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こっちが本編
未成年はお酒禁止!
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就任式も無事に終わり、宴の時間となった
宴が開かれる場所は王城の大広間
今日は一般兵も大広間に入って就任を祝ってくれる
「隊長!おめでとうございます!俺らは第一部隊の隊員ですっ!」
団長達と、話に花を咲かせていると後ろから声をかけられた
「君たちが第一部隊隊員?宜しくね~!」
式の途中は顔を挙げられなかったので隊員達は今初めてタリスの顔を見る
「えっ…えっと人違いでしたっ!」
この言葉にタリスは慌てて止める
「えええ!?待って待って!本当に僕であってるよっ!」
第一部隊隊員の者達は驚いた
「いやいやいや!我らの隊長はとても勇敢で喧嘩さえも必ず勝つお方だと聞いていますっ!」
その言い分に困ったタリスは団長に目を向けた
「団長~…見てないで助けてくださいよ~」
団長はククッと笑いながら説明した
「こいつは、第一部隊タリス隊長だベルグを止めたのはタリスだぞ」
団長の言葉もあってか、信用してくれた
「そうだったんですかッ!申し訳ありませんでした…」
「ううん?分かってくれたらいいよ」
タリスの安心させるような笑顔にほっと安堵の息をつく隊員
「それにしても…」
「幼いよね~」
分かってるよ~…と落ち込むタリスにみんなが慌てて否定する
「いえ!そんな事ありませんっ!」
「隊長は立派な青年ですよっ!」
その言葉に顔を上げて実年齢を言った
「僕…14ですよ?」
「はっ!?俺の…6歳下!?」
「俺は5歳下だぞ!?」
次々と驚く隊員を見てくすりとわらった
「ということで宜しくね?」
首をこてんと傾げるとみんな鼻血を吹いて倒れた
「みんな大丈っごぶァ!」
駆け寄ろうとしたら肩を掴まれ団長にあるものを飲まされた
ゴクゴク……プはァ!ウワーッ!喉が焼ける!
「アレェ?視界がフラフラするぅ~…」
周りの人が二重に見える
「やべえ!団長が未成年の隊長に酒を飲ませたッ!」
「しかもあれって…度数があるやつじゃ…モーラじゃん!」
やばい…なんか血が騒ぐ…
「おいっ!団長と隊長が殺気立ってる!」
「タリス~…」
「んだよクソジジイ」
見事に酔いが回り、くちがわるくなった2人
「誰かっ!ライン様を呼んでこいっ!」
その間にもいいあいは続く
「やんのかガキが!」
「はっ?ここじゃ狭いんだけど」
「んなら、訓練場に移動だ叩き潰してやる」
団長はだんだんと目が釣り上がる
対してタリスは不良になっている
「ジジイに負けるほと俺はヤワじゃねえよ」
殺気をさらに立てて睨みながらいう
が、酔っている団長には通用しない
「さあさ!二人共!さっさと移動して!」
そんな二人も苦にともせず移動させる勇者がいた
「ライン殿下!」
「2人は起動させるから魔法使える奴はできるだけ高位のバリアを張っててくれる?」
「「「はいっ!」」」
そして、ラインに押され2人は訓練場へと連れていかれた
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
タリス君って酔ったら怖っ!?
えっ?もしかして私も酒癖悪い?
ありゃ~…とにかくっ!訓練場を壊されないように
ちゃんとバリアを張ってもらわねば!
宴が開かれる場所は王城の大広間
今日は一般兵も大広間に入って就任を祝ってくれる
「隊長!おめでとうございます!俺らは第一部隊の隊員ですっ!」
団長達と、話に花を咲かせていると後ろから声をかけられた
「君たちが第一部隊隊員?宜しくね~!」
式の途中は顔を挙げられなかったので隊員達は今初めてタリスの顔を見る
「えっ…えっと人違いでしたっ!」
この言葉にタリスは慌てて止める
「えええ!?待って待って!本当に僕であってるよっ!」
第一部隊隊員の者達は驚いた
「いやいやいや!我らの隊長はとても勇敢で喧嘩さえも必ず勝つお方だと聞いていますっ!」
その言い分に困ったタリスは団長に目を向けた
「団長~…見てないで助けてくださいよ~」
団長はククッと笑いながら説明した
「こいつは、第一部隊タリス隊長だベルグを止めたのはタリスだぞ」
団長の言葉もあってか、信用してくれた
「そうだったんですかッ!申し訳ありませんでした…」
「ううん?分かってくれたらいいよ」
タリスの安心させるような笑顔にほっと安堵の息をつく隊員
「それにしても…」
「幼いよね~」
分かってるよ~…と落ち込むタリスにみんなが慌てて否定する
「いえ!そんな事ありませんっ!」
「隊長は立派な青年ですよっ!」
その言葉に顔を上げて実年齢を言った
「僕…14ですよ?」
「はっ!?俺の…6歳下!?」
「俺は5歳下だぞ!?」
次々と驚く隊員を見てくすりとわらった
「ということで宜しくね?」
首をこてんと傾げるとみんな鼻血を吹いて倒れた
「みんな大丈っごぶァ!」
駆け寄ろうとしたら肩を掴まれ団長にあるものを飲まされた
ゴクゴク……プはァ!ウワーッ!喉が焼ける!
「アレェ?視界がフラフラするぅ~…」
周りの人が二重に見える
「やべえ!団長が未成年の隊長に酒を飲ませたッ!」
「しかもあれって…度数があるやつじゃ…モーラじゃん!」
やばい…なんか血が騒ぐ…
「おいっ!団長と隊長が殺気立ってる!」
「タリス~…」
「んだよクソジジイ」
見事に酔いが回り、くちがわるくなった2人
「誰かっ!ライン様を呼んでこいっ!」
その間にもいいあいは続く
「やんのかガキが!」
「はっ?ここじゃ狭いんだけど」
「んなら、訓練場に移動だ叩き潰してやる」
団長はだんだんと目が釣り上がる
対してタリスは不良になっている
「ジジイに負けるほと俺はヤワじゃねえよ」
殺気をさらに立てて睨みながらいう
が、酔っている団長には通用しない
「さあさ!二人共!さっさと移動して!」
そんな二人も苦にともせず移動させる勇者がいた
「ライン殿下!」
「2人は起動させるから魔法使える奴はできるだけ高位のバリアを張っててくれる?」
「「「はいっ!」」」
そして、ラインに押され2人は訓練場へと連れていかれた
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
タリス君って酔ったら怖っ!?
えっ?もしかして私も酒癖悪い?
ありゃ~…とにかくっ!訓練場を壊されないように
ちゃんとバリアを張ってもらわねば!
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