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挿話: 猪又一平の後悔
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「猪又先生! お世話になりました!」
「ああ、卒業おめでとう。中学でも頑張ってな」
「はい!」
小学校の卒業式。
島の最後の卒業生だった。
もう島では高齢化が進み、この先子どもは生まれないだろう。
俺のここでの仕事も終わりだ。
「先生みたいないい先生が来てくれて、僕らは幸せでした」
「俺なんかは全然だよ」
「いいえ! 本当にいろいろ教えていただいて! それに毎日楽しかったです!」
「そうか」
最後の卒業生・君島祐樹が嬉しそうな顔で言ってくれる。
「勉強の方も! 先生のお陰でこんな島の中にいたのに、みんないい成績で。お陰で本土に行っても全然怖くないですよ」
「ああ。石神の勉強法な。本当に良かっただろう?」
「はい! あの教科書を先に全部読んで、あとはひたすら問題集をやるって方法で、みんなトップクラスになりましたからね!」
「そうだ。その石神は、もう100点以外取らなかったよ」
「凄いですね!」
「君島も中学でも同じ方法でやれよ。絶対に大丈夫だ」
「はい! 頑張ります!」
二人きりの謝恩会。
いつも子どもたちに話していた、石神の話をして喜ばせた。
みんな石神の話が大好きだった。
当然だ。
あいつほど魅力的な人間はいないのだから。
俺たちは握手を交わして別れた。
綺麗な夕日の中を、君島は手を振りながら帰って行った。
俺はずっと石神のお陰で生きている。
石神のお陰でこうやって島での仕事を終えることが出来た。
子どもたちに何かを与えてやることが出来た。
石神のお陰で……
だから俺は今でも石神に謝り続けている。
俺は決して許されないことをしてしまった。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
最初にその転校生を見た時、随分と顔の綺麗な子どもだと思った。
それに笑うと何とも言えずにいい顔になる。
4年生の石神高虎。
最初は背が高いが他の子どもとそれほど変わらないようにも見えた。
優秀ではあったが。
成績は悪くは無かったし、運動も出来る。
球技が苦手のようだったが、力が強いし肉体を動かすセンスはある。
逆に何故球技が苦手なのか不思議に思うほどだった。
野球をやらせても、やはり肩は抜群に強い。
大人でも出せないような、物凄い豪速球を投げる。
コントロールが滅茶苦茶だが。
バッターの方は完璧にいい。
ホームランもどんどん飛ばす。
でもやはり球をキャッチ出来ない。
まったく不思議な子どもだった。
本間と付き合い始めた。
ヤクザの息子である本間は、学校の問題児だった。
喧嘩ばかりで友達は一人もいない。
みんな恐れている。
しかし、石神はすぐに本間と仲良くなった。
そして5年生になると、石神の本性が顕われた。
とんでもない悪ガキになった。
もう数えきれないほどの暴力事件や大事件を起こした。
山の教会の神父と死闘を演じ、同級生を4階の窓から投げ落とし、山で大洪水を起こし、殺人事件に巻き込まれて腹を抉られた。
こんな子どもは見たことがない。
そのくせ毎月高熱を出して寝込んでしまう。
あれだけ暴れまわる怪獣が、どうしてあんなに弱いのか。
そして算数を教えていた俺は、すぐに石神と仲良くなった。
あいつは毎日のように俺の所へ来て、高等数学を覚えたがった。
「なんで微分積分なんか知りたがるんだよ?」
「相対性理論ですよ!」
「あ?」
「あれ、絶対に理解したいんです!」
「なんだって?」
「なんかカッチョイイでしょ?」
「そうかよ」
「アインシュタインって天才ですよ!」
「まあ、そうだな」
変わった奴だが、真面目に覚えたいと考えていた。
俺は自分でも勉強しながら石神に「相対性理論」に必要な数学の知識を教えてやった。
