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轟翡翠
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佐野さんが誘拐され、こともあろうに佐野さんは敵にお尻を犯されてしまった。
どれほどお辛いことか。
佐野さんは否定しているのだが。
だから俺は、佐野さんにボディガード兼バディとしてデュールゲリエを創ることに決めた。
どういう義体が良いかを蓮花と相談した。
蓮花と誰かのための義体を話し合うのは、いつも楽しい。
「男女はどういたしましょうか」
「そうだな。佐野さんの仕事は聞き込みが多いからな。もしかしたら女性型の方がスムーズなこともあるかもしれないな」
「なるほど!」
「相手も、綺麗な若い女性だと心を開いたりするんじゃないかな」
「さようでございますね! 流石は石神様!」
「アハハハハハハ!」
蓮花が様々な容姿を提案し、俺と検討していった。
「髪の長さは」
「ショートの方が行動的に見えるだろう。短い方が、仕事に真面目に取り組んでいるイメージにならないかな」
「そうですね。外回りですから、長い髪だとちょっと違いますかね」
「それに愛想がいいよりも、ちょっとクールなイメージかな。その替わり、物凄く優しい笑顔もするというな」
「良いですね!」
「オッパイはちょっと大きめな!」
「それはどういう?」
「男がデレるだろう」
「アハハハハハハ!」
大きなオッパイは、佐野さんを抱いて逃げる時にクッションにもなる。
容姿は決まったので、武装をどうするかを話し合った。
「格闘は最高水準でな」
「はい。武器はどうしましょうか?」
「刑事だから拳銃だよなぁ。本当はアサルトライフルが欲しいけどなぁ」
「日本じゃ難しいですね」
「でも、人間相手じゃねぇこともあるから、強力なものが欲しいな」
「ハンドガンだとデザートイーグルとか」
「もっと強力なものがいいなぁ。いっそ作るか」
「そうですね。ライフル弾クラスまで威力のあるものを」
「マガジンがでかくなるから、ブルパップにするか」
「なるほど!」
「まあ、サブマシンガンくらいになっちゃうか」
「宜しいのでは?」
「そうだな! 佐野さんのためだもんな!」
「はい!」
《スズメバチ》も同行するために、専用の自動車も用意することにした。
本当は「ファブニール」にしたいのだが、聞き込みであのゴツイものは支障があるだろう。
一般車を改造するか。
「一つご提案があるのですが」
「おう」
「佐野様のバディになるわけですが、特殊は《スズメバチ》をご用意したいのですが」
「ほう」
蓮花が、以前から考えていたという《スズメバチ》の仕様を提示した。
「6体で考えているのですが、相互に連携しながら行動するチームのようなものです。もちろん本体となるデュールゲリエの指示で動きますが、それとは別に独立した行動も可能になると如何なものかと」
「おお、なるほどな」
デュールゲリエ自体が相互リンクで行動するし、《スズメバチ》自体もデュールゲリエや量子コンピューターの指示で相互リンクする。
蓮花が言っているのは、もっと別な構想だ。
完全にスタンドアローンでのチームを考えている。
それは、現場での即応という意味と、もう一つ何らかの方法でリンクを切られた場合にも稼働させるためだ。
「それで、名前は如何いたしましょうか?」
「《轟(とどろき)》ってどうだ?」
「なんと!」
「ちょっと呼びにくいけどな。でもカッコイイだろ?」
「はい! 本当に!」
蓮花は、佐野さんのバディ「轟翡翠(とどろき・ひすい)」の製作にかかった。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
佐野さんはもちろん、早乙女や成瀬にも、「轟」のことは話していた。
基本的な仕様も、武装についてもちゃんと話している。
「アドヴェロス」は特殊な部署なので、武器については比較的緩やかだ。
大型のハンドガンもすぐに了承された。
ただ、普段の捜査では目立つのは不味いので、服の下に隠れるサイズになった。
「轟」の身長が175センチになったのも、その辺の兼ね合いがある。
大型ハンドガンと、刃渡り30センチのナイフ、それに特殊「Ω合金」の糸だ。
