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chapter6:Be baptized
それは秘密よ その12
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「...たった半年でこうも人生変わるなんて」
「正確には7ヶ月と2日ですよ」
「きゃあ!」
窓から黒い影が急に入って来たと思ったらディビッドだわ!
さっきまで司祭服を着ていたけど、コートを脱いで身軽になってるわね。
「そんなに驚かないでも...」
「急に窓からやってくるんだもの驚くわよ、もう!」
「いつもバルコニーから来るのと変わりないんですけどねぇ、あ、着替えちゃったんですね」
そんな事言いながら窓から部屋に入ってくるわ。
「修道士見習いでもないのに着ていたらおかしいもの」
「折角堪能しようとおもったのに...」
何だかいかがわしい事を考えてたのかボソリとそんな事を言い出してるわね。
「何か言った???」
「いいえ~」
「もう!仕方ないんだから...それにこの服を返して元々着てきた服返して貰うんだから!折角エステルお姉様が下さったものなのに」
結構好きな大人っぽいデザインのシンプルだけど上品なワンピース置いてきちゃったのよね。
「姉上がくれた服なんて別にいいじゃないですか、服なら私が新しいのを買ってあげますよ~」
「勿体ないでしょ!もう!」
「ティナはもっとこう姉上が選ぶような大人っぽいのよりかわいい服の方が似合うと思うんですけどねぇ」
「私はエステルお姉様の選んでくれる服好きよ?」
「えー」
そう言えばディビッドはお店の制服の件といい、ドレスの件といいフリルとかレースとかリボンとか付いてるかわいいデザインのものを私に着せたがるのよね。
まぁ作るケーキの感じからしても女の子の好む可愛い感じのものが多いから、本気で可愛い感じのものが好きなんだろうけども...そう言えば私の事もかわいいかわいいって言うわよねぇ。
「ねぇ...」
「なんです?」
「私かわいい?」
「勿論!」
ふと尋ねると笑顔で即答して抱きついてくるわ!きゃあ!
「こんなにかわいいのに...もしかして誰かに何か言われたんですか?」
「そうじゃないわよ」
「...何か言って傷つけられたりしたら必ず言って下さいね...そいつを徹底的に潰しますんで」
耳元で怖いくらいに低いトーンでそう言ってくる。
「そこまで過敏にならないでいいわよ、悪く言われるのは慣れてるしそこまで私は弱くないし引きずらないもの」
やっぱり黙ってた方が良いわね...この人絶対やらかしかねないわ。
「ティナは優しすぎますよ...その優しさを他に振りまかないで...」
「そんな...きゃあ!」
急に足元が浮いたと思ったら抱きしめられたまま持ち上げられてて、ベットに二人で倒れ込む。
「正確には7ヶ月と2日ですよ」
「きゃあ!」
窓から黒い影が急に入って来たと思ったらディビッドだわ!
さっきまで司祭服を着ていたけど、コートを脱いで身軽になってるわね。
「そんなに驚かないでも...」
「急に窓からやってくるんだもの驚くわよ、もう!」
「いつもバルコニーから来るのと変わりないんですけどねぇ、あ、着替えちゃったんですね」
そんな事言いながら窓から部屋に入ってくるわ。
「修道士見習いでもないのに着ていたらおかしいもの」
「折角堪能しようとおもったのに...」
何だかいかがわしい事を考えてたのかボソリとそんな事を言い出してるわね。
「何か言った???」
「いいえ~」
「もう!仕方ないんだから...それにこの服を返して元々着てきた服返して貰うんだから!折角エステルお姉様が下さったものなのに」
結構好きな大人っぽいデザインのシンプルだけど上品なワンピース置いてきちゃったのよね。
「姉上がくれた服なんて別にいいじゃないですか、服なら私が新しいのを買ってあげますよ~」
「勿体ないでしょ!もう!」
「ティナはもっとこう姉上が選ぶような大人っぽいのよりかわいい服の方が似合うと思うんですけどねぇ」
「私はエステルお姉様の選んでくれる服好きよ?」
「えー」
そう言えばディビッドはお店の制服の件といい、ドレスの件といいフリルとかレースとかリボンとか付いてるかわいいデザインのものを私に着せたがるのよね。
まぁ作るケーキの感じからしても女の子の好む可愛い感じのものが多いから、本気で可愛い感じのものが好きなんだろうけども...そう言えば私の事もかわいいかわいいって言うわよねぇ。
「ねぇ...」
「なんです?」
「私かわいい?」
「勿論!」
ふと尋ねると笑顔で即答して抱きついてくるわ!きゃあ!
「こんなにかわいいのに...もしかして誰かに何か言われたんですか?」
「そうじゃないわよ」
「...何か言って傷つけられたりしたら必ず言って下さいね...そいつを徹底的に潰しますんで」
耳元で怖いくらいに低いトーンでそう言ってくる。
「そこまで過敏にならないでいいわよ、悪く言われるのは慣れてるしそこまで私は弱くないし引きずらないもの」
やっぱり黙ってた方が良いわね...この人絶対やらかしかねないわ。
「ティナは優しすぎますよ...その優しさを他に振りまかないで...」
「そんな...きゃあ!」
急に足元が浮いたと思ったら抱きしめられたまま持ち上げられてて、ベットに二人で倒れ込む。
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