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1章 真珠の寝床編

7.キース、女を知る*

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二人でシャワーを浴び、タオルで拭きながら足早にベッドへ向った。
その間、会話はなかった。


キースは数時間前まで、自分がこんなに余裕のない状態になるなど1㎜も思っていなかった。
どうせ顔を見て悲鳴を上げられるか、顔を隠して泣きながら仕事として対応されると、本気で思っていた。

それが、現実はどうだ。

キースはマリンを・・・熱を帯びた目で見つめる。
まるで宗教画の様な美しい裸体だが、抜群に色気を醸し出す肉感たっぷりの身体。
そして可憐さと女の色気を持ち合わせた女神の様に美しいそのかんばせに、キースは虜になっていた。

煌めき、その髪が波打つたびに光が移動する美しい金髪に、とろけるような誘うように見つめる青い目・・・そしてキースに未知の快感を教える少し肉厚なぷっくりした唇。
どれをとっても美しいマリンに、まるで恋人の様に接してもらって・・・キースは今人生で一番の幸せを噛みしめていた。



ベッドに座りキースを見上げているマリンに再度確認する。
「マリン・・・本当に、いいんだね?いくら仕事だろうと、嫌なものはしょうがないと私は思っている。今ならまだ止められる。どうする?」

そう言いつつも、キースはマリンの肩を力強く掴み、目もギラつかせたままだ。

表面上だけ体裁を保っていることがバレバレで、マリンはむしろこのキリッとした紳士の強がりが可愛く思ってしまった。

「くすくすっ、キース様そういう割には、しっかりと掴んでいただいてますわよ。・・・大丈夫です。私の意志で貴方と繋がりたいと思ってますから。・・・やめないで、もっと求めて?キース様」


マリンのその言葉を聞いたキースは、マリンを押し倒しそのたわわな胸を揉みだした。

「んっ、ふっ・・・ぁ、キース様はっ、おっぱいがお好きなんですね?」

そう言いながらピンッと乳首を立てて荒い呼吸を洩らすマリンに堪らなくなり、両手で両胸を中央に寄せ、両乳首を大きく開けた口を使って口内いっぱいに含んだ。


じゅるるるるっちゅぱっ、レロレロっちゅっちゅぱっ、じゅるじゅるっコリコリッ
「ひゃぁぁぁあっんん、キースしゃまっそれ、気持ち良すぎらからぁ・・・!!」


舌先で乳輪を舐めまわされ、敏感になったところでその中心を舌先で遊ばれる。
かと思うとおっぱい全体をじゅるじゅると音を立てて唾を付け、吸い上げる。

「ん、ちゅっ・・・ここが好きなのは、マリンも同じじゃないかい?・・・こんなにビンビンになって、可愛いよ、マリン。」

そう言いながら、弄られすぎてぷっくりと美味しそうに色づいた乳首を、カリッと甘噛みしながら乳輪を吸い上げた。

「っっっ!!!」ビクンッと背中をしならせ、マリンは達した。

その様子を目に焼き付けながら、キースは乳首からマリンの綺麗な首筋を舌でなぞる。
ツゥーーーーーッという舌の刺激に、マリンは達したばかりの敏感な身体にゾクゾクッと快感が走った。


ちゅっちゅっペロ、レロレロっと首辺りを舐めるキースに、マリンは甘えた声で催促する。
「ぁ、キース様、おマンコ切ないの、お願ぁいっ」

切ない目で見てくるマリンに、キースは股間を痛いほどギンギンにさせていた。


その言葉を聞き首筋から胸を通り、わき腹から太もも・・・そして内ももまで、その舌でねっとりと舐め上げる。

キースの舌が刺激を求める自身の中心へ近づいていく度にピクピクッと身体を震わせ、「はぁん、」と熱い吐息を洩らすマリンに、もうキースは夢中だった。


むわっと女の匂いを漂わせる聖域を前に、キースは一度呼吸を整え生唾を飲み込んだ。
両手でマリンのムッチリとした太ももを押し上げ・・・・初めて女性のアソコをマジマジと見つめた。

