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出会い(1)
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四月のぽかぽかした陽気が街を包み、ここxx県桜町に、毎年の名物となっている桜が咲き誇った頃…
(今日からオレも男子高校生だぁ~。可愛い女の子と付き合えるかなぁ~。彼女いた事ないし…高校ではせめて一人…いや!2人くらいは…!)
今年から、花のJK…じゃなくて花のDKとして高校に入学する朝生 飆太(あさい ひょうた)は、桜ヶ丘駅から桜並木の坂道を登った先にある、桜ヶ丘高校への坂道を、金色の少し癖のある髪の毛を揺らしながら、意気揚々と進んでいる。
「おい、あの女の子うちの制服着てるぞ。」
「なんでだ?うちの高校は男子校だろ?」
「いや、もしかして今年から女子も入るのか!?」
「そんなわけないだろ。あの子男なんじゃないか?制服も男子のだし。」
「でもあの娘かわいいよ~あのボーイッシュさと八重歯がいいよな!」
テンポよく歩いている飆太を見て、近くに居た桜ヶ丘高校の生徒はささやきあっている。
そう、飆太は男子の制服を着て、髪を女の子のベリーショートくらいに切り添えてもなお少しボーイッシュな八重歯の可愛い女子にしか見えない、キュートな見た目をしている。
背丈も普通の女子と同じかそれより少し低いかくらいで、声も高いためいつも女の子に見間違えられる。
中学時代には、サッカー部に所属していて、毎日活発で、クラスでも友達の多い生徒だったが、男子からは姫扱いされて、男子トイレに入る時や着替えの時は暑い視線を感じたり、あろうとこか告白されたり…
女子からは、女の子より可愛らしい見た目を嫉妬され、勝手にライバル視されたり、ことある事に女装させられ嬉しくもないのに可愛いと持て囃される着せ替え人形みたくされてたりしていた。
学校でのイメージはまさに天真爛漫な美少女(年)だった。
だが、本人は自分の容姿にはあまり自覚がなく、それがかえって危なっかしい魅力になっている可能性もある。
―――
坂道を5分程歩き、飆太は桜ヶ丘高校の校門をくぐった。
(へぇ~綺麗な学校だなぁ~)
なんて思いながら、飆太はある事に気づく…
(そういえば歩いてきた道から今もずっとだけどぜんぜん女の子居なくね!?気のせいかなァ…まさかねぇ…)
飆太は桜ヶ丘高校が男子校であることにまだ気づいていない…
(今日からオレも男子高校生だぁ~。可愛い女の子と付き合えるかなぁ~。彼女いた事ないし…高校ではせめて一人…いや!2人くらいは…!)
今年から、花のJK…じゃなくて花のDKとして高校に入学する朝生 飆太(あさい ひょうた)は、桜ヶ丘駅から桜並木の坂道を登った先にある、桜ヶ丘高校への坂道を、金色の少し癖のある髪の毛を揺らしながら、意気揚々と進んでいる。
「おい、あの女の子うちの制服着てるぞ。」
「なんでだ?うちの高校は男子校だろ?」
「いや、もしかして今年から女子も入るのか!?」
「そんなわけないだろ。あの子男なんじゃないか?制服も男子のだし。」
「でもあの娘かわいいよ~あのボーイッシュさと八重歯がいいよな!」
テンポよく歩いている飆太を見て、近くに居た桜ヶ丘高校の生徒はささやきあっている。
そう、飆太は男子の制服を着て、髪を女の子のベリーショートくらいに切り添えてもなお少しボーイッシュな八重歯の可愛い女子にしか見えない、キュートな見た目をしている。
背丈も普通の女子と同じかそれより少し低いかくらいで、声も高いためいつも女の子に見間違えられる。
中学時代には、サッカー部に所属していて、毎日活発で、クラスでも友達の多い生徒だったが、男子からは姫扱いされて、男子トイレに入る時や着替えの時は暑い視線を感じたり、あろうとこか告白されたり…
女子からは、女の子より可愛らしい見た目を嫉妬され、勝手にライバル視されたり、ことある事に女装させられ嬉しくもないのに可愛いと持て囃される着せ替え人形みたくされてたりしていた。
学校でのイメージはまさに天真爛漫な美少女(年)だった。
だが、本人は自分の容姿にはあまり自覚がなく、それがかえって危なっかしい魅力になっている可能性もある。
―――
坂道を5分程歩き、飆太は桜ヶ丘高校の校門をくぐった。
(へぇ~綺麗な学校だなぁ~)
なんて思いながら、飆太はある事に気づく…
(そういえば歩いてきた道から今もずっとだけどぜんぜん女の子居なくね!?気のせいかなァ…まさかねぇ…)
飆太は桜ヶ丘高校が男子校であることにまだ気づいていない…
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