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5.誰かと一緒に食べる飯
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十二月十日
激動の昨日は明け、先だって取得しておいた有休休暇は結句彼女のために費やしたようなものであった。
そして今日が始まった。土曜日である。休みだ。……からの
「……重い」
「あいばただしごしゅじん、おはよう!」
僕の上に抱き着くようにして乗り、笑顔で見つめてくるハナ。
「……おはよう、ハナ、重い、どいて」
「はぁい!」
……やっぱ可愛いなぁ……って、いかんいかん。
「ふぁ~……朝っぱらから元気なやつだな」
「うんっ! 元気元気ぃ!」
「……」
スマホを覗けば、まだ朝の七時であった。
たった二日間ではあるが、あまりにも濃密すぎた内容だったため、疲れが取れずにいるのだろう。また眠気が襲ってきた。うん、いわゆる疲労困憊というやつだ。
「ハナ」
「はぁい!」
「僕さ、そっちでもう少し寝たいから、キミはこっち来てアニメ観てなさい」
二日連続フローリング直での寝袋就寝。……だから疲れがとれないのだ。僕はそう思い、親が子に対して良く使う台詞でハナの気を逸らした。
「あにめぇ?」
「そそ、アニメ。絵が動いてね、いっぱい喋る物語」
「おぉおおおおおおお! なにそれ! 面白そう!」
「だろ? ここを押して、こうして、で、選んで、このボタンで決定」
「おぉおおおおおおおおおおおおおお! 何か始まった!」
「うん、覚えたな? 色々とみれば言葉や記憶戻る手がかりとかあるかもしれねぇからさ」
「はぁい! ありがとうだよ!」
抱きついてくるハナ。……可愛いけど、重い。
「もう、すぐ抱きつくなよ、頭こすりつけんなよ」
「なぁんかこうしたくなるの! 本当は顔中舐めまわしたいんだけど、ダメでしょ?」
「……ダメ」
「……はぁい」
「いい子に観てるんだよ」
「はぁい……」
「……起きたら散歩行くからねぇ」
「はぁい!」
彼女が静かに観てくれていたのか、僕の疲れが想像以上だったのか、すぐに深い眠りについた。お腹が空いたら、とご飯と魚の缶詰、梅干、漬物は用意しておいた。
「ん? うううん、ふぁー……昼くらいか。大分寝ちまったな……」
スマホを覗けば十二時を少し回っていた。
真剣な眼差しで画面に食い入る彼女、あらため、ハナ。
横顔美人って中々珍しいんだよなぁ、とつい見惚れてしまう。これでギャンギャン煩くなければ僕に取っちゃあ最高の女性なのになぁ。本当にこのまま……と、なったところでいかんいかんと、再三正気に戻り、昨日胸に誓ったことを思い出す。……彼女の人生は、彼女のものなのだから。
「おぉい」
「しぃーっ!」
「……あ、はい」
そんなに真剣に観ているのか。まぁ、いいことだ。知的好奇心への刺激や音楽、ニオイといったものが引き金となり、記憶を呼び覚ますことがあるとも言われている。
記憶喪失という現象(ここでは敢えて病気とは定義しない)は、多種多様だと言われているが、彼女の場合はどうなのだろう。見るからにテレビの操作は心得ている。というか、思い出したのか。この歳(まぁ見るからに二十代前半から半ば)でアニメを知らないはずはない。が、存在そのものを忘れていたのか。そしてマフラーや買い物、といった単語も記憶にはなかったが、豚の生姜焼き、とか、諸々の単語には理解を示した。行動においては、問題はあるといえど、普通に風呂に入り、身体を洗い、歯も磨いている。箸やスプーンも問題なく使いこなせているし、文字も読める。ということは…………やっぱダメだ。さっぱり解らん。僕は文字通り、匙を投げた。
それよりも、彼女が何をそんなに食い入るように観ているのかが気になった。
「……どれどれ……ん? だーりん、いん、ふら……ってマジか」
ふいにエンドクレジットが流れ出し、ハナは僕の方を向く。大きな瞳には涙がいっぱいたまっていた。やっぱキレイだし、可愛いな、と見惚れてしまう。
「だぁあああああありぃいいいいいいん!」
「ぐはぁっ! いきなり飛びつくな!」
「だぁあありぃぃいん……だぁりぃんん……だぁああ……」
「もううるせぇなぁ! そんな泣くなら観んなよぉ」
「だってぇ……うぐっ……えぐっ……おもしろいぃいい……」
「……」
「つづぎ、ぎになうぅううう……」
「はいはい、よかったですね。でぇ……なに観てた」
僕は興味本位でハナの視聴履歴を確認した。
「おぼっ〇〇まくん……うる〇……しかも一期……ル〇ーシュ、ぴんぐ〇らむ、あ、これ難しかったのかな、すぐやめてらぁ。……俺の〇がこんなにかわいい……サマー〇イム……そして、これか」