「いやぁ、恥ずかしいですっ・・・!そんなに見つめないでっ」
顔を真っ赤にして訴えるマリンが可愛くて、思わずチンポから先走り汁が出る。

「綺麗だよマリン。君はどこもかしこも美しい・・・。それに、やっぱりマリンもおっぱいをイジメられるのが好きみたいだね。・・・こんな私の様な不細工オジサンにされても、こんなに濡らしてくれるなんて・・・。」

キースはそう言いながら、マリンの濡れている割れ目の中に指を入れた。



くちゅりっ・・・・くちゅっくちゃ・・・くちゅぐちゅっ

「あっぁぁぁっ、キース様の指がっあ、気持ちいです、ふぅんっ」



マリンの喘ぎ声に堪らず指を増やし、そしてぷっくりしている蕾をクリクリッと弄る。

「ひゃあああっ、キース様、そこはダメっはぁ、すぐイっちゃう・・・!」
「ここも好きなんだね、いいよ、いっぱい触ってあげる。マリン、君もいつでもイッテいいんだよ・・。」

中指と薬指で膣内を掻き乱し、親指でクリクリッと蕾に刺激を与え続ける。

するとプシャアアアッッとマリンが今世で初めて潮を吹き、ガクガクッと足を震わせた。


キースはその様子に驚きつつも、一旦責めるのを止めてマリンに顔を近づける。

「マリン・・・?すまない、調子にのってしまった。大丈夫かい?」
心配そうに自分を覗き込むキースに、自分の中でSEX合格点100点!!!と高得点を付けながらマリンはキースに口付けした。


ちゅっくちくち、じゅるっちゅーーーっレロレロっ

身体を落ち着かせて、最後にはむはむっと唇を挟む。
「キース様、本当に童貞ですか?・・・・とってもお上手で、ビックリしてしまいました。」

「マリン・・・ありがとう。君は本当に、醜い私にも優しいな・・・。本当に童貞だ。ただ、貴族教育に若い頃廓の勉強をしていたからかもしれん・・・君も気持ち良くなってくれて、良かったよ。」


そう言うとキースは、マリンが落ち着いたことを察してまた膣内に指を入れ始める。
「んっ、キース様・・・そろそろマリン、キース様のおチンポが欲しいです。・・・こんなに勃起して、苦しいでしょう?マリンの膣内に入れてくださいっ」

キースはその言葉を聞きながらマリンの乳首を唇で挟み、ハムハムちゅっちゅと弄ぶ。

「マリン・・・私を求めてくれて嬉しい。そろそろ私も限界だった・・・。避妊具はしなくてもいいのかい?」

「ぁんっ、大丈夫です。私避妊薬を持ってますから・・・ぁ!キース様の精子、マリンの膣内に出してくださいっ!!」


「あぁ・・・・!!マリン、ありがとう。本当に君に出会えて良かったよ・・・!私の子種を受け取ってくれ!!」


そう言いキースは限界までマリンの両足をベッドに押さえつけマンぐり返しの恰好にさせ、マリンのびしょ濡れの割れ目にチンポを擦り付け始めた。

くちゅっぐちゅん、くちくちっくちゅ、とじらすように腰を動かすキースに、マリンは堪らなくなる。


「キース様ぁ、意地悪しないでぇ・・・!早く欲しいのっキース様のおチンポ欲しいのぉ・・・!!」
生理的な涙を流しながら懇願するマリンをみて、キースは今日一番の興奮を覚えた。