段々俺も楽しくなり、石神と放課後によく一緒にいるようになった。
本当に楽しかった。
石神は女子にモテる奴だった。
それはそうだ。
身体が大きく、顔が美しい。
貧しいからいい服は着ていないが、あいつそのものが最高にカッコイイ。
それに何よりも優しい。
暴力的な子どもだったが、誰かをいじめることはまったくなかった。
反対に、誰かがいじめられていると、必ず助けた。
女子にモテモテで成績もいいので教師の評判もよく、だから一部の男子からは嫉妬されて憎まれてもいたが、基本的には誰もが石神のことが大好きだった。
本当にいい奴だった。
だから……
新任で来た大神田先生を見た時、俺は一目惚れだった。
学年主任であった俺は大神田先生の指導にあたり、どんどん自分の心が惹かれて行くのを感じた。
しかし、大神田先生は石神の話ばかりするようになった。
小学生だったが、石神は確かにいい奴だった。
顔も頭の良さも、喧嘩の強さも、あの優しさも。
だから俺は石神に嫉妬した。
あんなに石神と一緒の時間が楽しかった俺が、石神を避け、石神を憎むようになった。
放課後に俺の所へ来た石神を、冷たく突き放した。
あいつの悲しそうな顔に俺は一瞬戸惑ったが、俺は石神を遠ざけたばかりか、石神をいじめるようになった。
俺は本当にクズだった。
あいつほど優しいいい奴はいないのに。
でも俺はそれゆえに、石神を憎んだ。
あいつが悲しい顔をすると、自分が止められなくなった。
何かにつけて石神を殴った。
プールであいつの傷だらけの身体を酷いことを言って傷つけた。
さらに理由をつけて石神を倒れるまで殴った。
給食費が盗まれた時に、あいつを犯人にして死ぬほど殴った。
ウサギ小屋のウサギが死んだ時、石神のせいだと言って血だらけになるまで殴って一晩ウサギ小屋で放置した。
気に食わないと校舎裏に呼び出して骨が折れるほど蹴った。
でも、石神は一度も俺の非難もしなかったし、俺を訴えもしなかった。
いつもただ黙って殴られ、「すいません」と言っていた。
俺は一層あいつが嫌いになった。
時にはどうしてここまで酷い事をするのかと自分でも思ったが、どうしようもなかった。
そしてあいつが絵画コンクールに出ると決まった時。
あいつの絵をビリビリに破いてやった。
他の候補者と比べて、一目で分かった。
石神の絵は群を抜いていた。
だから破いた。
それで終わると思ったのだが、石神はまた描き始めたようだった。
そして間に合わせた。
石神の絵がうちの学校の代表に選ばれた。
あいつの絵しかなかった。
驚いたことに、文部大臣賞まで獲った。
認めたくは無いが、それほどに素晴らしい絵だった。
全ての先生が石神の偉業を褒めたたえた。
大神田先生も。
俺は学校に石神の絵が戻って来た時、宿直を変わってもらった。
なんとしても、石神の栄誉を消さなければならない。
校長室に忍び込み、鍵が掛かっていたのでガラスを割って石神の絵を持ち出した。
校庭で散々蹴ってバラバラにし、焼却炉で燃やした。
俺の仕業であることはすぐに分かるだろうが、もうどうでも良かった。
石神の栄誉を壊せばそれでいい。
そして翌朝。
朝礼で安田先生が号泣しながら全校生徒に訴えた。
石神の望みはたった一つだけだった。
《大好きな母親に自分の絵を見せたい》
俺は衝撃を受けた。
俺は何を一体やっていたのか。
石神は他人に褒められたくもなく、自分のことなどいつでも全然ダメだと言っていた。
あいつは大事な人間が喜んでくれることだけを考える奴だった。
以前も今も。
自分のことなど何も考えない。
どんな酷い目に遭っても理不尽なことでも、あいつは一切文句を言わない。
ただ、大事な人間を喜ばせたかっただけだ。
俺の中で大きなものが反転した。
そして分かった。
石神を憎んでいた俺は、酷い事をしながら、それを誰かに止めて欲しかったのだ。
だからすぐに俺が犯人だと分かる方法で、石神の大事な絵を燃やした。
俺は石神のことが大好きだったのだ。
