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本編
(35)やらかした相手に慈悲は無し。
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突然の爆弾発言により分かった事を
私の脳内で発表しまーす。
リンさんはなんと!ビックリ
ルノーお祖父様の子供で双子のお姉様が亡くなり、巫女のお姉様のスペアとして陛下こと、ローレ様の婚約者になったらしいのにうっかり結婚する前に妊娠したリンさんは、それを陛下に伝えると信じられないと言われ怒り狂い逃走。南の隠れ賢者様が住む土地へ辿り着いたらしい、たまたま、賢者様の息子さんと出会い南の地で暮らす事になり、現在にいたると
今までの賢者様の話を聞いていた陛下は
苦悶の表情で
「若い頃の己が憎い…………」
と呟いていた。
そして
そんな陛下を見ていた父様は
「リン兄上は怒らせると怖いんですから、ローレ様」
ローガンお父様はリンさんの弟でした!
2度ビックリしましたよ
「ごめんね、リイアちゃんレーアちゃん今まで黙っていて、実は僕とローガンは兄弟なんだよ。理由はさっき聞いた通りで、ビックリした思うけど、あと一つ本当の事言うと僕は男の人だったんだ。2人共、そんな僕だけど、これからも宜しくできるかな?」
そう、リンさんは元男の人!!
それは双子の巫女のリカさんから
容姿や性別を引き継いだから
女性になったらしい。
本当、異世界ってヤベー
未来にいきすぎるわ
もちろん。私もレーアも
「リンさんが元男の人なんて気にしないよー父様のお兄さんって知ったほうが嬉しい!またお家に遊びに行って良いですか」
って答えたよ。だってリンさん可愛いし優しいし、
いい匂いするし、そして
薬草師で色々と教えてくれるんだよ!
うん。けど怒らせると怖いけど………
なぜ、知ってるかと言うとリンさんの
言う事を聞かずに森で毒草や毒キノコを
素手で触ったりしたから、それに気づいた
リンさんにめっちゃ叱られましたよ
はい
リンさんの隣で
パンを片手にニコニコと笑う
ルリおねーちゃんは
「最初はわたしも、こんなんが血の繋がった父親なのと思ったけど、よくよく観察したら、ただの鈍感ヘタレ拗らせキングだって気づいてお兄ちゃんと、からかうのが楽しくなちゃったのよーあははは」
陛下の実の娘
けど、王族になるのは断ってるって
そりゃそうだ。
だってルリおねーちゃん
近所の美味しいって評判の
パン屋さんの奥さんだから
王族にならないんだって
あと親戚のおじさんに頼まれて
副業もしてるし、今の生活が性に合ってるらしい。
私も神の巫女じゃなくなったら
母様や周りの素敵な自立した女性になりたいぞー
顔色が悪い陛下にルリちゃんは
お店に出す予定の新作パンだよーと
お皿にのせて出していました。
なぜ、パンが出されているかと言うと
そう今は、説明を一旦止めて
少しだけ遅めのランチタイムです。
ルリちゃんの所のパンと
リイナお祖母様がご用意したスープやサラダが
目の前に並んでる。
「いつもなら、ご飯や味噌汁が神殿でのお食事だけど、ルリちゃんが来るって聞いたから、スープやサラダを用意したわ」
お祖母様がそう答えてくれた。
和風な神殿だからやっぱり和食が
出されてるんだと1人で納得してると
突然、叫び声が
「辛っ辛いぞーー!!」
何とリルちゃんのパンを食べた陛下が
叫んでた
「新作の激辛麻婆豆腐揚げパンね、そこまで辛かったかしら?」
