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天丸の再起 Ⅱ
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石神家の鍛錬は本当にいい。
毎日、鍛錬のことだけに集中できる。
全てがそのように組まれている生活だ。
それに、毎日いろんなことを虎白さんたちが教えてくれる。
その度に、俺なんかがまだまだ甘いことを痛感する。
戦場じゃそこそこのつもりだったが、その上がどれだけ高いのかが分かる。
トラのためにもっと役立つ俺になれる。
虎白さんたちには感謝しかない。
そしてもう一つ、俺がここに来た目的があった。
天丸のことだ。
トラにも話していない。
あいつが天丸のことで気に掛かっていることは分かっていた。
自分の息子の天豪が裏切って「業」に寝返ったのだ。
もちろん天豪本人も意識しないままにだったのも分かっている。
しかし、天丸はどれほどそのことを悔やんで、トラに申し訳ないと思っているのか。
だから最も自分が責められるこの場所に留まって、必死に自分を鍛え上げようとしている。
裏切り者の親と責められて当然のこの場所が、自分を最大に鍛え上げられる場所だからだ。
どれほどそれが辛い決意なのか。
トラの役に立ちたい、トラと戦いたいと言ってここに来た天丸。
それが最大の裏切りを招いてしまった天丸。
死にたがっているのだろう。
トラに聞いていた。
虎白さんが「あいつはきっと死ぬだろうな」と言っていたと。
その通りだと俺も思う。
トラのために戦い、その戦場で早く死にたがっている。
それが天丸の懺悔なのだ。
予想もしていたし、俺がここに来てすぐに分かった。
やはり虎白さんたちの誰もが、天丸を恨んでも責めてもいない。
むしろ天丸の苦衷を感じて、労わろうとしている。
まあ、俺と同じで不器用な人たちなので、なかなかだが。
だから天丸を鍛え上げようとしているのだろうが、それ以上に天丸が頑張ろうとしているので困ってもいる。
それに天丸自身も、ここで自分が全く責められていないことも分かっている。
そして、そのことが一層辛いのだということも分かった。
俺は天丸と一緒に寝起きさせてもらうように頼んだ。
虎白さんたちもすぐにそうしてくれた。
天丸は虎白さんと一緒に暮らしていたが、今までは虎白さんがいろいろと気遣ってもくれていたのだろう。
あまりにも天丸が無理をするので、時々真白を呼んで施術させていたようだ。
あの人は絶対に自分がしてやったことは話さないが、天丸に労わる言葉を掛けてもいただろう。
それは天丸自身からも聞いた。
でも、天丸を慰めればそれがあいつの苦悩になる。
だから、言葉よりも態度で示してもいた。
鍛錬のことでいろんな話をしてやり、食い物も天丸が好きそうなものを時々用意した。
虎白さんの好みじゃないんだろうが、洋食なども一緒に食べた。
俺の時もそうだった。
虎白さんは何とか天丸を助けてやろうとしていた。
それを俺に任せてくれた。
天丸も自分が虎白さんたちに大事に思われていることは分かっている。
だから、それが辛かった。
俺と一緒に暮らすことになっても、天丸は俺に言った。
「聖、俺に気を遣わないでくれ」
「遣わねぇよ!」
そんなこと、当たり前だろう。
遣うに決まってるじゃねぇか。
と言っても、俺なんかに出来ることは虎白さん以上に少ない。
少ないながらも、天丸に話し掛け、トラの話をしていった。
俺に出来る唯一のことだった。
最初は何度も自分に気を遣うなと言っていた天丸も、トラの話なもんで段々聞き入ってくれた。
俺たちは鍛錬を終えて寝るまでの間の時間に、毎日話した。
俺もあんなに喋ったのは初めてかもしれねぇ。
高校を卒業し、トラと一緒にチャップの傭兵会社に入ったこと。
そこでの訓練のこと。
トラが訓練中に教官の腹を抉って、他の教官たちに殺され掛けたこと。
それでチャップがトラのことを気に入ってくれ、一緒にニカラグアの戦場に出たこと。
戦場での日々。
最初に二人で50人の小隊を相手にした。
トラが鬼人のごとくに暴れて全滅させた。
ラープ(長距離威力偵察)のきつい日々。
そして最後の戦場。
トラとの別れ。
トラが長い休みに俺の仕事を手伝ってくれた、最高に楽しい日々。
ジャンニーニに騙されて、キレたトラと一緒にマフィアの屋敷に突っ込んだこと。
奈津江が死に、トラが死に掛けたこと。
トラが本格的に医者になり、しばらく会えなかった日々。
そして、トラが俺を日本へ呼んでくれた最高のあの日。
トラに「業」という敵が出来て、また一緒に戦えるようになった喜び。
話すことは幾らでもあった。