今まで見向きもされなかった、この私が・・・こんな美女に懇願されている・・・。
マリンの愛液と自身の汁でぐっちょりと濡れたモノをみて、感慨深くなった。


「じゃあ、入れるよマリン。・・・その綺麗な瞳で、私のが入るのを見ていてくれ。私も、生涯忘れないように・・・しっかりと目に焼き付けるから・・・!!」

そう言うと、キースはゆっくりじっくり、まるで最後に残した好物を味わって食べるように挿入し始めた。



その様子をマリンは言われた通りガン見しながら子宮をきゅんきゅんさせていたし、キースも自身のものがマリンの膣内に入っていくのを興奮しながら凝視していた。


ずずずっぐちゅっくちゃ・・・ぐちっ


余りにもゆっくりと侵入してくるキースのチンポに、焦らされている感覚も刺激になりどんどんマリンの愛液が溢れてくる。
その濡れに濡れた肉壁の刺激を、奥歯を噛みしめながら感じ快感に耐えていた。
(あぁ、女性の膣内は・・・こんなにも気持ちいいものなのかっ・・・!!)


キースは余りの快感に、半分ほど自身のモノが入った瞬間・・・ズンッ!!と一気に奥に突き上げた。

「はぁんっ・・・!!ぁ、あ、キースしゃまっ・・・!」
「あぁ、マリンっ!!マリンの膣内は本当に気持ちいいよ・・!ほら、見てくれ。みっちりしっかり私達は繋がったよ。私のモノがマリンの膣内に消えてしまった。ほら、可愛い蕾しか見えないよ。」

そう言いながらキースは結合部分を見せつけるように、マリンのマンコを親指でくぱぁっと開きグイッグイッと腰を押し込んで限界まで奥にチンポを擦り付けた。

「ぁぁっぁぁああ、しょれっ気持ちいいからぁ・・・!くぱぁってしちゃらめぇ・・・!」

自分のイイ所を無意識に刺激され、そして繋がっている所をキースの様なイケオジが熱心に見つめていることに興奮し快感が駆け巡る。

マリンが可愛いことを言いながら、その快感から子宮をキュッと締め付けられ・・・キースは箍が外れた様に腰を動かした。 


ズンズンズンッぐちゃっ・・・パンパンパンッ・・ぐちっずちゅっ

今までの比較的大人しい・・・スマートな触れ合いからは想像が付かない程、キースは激しく腰を振った。
チンポの先を入り口まで引き抜き、まんぐり返しの恰好だからできる真上から一気に膣奥へ挿入するという動きを何回も繰り返し、膣奥が好きなマリンはその度に子宮を締め付けた。



「あぁぁぁああ、イキまひゅ!マリンイっちゃいまひゅっ・・・・!あん、んんんっぁあ!」

「あぁ、一緒にイこう、ほらっマリンの好きなおっぱいも乳首もイジメてあげるからっ!!私の精子、全部受け止めるんだよ?」

「ひゃいっ!全部飲みまひゅっ!マリンのナカで全部飲むからっキースしゃまの精子マリンに全部くだしゃいっ!」



マリンの両胸を手いっぱいに揉みしだき、中央に立った乳首を今度は思いっきり摘まみ上げ、コリコリコリコリっと容赦なくこすり上げた。
その間もマリンの膣内に、自身のチンポを忘れぬように刻み込むようにズンズンと刺激を与え続けた。


ほどなくしてマリンの膣内がキュキュキュッキュと締りはじめ、絶頂が近いことを知らせる。
それをダイレクトに感じたキースも、玉が上がり限界までチンポがパンパンになる。



マリンは堪らず口付けを強請ったが、キースは笑いながら拒んだ。
「すまない、マリンッ・・・マリンが私の精子を受け取る姿をっこの目に焼き付けたいんだ・・・!」

ギラギラした雄の目で見つめられて、マリンは子宮を今までで一番の力でキューーーッと締め付け・・・達してしまった。
その瞬間、キースもそのあまりの気持ち良さに我慢できず・・・射精した。



ビュルルルッビュッビューーーーーーーーッビュル



「んぁあ・・・キースしゃまの精子・・・ん、んっ」
「はぁ・・・マリン、良い子だ。全部受け取ってくれ・・そう、ふっ、あぁ・・・イイ・・!」

射精された後、キースは更に奥へ奥へとチンポを押し込んだ。
マリンもチンポの先が当たっている子宮口を開いて閉めてを繰り返し・・・まるでクパクパと精子を飲み込むように膣内を動かしていた。