それを塗り潰して、石神を憎む心をどうしようもなくなっていたのだ。
俺はやっと、自分の黒い心を捨てることが出来た。
「ああ、卒業おめでとう。中学でも頑張ってな」
「はい!」
小学校の卒業式。
島の最後の卒業生だった。
もう島では高齢化が進み、この先子どもは生まれないだろう。
俺のここでの仕事も終わりだ。
「先生みたいないい先生が来てくれて、僕らは幸せでした」
「俺なんかは全然だよ」
「いいえ! 本当にいろいろ教えていただいて! それに毎日楽しかったです!」
「そうか」
最後の卒業生・君島祐樹が嬉しそうな顔で言ってくれる。
「勉強の方も! 先生のお陰でこんな島の中にいたのに、みんないい成績で。お陰で本土に行っても全然怖くないですよ」
「ああ。石神の勉強法な。本当に良かっただろう?」
「はい! あの教科書を先に全部読んで、あとはひたすら問題集をやるって方法で、みんなトップクラスになりましたからね!」
「そうだ。その石神は、もう100点以外取らなかったよ」
「凄いですね!」
「君島も中学でも同じ方法でやれよ。絶対に大丈夫だ」
「はい! 頑張ります!」
二人きりの謝恩会。
いつも子どもたちに話していた、石神の話をして喜ばせた。
みんな石神の話が大好きだった。
当然だ。
あいつほど魅力的な人間はいないのだから。
俺たちは握手を交わして別れた。
綺麗な夕日の中を、君島は手を振りながら帰って行った。
俺はずっと石神のお陰で生きている。
石神のお陰でこうやって島での仕事を終えることが出来た。
子どもたちに何かを与えてやることが出来た。
石神のお陰で……
だから俺は今でも石神に謝り続けている。
俺は決して許されないことをしてしまった。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
最初にその転校生を見た時、随分と顔の綺麗な子どもだと思った。
それに笑うと何とも言えずにいい顔になる。
4年生の石神高虎。
最初は背が高いが他の子どもとそれほど変わらないようにも見えた。
優秀ではあったが。
成績は悪くは無かったし、運動も出来る。
球技が苦手のようだったが、力が強いし肉体を動かすセンスはある。
逆に何故球技が苦手なのか不思議に思うほどだった。
野球をやらせても、やはり肩は抜群に強い。
大人でも出せないような、物凄い豪速球を投げる。
コントロールが滅茶苦茶だが。
バッターの方は完璧にいい。
ホームランもどんどん飛ばす。
でもやはり球をキャッチ出来ない。
まったく不思議な子どもだった。
本間と付き合い始めた。
ヤクザの息子である本間は、学校の問題児だった。
喧嘩ばかりで友達は一人もいない。
みんな恐れている。
しかし、石神はすぐに本間と仲良くなった。
そして5年生になると、石神の本性が顕われた。
とんでもない悪ガキになった。
もう数えきれないほどの暴力事件や大事件を起こした。
山の教会の神父と死闘を演じ、同級生を4階の窓から投げ落とし、山で大洪水を起こし、殺人事件に巻き込まれて腹を抉られた。
こんな子どもは見たことがない。
そのくせ毎月高熱を出して寝込んでしまう。
あれだけ暴れまわる怪獣が、どうしてあんなに弱いのか。
そして算数を教えていた俺は、すぐに石神と仲良くなった。
あいつは毎日のように俺の所へ来て、高等数学を覚えたがった。
「なんで微分積分なんか知りたがるんだよ?」
「相対性理論ですよ!」
「あ?」
「あれ、絶対に理解したいんです!」
「なんだって?」
「なんかカッチョイイでしょ?」
「そうかよ」
「アインシュタインって天才ですよ!」
「まあ、そうだな」
変わった奴だが、真面目に覚えたいと考えていた。
俺は自分でも勉強しながら石神に「相対性理論」に必要な数学の知識を教えてやった。
段々俺も楽しくなり、石神と放課後によく一緒にいるようになった。
本当に楽しかった。
石神は女子にモテる奴だった。
それはそうだ。
身体が大きく、顔が美しい。
貧しいからいい服は着ていないが、あいつそのものが最高にカッコイイ。
