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みんなで真夏の別荘! Ⅸ
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ルイーサの居城へ行き、詳しい報告を聞いた。
もちろん報告はルイーサの部下が行ない、ルイーサは玉座で座って俺を見ている。
詳細はデータで受け取るが、重要なポイントが口頭で説明された。
「臓器売買の組織は「ボルーチ・バロータ」に間違いありません。《荷》は幾つかのルートを用いて各地へ送られているようです」
《荷》とは、抜き出した内臓などのことだ。
「目的は分かるか?」
「もちろん臓器移植でしょう。ほとんどが病院施設に行きついており、そこで臓器移植の手術が行なわれていることまで分かっています」
「臓器移植を望んでいる連中を取り込むためだな」
「はい。通常の医療では賄えない患者たちでしょう。資金か権力を引き換えに行なっているのではないかと」
《ニルヴァーナ》の実験自体も行なわれているのだろうが、同時に各国に侵食する足掛かりを得る手段となっていたのか。
臓器移植は高額な費用が掛かる。
それを出せる人間たちは、それなりに資産や社会的な権力を持っていることも多いだろう。
「移植手術を受けた患者は分かっているのか?」
「はい、70%は。あとは本格的な作戦が展開されれば全て分かるかと」
「全員が人類の裏切り者ということだな」
「そういうことです。一気にやりますか」
「頼めるか? ああ、俺も参加するよ」
「おお、美獣がまた来るか!」
俺の言葉を聴き、玉座でルイーサが喜んだ。
「俺の力は必要無いだろうけどな。俺も一応見ておきたいんだ」
既に「グレイプニル」が準備を整えていたので、3日後に各拠点を急襲した。
病院施設、ルートの拠点とそれに繋がる組織の人間たち。
すべて同時に襲い、僅か1時間後には99%を制圧し捕獲した。
「グレイプニル」の組織力も途轍もなく優秀であることを確信した。
俺はN国の病院へ向かう部隊に同行した。
そこがヨーロッパのルートの重要な中継拠点になっていたからだった。
もちろんルイーサも一緒だ。
N国が中継拠点になったのは、臓器の発信地としてもっとも活性化していたためだ。
恐らくはこの国が安楽死を法的に認めているためだ。
安楽死を求めた人間の臓器が流出していることが考えられた。
拠点の制圧は呆気なく終わり、ルイーサにも不満は無いようだった。
俺は収容された職員たちを確認し、捕獲された「業」に繋がる連中がトラックへ積み込まれるのを見た。
俺は「グレイプニル」の隊員と共に、空になった施設を見回った。
まだ残された資料等には手を付けていないが、もちろん全て押収するつもりだ。
俺とルイーサはまたわざわざ運んで来た、でかい超豪奢なテーブルで紅茶を飲んでいた。
指揮官が報告に来る。
ルイーサへの報告の態で、実際には俺に作戦の内容を伝えている。
ルイーサには特殊な通信手段で全てが伝わっているのだ。
「レジーナ様、丁度臓器を抜かれた遺体も残っていました」
「そうか」
まさに俺に向けた内容だ。
ルイーサには全く必要の無いものだったが、俺に興味があればということだ。
念のために確認するつもりになった。
医者の目で見れば、何か新たにわかることがあるかもしれない。
俺は案内を頼み、オペ室に並んだ部屋が、遺体の保管室になっているようだった。
遺体は遺体袋に入れられているが、頭部のみしか盛り上がっていないものが目についた。
首から下は全て切り離されているのだろう。
ラテックスの手袋を付けた手で遺体袋のジッパーを開くと、頭部の下は雑多な皮膚や肉片、小さな骨が散らばっていた。
大きな骨は骨髄を、それに多くの肉は考えたくもない。
俺はそれよりも、頭部を見て衝撃を受けていた。