ブランの羅刹が糸の操作に習熟しており、その有効性が証明されている。
相手に気付かれずに近距離戦をこなすのに、非常に優れた武器だ。
まあ、使いこなす奴はそうはいないだろうが。
「花岡」の繊細な制御が必要になるためだ。
蓮花と俺とで夢中になって作り、佐野さんに引き渡すことになった。
俺はいつものマスクを装着し、蓮花と共に「アドヴェロス」へ行った。
2トンロングのトラックだ。
佐野さんと早乙女、成瀬、そしてハンターも全員いた。
トラックの荷台を開き、「轟」が降りて来る。
佐野さんは緊張した顔で待っていた。
黒のゆったりしたスーツ姿だ。
「轟」は佐野さんの前に来て、両手を真っすぐに脇に下げて深々と挨拶した。
「轟翡翠です! 佐野さん、これからどうぞよろしくお願いします!」
「お、おう。俺が佐野だ」
「はい! 早乙女さん、成瀬さん、そしてハンターの皆さんもよろしくお願いします!」
澄んだ明るい声で、動作もいい。
俺も蓮花も満足していた。
「轟」のスペックを見せるために、全員で移動する。
まずはシューティングレンジだ。
レンジの前に行き、「轟」は長い裾を一瞬でまくって専用武器「アルマス」をショルダーホルスターから抜いて構えた。
81口径という、44マグナムの倍近いでかい銃だ。
ブルパップも考えたが、シングルマガジンにして、グリップにマガジンが入る。
もちろん反動はでかいが、デュールゲリエならば問題ない。
鏑木が轟の一連の動作に感動している。
「すげぇ! こいつ、やるぜ!」
「轟」は50メートル先の的に、即座に撃ち込んだ。
オートマチック拳銃だが、弾丸が大きいので10連発だ。
マガジンの交換も一瞬だ。
また鏑木が喜んでいた。
鏑木が操作し、的が手前まで移動する。
すべてセンターに入っている。
次に移動的を撃つ。
ランダムに遮蔽物から出る的を撃つタイプだ。
時々一般市民も出るので、ただ的を撃てばいいというものではない。
「轟」は全てヘッドショットで的を射抜き、一般市民は傷つけない。
「おい、俺の記録を抜いたか」
鏑木が驚いている。
移動的は、急所を射抜くと次の的が出るようになっている。
早く急所を撃てば、時間内の撃破数が多くなるということだ。
「5分で83体か。やはり俺よりもスゲェな」
「轟」は何も言わずに頭だけ下げた。
余計な慰めも謙遜もない。
格闘戦では葛葉と遣り合い、ナイフを使って早霧と遣り合った。
互いに本気ではないが、「轟」の実力は分かってもらえただろう。
特殊な糸「阿修羅スレッド」は見せない。
これは「轟」の特殊兵装だ。
佐野さんも他のメンバーも、全員が「轟」を歓迎した。
俺も蓮花も満足した。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
トラが俺のためにバディのデュールゲリエを作ってくれた。
優秀な性能なのは、最初に見せてもらった。
ただ、俺は少々持て余すというか、一緒に行動することに不安もあった。
デュールゲリエが人間と変わらないことは分かっている。
親しくなった乾さんのお店で、奥さんのディディさんとよく話していたからだ。
人間と変わらないどころか、人間以上に人間らしい。
純粋なのだ。
だから俺の不安はアンドロイドと付き合うことではなく、本当に俺の相棒としての不安だった。
俺も刑事時代には、いつも誰かと一緒に行動していた。
警察官の基本だ。
いろいろな人間と一緒になった。
若い頃は先輩刑事だったし、年を取れば若い刑事たち。
人間同士だから衝突することもあったし、気に食わないこともある。
反対に互いを信頼し、尊敬しあうこともある。
そういうことが、「轟」に抱けるのだろうか。
優秀であり性格も穏やかなのは分かる。
でも「相棒」というのは、そういうことではない。
何かと言葉には出来ないが、ソリというものが確かにあるのだ。
もちろん、どんな相手でも俺の方で合わせることは出来る。
ただ、この「アドヴェロス」の仕事は特殊だ。
訪れた先が最悪の現場であることもあり得る。
実際に前回はそれで誘拐されたのだ。
一介の刑事であるはずの俺に対し、恐ろしい連中が動き出すことにもなるのだ。
トラの敵は大きい。
俺も油断なく行動せねばと改めて思った。
そこへ来た轟だ。
