで行うなら君の将来その好奇心を満たせる事間違い無しだからね!』
「???」
『旅は良いよ!それこそ2年くらいも1人と一羽であちこち旅をしてたけど楽しいからねぇ』
1人と1羽ってピッピちゃんみたいな小鳥でも連れて行ってたのかしら?
「それって神のご意志は私があちこち旅に出る事なのかしら?」
『うん、でもそれは最終的に君が選ぶ事だよ?神は無理強いはさせないからね...それに君の場合は1人旅って訳にはいかなさそうだね』
と言われてふとディビッドと手を繋いで見知らぬ土地を一緒に歩く姿が思い描かれる。
こちらを見て優しく微笑まれながら、とても幸せそうな顔をしてるディビッドの顔。
『あ...見えたかな』
と言われる、もしかしてさっき思い浮かべた事が分かるのかしら???
「ただディビッドと一緒に歩いてるのを思い浮かべただけよ?それにディビッドって部屋に篭っ...インドア派だしそんな旅に出るってなんか実感できないわ」
うっかりこの子の前で部屋でエッチな事ばかりになっちゃうのをつい言っちゃいそうになっちゃった。
『どうやら一つの将来が確定したのかな、それにしても『白の射手』はお仕置きされて反省したみたいだし良い方向に向かっているのかもね』
「?」
『ああ...こっちの話だよ、気にしなくて良いよ』
「具体的にどこの土地へ行くのかしら」
『それはあちこちさ!端は帝国からテルニも含めてね!』
「ええっ!それって大陸横断するのと同じじゃない???」
『流石に海まで渡るまでじゃ無いから』
と何だか楽し気に話をするけど大陸横断なんて結構な長さよ!
『世界は広い...各地にはまだ悪魔を封印して手付かずの地域も多いんだ、今回ウルムの王は国教として認めた上に『白の射手』が生じさせた大奇跡のお陰でかなり創造主にして忠節なる神の名が広められたけれど、それだけではね...だから君には多くの人々に知らしめる事を望まれているんだよ』
「それって宣教師にでもなりなさいって事?」
『いいや?ただ君は旅をすれば良いんだよ、旅をして各地の人々を交友をしたり、景色を見たり何かあったら対処して、手に負えそうにないなら『白の射手』や私も含めて助けが必ず入るしね』
「何かあればって所が気になるけど、旅行はしたいわね」
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