それに何よりも優しい。
暴力的な子どもだったが、誰かをいじめることはまったくなかった。
反対に、誰かがいじめられていると、必ず助けた。
女子にモテモテで成績もいいので教師の評判もよく、だから一部の男子からは嫉妬されて憎まれてもいたが、基本的には誰もが石神のことが大好きだった。
本当にいい奴だった。
だから……
新任で来た大神田先生を見た時、俺は一目惚れだった。
学年主任であった俺は大神田先生の指導にあたり、どんどん自分の心が惹かれて行くのを感じた。
しかし、大神田先生は石神の話ばかりするようになった。
小学生だったが、石神は確かにいい奴だった。
顔も頭の良さも、喧嘩の強さも、あの優しさも。
だから俺は石神に嫉妬した。
あんなに石神と一緒の時間が楽しかった俺が、石神を避け、石神を憎むようになった。
放課後に俺の所へ来た石神を、冷たく突き放した。
あいつの悲しそうな顔に俺は一瞬戸惑ったが、俺は石神を遠ざけたばかりか、石神をいじめるようになった。
俺は本当にクズだった。
あいつほど優しいいい奴はいないのに。
でも俺はそれゆえに、石神を憎んだ。
あいつが悲しい顔をすると、自分が止められなくなった。
何かにつけて石神を殴った。
プールであいつの傷だらけの身体を酷いことを言って傷つけた。
さらに理由をつけて石神を倒れるまで殴った。
給食費が盗まれた時に、あいつを犯人にして死ぬほど殴った。
ウサギ小屋のウサギが死んだ時、石神のせいだと言って血だらけになるまで殴って一晩ウサギ小屋で放置した。
気に食わないと校舎裏に呼び出して骨が折れるほど蹴った。
でも、石神は一度も俺の非難もしなかったし、俺を訴えもしなかった。
いつもただ黙って殴られ、「すいません」と言っていた。
俺は一層あいつが嫌いになった。
時にはどうしてここまで酷い事をするのかと自分でも思ったが、どうしようもなかった。
そしてあいつが絵画コンクールに出ると決まった時。
あいつの絵をビリビリに破いてやった。
他の候補者と比べて、一目で分かった。
石神の絵は群を抜いていた。
だから破いた。
それで終わると思ったのだが、石神はまた描き始めたようだった。
そして間に合わせた。
石神の絵がうちの学校の代表に選ばれた。
あいつの絵しかなかった。
驚いたことに、文部大臣賞まで獲った。
認めたくは無いが、それほどに素晴らしい絵だった。
全ての先生が石神の偉業を褒めたたえた。
大神田先生も。
俺は学校に石神の絵が戻って来た時、宿直を変わってもらった。
なんとしても、石神の栄誉を消さなければならない。
校長室に忍び込み、鍵が掛かっていたのでガラスを割って石神の絵を持ち出した。
校庭で散々蹴ってバラバラにし、焼却炉で燃やした。
俺の仕業であることはすぐに分かるだろうが、もうどうでも良かった。
石神の栄誉を壊せばそれでいい。
そして翌朝。
朝礼で安田先生が号泣しながら全校生徒に訴えた。
石神の望みはたった一つだけだった。
《大好きな母親に自分の絵を見せたい》
俺は衝撃を受けた。
俺は何を一体やっていたのか。
石神は他人に褒められたくもなく、自分のことなどいつでも全然ダメだと言っていた。
あいつは大事な人間が喜んでくれることだけを考える奴だった。
以前も今も。
自分のことなど何も考えない。
どんな酷い目に遭っても理不尽なことでも、あいつは一切文句を言わない。
ただ、大事な人間を喜ばせたかっただけだ。
俺の中で大きなものが反転した。
そして分かった。
石神を憎んでいた俺は、酷い事をしながら、それを誰かに止めて欲しかったのだ。
だからすぐに俺が犯人だと分かる方法で、石神の大事な絵を燃やした。
俺は石神のことが大好きだったのだ。
それを塗り潰して、石神を憎む心をどうしようもなくなっていたのだ。
俺はやっと、自分の黒い心を捨てることが出来た。
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