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第一部
何だって
しおりを挟む じっとその彫像のような美しい顔を見つめた。理人さんは横たわっている私のことを不思議そうな顔で見下ろしている。
「私、この世界に居たいです」
「そうですね、居てください。出来ればずっと」
その声音は多分、私にだけ発せられる甘い声。冷静なこの人が唯一私にだけ見せる顔。銀色の髪がガラスで出来た天井をすり抜けた光を弾いて綺麗だった。
「んんっ……あっ……ああっ……」
足を開かせるとぴちゃぴちゃとした音をさせて敏感な芽を理人さんは舐めている。ずっとだから、腰ががくがく震えてもう目眩はするくらい快感でくらくらする。二本の指で割れ目を開けるようにすると、露出した粘膜の部分を念入りに舐め続けている。
「理人さっ……もっ……だめぇっ……」
その大きな耳の部分をぎゅっとするけれど、涼しい顔をしてじゅるじゅると吸い上げた。
「こんなに愛液を溢して、気持ちよさそうだ。何がいけないんですか」
もう立ち上がってしまっている芽のその部分を執拗に舐め回すと、私は意識を失いそうになるくらいの絶頂を味わった。
「美味しいな……」
そう呟くと理人さんは舌を膣口へと差し入れた。指や太くて大きなあの部分じゃないそれは軟体動物のように膣の浅い部分をうごめいた。新しい刺激に私はもう意味が分からなくなっていく。
「ひゃ……ひゃう……」
舌先を尖らせてちいさな抽送をはじめる。どんどんゆだっていく頭の中で快感だけが私を支配していった。
「もう僕も限界が来そうなので、挿れますね」
理人さんは口の腕で拭いながら楽しそうに私の方をみた。美味しそうな獲物を見る動物の目だ。
ぐちゅりっと音がして一気に私の中に挿ってくる。
「あっ……あうっ……気持ちいいっ……もっと」
「……本当に最初と時と比べるといやらしくなりましたね……本当に淫らな姿だ」
冷たく見えるグレーの目が私のことを熱く見る。冷静な理人さんがそんなことを言うのは初めてだったから、私は必死になって謝った。
「やっ……いやらしく……なって……ごめんなさいっ……」
ぐちゅっぐちゅっと音をさせて大きなストロークが始まった。
「僕は……そんな透子さんも好きですよ。もっともっといやらしくなってください」
理人さんの動きは性急だった。振り落とされそうな律動の中で私は必死で背中にしがみついた。
「んぁ……きもちいいっ……きもちいいのっ」
もう快感を拾いことだけしか考えられなくて、自然と私の腰を動かしていた。かなり長い間腰を動かし続けているのにその動きは衰えることはない。私は軽い絶頂がずっと続いているような状態で、もう、何も、考えられなかった。
「ああっ……透子さんっ……」
びくっと体を震わせて理人さんが欲望を吐き出した。何度か同じ動きを繰り返した。
そっとくたくたになった私の体を抱き抱えると、上にして仰向けに寝転んだ。連日の疲れでまぶたが重くなって来た私の耳にそっと囁いた。
「僕は幸せです。貴方の傍に居れて、そのためにこれからもなんだって……します」
「私、この世界に居たいです」
「そうですね、居てください。出来ればずっと」
その声音は多分、私にだけ発せられる甘い声。冷静なこの人が唯一私にだけ見せる顔。銀色の髪がガラスで出来た天井をすり抜けた光を弾いて綺麗だった。
「んんっ……あっ……ああっ……」
足を開かせるとぴちゃぴちゃとした音をさせて敏感な芽を理人さんは舐めている。ずっとだから、腰ががくがく震えてもう目眩はするくらい快感でくらくらする。二本の指で割れ目を開けるようにすると、露出した粘膜の部分を念入りに舐め続けている。
「理人さっ……もっ……だめぇっ……」
その大きな耳の部分をぎゅっとするけれど、涼しい顔をしてじゅるじゅると吸い上げた。
「こんなに愛液を溢して、気持ちよさそうだ。何がいけないんですか」
もう立ち上がってしまっている芽のその部分を執拗に舐め回すと、私は意識を失いそうになるくらいの絶頂を味わった。
「美味しいな……」
そう呟くと理人さんは舌を膣口へと差し入れた。指や太くて大きなあの部分じゃないそれは軟体動物のように膣の浅い部分をうごめいた。新しい刺激に私はもう意味が分からなくなっていく。
「ひゃ……ひゃう……」
舌先を尖らせてちいさな抽送をはじめる。どんどんゆだっていく頭の中で快感だけが私を支配していった。
「もう僕も限界が来そうなので、挿れますね」
理人さんは口の腕で拭いながら楽しそうに私の方をみた。美味しそうな獲物を見る動物の目だ。
ぐちゅりっと音がして一気に私の中に挿ってくる。
「あっ……あうっ……気持ちいいっ……もっと」
「……本当に最初と時と比べるといやらしくなりましたね……本当に淫らな姿だ」
冷たく見えるグレーの目が私のことを熱く見る。冷静な理人さんがそんなことを言うのは初めてだったから、私は必死になって謝った。
「やっ……いやらしく……なって……ごめんなさいっ……」
ぐちゅっぐちゅっと音をさせて大きなストロークが始まった。
「僕は……そんな透子さんも好きですよ。もっともっといやらしくなってください」
理人さんの動きは性急だった。振り落とされそうな律動の中で私は必死で背中にしがみついた。
「んぁ……きもちいいっ……きもちいいのっ」
もう快感を拾いことだけしか考えられなくて、自然と私の腰を動かしていた。かなり長い間腰を動かし続けているのにその動きは衰えることはない。私は軽い絶頂がずっと続いているような状態で、もう、何も、考えられなかった。
「ああっ……透子さんっ……」
びくっと体を震わせて理人さんが欲望を吐き出した。何度か同じ動きを繰り返した。
そっとくたくたになった私の体を抱き抱えると、上にして仰向けに寝転んだ。連日の疲れでまぶたが重くなって来た私の耳にそっと囁いた。
「僕は幸せです。貴方の傍に居れて、そのためにこれからもなんだって……します」
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