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心の核ージャックー
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俺は、戦争で右足、そして左手を失う。
手足を失った行動は、俺は正しかったと思う。
1人の人の命を守れたのだから。
だが仕事もろくにつけなかった。
妻はこんな生活はもうヤダと出て行った。
この家の生活を支えているのは息子のロンと娘のセリカだ。
だんだんと生活が苦しくなるにつれて、
俺は俺の価値が無いように思った。
俺は、自由に動けない。情け無い。
時々、中途半端に生き残こると大変ねと、コソコソという声も聞こえてくる。
ああ、俺はあの時死ねば良かったのか?
時折そう思う。
俺は、ダメな奴だと諦め始めた。
だが、卵の変な生き物が
「ジャック!お前はダメな、奴なんかじゃない!
お前が生き残ってくれて良かったと、お前の生き方次第で言葉は変わるんだ。
周りの人間のひどい言葉に騙されるな。
あいつらは、そもそも誰の価値もわかっちゃいない。
俺たちよりもっと酷い人間がいる俺はまだマシだと思いながら生きるしか出来ないんだ。
他人と比べてしか自分の価値を図ることができない人間だ。
生き方は、人の分だけあるはずだ!
もっと、自分にかける言葉を変えろ!
お前は、お前のように手足を失った人間に同じことを言うのか?
手足を失ったから生きることを諦めろというのか?!
違うだろ!
学が無いから何もできないのか
違うだろ!
出来る事は山ほどある。
世の中には他人が簡単にできることを出来ずに困ってる人は沢山いるんだ!
そのニーズを集め仕事にする方法を知らないだけだ。
時に、知らない事、知らない世界に入る時は
混乱して、自分の価値は周囲に比べてないように思う。
そして他人の背景も知らずに、他人を妬んだり、羨んだりする。
お前は、手足を失って生き方に何年も混乱しているだけだ。
世の中には、そんな人沢山いるんだぞ!
お前は、手足を失った人間がどんな仕事についているか調べたか?
幸せに暮らしている人が、どうやってその結果を得たか知っているのか?
お前は、生きている限り価値がある。
価値ある人生を得たいなら、
自分は価値がある!人のために働ける!そう思え!
絶対に諦めるな!」
何だこの卵は?
俺はついに頭がおかしくなったのかと思ってしまった。
ハハハ
何故だろうな。変な卵の言葉は俺の心に突き刺さる。
目から涙が出てくる。
肩の重たい物がスーッと消えた。
涙が止まらなかった。
俺は、価値がある。
生きていて良かったんだ。
俺の中にある、信念というような核のような何かが破壊され、中心部を残して崩れ去る。
そして、色を変えて、その何かが俺の中で育ち始めた。
こんな、穏やかな気持ちはいつぶりだろう?
夕陽を見ながら、あの戦争を思い出す。
手足を失った行動は、俺は正しかったと思う。
1人の人の命を守れたのだから。
だが仕事もろくにつけなかった。
妻はこんな生活はもうヤダと出て行った。
この家の生活を支えているのは息子のロンと娘のセリカだ。
だんだんと生活が苦しくなるにつれて、
俺は俺の価値が無いように思った。
俺は、自由に動けない。情け無い。
時々、中途半端に生き残こると大変ねと、コソコソという声も聞こえてくる。
ああ、俺はあの時死ねば良かったのか?
時折そう思う。
俺は、ダメな奴だと諦め始めた。
だが、卵の変な生き物が
「ジャック!お前はダメな、奴なんかじゃない!
お前が生き残ってくれて良かったと、お前の生き方次第で言葉は変わるんだ。
周りの人間のひどい言葉に騙されるな。
あいつらは、そもそも誰の価値もわかっちゃいない。
俺たちよりもっと酷い人間がいる俺はまだマシだと思いながら生きるしか出来ないんだ。
他人と比べてしか自分の価値を図ることができない人間だ。
生き方は、人の分だけあるはずだ!
もっと、自分にかける言葉を変えろ!
お前は、お前のように手足を失った人間に同じことを言うのか?
手足を失ったから生きることを諦めろというのか?!
違うだろ!
学が無いから何もできないのか
違うだろ!
出来る事は山ほどある。
世の中には他人が簡単にできることを出来ずに困ってる人は沢山いるんだ!
そのニーズを集め仕事にする方法を知らないだけだ。
時に、知らない事、知らない世界に入る時は
混乱して、自分の価値は周囲に比べてないように思う。
そして他人の背景も知らずに、他人を妬んだり、羨んだりする。
お前は、手足を失って生き方に何年も混乱しているだけだ。
世の中には、そんな人沢山いるんだぞ!
お前は、手足を失った人間がどんな仕事についているか調べたか?
幸せに暮らしている人が、どうやってその結果を得たか知っているのか?
お前は、生きている限り価値がある。
価値ある人生を得たいなら、
自分は価値がある!人のために働ける!そう思え!
絶対に諦めるな!」
何だこの卵は?
俺はついに頭がおかしくなったのかと思ってしまった。
ハハハ
何故だろうな。変な卵の言葉は俺の心に突き刺さる。
目から涙が出てくる。
肩の重たい物がスーッと消えた。
涙が止まらなかった。
俺は、価値がある。
生きていて良かったんだ。
俺の中にある、信念というような核のような何かが破壊され、中心部を残して崩れ去る。
そして、色を変えて、その何かが俺の中で育ち始めた。
こんな、穏やかな気持ちはいつぶりだろう?
夕陽を見ながら、あの戦争を思い出す。
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