何の脈絡も無い、という訳ではなく、これ、僕の視聴履歴から漁って自分が好みそうなものをチョイスしたのか? ……ということは、僕の視聴履歴を覗いたのか? ……えっ、えぇえええええ? ……なんだか恥ずかしくて聞くに聞けなかった。
「ふわぁああああ! 面白かった! よし、散歩連れてって!」
「……」
「散歩! 連れてってくれるんでしょ?」
「お、おう、待ってろ、すぐに身支度してくる」
さっきまで泣いていたのに切り替え早ぇえなぁ、と思いつつ身支度を始める。
身支度、といっても顔を洗い寝癖を直して歯を磨いて服を着替えるだけなので、あっというまだ。……と、ここであることに気が付いた。
「あれ? ハナ、お前飯食ったのか?」
「ううん、食べてないよ」
「なんで? お米、タイマーで炊けてたし、缶詰はここに……」
「やだもん」
「ん?」
「一人で食べるの」
「……」
「だぁりんがいるのに、一人で食べるのやだもん。一緒に食べたいっちゃわいやぁ!」
「……てかさ、さっきから何だよ、そのだぁりんって」
「くっくっく、良く気が付きましたね、初めてですよぽっくんがこんなにバカにされたことは……」
「……お前、メチャクチャだぞ」
「りんりん!」
彼女の言葉が心に刺さる。
常に飯は一人で食べていた。会社でも、誰かとランチに行くことはなかったし、そもサンドイッチやおにぎりをこしらえてそれで済ませていた。
週一で後輩や友人と飲みに行くことはあったが、家で誰かと食事をすることはなかった。久しくなかったこの感情。心の扉がぶち壊されたような爽快感が走った。
「俺も……」
「ちゃっちゃ?」
「俺もお前と……ハナと飯が食べたい!」
「でしょぉおおおおおおお?」
「うん」
はにかむ僕に笑顔で抱きついてくるハナ。
可愛くてキレイだけど、なんだか重いし力も強い。鬱陶しくても、イヤじゃない。何だかこいつといると、心が温かくなってくる。
「おい、暴れんなよぉ、飯の支度するんだからあぶねぇだろぉ」
「だぁりぃいん、せっしゃ、お腹ぺこぺこですわよぉお」
「わかったから離せよぉ」
ごはんに長ネギと豆腐とわかめの味噌汁、鯖味噌煮の缶詰め、梅干し、キュウリの浅漬け。
「わぁああ美味しそうぅうう」
「さぁ、食おうぜ」
「いただきまぁす!」
「いただきます」
ふと気が付いたことがある。大事なことって、何を食べたか、ではなくて、誰と食べたか、なのかもしれない。
質素な食事でも、こいつがいると、賑やかで、楽しいし、何より落ち着く。……まぁ予想通り、大盛り三杯お代わりして缶詰め四つも平らげたがな。
激動の昨日は明け、先だって取得しておいた有休休暇は結句彼女のために費やしたようなものであった。
そして今日が始まった。土曜日である。休みだ。……からの
「……重い」
「あいばただしごしゅじん、おはよう!」
僕の上に抱き着くようにして乗り、笑顔で見つめてくるハナ。
「……おはよう、ハナ、重い、どいて」
「はぁい!」
……やっぱ可愛いなぁ……って、いかんいかん。
「ふぁ~……朝っぱらから元気なやつだな」
「うんっ! 元気元気ぃ!」
「……」
スマホを覗けば、まだ朝の七時であった。
たった二日間ではあるが、あまりにも濃密すぎた内容だったため、疲れが取れずにいるのだろう。また眠気が襲ってきた。うん、いわゆる疲労困憊というやつだ。
「ハナ」
「はぁい!」
「僕さ、そっちでもう少し寝たいから、キミはこっち来てアニメ観てなさい」
二日連続フローリング直での寝袋就寝。……だから疲れがとれないのだ。僕はそう思い、親が子に対して良く使う台詞でハナの気を逸らした。
「あにめぇ?」
「そそ、アニメ。絵が動いてね、いっぱい喋る物語」
「おぉおおおおおおお! なにそれ! 面白そう!」
「だろ? ここを押して、こうして、で、選んで、このボタンで決定」
「おぉおおおおおおおおおおおおおお! 何か始まった!」
「うん、覚えたな? 色々とみれば言葉や記憶戻る手がかりとかあるかもしれねぇからさ」
「はぁい! ありがとうだよ!」
抱きついてくるハナ。……可愛いけど、重い。
「もう、すぐ抱きつくなよ、頭こすりつけんなよ」
「なぁんかこうしたくなるの! 本当は顔中舐めまわしたいんだけど、ダメでしょ?」
「……ダメ」
「……はぁい」
「いい子に観てるんだよ」
「はぁい……」
「……起きたら散歩行くからねぇ」
「はぁい!」
彼女が静かに観てくれていたのか、僕の疲れが想像以上だったのか、すぐに深い眠りについた。お腹が空いたら、とご飯と魚の缶詰、梅干、漬物は用意しておいた。
「ん? うううん、ふぁー……昼くらいか。大分寝ちまったな……」
スマホを覗けば十二時を少し回っていた。
真剣な眼差しで画面に食い入る彼女、あらため、ハナ。
