464 / 841
chapter6:Be baptized
姉の罪 その12
しおりを挟む
「ディブもアーヴァインも何セクハラ発言してるのかしらねぇ」
ってエステルお姉様の声が!しかもかなり怒ってる感じだわ!
「うっ!姉上...」
「別に良いじゃあないか、みんなに祝福されているし」
「幾ら婚姻の契り印があるからってまだ一般的には未婚同士なのよ、妊娠してお腹が大きいまま結婚式なんて事になったらどうする気なのよ、アーヴァイン」
「まぁそれはほら...なぁ...」
アーヴァイン陛下が目を逸らしながらそう言うけど何だか歯切れが悪いわ...
「まぁ貴方は一度婚約者を妊娠させてしまって大急ぎで結婚式をしたんだものね...あの時は大変だったわよねぇ」
そう言いながらエステルお姉様はアーヴァイン陛下を睨むわ。
「ううっ...だってあの時は仕方なくて、まさか一回で妊娠するとか思わなくって...」
何だか言い訳がましいわね、アーヴァイン陛下。
「問答無用よ...さぁティナちゃん、こんなセクハラする男共とじゃなくて私の部屋でお茶にしましょうか」
「はい、エステルお姉様」
そうよもう!セクハラは良くないんだから!
「ええ~折角ティナと一緒にお茶できるようになったのに~」
「それもこれもティナちゃんの為よ~じゃあね」
エステルお姉様はコンシェルジュに見せかけた黒子の人にお茶を部屋に運ぶ様に指示を出してから私と一緒に食堂を出る。
「ティナぁ~」
「...まぁ悪いのは自分達だしなぁ」
「アーヴァインがセクハラ発言したのがいけないんですよ~」
「お前だって乗り気だったじゃないか?」
「うう...」
そんな会話が後ろから聞こえてきたけどまぁ仕方ないわよね。
「ティナちゃん、そう言えばディブが勝手にやって来てゆっくり休めないでしょう?」
「うっ...まぁ確かに」
「最初っからそうすればよかったと思うんだけど、今日から私の部屋で一緒に寝泊まりしましょ?パーヴェルも何だかディブに興味深々みたいだし交換ね」
「そうですね!」
そうよね、不安な時はともかくここずっと毎晩一緒だった訳だし、たまには別にゆっくり寝させて貰わなきゃだわ!
「じゃあ決まりね、使用人達に部屋の交換の話をしておくから何も心配しないでね」
エステルお姉様はそう言って、そばに居たコンシェルジュ風の姿に変わってる黒子の1人にそう指示するわ。
その後夕食事に部屋移動を知ったのかディビッドがすごい目でエステルお姉様を睨んでたけどそれに気がついてお姉様から思いっきり頭を殴られてたけど自業自得だし仕方ないわよね。
ってエステルお姉様の声が!しかもかなり怒ってる感じだわ!
「うっ!姉上...」
「別に良いじゃあないか、みんなに祝福されているし」
「幾ら婚姻の契り印があるからってまだ一般的には未婚同士なのよ、妊娠してお腹が大きいまま結婚式なんて事になったらどうする気なのよ、アーヴァイン」
「まぁそれはほら...なぁ...」
アーヴァイン陛下が目を逸らしながらそう言うけど何だか歯切れが悪いわ...
「まぁ貴方は一度婚約者を妊娠させてしまって大急ぎで結婚式をしたんだものね...あの時は大変だったわよねぇ」
そう言いながらエステルお姉様はアーヴァイン陛下を睨むわ。
「ううっ...だってあの時は仕方なくて、まさか一回で妊娠するとか思わなくって...」
何だか言い訳がましいわね、アーヴァイン陛下。
「問答無用よ...さぁティナちゃん、こんなセクハラする男共とじゃなくて私の部屋でお茶にしましょうか」
「はい、エステルお姉様」
そうよもう!セクハラは良くないんだから!
「ええ~折角ティナと一緒にお茶できるようになったのに~」
「それもこれもティナちゃんの為よ~じゃあね」
エステルお姉様はコンシェルジュに見せかけた黒子の人にお茶を部屋に運ぶ様に指示を出してから私と一緒に食堂を出る。
「ティナぁ~」
「...まぁ悪いのは自分達だしなぁ」
「アーヴァインがセクハラ発言したのがいけないんですよ~」
「お前だって乗り気だったじゃないか?」
「うう...」
そんな会話が後ろから聞こえてきたけどまぁ仕方ないわよね。
「ティナちゃん、そう言えばディブが勝手にやって来てゆっくり休めないでしょう?」
「うっ...まぁ確かに」
「最初っからそうすればよかったと思うんだけど、今日から私の部屋で一緒に寝泊まりしましょ?パーヴェルも何だかディブに興味深々みたいだし交換ね」
「そうですね!」
そうよね、不安な時はともかくここずっと毎晩一緒だった訳だし、たまには別にゆっくり寝させて貰わなきゃだわ!
「じゃあ決まりね、使用人達に部屋の交換の話をしておくから何も心配しないでね」
エステルお姉様はそう言って、そばに居たコンシェルジュ風の姿に変わってる黒子の1人にそう指示するわ。
その後夕食事に部屋移動を知ったのかディビッドがすごい目でエステルお姉様を睨んでたけどそれに気がついてお姉様から思いっきり頭を殴られてたけど自業自得だし仕方ないわよね。
0
お気に入りに追加
346
あなたにおすすめの小説
淫らな蜜に狂わされ
歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。
全体的に性的表現・性行為あり。
他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。
全3話完結済みです。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
イケメン彼氏は警察官!甘い夜に私の体は溶けていく。
すずなり。
恋愛
人数合わせで参加した合コン。
そこで私は一人の男の人と出会う。
「俺には分かる。キミはきっと俺を好きになる。」
そんな言葉をかけてきた彼。
でも私には秘密があった。
「キミ・・・目が・・?」
「気持ち悪いでしょ?ごめんなさい・・・。」
ちゃんと私のことを伝えたのに、彼は食い下がる。
「お願いだから俺を好きになって・・・。」
その言葉を聞いてお付き合いが始まる。
「やぁぁっ・・!」
「どこが『や』なんだよ・・・こんなに蜜を溢れさせて・・・。」
激しくなっていく夜の生活。
私の身はもつの!?
※お話の内容は全て想像のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※表現不足は重々承知しております。まだまだ勉強してまいりますので温かい目で見ていただけたら幸いです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
では、お楽しみください。
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
黒の神官と夜のお世話役
苺野 あん
恋愛
辺境の神殿で雑用係として慎ましく暮らしていたアンジェリアは、王都からやって来る上級神官の夜のお世話役に任命されてしまう。それも黒の神官という異名を持ち、様々な悪い噂に包まれた恐ろしい相手だ。ところが実際に現れたのは、アンジェリアの想像とは違っていて……。※完結しました
今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。
そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。
だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。
そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる