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こっちが本編

お手柄…?お手柄ですね!R18?流血ありかも

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騎士をある程度倒した頃、敵の影から、一人の男が出てきて……

タリスに向かって、矢を放った
それに一番に気づいたグリースが大声て声をかける

「隊長!後ろですっ!気をつけて!」

が…遅かった

グサリと鈍い音を立てて矢がタリスに刺さる

「……あ?」

「なっ!なぜ即効性の毒が塗っているのに聞かない!?」

矢を放った男は、効いていない様子に慌てふためく

「痛ってーな…誰だ?てめえか…潰してやらあ!」

タリスは男を見つけるとひと蹴りで男の真上に到達し、そのまま馬乗りになる

「何をする!離せ!」

「同じ痛みかもなぁ~俺が酒に酔っていなければだが」

タリスは自分に刺さった矢とは違う矢で男の背中を刺す

「ぐぁっ!……」

「痛えか?痛えだろうな~ま、俺にはわからん事だが」

そう言うと、男の背中からどいて蹴りあげる

「ぐぁぁ!」

「……このくれぇか?…痛って…酔いが覚めてきたか…」

ボソボソっとなにか呟くとおもむろにどこから出したのか大きな酒瓶を出してきた

ゴクゴク…プハァ!

「うんめえな!この酒は!」

酔ってるのが最高だ!と言って馬に乗って、首を持ち上げる

「これがおめえらのお偉いさんか?首とったが」

「……撤退!総指揮官が討ち取られた!」

その一言で逃げるようにバーっと逃げ帰って言ったタイムート国軍

「弱っちいな……」

そう言うとタリスは馬に身を任せて言った

「よお…馬さんよ…グリースの所まで運んでくれねえか?」

ブルルルル!

「ありがとよ…」

快く了承してくれた馬の鬣を撫でながら腹の傷を抑えて倒れ込んだ



あれは……隊長の馬だ!

誰が言っただろうか…グリースは、はっ!と顔を上げて馬の方に走る

「隊長!隊長!大丈夫ですか!」

タリスは気を失って馬に倒れ込んで腹を押さえている

「皆!手伝って運んでくれませんか!」

仰向けにすると苦しそうにうめいて手を離した

「ぐっ……」

「ひどい傷だ…毒が入っている!上級治癒魔法を使える方は居ますか!」

グリースは新しい馬に乗り換えて、タリスを抱え、王城へと帰った

結果、タリス一人でタイムート国を全滅させた
この事は、王城に、反響とどよめきを響かせた

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

どーもー!

タリス君は今日はいませんよ!
これで暫く蹴られませんね…(*´・ω・`)=3

ドスっ…

イッタァ!!!!

なんで寝てるのに蹴れるの!?はぁ!?

何でだよっ!





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