不思議そうな顔したルリちゃんが
その、激辛麻婆豆腐揚げパンを涼しい顔で食べると陛下は信じられないとルリちゃんを見ていた。
リンさんが
「あールリの好みは、普通の人には辛すぎるよ。ローレ様の揚げパンの辛味、下げてあげて」
そうなの~とリルちゃんが陛下のパンに向けて
指をかざすと、キラキラとパンが光っていた。
「ルリおねーちゃん今のは何?何したの」
「あっこれはね、料理魔法をわたし流にアレンジしたのよ!小さい頃、母様と一緒に料理した時に塩や砂糖を入れすぎた時に、いい塩梅になぁれと思ったら出来ちゃったのよ」
料理魔法で、そんな風に出来るんだ
今後、私も料理した時に使えるじゃん
後でルリちゃんにお願いして教えて貰おうっと
ワクワクしていたら
ルノーお祖父様が
「ルリ、辛いのが嫌なら反対に薄味にしなさい。いや、むしろ味など無くてもいいだろう。今の陛下は何食べでも味が分からないはずだしな」
うわあ~辛辣
お祖母様が言うには、ローレ様や王族の方が
リンさんの件で謝ろうとしたら
すべて跳ねのけて、お詫びを受け取らないらしい
まあ、自業自得だから仕方ないよね。
だって、婚約したばっかの人間に
早速手を出して失礼な発言をした輩には
慈悲は無しだ。優しくしたらつけ上がるしね
「このパン美味しいねえ フォル」
「おう、ルリねーちゃんのパンは美味いな」
目の前には私の可愛い妹レーアと
かまってちゃん従兄弟フォルが仲良く
パンを食べている。
「ふむ、なるほど辛いが美味いではないか、麻婆豆腐揚げパンか気にいったぞ!」
そのセリフを呟いたのは
漆黒の軍服を着たピンク色の髪の美女がルリちゃんのパンを美味しそうに食べている。
って南にいるはずの従兄弟が何でいるのか
そして
また登場人物が現れましたよ!
とりあえず、今はツッコミは
これぐらいにして
私も食事に集中だーー!
あの激辛麻婆豆腐揚げパンを
もうちょい大きくなった時に
挑戦しようと思いながら
ルリちゃんのパンをモグモグ食べていた。
私の脳内で発表しまーす。
リンさんはなんと!ビックリ
ルノーお祖父様の子供で双子のお姉様が亡くなり、巫女のお姉様のスペアとして陛下こと、ローレ様の婚約者になったらしいのにうっかり結婚する前に妊娠したリンさんは、それを陛下に伝えると信じられないと言われ怒り狂い逃走。南の隠れ賢者様が住む土地へ辿り着いたらしい、たまたま、賢者様の息子さんと出会い南の地で暮らす事になり、現在にいたると
今までの賢者様の話を聞いていた陛下は
苦悶の表情で
「若い頃の己が憎い…………」
と呟いていた。
そして
そんな陛下を見ていた父様は
「リン兄上は怒らせると怖いんですから、ローレ様」
ローガンお父様はリンさんの弟でした!
2度ビックリしましたよ
「ごめんね、リイアちゃんレーアちゃん今まで黙っていて、実は僕とローガンは兄弟なんだよ。理由はさっき聞いた通りで、ビックリした思うけど、あと一つ本当の事言うと僕は男の人だったんだ。2人共、そんな僕だけど、これからも宜しくできるかな?」
そう、リンさんは元男の人!!
それは双子の巫女のリカさんから
容姿や性別を引き継いだから
女性になったらしい。
本当、異世界ってヤベー
未来にいきすぎるわ
もちろん。私もレーアも
「リンさんが元男の人なんて気にしないよー父様のお兄さんって知ったほうが嬉しい!またお家に遊びに行って良いですか」
って答えたよ。だってリンさん可愛いし優しいし、
いい匂いするし、そして
薬草師で色々と教えてくれるんだよ!