バディとして信頼関係を築いて行かなければならない。
俺はそういう思いを抱きながら、轟と動いた。
どれほどお辛いことか。
佐野さんは否定しているのだが。
だから俺は、佐野さんにボディガード兼バディとしてデュールゲリエを創ることに決めた。
どういう義体が良いかを蓮花と相談した。
蓮花と誰かのための義体を話し合うのは、いつも楽しい。
「男女はどういたしましょうか」
「そうだな。佐野さんの仕事は聞き込みが多いからな。もしかしたら女性型の方がスムーズなこともあるかもしれないな」
「なるほど!」
「相手も、綺麗な若い女性だと心を開いたりするんじゃないかな」
「さようでございますね! 流石は石神様!」
「アハハハハハハ!」
蓮花が様々な容姿を提案し、俺と検討していった。
「髪の長さは」
「ショートの方が行動的に見えるだろう。短い方が、仕事に真面目に取り組んでいるイメージにならないかな」
「そうですね。外回りですから、長い髪だとちょっと違いますかね」
「それに愛想がいいよりも、ちょっとクールなイメージかな。その替わり、物凄く優しい笑顔もするというな」
「良いですね!」
「オッパイはちょっと大きめな!」
「それはどういう?」
「男がデレるだろう」
「アハハハハハハ!」
大きなオッパイは、佐野さんを抱いて逃げる時にクッションにもなる。
容姿は決まったので、武装をどうするかを話し合った。
「格闘は最高水準でな」
「はい。武器はどうしましょうか?」
「刑事だから拳銃だよなぁ。本当はアサルトライフルが欲しいけどなぁ」
「日本じゃ難しいですね」
「でも、人間相手じゃねぇこともあるから、強力なものが欲しいな」
「ハンドガンだとデザートイーグルとか」
「もっと強力なものがいいなぁ。いっそ作るか」
「そうですね。ライフル弾クラスまで威力のあるものを」
「マガジンがでかくなるから、ブルパップにするか」
「なるほど!」
「まあ、サブマシンガンくらいになっちゃうか」
「宜しいのでは?」
「そうだな! 佐野さんのためだもんな!」
「はい!」
《スズメバチ》も同行するために、専用の自動車も用意することにした。
本当は「ファブニール」にしたいのだが、聞き込みであのゴツイものは支障があるだろう。
一般車を改造するか。
「一つご提案があるのですが」
「おう」
「佐野様のバディになるわけですが、特殊は《スズメバチ》をご用意したいのですが」
「ほう」
蓮花が、以前から考えていたという《スズメバチ》の仕様を提示した。
「6体で考えているのですが、相互に連携しながら行動するチームのようなものです。もちろん本体となるデュールゲリエの指示で動きますが、それとは別に独立した行動も可能になると如何なものかと」
「おお、なるほどな」
デュールゲリエ自体が相互リンクで行動するし、《スズメバチ》自体もデュールゲリエや量子コンピューターの指示で相互リンクする。
蓮花が言っているのは、もっと別な構想だ。
完全にスタンドアローンでのチームを考えている。
それは、現場での即応という意味と、もう一つ何らかの方法でリンクを切られた場合にも稼働させるためだ。
「それで、名前は如何いたしましょうか?」
「《轟(とどろき)》ってどうだ?」
「なんと!」
「ちょっと呼びにくいけどな。でもカッコイイだろ?」
「はい! 本当に!」
蓮花は、佐野さんのバディ「轟翡翠(とどろき・ひすい)」の製作にかかった。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
佐野さんはもちろん、早乙女や成瀬にも、「轟」のことは話していた。
基本的な仕様も、武装についてもちゃんと話している。
「アドヴェロス」は特殊な部署なので、武器については比較的緩やかだ。
大型のハンドガンもすぐに了承された。
ただ、普段の捜査では目立つのは不味いので、服の下に隠れるサイズになった。
「轟」の身長が175センチになったのも、その辺の兼ね合いがある。
大型ハンドガンと、刃渡り30センチのナイフ、それに特殊「Ω合金」の糸だ。
ブランの羅刹が糸の操作に習熟しており、その有効性が証明されている。
相手に気付かれずに近距離戦をこなすのに、非常に優れた武器だ。
まあ、使いこなす奴はそうはいないだろうが。