西山陽花里の顔だった。
「患者のカルテはあるか?」
「は、探します!」
俺に同行した人間が室内を探し、カルテを見つけて来た。
「恐らくこれです。ヒカリ・ベイエル。23歳女性」
「ベイエル?」
「はい、オランダ人の姓ですね。ご結婚していたのだと思いますが」
「そうか。悪いが、相手の男のことも調べてもらえるか?」
「かしこまりました! 早急に!」
「頼む、知っている女性なんだ]
「ハッ!」
敬礼してくる。
俺は戻ってルイーサに撤収を頼んだ。
「美獣、何かあったか?」
「ああ、遺体を見たら日本で知っている女だった」
「お前と親しかったのか?」
「いや、一度話しただけだ。俺の病院の患者でな」
「そうか、すぐに調べよう」
「ありがとう」
ルイーサの居城に一度戻り、すぐにルイーサから言われた。
「日本人女性のヒカリ・ニシヤマのことが分かった。相手の男も確保している」
非常に早い。
俺のために最速で動いてくれたのだ。
「会えるか?」
「もちろんだ。ここへ運ぼう」
「済まない」
「良い」
ルイーサが珍しく俺に気を遣っていた。
俺の表情から何かを察したのだろう。
そんな顔をしていたか。
30分後、西山陽花里の夫となっているアエルバート・ベイエルが連行されて来た。
居城の地下の牢に入れられている。
自分がどうして連れ込まれたのか、もう分かっているようだ。
下をうつむいていたが、俺の顔を見て観念した表情を見せた。
俺が日本人だと分かったからだ。
「ヒカリ・ニシヤマを知っているな]
俺が尋問した。
「はい」
「お前の妻ということだが?」
「は、はい、その通りです」
「偽装結婚か」
「……」
同行した「グレイプニル」の人間が一喝する。
「答えろ!」
「はい! そうです! でも、俺が騙したんじゃないんです! あいつから結婚して国籍を得たいと接近して来て!」
「接近? お前のことなど知るわけがないだろう」
「……そうです、でも、本当に女の方から。日本のN国大使館からの連絡でした。N国人と結婚したがっている日本人がいると」
「なんだ、それは?」
「たまにあるんです! 自殺したがっている人間がN国の国籍を得て安楽死したがることが!」
「そうか」
なるほど、あの国の特殊事情を知って楽に死にたがる奴が他にもいても不思議ではない。
大使館の中にそのコーディネイトをする人間がおり、同時に政府の中枢にもそれを手助けする奴がいるということだ。
「だから上の人間から言われて俺が! でも女とは会ったこともない! ほんとうだ!」
「お前はその女がどうなるのか知っていたんだな」
「!」
もう一度「グレイプニル」の男に怒鳴られ、ベイエルは白状した。
既に自分の破滅が決まっているのを悟り、自棄になっていた。
「そうだ、知ってたよ! でもいいだろう! あっちは死にたがってんだ。俺は手助けしただけだ! それに女だって内臓を抜いて欲しいって言ってたんだよ!」
「お前は安楽死の実態を知っていたな」
「ああ! 何が悪い! いらないって臓器を必要な人間に渡すんだ! 慈善事業だろうよ!」
「お前、口の利き方に気を付けろ。この方は我らが主の連れ合いだぞ」
恐ろしい声に、ベイエルが震え俺に謝って来た。
「美獣様、この者のはらわたを抜いてブタに喰わせます」
「ブタが可哀そうだろう」
「おっしゃるとおりでございました」
ルイーサの所へ戻ると、別な報告が来ていた。
西山陽花里の死の状況だ。
撮影されたデータが見つかった。
西山陽花里は変態共の性欲の餌食にされた後で、麻酔もなく残酷に殺された。
その様子が全て録画されていた。
そういう闇の映像まで売りさばかれるのだろう。
「ルイーサ、この組織をすべて潰してくれ」
「あい分かった、美獣。このルイーサが請け負ったぞ」
「頼む」
ルイーサにとっては、これだけの地獄の惨状も何ほどのこともない。
もっと闇の濃い世界を熟知している女だ。
でも、俺の心底の怒りを感じ、請け負ってくれた。
もちろん報告はルイーサの部下が行ない、ルイーサは玉座で座って俺を見ている。
詳細はデータで受け取るが、重要なポイントが口頭で説明された。
「臓器売買の組織は「ボルーチ・バロータ」に間違いありません。《荷》は幾つかのルートを用いて各地へ送られているようです」
《荷》とは、抜き出した内臓などのことだ。
「目的は分かるか?」
「もちろん臓器移植でしょう。ほとんどが病院施設に行きついており、そこで臓器移植の手術が行なわれていることまで分かっています」
「臓器移植を望んでいる連中を取り込むためだな」
「はい。通常の医療では賄えない患者たちでしょう。資金か権力を引き換えに行なっているのではないかと」
《ニルヴァーナ》の実験自体も行なわれているのだろうが、同時に各国に侵食する足掛かりを得る手段となっていたのか。
臓器移植は高額な費用が掛かる。
それを出せる人間たちは、それなりに資産や社会的な権力を持っていることも多いだろう。
「移植手術を受けた患者は分かっているのか?」
「はい、70%は。あとは本格的な作戦が展開されれば全て分かるかと」
「全員が人類の裏切り者ということだな」
「そういうことです。一気にやりますか」
「頼めるか? ああ、俺も参加するよ」
「おお、美獣がまた来るか!」
俺の言葉を聴き、玉座でルイーサが喜んだ。
「俺の力は必要無いだろうけどな。俺も一応見ておきたいんだ」
既に「グレイプニル」が準備を整えていたので、3日後に各拠点を急襲した。
病院施設、ルートの拠点とそれに繋がる組織の人間たち。
すべて同時に襲い、僅か1時間後には99%を制圧し捕獲した。
「グレイプニル」の組織力も途轍もなく優秀であることを確信した。
俺はN国の病院へ向かう部隊に同行した。
そこがヨーロッパのルートの重要な中継拠点になっていたからだった。
もちろんルイーサも一緒だ。
N国が中継拠点になったのは、臓器の発信地としてもっとも活性化していたためだ。
恐らくはこの国が安楽死を法的に認めているためだ。
安楽死を求めた人間の臓器が流出していることが考えられた。
拠点の制圧は呆気なく終わり、ルイーサにも不満は無いようだった。
俺は収容された職員たちを確認し、捕獲された「業」に繋がる連中がトラックへ積み込まれるのを見た。
俺は「グレイプニル」の隊員と共に、空になった施設を見回った。
まだ残された資料等には手を付けていないが、もちろん全て押収するつもりだ。
俺とルイーサはまたわざわざ運んで来た、でかい超豪奢なテーブルで紅茶を飲んでいた。
指揮官が報告に来る。
ルイーサへの報告の態で、実際には俺に作戦の内容を伝えている。
ルイーサには特殊な通信手段で全てが伝わっているのだ。
「レジーナ様、丁度臓器を抜かれた遺体も残っていました」
「そうか」
まさに俺に向けた内容だ。
ルイーサには全く必要の無いものだったが、俺に興味があればということだ。
念のために確認するつもりになった。
医者の目で見れば、何か新たにわかることがあるかもしれない。
俺は案内を頼み、オペ室に並んだ部屋が、遺体の保管室になっているようだった。
遺体は遺体袋に入れられているが、頭部のみしか盛り上がっていないものが目についた。
首から下は全て切り離されているのだろう。
ラテックスの手袋を付けた手で遺体袋のジッパーを開くと、頭部の下は雑多な皮膚や肉片、小さな骨が散らばっていた。
大きな骨は骨髄を、それに多くの肉は考えたくもない。
俺はそれよりも、頭部を見て衝撃を受けていた。
西山陽花里の顔だった。
「患者のカルテはあるか?」
「は、探します!」
俺に同行した人間が室内を探し、カルテを見つけて来た。