うん。けど怒らせると怖いけど………
なぜ、知ってるかと言うとリンさんの
言う事を聞かずに森で毒草や毒キノコを
素手で触ったりしたから、それに気づいた
リンさんにめっちゃ叱られましたよ
はい
リンさんの隣で
パンを片手にニコニコと笑う
ルリおねーちゃんは
「最初はわたしも、こんなんが血の繋がった父親なのと思ったけど、よくよく観察したら、ただの鈍感ヘタレ拗らせキングだって気づいてお兄ちゃんと、からかうのが楽しくなちゃったのよーあははは」
陛下の実の娘
けど、王族になるのは断ってるって
そりゃそうだ。
だってルリおねーちゃん
近所の美味しいって評判の
パン屋さんの奥さんだから
王族にならないんだって
あと親戚のおじさんに頼まれて
副業もしてるし、今の生活が性に合ってるらしい。
私も神の巫女じゃなくなったら
母様や周りの素敵な自立した女性になりたいぞー
顔色が悪い陛下にルリちゃんは
お店に出す予定の新作パンだよーと
お皿にのせて出していました。
なぜ、パンが出されているかと言うと
そう今は、説明を一旦止めて
少しだけ遅めのランチタイムです。
ルリちゃんの所のパンと
リイナお祖母様がご用意したスープやサラダが
目の前に並んでる。
「いつもなら、ご飯や味噌汁が神殿でのお食事だけど、ルリちゃんが来るって聞いたから、スープやサラダを用意したわ」
お祖母様がそう答えてくれた。
和風な神殿だからやっぱり和食が
出されてるんだと1人で納得してると
突然、叫び声が
「辛っ辛いぞーー!!」
何とリルちゃんのパンを食べた陛下が
叫んでた
「新作の激辛麻婆豆腐揚げパンね、そこまで辛かったかしら?」
不思議そうな顔したルリちゃんが
その、激辛麻婆豆腐揚げパンを涼しい顔で食べると陛下は信じられないとルリちゃんを見ていた。
リンさんが
「あールリの好みは、普通の人には辛すぎるよ。ローレ様の揚げパンの辛味、下げてあげて」
そうなの~とリルちゃんが陛下のパンに向けて
指をかざすと、キラキラとパンが光っていた。
「ルリおねーちゃん今のは何?何したの」
「あっこれはね、料理魔法をわたし流にアレンジしたのよ!小さい頃、母様と一緒に料理した時に塩や砂糖を入れすぎた時に、いい塩梅になぁれと思ったら出来ちゃったのよ」
料理魔法で、そんな風に出来るんだ
今後、私も料理した時に使えるじゃん
後でルリちゃんにお願いして教えて貰おうっと
ワクワクしていたら
ルノーお祖父様が
「ルリ、辛いのが嫌なら反対に薄味にしなさい。いや、むしろ味など無くてもいいだろう。今の陛下は何食べでも味が分からないはずだしな」
うわあ~辛辣
お祖母様が言うには、ローレ様や王族の方が
リンさんの件で謝ろうとしたら
すべて跳ねのけて、お詫びを受け取らないらしい
まあ、自業自得だから仕方ないよね。
だって、婚約したばっかの人間に
早速手を出して失礼な発言をした輩には
慈悲は無しだ。優しくしたらつけ上がるしね
「このパン美味しいねえ フォル」
「おう、ルリねーちゃんのパンは美味いな」
目の前には私の可愛い妹レーアと
かまってちゃん従兄弟フォルが仲良く
パンを食べている。
「ふむ、なるほど辛いが美味いではないか、麻婆豆腐揚げパンか気にいったぞ!」
そのセリフを呟いたのは
漆黒の軍服を着たピンク色の髪の美女がルリちゃんのパンを美味しそうに食べている。
って南にいるはずの従兄弟が何でいるのか
そして
また登場人物が現れましたよ!
とりあえず、今はツッコミは
これぐらいにして
私も食事に集中だーー!
あの激辛麻婆豆腐揚げパンを
もうちょい大きくなった時に
挑戦しようと思いながら
ルリちゃんのパンをモグモグ食べていた。
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