「花岡」の繊細な制御が必要になるためだ。
蓮花と俺とで夢中になって作り、佐野さんに引き渡すことになった。
俺はいつものマスクを装着し、蓮花と共に「アドヴェロス」へ行った。
2トンロングのトラックだ。
佐野さんと早乙女、成瀬、そしてハンターも全員いた。
トラックの荷台を開き、「轟」が降りて来る。
佐野さんは緊張した顔で待っていた。
黒のゆったりしたスーツ姿だ。
「轟」は佐野さんの前に来て、両手を真っすぐに脇に下げて深々と挨拶した。
「轟翡翠です! 佐野さん、これからどうぞよろしくお願いします!」
「お、おう。俺が佐野だ」
「はい! 早乙女さん、成瀬さん、そしてハンターの皆さんもよろしくお願いします!」
澄んだ明るい声で、動作もいい。
俺も蓮花も満足していた。
「轟」のスペックを見せるために、全員で移動する。
まずはシューティングレンジだ。
レンジの前に行き、「轟」は長い裾を一瞬でまくって専用武器「アルマス」をショルダーホルスターから抜いて構えた。
81口径という、44マグナムの倍近いでかい銃だ。
ブルパップも考えたが、シングルマガジンにして、グリップにマガジンが入る。
もちろん反動はでかいが、デュールゲリエならば問題ない。
鏑木が轟の一連の動作に感動している。
「すげぇ! こいつ、やるぜ!」
「轟」は50メートル先の的に、即座に撃ち込んだ。
オートマチック拳銃だが、弾丸が大きいので10連発だ。
マガジンの交換も一瞬だ。
また鏑木が喜んでいた。
鏑木が操作し、的が手前まで移動する。
すべてセンターに入っている。
次に移動的を撃つ。
ランダムに遮蔽物から出る的を撃つタイプだ。
時々一般市民も出るので、ただ的を撃てばいいというものではない。
「轟」は全てヘッドショットで的を射抜き、一般市民は傷つけない。
「おい、俺の記録を抜いたか」
鏑木が驚いている。
移動的は、急所を射抜くと次の的が出るようになっている。
早く急所を撃てば、時間内の撃破数が多くなるということだ。
「5分で83体か。やはり俺よりもスゲェな」
「轟」は何も言わずに頭だけ下げた。
余計な慰めも謙遜もない。
格闘戦では葛葉と遣り合い、ナイフを使って早霧と遣り合った。
互いに本気ではないが、「轟」の実力は分かってもらえただろう。
特殊な糸「阿修羅スレッド」は見せない。
これは「轟」の特殊兵装だ。
佐野さんも他のメンバーも、全員が「轟」を歓迎した。
俺も蓮花も満足した。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
トラが俺のためにバディのデュールゲリエを作ってくれた。
優秀な性能なのは、最初に見せてもらった。
ただ、俺は少々持て余すというか、一緒に行動することに不安もあった。
デュールゲリエが人間と変わらないことは分かっている。
親しくなった乾さんのお店で、奥さんのディディさんとよく話していたからだ。
人間と変わらないどころか、人間以上に人間らしい。
純粋なのだ。
だから俺の不安はアンドロイドと付き合うことではなく、本当に俺の相棒としての不安だった。
俺も刑事時代には、いつも誰かと一緒に行動していた。
警察官の基本だ。
いろいろな人間と一緒になった。
若い頃は先輩刑事だったし、年を取れば若い刑事たち。
人間同士だから衝突することもあったし、気に食わないこともある。
反対に互いを信頼し、尊敬しあうこともある。
そういうことが、「轟」に抱けるのだろうか。
優秀であり性格も穏やかなのは分かる。
でも「相棒」というのは、そういうことではない。
何かと言葉には出来ないが、ソリというものが確かにあるのだ。
もちろん、どんな相手でも俺の方で合わせることは出来る。
ただ、この「アドヴェロス」の仕事は特殊だ。
訪れた先が最悪の現場であることもあり得る。
実際に前回はそれで誘拐されたのだ。
一介の刑事であるはずの俺に対し、恐ろしい連中が動き出すことにもなるのだ。
トラの敵は大きい。
俺も油断なく行動せねばと改めて思った。
そこへ来た轟だ。
バディとして信頼関係を築いて行かなければならない。
俺はそういう思いを抱きながら、轟と動いた。
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