その射精中の刺激も後押しして、キースは玉が空になるまで射精を完全に終えた。







キースの童貞喪失後、そろそろ自身のを引き抜こうとしたキースに、マリンはいやいやっと首を振り抱き着いて阻止した。
キースは満更でもなさそうにその我儘を受け入れたが、流石に20分経った頃には一度離れた。



いつもよりいっぱいイッたマリンは、朝から客を取っていたこともありウトウトとしていた。


それを見たキースは、妙に冷静になり・・・水を取ってくると言って一度マリンの視界から消えた。



そして浴室の二人の服を一応持って来て、その時に・・・従者から渡された真実薬をマリンの水に入れた。
その水を受け取ったマリンは、何も知らずにその水を飲みほした。


そしてどこかふわぁっとした様子のマリンに、キースは・・・何とも言えない、聞きたくないような顔をしながらマリンに質問を始める。


「君の名前は?」「マリリン・コー・・・です。」
「出身地は?」「〇〇王国・・・。」
「君の家系は?」「伯爵家・・・魔術師の・・・父、貴族の母・・・。」
「なぜここにいる?」「呪い・・・誓約・・・精気を・・・蓄えるため・・・。」

(何??呪いを受けたのか・・・?誓約は店主に聞いているが・・・。いや、まて・・・〇〇王国と言えば最近終戦した・・・そうだ!確か伯爵の魔術師が呪いを受けて死んだと・・・。まさか呪いを受けたのは娘であるこの子で、男の精気を取らないと生きていけない身体にされたのでは?!・・・そうか、敵の蛮族がやりそうなことだ!!恐らく、終戦後に蹂躙する予定だったのか・・・!何と卑劣なっ・・・!!)

キースは自分の中で解釈したことがたまたま繋がり、完全に信じ込む。


実際はこの真実薬は対象者の意識がハッキリしている時に使用するものであり、眠気などで朦朧としている時は効き目が薄かったり前後の質問がごっちゃになってしまうのだが・・・・キースは説明を受けておらず、その事実を知らない。


「なるほど・・・通りで君の様な美しい子がこんな遊郭に・・・。」

大体の知りたい情報は聞き出せた。
小国であろうと貴族令嬢なのだ、調べれば情報も出るし身元もしっかりしている。
キースは自分の任務を終えたが・・・・怖くて聞けない事を・・・恐る恐る聞いてしまった。


「君は・・・私を醜いと思うか?」「思わ・・・ない。」

はっ、と思わず息が止まる。


「君は・・・私と・・触れ合うことが嫌だったか?」「嫌じゃない・・・」
「私と関係を持ったことを後悔してるか?」「してない・・」
「また関係を持ってくれるか・・・?」「またシたい・・・でも・・・」

(でも・・・なんだ?やっぱり顔を隠してほしいか?金を多めに?)
キースは固唾をのんで続く言葉を待った。


「でも・・・キース様から・・・ちゅーしてもらえなくて・・・さみしい・・」

ふにゃ、と泣き笑いの様な笑みをマリンは浮かべた。



その笑顔をみて・・・キースは心臓を撃ち抜かれた気持ちになった。
こんな不細工で醜い私と・・・口付けをしたいと思ってくれていたのか・・・。



「分かった・・・君の望む通りにする。・・・君は、私を好ましいと思うか?」
「うん・・・キース様好き・・・えっち・・・もっとしたい・・」


限界だったのだろう、マリンはすぅーーっと寝息を立てて眠ってしまった。


その美しい、眠り姫の様なマリンを愛しそうに見つめ、顔にかかる髪をそっと払ってやる。

「マリン、私の女神。このキースの心身ともに・・・君に捧げるよ。」


キースは初めて自分からマリンに口付けし、そっと微笑んで自身も眠りについた。




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