214 / 841
chapter4:Older sister, invasion
姉襲来 その1
しおりを挟む
─────────────
※chapter4スタートしますよw
─────────────
夏の暑さも収まりつつあり、そろそろ秋の季節がやって来るわね。
そろそろ涼しくなったし白の長袖ブラウスに、秋っぽさを感じさせる膝が隠れるくらいの赤ベースのチェックスカートを合わせた格好にしたわ。
今日もジョナサンの家庭教師って事でフィオーレ・ビアンコにたどり着いて裏口の扉を開けると、ネイビーのシャツにブラウンのスラックスな普段着姿のディビッドが慌てて出てきたの!
「ティナ!逃げましょう!」
お店へ入って開口一番でその言葉が出たと同時にお姫様抱っこされて、そのまま連れてかれちゃう!
「え!ええっ!何?」
「今は詳しい事は言えませんが、記念式典が終わるまでは!それこそシーズン終わりですがリゾート地にでも逃げましょう!」
「ちょっと!その式典私も参加しなきゃならないのよ!」
サヴェリオ国王陛下の即位十周年記念式典は高位貴族全員参加の式典なのよ!
「それ以上の脅威なんです!」
「脅威って???ええ???」
そう言ってディビッドは屋根まで飛び上がり、そのまま屋根から屋根へと駆け巡るわ!!!
「きゃあ!」
怖くてディビッドの首に腕を回してしっかりしがみつくわ!
駆け巡るスピードを上げるディビッド。
「しっかりしがみついてて下さい!敵はすぐそこまで...っ!!!」
と足を止めるディビッド。
「ふふ...私に敵うと思ってるの?」
そこに腕を組み立ち塞がる一人の美女...ええ...ここ屋根の上よ???
その姿は何というかボディラインが分かるワインレッドのタイトなワンピースで、スカート部分はスリッドが入ってて、すごい高いヒールのパンプス履いててそれが似合うボディライン...
まぁボンキュッボンな感じなのよ...ちょっと羨ましいわね...
そして肩までの長さの髪は真っ黒でサングラスをかけてて、唇の真っ赤なルージュが何とも目立つわ...それにしても派手な美女よね...
「チッ...」
ディビッドは舌打ちして眉を顰めながら後退りするわ...一体あの女の人何者???
「さぁて鬼ごっこは終わりよ!ディブ!」
と言った瞬間女の人の姿が消えたと思ったら目の前に!
そのままディビッドにスラリとした綺麗な足で足払いをするとディビッドは体制を崩されてしまって私の身体が中に浮く!
「ティナ!」
「きゃあ!」
そのまま私落ちちゃうと思ったら、その女の人の腕にぽすんと収まっちゃうわ。
「うふふ...ティナちゃん!本物のティナちゃん!可愛いわぁ~!」
って女の人が私の頭にに頬ずりしてくるわ!えええ!!!
「ティナを返して下さいっ!姉上!」
足払いされて倒されてしまったディビッドがそう言い放ったわ!ええ!!!
「えー嫌よ!」
ってまさかまさか...この派手な美女の正体って...
「エステル...お姉様????」
「せいか~い!」
ド派手な美女...エステルお姉様が笑顔でにっこりとこちらを見つめるわ...
※chapter4スタートしますよw
─────────────
夏の暑さも収まりつつあり、そろそろ秋の季節がやって来るわね。
そろそろ涼しくなったし白の長袖ブラウスに、秋っぽさを感じさせる膝が隠れるくらいの赤ベースのチェックスカートを合わせた格好にしたわ。
今日もジョナサンの家庭教師って事でフィオーレ・ビアンコにたどり着いて裏口の扉を開けると、ネイビーのシャツにブラウンのスラックスな普段着姿のディビッドが慌てて出てきたの!
「ティナ!逃げましょう!」
お店へ入って開口一番でその言葉が出たと同時にお姫様抱っこされて、そのまま連れてかれちゃう!
「え!ええっ!何?」
「今は詳しい事は言えませんが、記念式典が終わるまでは!それこそシーズン終わりですがリゾート地にでも逃げましょう!」
「ちょっと!その式典私も参加しなきゃならないのよ!」
サヴェリオ国王陛下の即位十周年記念式典は高位貴族全員参加の式典なのよ!
「それ以上の脅威なんです!」
「脅威って???ええ???」
そう言ってディビッドは屋根まで飛び上がり、そのまま屋根から屋根へと駆け巡るわ!!!
「きゃあ!」
怖くてディビッドの首に腕を回してしっかりしがみつくわ!
駆け巡るスピードを上げるディビッド。
「しっかりしがみついてて下さい!敵はすぐそこまで...っ!!!」
と足を止めるディビッド。
「ふふ...私に敵うと思ってるの?」
そこに腕を組み立ち塞がる一人の美女...ええ...ここ屋根の上よ???
その姿は何というかボディラインが分かるワインレッドのタイトなワンピースで、スカート部分はスリッドが入ってて、すごい高いヒールのパンプス履いててそれが似合うボディライン...
まぁボンキュッボンな感じなのよ...ちょっと羨ましいわね...
そして肩までの長さの髪は真っ黒でサングラスをかけてて、唇の真っ赤なルージュが何とも目立つわ...それにしても派手な美女よね...
「チッ...」
ディビッドは舌打ちして眉を顰めながら後退りするわ...一体あの女の人何者???
「さぁて鬼ごっこは終わりよ!ディブ!」
と言った瞬間女の人の姿が消えたと思ったら目の前に!
そのままディビッドにスラリとした綺麗な足で足払いをするとディビッドは体制を崩されてしまって私の身体が中に浮く!
「ティナ!」
「きゃあ!」
そのまま私落ちちゃうと思ったら、その女の人の腕にぽすんと収まっちゃうわ。
「うふふ...ティナちゃん!本物のティナちゃん!可愛いわぁ~!」
って女の人が私の頭にに頬ずりしてくるわ!えええ!!!
「ティナを返して下さいっ!姉上!」
足払いされて倒されてしまったディビッドがそう言い放ったわ!ええ!!!
「えー嫌よ!」
ってまさかまさか...この派手な美女の正体って...
「エステル...お姉様????」
「せいか~い!」
ド派手な美女...エステルお姉様が笑顔でにっこりとこちらを見つめるわ...
0
お気に入りに追加
346
あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。



【R18】仲のいいバイト仲間だと思ってたら、いきなり襲われちゃいました!
奏音 美都
恋愛
ファミレスのバイト仲間の豪。
ノリがよくて、いい友達だと思ってたんだけど……いきなり、襲われちゃった。
ダメだって思うのに、なんで拒否れないのー!!

淫らな蜜に狂わされ
歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。
全体的に性的表現・性行為あり。
他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。
全3話完結済みです。

ヤンデレ義父に執着されている娘の話
アオ
恋愛
美少女に転生した主人公が義父に執着、溺愛されつつ執着させていることに気が付かない話。
色々拗らせてます。
前世の2人という話はメリバ。
バッドエンド苦手な方は閲覧注意です。

今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。
そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。
だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。
そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる