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chapter3:Travel Emotions Bergamo
VSアンドラス その2
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『ディビッド!』
ジョナサンが加勢にやって来る。
『エルコラーロ要塞の軍人達が来てくれたから結界を頼んだ!』
周囲を見ると確かにエルコラーロの術兵士達...ザナージも含め結界を張り巡らせてくれている。
「...では3人で行きますか!」
マキシムは盾を構え、ジョナサンは細身のレイピアを向け術式を展開し始める。
最初に動いたのはマキシムだ、そのまま盾を構えたまま突っ込んで盾で殴りかかる。
「盾だって武器になるんだ!!!」
その攻撃で吹っ飛びよろけるアンドラス。
その隙をついてジョナサンが展開している術式を発動させる。
『術式展開!ノヴァ・エクスプロージョン!』
無属性最大攻撃術式を発動させると、赤い光がアンドラスに集中し爆発する。
『ぐぉぉぉ!!!!』
その昔英雄マテウスが編み出した、対悪魔戦で使用した術式であり、攻撃力は飛び抜けて強い。
よろけるアンドラスをすかさずディビッドはエクソダス1922を向けると聖典の一節を読み上げる。
『裁きの時は来た!悪しき者の頭を砕く裁きの鉄槌を!』
光り輝くサンソンの幻影が現れアンドラスの顎目掛けて拳が炸裂すると、アンドラスは海へ吹っ飛んでいく。
ドボン!と海水に沈んでいくアンドラス。
『やったか???』
「いや...まだでしょうね」
ディビッドはそう言うと海からザバっとアンドラスが巨大なフクロウ姿て現れる。
『小癪なぁああああああ!』
「まぁそうでしょうね」
とディビッドは片手でエクソダス1922の銃口をアンドラスへ向ける。
『我は勝利の上に勝利を得る者!』
ディビッドは引き金を引く。
『我は神から使わされし『白の射手』!邪悪な者の心臓を撃ち抜く者!』
エクソダス1922の銃身が光り銃口から強い光を放つ弾丸が発射される。
『悪魔アンドラス!その昔多くの罪なき人々を死へ至らしめた罪を償えっ』
ディビッドはそう叫ぶと同時に悪魔アンドラスの胸に目掛けて弾丸が命中し炸裂する!
『滅ぶのか...我が滅ぶのかっ!ウォォォォオオオオオ!』
雄叫びと共にアンドラスの頭が吹き飛び、ジュウジュウと黒い霧が漏れ出ながら海の浅瀬へ落下する。
「これで...因果が終わったのか...」
ディビッドはアンドラスの末路をじっと見つめる。
バシャン!と水音が響く...黒い霧が一斉に吹き出し落ち着くとそこに落ちていたのはセルジオと書き板だった。
ディビッドとジョナサンは浅瀬へと向かい、海水の中をディビッドは書き板のかけらを拾い、ジョナサンはセルジオを抱える。
砂浜に戻ると周囲の軍人達が集まってきた。
「フェネクスだけでなく...あのアンドラスまでも倒してくれて感謝する...」
ザナージが深く頭を下げる...
「まぁコレが私達の使命ですから」
そうディビッドは柔かな顔で答え、禁呪の書き板のかけらの入った皮袋をザナージに渡す。
「一晩かけて悪魔を2体倒したので一度ゆっくり休ませて下さい...報告はその後にですね」
そう言ってディビッド達はその場を後にしようとすると急にぐらり...と視界が暗転する。
「ディビッド!」
マキシムが砂地に倒れ込むディビッドを抱えたのだった...。
────
※SRPGで表すと盾攻撃ノックバック→範囲系攻撃術→打撃系聖属性攻撃からの銃による長距離からの貫通(聖属性)って所
ジョナサンが加勢にやって来る。
『エルコラーロ要塞の軍人達が来てくれたから結界を頼んだ!』
周囲を見ると確かにエルコラーロの術兵士達...ザナージも含め結界を張り巡らせてくれている。
「...では3人で行きますか!」
マキシムは盾を構え、ジョナサンは細身のレイピアを向け術式を展開し始める。
最初に動いたのはマキシムだ、そのまま盾を構えたまま突っ込んで盾で殴りかかる。
「盾だって武器になるんだ!!!」
その攻撃で吹っ飛びよろけるアンドラス。
その隙をついてジョナサンが展開している術式を発動させる。
『術式展開!ノヴァ・エクスプロージョン!』
無属性最大攻撃術式を発動させると、赤い光がアンドラスに集中し爆発する。
『ぐぉぉぉ!!!!』
その昔英雄マテウスが編み出した、対悪魔戦で使用した術式であり、攻撃力は飛び抜けて強い。
よろけるアンドラスをすかさずディビッドはエクソダス1922を向けると聖典の一節を読み上げる。
『裁きの時は来た!悪しき者の頭を砕く裁きの鉄槌を!』
光り輝くサンソンの幻影が現れアンドラスの顎目掛けて拳が炸裂すると、アンドラスは海へ吹っ飛んでいく。
ドボン!と海水に沈んでいくアンドラス。
『やったか???』
「いや...まだでしょうね」
ディビッドはそう言うと海からザバっとアンドラスが巨大なフクロウ姿て現れる。
『小癪なぁああああああ!』
「まぁそうでしょうね」
とディビッドは片手でエクソダス1922の銃口をアンドラスへ向ける。
『我は勝利の上に勝利を得る者!』
ディビッドは引き金を引く。
『我は神から使わされし『白の射手』!邪悪な者の心臓を撃ち抜く者!』
エクソダス1922の銃身が光り銃口から強い光を放つ弾丸が発射される。
『悪魔アンドラス!その昔多くの罪なき人々を死へ至らしめた罪を償えっ』
ディビッドはそう叫ぶと同時に悪魔アンドラスの胸に目掛けて弾丸が命中し炸裂する!
『滅ぶのか...我が滅ぶのかっ!ウォォォォオオオオオ!』
雄叫びと共にアンドラスの頭が吹き飛び、ジュウジュウと黒い霧が漏れ出ながら海の浅瀬へ落下する。
「これで...因果が終わったのか...」
ディビッドはアンドラスの末路をじっと見つめる。
バシャン!と水音が響く...黒い霧が一斉に吹き出し落ち着くとそこに落ちていたのはセルジオと書き板だった。
ディビッドとジョナサンは浅瀬へと向かい、海水の中をディビッドは書き板のかけらを拾い、ジョナサンはセルジオを抱える。
砂浜に戻ると周囲の軍人達が集まってきた。
「フェネクスだけでなく...あのアンドラスまでも倒してくれて感謝する...」
ザナージが深く頭を下げる...
「まぁコレが私達の使命ですから」
そうディビッドは柔かな顔で答え、禁呪の書き板のかけらの入った皮袋をザナージに渡す。
「一晩かけて悪魔を2体倒したので一度ゆっくり休ませて下さい...報告はその後にですね」
そう言ってディビッド達はその場を後にしようとすると急にぐらり...と視界が暗転する。
「ディビッド!」
マキシムが砂地に倒れ込むディビッドを抱えたのだった...。
────
※SRPGで表すと盾攻撃ノックバック→範囲系攻撃術→打撃系聖属性攻撃からの銃による長距離からの貫通(聖属性)って所
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