11 / 50
本編
(11)ありがたきお言葉いただきました!
しおりを挟む
マヤラ王宮は白い城壁に囲まれ、宮殿は美しい白い石造りで出来ており地球でいうと西洋のゴシック建築ではなくイスラム建築に近い宮殿だ。
案内された謁見室は、真っ白い高い天井がアーチ状になっており部屋の真ん中には大人が5人ほどすわっても余裕なソファーと白いテーブルが設置しており、ソファーの向かいには硝子扉が開かれて、綠豊かな中庭には小川が見える。このまま、外に飛び出して中庭を散策できたら楽しいだろうな~と思いながらソファーでお行良く座りながら待ってると扉がノックされ猫耳がある猫人族の女官さんが来て
「陛下がこちらに、いらっしゃいます」
父、母は座っていたソファーから立ち私達双子もそれにならって一緒に立って頭を下げ陛下のおなりをお待ちしているとガチャリと扉が再び開き誰か入ってくる。
そして私達の前まで来ると父に声をかける。
「ローガン・アレク・クラウン、とその家族よ 面をあげよ」
そう言われ、顔を上げると目の前にいるのは、この国の宰相アウル・リョクに抱えられた真っ白いフワフワした生物お耳が三角で鼻はピンク、瞳は水色でひげがキラキラ光っているおしりからは白い長いしっぽが見える。
その生物こそがマヤラ国の王、猫王ハク・ぺーシャ・キングがいた。
そうマヤラの王族はが猫人族納めているのだ。
なんでも古代、この地は砂漠であり水の魔力を持つハク陛下のご先祖が水の恵みを与え豊かな土地にし、やがてマヤラ国が出来たと国の名前を聞いた時と一緒に母が教えてくれたのだ。
やばっ王様が猫ってモフラーにはスゴイご褒美です。あっざす。と心の中で呟く。
「ローガンの娘、リイアが神の巫女なった報告があったー真か?」
父は少しだけ緊張した顔で陛下に告げる
「はい陛下、我が娘、リイア・レイ・クラウンは神の巫女であると神殿と私の兄上からも連絡がありました。真の事です。」
今度は陛下がこちらに顔を向け私に声をかける。
「リイア・レイ・クラウン、こたびは神の巫女になったと聞いた。今までなら、聖都アムカに神の巫女が産まれる事が多いだから我も驚いている。リイア、まだ幼いのに大変だと思うがそなたは神の巫女と選ばれたからその役目をしっかり果たして欲しいと我は願っているニャ」
おおう、陛下、今最後の語尾がニャになっていましたけど、今どう考えてもシリアスシーンだと思うんだけど……
……そこがいいんだ!!大好きだ!!!!
さすがモフモフ様だ!皆の衆、ニャ頂いたぞ!!
ありがたきお言葉ありがとうございます。
とヤバイ、ヤバイお返事しなければ
「はい、陛下 もったいないお言葉ありがとうございます。わたくしも巫女の役目をはたせるように努力いたします。」
って言ったけど、正直、神の力の実感がないんだけど、どうしたらいいんだろうか
うん。これはもう一度あの神 神様に夢にまた会えた時にでも確認しないとな!
案内された謁見室は、真っ白い高い天井がアーチ状になっており部屋の真ん中には大人が5人ほどすわっても余裕なソファーと白いテーブルが設置しており、ソファーの向かいには硝子扉が開かれて、綠豊かな中庭には小川が見える。このまま、外に飛び出して中庭を散策できたら楽しいだろうな~と思いながらソファーでお行良く座りながら待ってると扉がノックされ猫耳がある猫人族の女官さんが来て
「陛下がこちらに、いらっしゃいます」
父、母は座っていたソファーから立ち私達双子もそれにならって一緒に立って頭を下げ陛下のおなりをお待ちしているとガチャリと扉が再び開き誰か入ってくる。
そして私達の前まで来ると父に声をかける。
「ローガン・アレク・クラウン、とその家族よ 面をあげよ」
そう言われ、顔を上げると目の前にいるのは、この国の宰相アウル・リョクに抱えられた真っ白いフワフワした生物お耳が三角で鼻はピンク、瞳は水色でひげがキラキラ光っているおしりからは白い長いしっぽが見える。
その生物こそがマヤラ国の王、猫王ハク・ぺーシャ・キングがいた。
そうマヤラの王族はが猫人族納めているのだ。
なんでも古代、この地は砂漠であり水の魔力を持つハク陛下のご先祖が水の恵みを与え豊かな土地にし、やがてマヤラ国が出来たと国の名前を聞いた時と一緒に母が教えてくれたのだ。
やばっ王様が猫ってモフラーにはスゴイご褒美です。あっざす。と心の中で呟く。
「ローガンの娘、リイアが神の巫女なった報告があったー真か?」
父は少しだけ緊張した顔で陛下に告げる
「はい陛下、我が娘、リイア・レイ・クラウンは神の巫女であると神殿と私の兄上からも連絡がありました。真の事です。」
今度は陛下がこちらに顔を向け私に声をかける。
「リイア・レイ・クラウン、こたびは神の巫女になったと聞いた。今までなら、聖都アムカに神の巫女が産まれる事が多いだから我も驚いている。リイア、まだ幼いのに大変だと思うがそなたは神の巫女と選ばれたからその役目をしっかり果たして欲しいと我は願っているニャ」
おおう、陛下、今最後の語尾がニャになっていましたけど、今どう考えてもシリアスシーンだと思うんだけど……
……そこがいいんだ!!大好きだ!!!!
さすがモフモフ様だ!皆の衆、ニャ頂いたぞ!!
ありがたきお言葉ありがとうございます。
とヤバイ、ヤバイお返事しなければ
「はい、陛下 もったいないお言葉ありがとうございます。わたくしも巫女の役目をはたせるように努力いたします。」
って言ったけど、正直、神の力の実感がないんだけど、どうしたらいいんだろうか
うん。これはもう一度あの神 神様に夢にまた会えた時にでも確認しないとな!
0
お気に入りに追加
36
あなたにおすすめの小説

