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chapter6:Be baptized
悪女になりきるしかないわ! その5
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「それ以上に嘘を重ねて私の大切な花嫁と引き離そうとした罪の方が重いですけどねぇ」
ってディビッドの方がもっと怒ってる!瞳も真っ赤になってるし!
確かにディビッドは被害者だし怒って良いと思うけどもこれじゃあ血を見そうな勢いだわ!大変!
何だかヘルムート様含めて周囲も二人を止めそうにない雰囲気だし、いくら嫌な子達でもこの場で死人を出すのは流石に頂けないわ...ううっ!もうこうなったらヤケだわ!
「ディビッド」
とディビッドの正面に回って駆け寄りつま先立ちしながら首に手をまわして、その唇に触れるだけのキスをする。
その行為に周囲は固まり、女の子達は更に悲鳴を上げてるのはわかるけれど仕方ないわ。
ディビッドなんてもう顔真っ赤にしてるけど、今は無視して振り向き女の子達に顔を向ける。
「ごめんなさいねぇ、この人私に首ったけなのよ」
と今まで腹立たしく思ってた分、嫌味たっぷりの笑顔を作りながらそう言うとぎゃあああ!と女の子達全員が今回で1番の絶叫が響く。
中には気絶しちゃってる子もいるわ。
「はっ!...この娘達全員を全員牢へ...正式な裁判を終えた後に処罰が決まるでしょう」
唖然としてた所、我に返ったヘルムート様が指示を出すと、女の子達全員が異端審問官の人達に連れられて部屋を出されてしまったわ...
そうやって静かになった直後みんなが私を見ている事に気がつく。
その視線から急にさっきまでの出来事が恥ずかしくなってきたわ!
「やだぁ...恥ずかしい」
顔が熱くなってしゃがみ込んで顔を隠す。
仕方なかったとは言え、他にあの場を止められる方法が思いつかなかったとは言えよ!
しかも異性間で何か食べさせる行為がみんななんか変な顔してたのも、エッチな意味合いがあったって事でしょ???
「ティナちゃんは頑張ったわよ、えらいわ...」
とエステルお姉様がなんとも言えない雰囲気で背中をさすりながら声をかけてくれるけど恥ずかしさだけで気を失いそうだわ...
「ティナ~」
今度はディビッドがエステルお姉様を跳ね除けて抱きついて来たわ!
「まるで女優みたいでしたよ~かわいいなぁ~」
「もう!そうでもしないとこの場が血の海になるかと思ったからよ!きゃあ!」
頬ずりした上更にキスしてこようとしているわ!
「人前で公表した様なものですしー嫌がらないで堂々とイチャイチャしましょうよ」
「こら!ティナちゃんから離れなさ~い!」
「絶対嫌ですよぉ!」
「ええい!服についた油染みみたいにしつこいわねぇ!!!!」
エステルお姉様はディビッドを必死に引き剥がそうとするけど、今日は何だかしぶとくて引き剥がされないわ!
そんな感じでこのゴタゴタを止める事を諦めたヘルムート様と教皇様は生やさしい目でこっちを見てるし...何だか今日一日だけで大量の黒歴史を作ってしまったわ、ぐすん。
ってディビッドの方がもっと怒ってる!瞳も真っ赤になってるし!
確かにディビッドは被害者だし怒って良いと思うけどもこれじゃあ血を見そうな勢いだわ!大変!
何だかヘルムート様含めて周囲も二人を止めそうにない雰囲気だし、いくら嫌な子達でもこの場で死人を出すのは流石に頂けないわ...ううっ!もうこうなったらヤケだわ!
「ディビッド」
とディビッドの正面に回って駆け寄りつま先立ちしながら首に手をまわして、その唇に触れるだけのキスをする。
その行為に周囲は固まり、女の子達は更に悲鳴を上げてるのはわかるけれど仕方ないわ。
ディビッドなんてもう顔真っ赤にしてるけど、今は無視して振り向き女の子達に顔を向ける。
「ごめんなさいねぇ、この人私に首ったけなのよ」
と今まで腹立たしく思ってた分、嫌味たっぷりの笑顔を作りながらそう言うとぎゃあああ!と女の子達全員が今回で1番の絶叫が響く。
中には気絶しちゃってる子もいるわ。
「はっ!...この娘達全員を全員牢へ...正式な裁判を終えた後に処罰が決まるでしょう」
唖然としてた所、我に返ったヘルムート様が指示を出すと、女の子達全員が異端審問官の人達に連れられて部屋を出されてしまったわ...
そうやって静かになった直後みんなが私を見ている事に気がつく。
その視線から急にさっきまでの出来事が恥ずかしくなってきたわ!
「やだぁ...恥ずかしい」
顔が熱くなってしゃがみ込んで顔を隠す。
仕方なかったとは言え、他にあの場を止められる方法が思いつかなかったとは言えよ!
しかも異性間で何か食べさせる行為がみんななんか変な顔してたのも、エッチな意味合いがあったって事でしょ???
「ティナちゃんは頑張ったわよ、えらいわ...」
とエステルお姉様がなんとも言えない雰囲気で背中をさすりながら声をかけてくれるけど恥ずかしさだけで気を失いそうだわ...
「ティナ~」
今度はディビッドがエステルお姉様を跳ね除けて抱きついて来たわ!
「まるで女優みたいでしたよ~かわいいなぁ~」
「もう!そうでもしないとこの場が血の海になるかと思ったからよ!きゃあ!」
頬ずりした上更にキスしてこようとしているわ!
「人前で公表した様なものですしー嫌がらないで堂々とイチャイチャしましょうよ」
「こら!ティナちゃんから離れなさ~い!」
「絶対嫌ですよぉ!」
「ええい!服についた油染みみたいにしつこいわねぇ!!!!」
エステルお姉様はディビッドを必死に引き剥がそうとするけど、今日は何だかしぶとくて引き剥がされないわ!
そんな感じでこのゴタゴタを止める事を諦めたヘルムート様と教皇様は生やさしい目でこっちを見てるし...何だか今日一日だけで大量の黒歴史を作ってしまったわ、ぐすん。
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