俺は自分がこんなにも話が出来る人間とは思ってもみなかった。
アンジーのことや聖雅のことまで天丸に話した。
天丸が笑うようになった。
「トラってよ、最高だろ?」
「ああ、そうだな」
「だったらよ、これからもトラのために戦ってこうぜ!」
「そうだよな!」
天丸が笑っていた。
泣きながら、笑っていた。
そのうちに、楽しそうに笑うだけになって行った。
石神家の鍛錬は素晴らしいが、相変わらずきついものだった。
虎白さんたちが、毎日その日にやることを命じた。
俺も天丸も必死になってやった。
日本刀での斬り合いが多いが、それ以外の鍛錬もあった。
「花岡」も他の流派の技も覚えさせられた。
ガンの技まであって驚いた。
まあ、ガンに関しては俺の方が優秀だったが。
「聖、天丸をありがとうな」
ある日虎白さんに呼ばれてそう言われた。
「いや、俺なんて何も」
「お前がやっとあいつを戻してくれた。まあ、俺たちってよ、思い詰めることは別にいいんだけどな。それにしてもあいつは辛そうで見てられなかった」
「虎白さんもいろいろしたんでしょ?」
「俺はこんなだからよ。ぶん殴るだけよ」
「ワハハハハハハハ!」
それだけじゃないだろう。
俺にはよく分かる。
天丸が壊れなかったのは、虎白さんがギリギリで支えてくれたからだ。
辛い思いを続けさせたのも、きっと愛情なのだろう。
苦しむことが楽になることに繋がることも多い。
虎白さんは天丸に思い切り苦しませ、天丸を支えていたのだ。
見ている方が辛いのだが。
だから俺はトラの話をした。
あいつほど苦しみ、悲しんで来た奴はいない。
天丸もトラの話をするようになった。
「ルート20」の時代の様々なこと。
そして、自然にトラの悲しい出来事を語って行った。
楽しいことは幾らでもあったのだろうが、佐藤正志の死や赤木巡査の災難を話した。
何よりも、トラと保奈美の関係。
俺の知らない二人の話は、俺も少し辛くなった。
毎晩話すうちに、徐々にトラの優しさの話になって行った。
「聖、ありがとう」
「なんだよ」
「お前、俺のために来てくれたのか」
「何言ってやがる。俺はリハビリと鍛錬のためだ」
「そうか、ありがとう」
「だから違ぇって! おう、もう今日は寝るか」
そんな俺たちだった。
やっぱり、トラだった。
トラが天丸を支え、持ち上げてくれた。
あいつがいるから、俺たちはどんな困難にも潰されず、また戦えるのだ。
あいつのために。
トラは最高だ。
毎日、鍛錬のことだけに集中できる。
全てがそのように組まれている生活だ。
それに、毎日いろんなことを虎白さんたちが教えてくれる。
その度に、俺なんかがまだまだ甘いことを痛感する。
戦場じゃそこそこのつもりだったが、その上がどれだけ高いのかが分かる。
トラのためにもっと役立つ俺になれる。
虎白さんたちには感謝しかない。
そしてもう一つ、俺がここに来た目的があった。
天丸のことだ。
トラにも話していない。
あいつが天丸のことで気に掛かっていることは分かっていた。
自分の息子の天豪が裏切って「業」に寝返ったのだ。
もちろん天豪本人も意識しないままにだったのも分かっている。
しかし、天丸はどれほどそのことを悔やんで、トラに申し訳ないと思っているのか。
だから最も自分が責められるこの場所に留まって、必死に自分を鍛え上げようとしている。
裏切り者の親と責められて当然のこの場所が、自分を最大に鍛え上げられる場所だからだ。
どれほどそれが辛い決意なのか。
トラの役に立ちたい、トラと戦いたいと言ってここに来た天丸。
それが最大の裏切りを招いてしまった天丸。
死にたがっているのだろう。
トラに聞いていた。
虎白さんが「あいつはきっと死ぬだろうな」と言っていたと。
その通りだと俺も思う。
トラのために戦い、その戦場で早く死にたがっている。
それが天丸の懺悔なのだ。
予想もしていたし、俺がここに来てすぐに分かった。
やはり虎白さんたちの誰もが、天丸を恨んでも責めてもいない。
むしろ天丸の苦衷を感じて、労わろうとしている。
まあ、俺と同じで不器用な人たちなので、なかなかだが。
だから天丸を鍛え上げようとしているのだろうが、それ以上に天丸が頑張ろうとしているので困ってもいる。
それに天丸自身も、ここで自分が全く責められていないことも分かっている。
そして、そのことが一層辛いのだということも分かった。
俺は天丸と一緒に寝起きさせてもらうように頼んだ。
虎白さんたちもすぐにそうしてくれた。
天丸は虎白さんと一緒に暮らしていたが、今までは虎白さんがいろいろと気遣ってもくれていたのだろう。
あまりにも天丸が無理をするので、時々真白を呼んで施術させていたようだ。