横顔美人って中々珍しいんだよなぁ、とつい見惚れてしまう。これでギャンギャン煩くなければ僕に取っちゃあ最高の女性なのになぁ。本当にこのまま……と、なったところでいかんいかんと、再三正気に戻り、昨日胸に誓ったことを思い出す。……彼女の人生は、彼女のものなのだから。
「おぉい」
「しぃーっ!」
「……あ、はい」
そんなに真剣に観ているのか。まぁ、いいことだ。知的好奇心への刺激や音楽、ニオイといったものが引き金となり、記憶を呼び覚ますことがあるとも言われている。
記憶喪失という現象(ここでは敢えて病気とは定義しない)は、多種多様だと言われているが、彼女の場合はどうなのだろう。見るからにテレビの操作は心得ている。というか、思い出したのか。この歳(まぁ見るからに二十代前半から半ば)でアニメを知らないはずはない。が、存在そのものを忘れていたのか。そしてマフラーや買い物、といった単語も記憶にはなかったが、豚の生姜焼き、とか、諸々の単語には理解を示した。行動においては、問題はあるといえど、普通に風呂に入り、身体を洗い、歯も磨いている。箸やスプーンも問題なく使いこなせているし、文字も読める。ということは…………やっぱダメだ。さっぱり解らん。僕は文字通り、匙を投げた。
それよりも、彼女が何をそんなに食い入るように観ているのかが気になった。
「……どれどれ……ん? だーりん、いん、ふら……ってマジか」
ふいにエンドクレジットが流れ出し、ハナは僕の方を向く。大きな瞳には涙がいっぱいたまっていた。やっぱキレイだし、可愛いな、と見惚れてしまう。
「だぁあああああありぃいいいいいいん!」
「ぐはぁっ! いきなり飛びつくな!」
「だぁあありぃぃいん……だぁりぃんん……だぁああ……」
「もううるせぇなぁ! そんな泣くなら観んなよぉ」
「だってぇ……うぐっ……えぐっ……おもしろいぃいい……」
「……」
「つづぎ、ぎになうぅううう……」
「はいはい、よかったですね。でぇ……なに観てた」
僕は興味本位でハナの視聴履歴を確認した。
「おぼっ〇〇まくん……うる〇……しかも一期……ル〇ーシュ、ぴんぐ〇らむ、あ、これ難しかったのかな、すぐやめてらぁ。……俺の〇がこんなにかわいい……サマー〇イム……そして、これか」
何の脈絡も無い、という訳ではなく、これ、僕の視聴履歴から漁って自分が好みそうなものをチョイスしたのか? ……ということは、僕の視聴履歴を覗いたのか? ……えっ、えぇえええええ? ……なんだか恥ずかしくて聞くに聞けなかった。
「ふわぁああああ! 面白かった! よし、散歩連れてって!」
「……」
「散歩! 連れてってくれるんでしょ?」
「お、おう、待ってろ、すぐに身支度してくる」
さっきまで泣いていたのに切り替え早ぇえなぁ、と思いつつ身支度を始める。
身支度、といっても顔を洗い寝癖を直して歯を磨いて服を着替えるだけなので、あっというまだ。……と、ここであることに気が付いた。
「あれ? ハナ、お前飯食ったのか?」
「ううん、食べてないよ」
「なんで? お米、タイマーで炊けてたし、缶詰はここに……」
「やだもん」
「ん?」
「一人で食べるの」
「……」
「だぁりんがいるのに、一人で食べるのやだもん。一緒に食べたいっちゃわいやぁ!」
「……てかさ、さっきから何だよ、そのだぁりんって」
「くっくっく、良く気が付きましたね、初めてですよぽっくんがこんなにバカにされたことは……」
「……お前、メチャクチャだぞ」
「りんりん!」
彼女の言葉が心に刺さる。
常に飯は一人で食べていた。会社でも、誰かとランチに行くことはなかったし、そもサンドイッチやおにぎりをこしらえてそれで済ませていた。
週一で後輩や友人と飲みに行くことはあったが、家で誰かと食事をすることはなかった。久しくなかったこの感情。心の扉がぶち壊されたような爽快感が走った。
「俺も……」
「ちゃっちゃ?」
「俺もお前と……ハナと飯が食べたい!」
「でしょぉおおおおおおお?」
「うん」
はにかむ僕に笑顔で抱きついてくるハナ。
可愛くてキレイだけど、なんだか重いし力も強い。鬱陶しくても、イヤじゃない。何だかこいつといると、心が温かくなってくる。
「おい、暴れんなよぉ、飯の支度するんだからあぶねぇだろぉ」
「だぁりぃいん、せっしゃ、お腹ぺこぺこですわよぉお」
「わかったから離せよぉ」
ごはんに長ネギと豆腐とわかめの味噌汁、鯖味噌煮の缶詰め、梅干し、キュウリの浅漬け。
「わぁああ美味しそうぅうう」
「さぁ、食おうぜ」
「いただきまぁす!」
「いただきます」
ふと気が付いたことがある。大事なことって、何を食べたか、ではなくて、誰と食べたか、なのかもしれない。
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