43 / 841
Quiet talk:Watch out for stalker women!
ストーカー女が現れたわ! その5
しおりを挟む
「ティナ!ティナっ!!!」
憲兵を呼んでくれたスザンナが駆け寄ってくれる。
「スザンナ憲兵連れて来てくれてありがとう」
「ごめんね...私術式使えないし...」
「別に平穏な毎日にこんな力なんてない方がいいのにね...でもそんなに怪我してないから、痛たた...」
「手当てしましょう、ティナ」
ディビッドが駆け寄ってきてお姫様抱っこでヒョイっと抱っこされてしまう!
「大丈夫よ!痛っ!」
実際大怪我だったけどディビッドが回復してくれたから...でも痛い!
「それにクリームやシロップでベタベタな身体のままにもできないでしょ、2階の浴室で綺麗にしないと」
「あ!じゃあ私はティナのお屋敷に行って服一式取りに行ってきます!」
スザンナはそう言って私のタウンハウスへ行ってくれる。
「じゃあ俺は憲兵に例の件話してくる」
マキシムさんはそう言って憲兵達に話をしに行く、きっと最終的に身分を明かして上手いことなんとかするつもりなのかもしれないわ。
「じゃあスタッフの皆さんすみませんが片付けお願いします、扉に関しては大工さんの所から板でも用意して貰って入れない様にしてもらえれば...あと数日休みにしますがお給料の件は心配しないでいいですからね」
ディビッドはそう言ってスタッフに指示を出して二階へ向かう。
「ねぇディビッド、下ろして貰えるかしら?別にそこまで動けない訳じゃないから」
正直恥ずかしいし!
「駄目です、怪我してるんですから」
と言われてそのまま階段を登っていく。
「それにしても...あまり心配させないで下さい...ティナは実際か弱いんですから」
「仕方ないわ、貴族で術式が使用できるなら一般人を守るのは努めだもの...一般人の生活があってその税金があって貴族として生活できるのよ...特に私みたいな『赤が宿る瞳』ならね」
そう、術士の家系でその能力が強く出る際、瞳に赤が宿る...黄色ならオレンジ、茶なら燕脂、青なら紫へ私も薄い色だけど...
「そう言えば貴方も『赤が宿っている』わよね...紫の瞳なんて」
「ああ、先祖に高名な賢者の血が流れているからですね...実は私の一族って本来ティナや姉上みたいな緑髪で薄桃色の瞳で産まれてくるんです...『悪魔の贄の呪い』の色...ただ姉上曰く私は『悪魔の呪いから解放された子』らしいですがね」
そういえばエステルお姉様も私と同じ色だったわ!それにしても、もしディビッドの見た目で私と同じ色...あ!エステルお姉様にそっくりになるだけだわ...姉弟そっくりだったし...
憲兵を呼んでくれたスザンナが駆け寄ってくれる。
「スザンナ憲兵連れて来てくれてありがとう」
「ごめんね...私術式使えないし...」
「別に平穏な毎日にこんな力なんてない方がいいのにね...でもそんなに怪我してないから、痛たた...」
「手当てしましょう、ティナ」
ディビッドが駆け寄ってきてお姫様抱っこでヒョイっと抱っこされてしまう!
「大丈夫よ!痛っ!」
実際大怪我だったけどディビッドが回復してくれたから...でも痛い!
「それにクリームやシロップでベタベタな身体のままにもできないでしょ、2階の浴室で綺麗にしないと」
「あ!じゃあ私はティナのお屋敷に行って服一式取りに行ってきます!」
スザンナはそう言って私のタウンハウスへ行ってくれる。
「じゃあ俺は憲兵に例の件話してくる」
マキシムさんはそう言って憲兵達に話をしに行く、きっと最終的に身分を明かして上手いことなんとかするつもりなのかもしれないわ。
「じゃあスタッフの皆さんすみませんが片付けお願いします、扉に関しては大工さんの所から板でも用意して貰って入れない様にしてもらえれば...あと数日休みにしますがお給料の件は心配しないでいいですからね」
ディビッドはそう言ってスタッフに指示を出して二階へ向かう。
「ねぇディビッド、下ろして貰えるかしら?別にそこまで動けない訳じゃないから」
正直恥ずかしいし!
「駄目です、怪我してるんですから」
と言われてそのまま階段を登っていく。
「それにしても...あまり心配させないで下さい...ティナは実際か弱いんですから」
「仕方ないわ、貴族で術式が使用できるなら一般人を守るのは努めだもの...一般人の生活があってその税金があって貴族として生活できるのよ...特に私みたいな『赤が宿る瞳』ならね」
そう、術士の家系でその能力が強く出る際、瞳に赤が宿る...黄色ならオレンジ、茶なら燕脂、青なら紫へ私も薄い色だけど...
「そう言えば貴方も『赤が宿っている』わよね...紫の瞳なんて」
「ああ、先祖に高名な賢者の血が流れているからですね...実は私の一族って本来ティナや姉上みたいな緑髪で薄桃色の瞳で産まれてくるんです...『悪魔の贄の呪い』の色...ただ姉上曰く私は『悪魔の呪いから解放された子』らしいですがね」
そういえばエステルお姉様も私と同じ色だったわ!それにしても、もしディビッドの見た目で私と同じ色...あ!エステルお姉様にそっくりになるだけだわ...姉弟そっくりだったし...
1
お気に入りに追加
346
あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。


【R18】仲のいいバイト仲間だと思ってたら、いきなり襲われちゃいました!
奏音 美都
恋愛
ファミレスのバイト仲間の豪。
ノリがよくて、いい友達だと思ってたんだけど……いきなり、襲われちゃった。
ダメだって思うのに、なんで拒否れないのー!!


淫らな蜜に狂わされ
歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。
全体的に性的表現・性行為あり。
他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。
全3話完結済みです。

今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。
そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。
だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。
そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる