2,684 / 2,808
未来への希望 XⅤ
しおりを挟む
6時半に柳が降りて来て、朝の鍛錬を始めるようだった。
俺たちがいたので驚く。
俺たちは三人でやっていたが、柳が最初それに加わろうとしていた。
「おはようございます!」
「おう、柳! おはよう!」
「おはようございます」
「フン!」
柳が近付いて来る。
「あの、私も一緒に……」
「フン!」
「……」
しかし、一切誘われることもないので、寂しそうに一人で鍛錬をする。
まあ、可哀想だが今俺たちがやっていることのレベルが違う。
柳は離れた場所で独りで始めた。
真面目でいい奴なのだが……
7時頃に栞が士王を連れてウッドデッキへ出て来た。
「よう、花岡家は早いな!」
「アハハハハハハ!」
いつも俺が斬に皮肉を言われていることが分かる栞が大笑いした。
二人はウッドデッキの椅子に座った。
士王は俺に甘えて来ること無く、俺たちの鍛錬を観ていた。
幼いながらも、戦うことに尋常ではない興味を持っているのだ。
俺たちは二人が組み手をし、一人がそれを観ている。
三人とも技の根底が違う。
斬は「花岡」。
虎蘭は石神家剣技。
俺はその融合とも言えるが、実際にはもっと広い。
喧嘩殺法もあれば戦場での戦闘法も大きいし、他のものもある。
斬も虎蘭も他の流派を学び実戦で使えるのだが、俺の場合はそういうものとも違う。
武術だけに限らないのだ。
六花が俺に少し似ている。
あいつの戦闘の根底は主にリズムだ。
母親から受け継いだ独特のリズム感が六花の中で展開し醸成され、特殊なリズムの変化で戦う。
瞬時に相手のリズムを把握し、それに対応しながら自分のリズムを自在に操って攻撃する。
一流のプリマドンナであったサーシャさんのリズム感の才能が、六花に受け継がれている。
そういう意味では風花もそうだが、六花の方が断然に大きい。
恐らくは母親と過ごした年月の違いだろう。
六花が近接戦闘最強である所以だ。
亜紀ちゃんは破壊力で圧倒するのだが、近接戦闘では六花に劣る。
双子ももちろんだ。
そして俺はリズムと音楽そのものだ。
多分、俺以外にこの感覚を持つ者はいないだろう。
音楽家が武術をやれば分からないが、そんな奴はいない。
もしかしたら、竹流が一番俺に近い戦士になるかもしれない。
あいつの戦いを観ていてもそう思う。
竹流がギターを愛したことで、何かが始まったことを感じている。
元々あいつには連城十五という恐るべき戦闘力を身に付けた男の血が流れているのだ。
8時に朝食を食べる。
シャワーを浴びた俺たちは少し遅れた。
まあ、うちの朝食は奪われる心配はねぇ。
カレーが残っていればそれも分からんが、これまで残ったためしもねぇ。
三人で食べていると、士王が近くに座った。
俺を見てニコニコしている。
カワイイ。
「お父さんの戦い方って不思議だよね?」
「なんだ?」
斬が目を光らせた。
虎蘭も真剣に士王を見る。
「おじいちゃんも虎蘭さんも、何かはっきりしたものがあるけど、お父さんにはそれが見えない」
「へぇ」
「士王、もっと詳しく言ってみろ」
斬が無理な注文をする。
俺は子どもの言うことと聞き流そうとしたのだが、斬は興味が湧いたのだろう。
「あのね、おじいちゃんは「花岡」じゃない。だから僕にも分かる」
「そうじゃな」
「虎蘭さんは詳しくは分からないけど何かの剣技でしょ? そういうことは分かるんだ」
「士王ちゃん、スゴイね!」
「エヘヘヘヘヘ。何て言うのかなー。とにかくはっきりしてるんだ」
士王は笑って虎蘭を見るが、斬はまだ真剣な顔をしており、士王に説明を続けさせた。
「士王、お前が言っているのは技の中心があって、そこから拡がっているということか?」
「うんそう! それだね! さすがおじいちゃん!」
「おう」
士王に褒められ、斬が嬉しそうだ。
だが、すぐに笑顔を戻す。
「だけどさ、お父さんはもっと自由っていうか、おっきいよね?」
「それはどういうことだ?」
「うーん」
士王が腕を組んで考え込んだ。
カワイイ。
「よく分かんない」
「そうか」
子どもの必殺技で斬を黙らせた。
俺も説明するつもりはない。
「おい、お前の技は「花岡」と石神家の剣技だよな?」
「まあ、そうだな」
確かに主にそれを使っていた。
「じゃがわしにも士王の言うことは分かる。お前はそれを根底にしていない」
「そうか?」
「とぼけるな。ちゃんと説明せい」
「うるせぇな」
朝から運動したので腹が減っていた。
ルーにウインナーを焼かせ、ハーがベーコンエッグを焼く。
虎蘭にも喰えと言い、双子が用意したものを一緒に出した。
虎蘭は石神家の倣いで、出たものは食べるがうちの子どもらのように喰い漁るということが無い。
それに俺の家だし遠慮しているかもしれない。
座っていようと思ったが斬が睨んで来るので、俺もキッチンへ行き、手早くアスパラとナスを炒め、冷えたトマトを賽の目に切って盛り付けてパルメザンチーズをかけた。
虎蘭の分もよそって出す。
斬はまだコワイ顔で睨んでいる。
「俺はお前らのように子どもの頃から何か鍛錬してたわけじゃないからな。そういうことなんじゃないのか?」
「もっと以前のものがあるということか?」
「だから、別に何もやってねぇんだよ。俺は普通の子なの!」
「何を言うか! お前は喧嘩塗れのクズじゃったろう!」
「あんだと!」
栞が笑って止めた。
「高虎さんの動きを観ていると、何か心地いいんですよね」
虎蘭が言うと、栞も同調した。
「そうだよね! 学生時代にこの人の喧嘩をよく見てたけど、舞うようにというか、本当に綺麗なの。だから一目で魅かれたわ」
「舞うように……そうですよね。本当に美しい」
「おい、お前の動きだってそうだろう。斬も言いたくねぇが、そんな感じだ」
「なんじゃ!」
「おう、やんのかよ!」
「表に出ろ!」
喧嘩ではない。
斬はまた俺を誘い出して遣り合いたいだけだ。
それにはノらねぇ。
「俺は子どもの頃から歌が好きで、ギターに夢中だった大人しい子だよ」
「フン!」
斬ははぐらかされたと感じたようだが、虎蘭は違った。
「ああ、そうですよね! 何か綺麗な音楽が聴こえる気がするんです!」
「なるほど、言われてみればそうね! この人のギターって、この人に凄くピッタリだって思ったの。何にピッタリなのかって、今分かった!」
「おい、恥ずかしいよ」
そんなことは無いのだが、俺の戦闘法のヒントはやった。
詳しく語るものでも無い。
食事の後は少し休憩し、虎蘭は丹沢へ行った。
斬は士王と少しやるようだ。
子どもたちは家のことをやり、斬や虎蘭の洗濯も引き受けている。
俺はロボと少し寝た。
くーくー。
俺たちがいたので驚く。
俺たちは三人でやっていたが、柳が最初それに加わろうとしていた。
「おはようございます!」
「おう、柳! おはよう!」
「おはようございます」
「フン!」
柳が近付いて来る。
「あの、私も一緒に……」
「フン!」
「……」
しかし、一切誘われることもないので、寂しそうに一人で鍛錬をする。
まあ、可哀想だが今俺たちがやっていることのレベルが違う。
柳は離れた場所で独りで始めた。
真面目でいい奴なのだが……
7時頃に栞が士王を連れてウッドデッキへ出て来た。
「よう、花岡家は早いな!」
「アハハハハハハ!」
いつも俺が斬に皮肉を言われていることが分かる栞が大笑いした。
二人はウッドデッキの椅子に座った。
士王は俺に甘えて来ること無く、俺たちの鍛錬を観ていた。
幼いながらも、戦うことに尋常ではない興味を持っているのだ。
俺たちは二人が組み手をし、一人がそれを観ている。
三人とも技の根底が違う。
斬は「花岡」。
虎蘭は石神家剣技。
俺はその融合とも言えるが、実際にはもっと広い。
喧嘩殺法もあれば戦場での戦闘法も大きいし、他のものもある。
斬も虎蘭も他の流派を学び実戦で使えるのだが、俺の場合はそういうものとも違う。
武術だけに限らないのだ。
六花が俺に少し似ている。
あいつの戦闘の根底は主にリズムだ。
母親から受け継いだ独特のリズム感が六花の中で展開し醸成され、特殊なリズムの変化で戦う。
瞬時に相手のリズムを把握し、それに対応しながら自分のリズムを自在に操って攻撃する。
一流のプリマドンナであったサーシャさんのリズム感の才能が、六花に受け継がれている。
そういう意味では風花もそうだが、六花の方が断然に大きい。
恐らくは母親と過ごした年月の違いだろう。
六花が近接戦闘最強である所以だ。
亜紀ちゃんは破壊力で圧倒するのだが、近接戦闘では六花に劣る。
双子ももちろんだ。
そして俺はリズムと音楽そのものだ。
多分、俺以外にこの感覚を持つ者はいないだろう。
音楽家が武術をやれば分からないが、そんな奴はいない。
もしかしたら、竹流が一番俺に近い戦士になるかもしれない。
あいつの戦いを観ていてもそう思う。