「恐らくこれです。ヒカリ・ベイエル。23歳女性」
「ベイエル?」
「はい、オランダ人の姓ですね。ご結婚していたのだと思いますが」
「そうか。悪いが、相手の男のことも調べてもらえるか?」
「かしこまりました! 早急に!」
「頼む、知っている女性なんだ]
「ハッ!」
敬礼してくる。
俺は戻ってルイーサに撤収を頼んだ。
「美獣、何かあったか?」
「ああ、遺体を見たら日本で知っている女だった」
「お前と親しかったのか?」
「いや、一度話しただけだ。俺の病院の患者でな」
「そうか、すぐに調べよう」
「ありがとう」
ルイーサの居城に一度戻り、すぐにルイーサから言われた。
「日本人女性のヒカリ・ニシヤマのことが分かった。相手の男も確保している」
非常に早い。
俺のために最速で動いてくれたのだ。
「会えるか?」
「もちろんだ。ここへ運ぼう」
「済まない」
「良い」
ルイーサが珍しく俺に気を遣っていた。
俺の表情から何かを察したのだろう。
そんな顔をしていたか。
30分後、西山陽花里の夫となっているアエルバート・ベイエルが連行されて来た。
居城の地下の牢に入れられている。
自分がどうして連れ込まれたのか、もう分かっているようだ。
下をうつむいていたが、俺の顔を見て観念した表情を見せた。
俺が日本人だと分かったからだ。
「ヒカリ・ニシヤマを知っているな]
俺が尋問した。
「はい」
「お前の妻ということだが?」
「は、はい、その通りです」
「偽装結婚か」
「……」
同行した「グレイプニル」の人間が一喝する。
「答えろ!」
「はい! そうです! でも、俺が騙したんじゃないんです! あいつから結婚して国籍を得たいと接近して来て!」
「接近? お前のことなど知るわけがないだろう」
「……そうです、でも、本当に女の方から。日本のN国大使館からの連絡でした。N国人と結婚したがっている日本人がいると」
「なんだ、それは?」
「たまにあるんです! 自殺したがっている人間がN国の国籍を得て安楽死したがることが!」
「そうか」
なるほど、あの国の特殊事情を知って楽に死にたがる奴が他にもいても不思議ではない。
大使館の中にそのコーディネイトをする人間がおり、同時に政府の中枢にもそれを手助けする奴がいるということだ。
「だから上の人間から言われて俺が! でも女とは会ったこともない! ほんとうだ!」
「お前はその女がどうなるのか知っていたんだな」
「!」
もう一度「グレイプニル」の男に怒鳴られ、ベイエルは白状した。
既に自分の破滅が決まっているのを悟り、自棄になっていた。
「そうだ、知ってたよ! でもいいだろう! あっちは死にたがってんだ。俺は手助けしただけだ! それに女だって内臓を抜いて欲しいって言ってたんだよ!」
「お前は安楽死の実態を知っていたな」
「ああ! 何が悪い! いらないって臓器を必要な人間に渡すんだ! 慈善事業だろうよ!」
「お前、口の利き方に気を付けろ。この方は我らが主の連れ合いだぞ」
恐ろしい声に、ベイエルが震え俺に謝って来た。
「美獣様、この者のはらわたを抜いてブタに喰わせます」
「ブタが可哀そうだろう」
「おっしゃるとおりでございました」
ルイーサの所へ戻ると、別な報告が来ていた。
西山陽花里の死の状況だ。
撮影されたデータが見つかった。
西山陽花里は変態共の性欲の餌食にされた後で、麻酔もなく残酷に殺された。
その様子が全て録画されていた。
そういう闇の映像まで売りさばかれるのだろう。
「ルイーサ、この組織をすべて潰してくれ」
「あい分かった、美獣。このルイーサが請け負ったぞ」
「頼む」
ルイーサにとっては、これだけの地獄の惨状も何ほどのこともない。
もっと闇の濃い世界を熟知している女だ。
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