【完】相手が宜しくないヤツだから、とりあえず婚約破棄したい(切実)
桜 鴬
恋愛
私は公爵家令嬢のエリザベート。弟と妹がおりますわ。嫡男の弟には隣国の姫君。妹には侯爵子息。私には皇太子様の婚約者がおります。勿論、政略結婚です。でもこればかりは仕方が有りません。貴族としての義務ですから。ですから私は私なりに、婚約者様の良い所を見つけようと努力をして参りました。尊敬し寄り添える様にと努力を重ねたのです。でも無理!ムリ!絶対に嫌!あからさまな変態加減。更には引きこもりの妹から明かされる真実?もう開いた口が塞がらない。
ヒロインに隠しキャラ?妹も私も悪役令嬢?ならそちらから婚約破棄して下さい。私だけなら国外追放喜んで!なのに何故か執着されてる。
ヒロイン!死ぬ気で攻略しろ!
勿論、やられたら倍返ししますけど。
(異世界転生者が登場しますが、主人公は異世界転生者では有りません。)
続編として【まだまだ宜しくないヤツだけど、とりあえず婚約破棄しない。】があります。

断罪イベント返しなんぞされてたまるか。私は普通に生きたいんだ邪魔するな!!
柊
ファンタジー
「ミレイユ・ギルマン!」
ミレヴン国立宮廷学校卒業記念の夜会にて、突如叫んだのは第一王子であるセルジオ・ライナルディ。
「お前のような性悪な女を王妃には出来ない! よって今日ここで私は公爵令嬢ミレイユ・ギルマンとの婚約を破棄し、男爵令嬢アンナ・ラブレと婚姻する!!」
そう宣言されたミレイユ・ギルマンは冷静に「さようでございますか。ですが、『性悪な』というのはどういうことでしょうか?」と返す。それに反論するセルジオ。彼に肩を抱かれている渦中の男爵令嬢アンナ・ラブレは思った。
(やっべえ。これ前世の投稿サイトで何万回も見た展開だ!)と。
※pixiv、カクヨム、小説家になろうにも同じものを投稿しています。

イジメられっ子は悪役令嬢( ; ; )イジメっ子はヒロイン∑(゚Д゚)じゃあ仕方がないっ!性格が悪くても(⌒▽⌒)
音無砂月
ファンタジー
公爵令嬢として生まれたレイラ・カーティスには前世の記憶がある。
それは自分がとある人物を中心にイジメられていた暗黒時代。
加えて生まれ変わった世界は従妹が好きだった乙女ゲームと同じ世界。
しかも自分は悪役令嬢で前世で私をイジメていた女はヒロインとして生まれ変わっていた。
そりゃないよ、神様。・°°・(>_<)・°°・。
*内容の中に顔文字や絵文字が入っているので苦手な方はご遠慮ください。
尚、その件に関する苦情は一切受け付けませんので予めご了承ください。

異世界転生ファミリー
くろねこ教授
ファンタジー
辺境のとある家族。その一家には秘密があった?!
辺境の村に住む何の変哲もないマーティン一家。
アリス・マーティンは美人で料理が旨い主婦。
アーサーは元腕利きの冒険者、村の自警団のリーダー格で頼れる男。
長男のナイトはクールで賢い美少年。
ソフィアは産まれて一年の赤ん坊。
何の不思議もない家族と思われたが……
彼等には実は他人に知られる訳にはいかない秘密があったのだ。
乙女ゲームの世界だと、いつから思い込んでいた?
シナココ
ファンタジー
母親違いの妹をいじめたというふわふわした冤罪で婚約破棄された上に、最北の辺境地に流された公爵令嬢ハイデマリー。勝ち誇る妹・ゲルダは転生者。この世界のヒロインだと豪語し、王太子妃に成り上がる。乙女ゲームのハッピーエンドの確定だ。
……乙女ゲームが終わったら、戦争ストラテジーゲームが始まるのだ。
侯爵令嬢に転生したからには、何がなんでも生き抜きたいと思います!
珂里
ファンタジー
侯爵令嬢に生まれた私。
3歳のある日、湖で溺れて前世の記憶を思い出す。
高校に入学した翌日、川で溺れていた子供を助けようとして逆に私が溺れてしまった。
これからハッピーライフを満喫しようと思っていたのに!!
転生したからには、2度目の人生何がなんでも生き抜いて、楽しみたいと思います!!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる