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本編
(12)クールな人はお好きですか?
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陛下の報告が終わりましたけど
まだ私たちは謁見室で陛下とお話中です。私達はソファーに座り、一人用ソファーに座った宰相様の上に陛下が乗ってます。
「ローガン、アムカにはどのように行く予定か?」
陛下が父に尋ねる
「マヤラからアムカには、飛行船で行こうと思ってます。早ければ3日で着く予定ですので」
「それなら、我が転移術を使って送ってやるそのほうが早くて良いニャ」
「陛下、転移術は確かに有難いですが私達は家族4人で行くので、転移術の魔力の消費がかなり大きいと思われます。だから今回の移転術はご遠慮させて頂きます」
父が陛下の申し出を断ろうとしていたら
「ローガン 気にする事はない。それにお前とリリーが長く城にいない方が問題ニャ」
陛下がしっぽをふりふり、髭をせわしなく動かせながら父に言ってると陛下を膝に乗せていた宰相様が
「ローガン殿、陛下の申し出を受けて貰えないか。陛下の魔力の事は心配は入らぬ、転移術は新しく、賢者様から移転陣なる補助の魔方陣が完成したから魔力の消費は前より抑えられるようになったから気にする事はない。」
「そうなのですか、では陛下アムカまでの移転を宜しくお願い致します。」
それを聞いて父もこれ以上断る事は、さすがに失礼にあたると思ったのか承諾した。
「さすが、アウルにゃ 生真面目ローガンを納得させるとは、我が細君はいつも惚れ惚れするのう。」
猫陛下が嬉しそうに呟いていたら
「陛下、私の事を細君と呼ぶのはおかしいです。私はまだ婚約者候補です。あまり変な事を呟くと今度からローガン殿の膝に乗せて仕事をしてもらいますよ。」
そう、今さらだけど宰相様ことアウル様は女性の方なのです。今、男性用の服装なので遠目から見たら華奢な男性に見えますけど、近くで見ると女性とわかります。髪の色はミルクティー色の薄茶系の長い髪を一つにまとめ瞳はハシバミ色、左目にはモノクルをしており、まさにクールビューティーな麗人さんです。
アウル様は、その頭脳と手腕を買われ宰相まで登り詰めそして、宰相の任命式の時に陛下から嫁になってくれと言われたそうだ。けど宰相になったばっかのアウル様はすぐさま、陛下のお嫁さんになるのを断ったのだが、諦めきれない陛下が婚約者にと泣き叫んだので仕方なくアウル様は譲歩して婚約者候補ならと話しは一旦は着いたと初めて陛下と宰相様達に会った時に父、母から教えて貰ったのだ。
「調子にのってすまない。だから、仕事は、アウルの膝の上で仕事をさせてくださいニャーついでにお昼寝も膝の上か一緒に寝てくれニャー」
フワフワ猫陛下の懇願を聞いたアウル様は笑顔で
「陛下、最後の要望は却下です。あとオカシナ事を言うたんびにお昼寝時間を減らしますよ」
答えていた。
それを聞いた猫陛下は真っ白から
真っ青になっていた。
「アウル~昼寝の時間を減らすのは止めてくれぇぇぇ!頼むニャアアアァァァッ」
しみじみ、クールビューティーさんはどこの世界でも
容赦ないと実感した瞬間だった。
まだ私たちは謁見室で陛下とお話中です。私達はソファーに座り、一人用ソファーに座った宰相様の上に陛下が乗ってます。
「ローガン、アムカにはどのように行く予定か?」
陛下が父に尋ねる
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「それなら、我が転移術を使って送ってやるそのほうが早くて良いニャ」
「陛下、転移術は確かに有難いですが私達は家族4人で行くので、転移術の魔力の消費がかなり大きいと思われます。だから今回の移転術はご遠慮させて頂きます」
父が陛下の申し出を断ろうとしていたら
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陛下がしっぽをふりふり、髭をせわしなく動かせながら父に言ってると陛下を膝に乗せていた宰相様が
「ローガン殿、陛下の申し出を受けて貰えないか。陛下の魔力の事は心配は入らぬ、転移術は新しく、賢者様から移転陣なる補助の魔方陣が完成したから魔力の消費は前より抑えられるようになったから気にする事はない。」
「そうなのですか、では陛下アムカまでの移転を宜しくお願い致します。」
それを聞いて父もこれ以上断る事は、さすがに失礼にあたると思ったのか承諾した。
「さすが、アウルにゃ 生真面目ローガンを納得させるとは、我が細君はいつも惚れ惚れするのう。」
猫陛下が嬉しそうに呟いていたら
「陛下、私の事を細君と呼ぶのはおかしいです。私はまだ婚約者候補です。あまり変な事を呟くと今度からローガン殿の膝に乗せて仕事をしてもらいますよ。」
そう、今さらだけど宰相様ことアウル様は女性の方なのです。今、男性用の服装なので遠目から見たら華奢な男性に見えますけど、近くで見ると女性とわかります。髪の色はミルクティー色の薄茶系の長い髪を一つにまとめ瞳はハシバミ色、左目にはモノクルをしており、まさにクールビューティーな麗人さんです。
アウル様は、その頭脳と手腕を買われ宰相まで登り詰めそして、宰相の任命式の時に陛下から嫁になってくれと言われたそうだ。けど宰相になったばっかのアウル様はすぐさま、陛下のお嫁さんになるのを断ったのだが、諦めきれない陛下が婚約者にと泣き叫んだので仕方なくアウル様は譲歩して婚約者候補ならと話しは一旦は着いたと初めて陛下と宰相様達に会った時に父、母から教えて貰ったのだ。
「調子にのってすまない。だから、仕事は、アウルの膝の上で仕事をさせてくださいニャーついでにお昼寝も膝の上か一緒に寝てくれニャー」
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「陛下、最後の要望は却下です。あとオカシナ事を言うたんびにお昼寝時間を減らしますよ」
答えていた。
それを聞いた猫陛下は真っ白から
真っ青になっていた。
「アウル~昼寝の時間を減らすのは止めてくれぇぇぇ!頼むニャアアアァァァッ」
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