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chapter6:Be baptized
人間兵器 その3
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ーーー
「姉上は簡単に暴力に訴えるから...いたた」
未だに脇腹を抑えながら痛がるディビッド、何だか膝枕が気に入ったのかソファーに座っていたら痛いからって膝枕をねだられて仕方なくしてあげる。
ちなみにパーヴェル君は勉強疲れでうとうとしてたからエステルお姉様が部屋に連れて行ったし、アーヴァイン陛下は仕事があるからって部屋に篭りきりなのよね。
流石に個室じゃないし昨日みたいな事はしないとは思って許したけど、二人きりだし何だかいかがわしい気がするわね。
「ディビッド、あれは貴方が悪いわよ!」
幾ら姉だからって親しき仲にも礼儀ありなのに!
「...」
「もしかしてディビッド貴方パーヴェル君にエステルお姉様を盗られてしまって嫉妬してるの?」
「...違いますよ」
何だか顔を赤くして否定するわ。
「顔が赤くなってるわよ?」
「ううっ...仕方ないじゃないですか...姉上は唯一の血を分けた姉弟なんですから」
赤い顔を指摘すると目を逸らしながらそんな事を言う...何だか可愛いわね。
「...貴方心を許した身近な人にイタズラする悪い癖があるものね」
「イタズラなんてしてないですよ?」
「嘘ついちゃダメよ?それに昨日スカートに潜り込んだ事をイタズラって言わないでなんて言えば良いかしらね?」
しかもあの後恥ずかしい格好させられて散々エッチな事されたのよ、もう。
「それはティナと愛し合いたいからですよぉ」
お腹側に顔を向けてスリスリと頭をお腹に擦り寄せてくるわ。
「全く甘えん坊さんね」
ディビッドの頭を撫でる、見た目より柔らかい茶色の髪の毛...よくピッピちゃんが頭に乗ってるけどなんだかんだで気持ち良いのかも。
それにしてもディビッドが心を許した人にイタズラとか仕掛けるのは、本心では寂しくて振り向いて欲しくてイタズラや意地悪しちゃうからなのかもね。
それこそ生い立ちを思えば仕方ないのかしら...
絶対に私を離したくないと思うから、左薬指に婚姻の契り印を勝手につけたり、毎日の様にエッチな事をしたり結婚を早めて一緒に暮らしたいって私を自分に縛りつけようとするのかも。
「全く仕方ない人ね」
そんな事しないでも私は貴方を嫌いになんてならないのに...
「そう言えばお腹大丈夫なの?さっき痛い痛いって言ってたのに下に向けてるわよ」
そう、エステルお姉様の肘鉄の入った脇腹を下にしてるもの、まぁさっき痛がってたけど簡単に回復させるんだしそんな痛いはずないわ!
「さっき治りました、だからもうちょっとこうさせて欲しいなぁ」
そんな事言って太腿からお尻にかけて触りだしたわ!
「流石にここじゃあダメよ!もう!」
「痛っ!」
不埒な手を抓るわ!もう!
「姉上は簡単に暴力に訴えるから...いたた」
未だに脇腹を抑えながら痛がるディビッド、何だか膝枕が気に入ったのかソファーに座っていたら痛いからって膝枕をねだられて仕方なくしてあげる。
ちなみにパーヴェル君は勉強疲れでうとうとしてたからエステルお姉様が部屋に連れて行ったし、アーヴァイン陛下は仕事があるからって部屋に篭りきりなのよね。
流石に個室じゃないし昨日みたいな事はしないとは思って許したけど、二人きりだし何だかいかがわしい気がするわね。
「ディビッド、あれは貴方が悪いわよ!」
幾ら姉だからって親しき仲にも礼儀ありなのに!
「...」
「もしかしてディビッド貴方パーヴェル君にエステルお姉様を盗られてしまって嫉妬してるの?」
「...違いますよ」
何だか顔を赤くして否定するわ。
「顔が赤くなってるわよ?」
「ううっ...仕方ないじゃないですか...姉上は唯一の血を分けた姉弟なんですから」
赤い顔を指摘すると目を逸らしながらそんな事を言う...何だか可愛いわね。
「...貴方心を許した身近な人にイタズラする悪い癖があるものね」
「イタズラなんてしてないですよ?」
「嘘ついちゃダメよ?それに昨日スカートに潜り込んだ事をイタズラって言わないでなんて言えば良いかしらね?」
しかもあの後恥ずかしい格好させられて散々エッチな事されたのよ、もう。
「それはティナと愛し合いたいからですよぉ」
お腹側に顔を向けてスリスリと頭をお腹に擦り寄せてくるわ。
「全く甘えん坊さんね」
ディビッドの頭を撫でる、見た目より柔らかい茶色の髪の毛...よくピッピちゃんが頭に乗ってるけどなんだかんだで気持ち良いのかも。
それにしてもディビッドが心を許した人にイタズラとか仕掛けるのは、本心では寂しくて振り向いて欲しくてイタズラや意地悪しちゃうからなのかもね。
それこそ生い立ちを思えば仕方ないのかしら...
絶対に私を離したくないと思うから、左薬指に婚姻の契り印を勝手につけたり、毎日の様にエッチな事をしたり結婚を早めて一緒に暮らしたいって私を自分に縛りつけようとするのかも。
「全く仕方ない人ね」
そんな事しないでも私は貴方を嫌いになんてならないのに...
「そう言えばお腹大丈夫なの?さっき痛い痛いって言ってたのに下に向けてるわよ」
そう、エステルお姉様の肘鉄の入った脇腹を下にしてるもの、まぁさっき痛がってたけど簡単に回復させるんだしそんな痛いはずないわ!
「さっき治りました、だからもうちょっとこうさせて欲しいなぁ」
そんな事言って太腿からお尻にかけて触りだしたわ!
「流石にここじゃあダメよ!もう!」
「痛っ!」
不埒な手を抓るわ!もう!
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