あの人は絶対に自分がしてやったことは話さないが、天丸に労わる言葉を掛けてもいただろう。
それは天丸自身からも聞いた。
でも、天丸を慰めればそれがあいつの苦悩になる。
だから、言葉よりも態度で示してもいた。
鍛錬のことでいろんな話をしてやり、食い物も天丸が好きそうなものを時々用意した。
虎白さんの好みじゃないんだろうが、洋食なども一緒に食べた。
俺の時もそうだった。
虎白さんは何とか天丸を助けてやろうとしていた。
それを俺に任せてくれた。
天丸も自分が虎白さんたちに大事に思われていることは分かっている。
だから、それが辛かった。
俺と一緒に暮らすことになっても、天丸は俺に言った。
「聖、俺に気を遣わないでくれ」
「遣わねぇよ!」
そんなこと、当たり前だろう。
遣うに決まってるじゃねぇか。
と言っても、俺なんかに出来ることは虎白さん以上に少ない。
少ないながらも、天丸に話し掛け、トラの話をしていった。
俺に出来る唯一のことだった。
最初は何度も自分に気を遣うなと言っていた天丸も、トラの話なもんで段々聞き入ってくれた。
俺たちは鍛錬を終えて寝るまでの間の時間に、毎日話した。
俺もあんなに喋ったのは初めてかもしれねぇ。
高校を卒業し、トラと一緒にチャップの傭兵会社に入ったこと。
そこでの訓練のこと。
トラが訓練中に教官の腹を抉って、他の教官たちに殺され掛けたこと。
それでチャップがトラのことを気に入ってくれ、一緒にニカラグアの戦場に出たこと。
戦場での日々。
最初に二人で50人の小隊を相手にした。
トラが鬼人のごとくに暴れて全滅させた。
ラープ(長距離威力偵察)のきつい日々。
そして最後の戦場。
トラとの別れ。
トラが長い休みに俺の仕事を手伝ってくれた、最高に楽しい日々。
ジャンニーニに騙されて、キレたトラと一緒にマフィアの屋敷に突っ込んだこと。
奈津江が死に、トラが死に掛けたこと。
トラが本格的に医者になり、しばらく会えなかった日々。
そして、トラが俺を日本へ呼んでくれた最高のあの日。
トラに「業」という敵が出来て、また一緒に戦えるようになった喜び。
話すことは幾らでもあった。
俺は自分がこんなにも話が出来る人間とは思ってもみなかった。
アンジーのことや聖雅のことまで天丸に話した。
天丸が笑うようになった。
「トラってよ、最高だろ?」
「ああ、そうだな」
「だったらよ、これからもトラのために戦ってこうぜ!」
「そうだよな!」
天丸が笑っていた。
泣きながら、笑っていた。
そのうちに、楽しそうに笑うだけになって行った。
石神家の鍛錬は素晴らしいが、相変わらずきついものだった。
虎白さんたちが、毎日その日にやることを命じた。
俺も天丸も必死になってやった。
日本刀での斬り合いが多いが、それ以外の鍛錬もあった。
「花岡」も他の流派の技も覚えさせられた。
ガンの技まであって驚いた。
まあ、ガンに関しては俺の方が優秀だったが。
「聖、天丸をありがとうな」
ある日虎白さんに呼ばれてそう言われた。
「いや、俺なんて何も」
「お前がやっとあいつを戻してくれた。まあ、俺たちってよ、思い詰めることは別にいいんだけどな。それにしてもあいつは辛そうで見てられなかった」
「虎白さんもいろいろしたんでしょ?」
「俺はこんなだからよ。ぶん殴るだけよ」
「ワハハハハハハハ!」
それだけじゃないだろう。
俺にはよく分かる。
天丸が壊れなかったのは、虎白さんがギリギリで支えてくれたからだ。
辛い思いを続けさせたのも、きっと愛情なのだろう。
苦しむことが楽になることに繋がることも多い。
虎白さんは天丸に思い切り苦しませ、天丸を支えていたのだ。
見ている方が辛いのだが。
だから俺はトラの話をした。
あいつほど苦しみ、悲しんで来た奴はいない。
天丸もトラの話をするようになった。
「ルート20」の時代の様々なこと。
そして、自然にトラの悲しい出来事を語って行った。
楽しいことは幾らでもあったのだろうが、佐藤正志の死や赤木巡査の災難を話した。
何よりも、トラと保奈美の関係。
俺の知らない二人の話は、俺も少し辛くなった。
毎晩話すうちに、徐々にトラの優しさの話になって行った。
「聖、ありがとう」
「なんだよ」
「お前、俺のために来てくれたのか」
「何言ってやがる。俺はリハビリと鍛錬のためだ」
「そうか、ありがとう」
「だから違ぇって! おう、もう今日は寝るか」
そんな俺たちだった。
やっぱり、トラだった。
トラが天丸を支え、持ち上げてくれた。
あいつがいるから、俺たちはどんな困難にも潰されず、また戦えるのだ。
あいつのために。
トラは最高だ。
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