竹流がギターを愛したことで、何かが始まったことを感じている。
元々あいつには連城十五という恐るべき戦闘力を身に付けた男の血が流れているのだ。
8時に朝食を食べる。
シャワーを浴びた俺たちは少し遅れた。
まあ、うちの朝食は奪われる心配はねぇ。
カレーが残っていればそれも分からんが、これまで残ったためしもねぇ。
三人で食べていると、士王が近くに座った。
俺を見てニコニコしている。
カワイイ。
「お父さんの戦い方って不思議だよね?」
「なんだ?」
斬が目を光らせた。
虎蘭も真剣に士王を見る。
「おじいちゃんも虎蘭さんも、何かはっきりしたものがあるけど、お父さんにはそれが見えない」
「へぇ」
「士王、もっと詳しく言ってみろ」
斬が無理な注文をする。
俺は子どもの言うことと聞き流そうとしたのだが、斬は興味が湧いたのだろう。
「あのね、おじいちゃんは「花岡」じゃない。だから僕にも分かる」
「そうじゃな」
「虎蘭さんは詳しくは分からないけど何かの剣技でしょ? そういうことは分かるんだ」
「士王ちゃん、スゴイね!」
「エヘヘヘヘヘ。何て言うのかなー。とにかくはっきりしてるんだ」
士王は笑って虎蘭を見るが、斬はまだ真剣な顔をしており、士王に説明を続けさせた。
「士王、お前が言っているのは技の中心があって、そこから拡がっているということか?」
「うんそう! それだね! さすがおじいちゃん!」
「おう」
士王に褒められ、斬が嬉しそうだ。
だが、すぐに笑顔を戻す。
「だけどさ、お父さんはもっと自由っていうか、おっきいよね?」
「それはどういうことだ?」
「うーん」
士王が腕を組んで考え込んだ。
カワイイ。
「よく分かんない」
「そうか」
子どもの必殺技で斬を黙らせた。
俺も説明するつもりはない。
「おい、お前の技は「花岡」と石神家の剣技だよな?」
「まあ、そうだな」
確かに主にそれを使っていた。
「じゃがわしにも士王の言うことは分かる。お前はそれを根底にしていない」
「そうか?」
「とぼけるな。ちゃんと説明せい」
「うるせぇな」
朝から運動したので腹が減っていた。
ルーにウインナーを焼かせ、ハーがベーコンエッグを焼く。
虎蘭にも喰えと言い、双子が用意したものを一緒に出した。
虎蘭は石神家の倣いで、出たものは食べるがうちの子どもらのように喰い漁るということが無い。
それに俺の家だし遠慮しているかもしれない。
座っていようと思ったが斬が睨んで来るので、俺もキッチンへ行き、手早くアスパラとナスを炒め、冷えたトマトを賽の目に切って盛り付けてパルメザンチーズをかけた。
虎蘭の分もよそって出す。
斬はまだコワイ顔で睨んでいる。
「俺はお前らのように子どもの頃から何か鍛錬してたわけじゃないからな。そういうことなんじゃないのか?」
「もっと以前のものがあるということか?」
「だから、別に何もやってねぇんだよ。俺は普通の子なの!」
「何を言うか! お前は喧嘩塗れのクズじゃったろう!」
「あんだと!」
栞が笑って止めた。
「高虎さんの動きを観ていると、何か心地いいんですよね」
虎蘭が言うと、栞も同調した。
「そうだよね! 学生時代にこの人の喧嘩をよく見てたけど、舞うようにというか、本当に綺麗なの。だから一目で魅かれたわ」
「舞うように……そうですよね。本当に美しい」
「おい、お前の動きだってそうだろう。斬も言いたくねぇが、そんな感じだ」
「なんじゃ!」
「おう、やんのかよ!」
「表に出ろ!」
喧嘩ではない。
斬はまた俺を誘い出して遣り合いたいだけだ。
それにはノらねぇ。
「俺は子どもの頃から歌が好きで、ギターに夢中だった大人しい子だよ」
「フン!」
斬ははぐらかされたと感じたようだが、虎蘭は違った。
「ああ、そうですよね! 何か綺麗な音楽が聴こえる気がするんです!」
「なるほど、言われてみればそうね! この人のギターって、この人に凄くピッタリだって思ったの。何にピッタリなのかって、今分かった!」
「おい、恥ずかしいよ」
そんなことは無いのだが、俺の戦闘法のヒントはやった。
詳しく語るものでも無い。
食事の後は少し休憩し、虎蘭は丹沢へ行った。
斬は士王と少しやるようだ。
子どもたちは家のことをやり、斬や虎蘭の洗濯も引き受けている。
俺はロボと少し寝た。
くーくー。
0
お気に入りに追加
228
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
お嬢様、お仕置の時間です。
moa
恋愛
私は御門 凛(みかど りん)、御門財閥の長女として産まれた。
両親は跡継ぎの息子が欲しかったようで女として産まれた私のことをよく思っていなかった。
私の世話は執事とメイド達がしてくれていた。
私が2歳になったとき、弟の御門 新(みかど あらた)が産まれた。
両親は念願の息子が産まれたことで私を執事とメイド達に渡し、新を連れて家を出ていってしまった。
新しい屋敷を建ててそこで暮らしているそうだが、必要な費用を送ってくれている以外は何も教えてくれてくれなかった。
私が小さい頃から執事としてずっと一緒にいる氷川 海(ひかわ かい)が身の回りの世話や勉強など色々してくれていた。
海は普段は優しくなんでもこなしてしまう完璧な執事。
しかし厳しいときは厳しくて怒らせるとすごく怖い。
海は執事としてずっと一緒にいると思っていたのにある日、私の中で何か特別な感情がある事に気付く。
しかし、愛を知らずに育ってきた私が愛と知るのは、まだ先の話。
まさか、、お兄ちゃんが私の主治医なんて、、
ならくま。くん
キャラ文芸
おはこんばんにちは!どうも!私は女子中学生の泪川沙織(るいかわさおり)です!私こんなに元気そうに見えるけど実は貧血や喘息、、いっぱい持ってるんだ、、まあ私の主治医はさすがに知人だと思わなかったんだけどそしたら血のつながっていないお兄ちゃんだったんだ、、流石にちょっとこれはおかしいよね!?でもお兄ちゃんが医者なことは事実だし、、
私のおにいちゃんは↓
泪川亮(るいかわりょう)お兄ちゃん、イケメンだし高身長だしもう何もかも完璧って感じなの!お兄ちゃんとは一緒に住んでるんだけどなんでもてきぱきこなすんだよね、、そんな二人の日常をお送りします!
後宮の胡蝶 ~皇帝陛下の秘密の妃~
菱沼あゆ
キャラ文芸
突然の譲位により、若き皇帝となった苑楊は封印されているはずの宮殿で女官らしき娘、洋蘭と出会う。
洋蘭はこの宮殿の牢に住む老人の世話をしているのだと言う。
天女のごとき外見と豊富な知識を持つ洋蘭に心惹かれはじめる苑楊だったが。
洋蘭はまったく思い通りにならないうえに、なにかが怪しい女だった――。
中華後宮ラブコメディ。
[完結済み]男女比1対99の貞操観念が逆転した世界での日常が狂いまくっている件
森 拓也
キャラ文芸
俺、緒方 悟(おがた さとる)は意識を取り戻したら男女比1対99の貞操観念が逆転した世界にいた。そこでは男が稀少であり、何よりも尊重されていて、俺も例外ではなかった。
学校の中も、男子生徒が数人しかいないからまるで雰囲気が違う。廊下を歩いてても、女子たちの声だけが聞こえてくる。まるで別の世界みたいに。
そんな中でも俺の周りには優しいな女子たちがたくさんいる。特に、幼馴染の美羽はずっと俺のことを気にかけてくれているみたいで……
俺の幼馴染がエロ可愛すぎてヤバい。
ゆきゆめ
キャラ文芸
「お〇ん〇ん様、今日もお元気ですね♡」
俺・浅間紘(あさまひろ)の朝は幼馴染の藤咲雪(ふじさきゆき)が俺の朝〇ちしたムスコとお喋りをしているのを目撃することから始まる。
何を言っているか分からないと思うが安心してくれ。俺も全くもってわからない。
わかることと言えばただひとつ。
それは、俺の幼馴染は最高にエロ可愛いってこと。
毎日毎日、雪(ゆき)にあれやこれやと弄られまくるのは疲れるけれど、なんやかんや楽しくもあって。
そしてやっぱり思うことは、俺の幼馴染は最高にエロ可愛いということ。
これはたぶん、ツッコミ待ちで弄りたがりやの幼馴染と、そんな彼女に振り回されまくりでツッコミまくりな俺の、青春やラブがあったりなかったりもする感じの日常コメディだ。(ツッコミはえっちな言葉ではないです)
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
イケメン歯科医の日常
moa
キャラ文芸
堺 大雅(さかい たいが)28歳。
親の医院、堺歯科医院で歯科医として働いている。
イケメンで笑顔が素敵な歯科医として近所では有名。
しかし彼には裏の顔が…
歯科医のリアルな日常を超短編小説で書いてみました。
※治療の描写や痛い描写もあるので苦手な方はご遠慮頂きますようよろしくお願いします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる