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chapter6:Be baptized
VS悪魔ヴィネ その4
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「ははっ、猪突猛進過ぎますよ~あれで1000年も眠ってたんですかぁ???寝過ぎて頭でも腐ってんですかねぇ?」
ディビッドは簡単に命中して苦しむヴィネに対して薄笑い浮かべ挑発しながら何度も弾丸を撃ち込む。
『この小童がぁぁぁ!!!!』
ヴィネの片腕が変化し黒いニシキヘビのような姿に変わってディビッドの足元へ素早い動きで巻きつく。
「おっと!」
『小童め!締め上げてくれるわ!!!』
そのままディビッドの身体に巻きつきディビッドが動けなくなるも、当の本人の顔はどこか余裕がある。
「抱きつく相手はっティナだけで充分なんですけどねぇ」
余裕があるとはいえ締め付けられてやや苦しげになっているそんな時に後ろから声が聞こえる。
『邪悪な者!神に逆らいし傲慢で強欲なる者!淫行に耽る愚かなる者よ!神は望まれた!天よりの裁きを身に受けよと!』
エステルが神罰の雷の聖句を述べると、天から稲光の柱が生じてヴィネに直撃する。
『ぎゃあああ!』
ヴィネは絶叫するとその攻撃によってディビッドの身体に巻きついていた蛇は消えてしまう。
「全く無謀な事を...」
「別に無策って訳じゃあ無いですよ?あと姉上は無理をしないで下さいよ...」
「この位なら無理のうちに入らないわよ?」
ディビッドとエステルは並んでそれぞれの持つ武器を構える。
目の前にいる悪魔ヴィネは黒い霧を身体中から漏れ出しながら身体を巨大化させる。
『許さぬぞ!許さぬぞ!!!!』
その姿は人の身長の3倍もある巨大なライオンに蛇が4匹背中から生え出た化け物へと変化する。
『まずその生贄の娘を喰らってやるわ!』
「姉上、娘ですって」
いつも余計な一言を言ってしまうディビッド。
「余計な事を言うもんじゃ無いわよ」
エステルにバン!と頭を叩かれるディビッド。
「痛っ!」
「...ま、おふざけはここで終わらせてさっさと倒すわよ」
「分かりましたよ...じゃあこれから本気でやっていきましょうかね、姉上サポート頼みます」
ディビッドは走り出すと、エステルはディビッドに守りの双翼をかける、すると光の翼で身を包まれる。
「3回くらいやられても平気なようにしておいたわよ」
「ありがとうございます!」
向かってくるディビッドに対してヴィネは背中の蛇を操り近寄らせない様に頭を突進させる攻撃を仕掛けるも、何度もかわされる。
流石に上手くいかない、と判断したのか頭2体とまとめて挟まれる様に攻撃を仕掛けられる。
いつもであればマキシムが盾役として弾き返すが、今回はそうではないのでそのまま襲いかかられるが、守りの双翼が発動してかパキンパキン!という音と共に光の羽がディビッドに対する攻撃を跳ね返した。
ディビッドは簡単に命中して苦しむヴィネに対して薄笑い浮かべ挑発しながら何度も弾丸を撃ち込む。
『この小童がぁぁぁ!!!!』
ヴィネの片腕が変化し黒いニシキヘビのような姿に変わってディビッドの足元へ素早い動きで巻きつく。
「おっと!」
『小童め!締め上げてくれるわ!!!』
そのままディビッドの身体に巻きつきディビッドが動けなくなるも、当の本人の顔はどこか余裕がある。
「抱きつく相手はっティナだけで充分なんですけどねぇ」
余裕があるとはいえ締め付けられてやや苦しげになっているそんな時に後ろから声が聞こえる。
『邪悪な者!神に逆らいし傲慢で強欲なる者!淫行に耽る愚かなる者よ!神は望まれた!天よりの裁きを身に受けよと!』
エステルが神罰の雷の聖句を述べると、天から稲光の柱が生じてヴィネに直撃する。
『ぎゃあああ!』
ヴィネは絶叫するとその攻撃によってディビッドの身体に巻きついていた蛇は消えてしまう。
「全く無謀な事を...」
「別に無策って訳じゃあ無いですよ?あと姉上は無理をしないで下さいよ...」
「この位なら無理のうちに入らないわよ?」
ディビッドとエステルは並んでそれぞれの持つ武器を構える。
目の前にいる悪魔ヴィネは黒い霧を身体中から漏れ出しながら身体を巨大化させる。
『許さぬぞ!許さぬぞ!!!!』
その姿は人の身長の3倍もある巨大なライオンに蛇が4匹背中から生え出た化け物へと変化する。
『まずその生贄の娘を喰らってやるわ!』
「姉上、娘ですって」
いつも余計な一言を言ってしまうディビッド。
「余計な事を言うもんじゃ無いわよ」
エステルにバン!と頭を叩かれるディビッド。
「痛っ!」
「...ま、おふざけはここで終わらせてさっさと倒すわよ」
「分かりましたよ...じゃあこれから本気でやっていきましょうかね、姉上サポート頼みます」
ディビッドは走り出すと、エステルはディビッドに守りの双翼をかける、すると光の翼で身を包まれる。
「3回くらいやられても平気なようにしておいたわよ」
「ありがとうございます!」
向かってくるディビッドに対してヴィネは背中の蛇を操り近寄らせない様に頭を突進させる攻撃を仕掛けるも、何度もかわされる。
流石に上手くいかない、と判断したのか頭2体とまとめて挟まれる様に攻撃を仕掛けられる。
いつもであればマキシムが盾役として弾き返すが、今回はそうではないのでそのまま襲いかかられるが、守りの双翼が発動してかパキンパキン!という音と共に光の羽がディビッドに対する攻撃を跳ね返した。
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