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《デモノイド》戦 Ⅶ 鏑木
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5月8日正午。
「「ぴーぽん」が新宿通りを走る白のハイエースを発見した! ナンバーは該当車無し! 《デモノイド》と思われます!」
成瀬が雪野さんからの連絡を全員に知らせ、すぐに作戦通りに配置に着いた。
陸運局が管理する車両のナンバーではないことから、偽造ナンバーを付けていることが分かる。
明らかに敵だった。
「到着は約10分後! 《デモノイド》討伐戦を開始!」
鏑木は既に4階のテラスに出ている。
敷地内はアスファルトに覆われているが、グリース塗れのパチンコ玉が全体に撒かれている。
その上に砂を薄く乗せて偽装してあった。
ハンターとデュールゲリエ100体以外の署員はいない。
「いよいよだぜぇ!」
早霧が嬉しそうに叫んで作戦室を出て行った。
「成瀬、「虎」の軍を呼ぶタイミングを間違えるな」
「はい」
「俺も出る」
「早乙女さん!」
「石神がよく言うんだ」
「なんです?」
「もう資産は十分にあるから、俺が死んでも雪野さんは大丈夫だって」
「早乙女さん! 何言ってるんですか!」
俺は笑った。
「な、悔しいだろう?」
「え?」
「だから俺は絶対に死なない」
「もう!」
「まあ、無敵のガーディアンもいるしな」
「絶対ですよ! 危なかったらすぐに「虎」の軍を呼びますからね!」
「ああ、頼む」
「アドヴェロス」の中で、成瀬は石神のことを知っている。
だが、俺のガーディアンの「モハメドさん」のことはまだ知らない。
俺に特殊な能力があると思っているはずだ。
俺はすぐに飛び出せるように玄関へ向かった。
「モハメドさん」
「おう」
「今日もお願いしますね」
「たりめぇだぁ!」
「アハハハハハ!」
インカムに成瀬から連絡が来た。
上空で待機しているデュールゲリエからの画像から報告している。
「正門脇にハイエースが停まりました。今、後部ドアから武器を取り出しています」
「何を持ってる?」
「ミーラが「ダネルNTW」と「ジャベリン」を4門、オーリャはクックリナイフ、コースチャとスラヴァが両手にグレネードランチャー「AGS-30」、セリョーガは何も持っていません」
「分かった。まずは武器の破壊だ。鏑木!」
「任せてくれぇ!」
テラスから、鏑木が5人が敷地内へ入ったタイミングで、H&K G28を連射した。
まずミーラの吊った「ジャベリン」を破壊して行く。
最初の1門を破壊されて、ミーラと他の4人が高速移動で回避しようとする。
次の瞬間、5人が派手に転んで滑って行く。
鏑木はその天才的な射撃で、「ジャベリン」や「ダネルNTW」「AGS-30」を破壊して行った。
「ガァッハハハハハハハハァー!」
早霧が大笑いし、他の3人と共に玄関から飛び出していく。
靴底に15ミリのスパイクを付けた靴を履いている。
横に滑って行く5人は、すぐに態勢を立て直して立ち上がった。
流石だ。
しかし、もう高速移動は出来ない。
滑走するようにバランスを取って移動を始めた。
早霧たちが自分を追わせて、敵がバラバラになるように誘導していく。
テラスの鏑木に向かって、ミーラが向かう。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
俺はミーラの武器を破壊しながら、コースチャとスラヴァの手にしたグレネードランチャーも破壊した。
ミーラが「ジャベリン」を構えるが、それも狙撃して破壊した。
次の「ジャベリン」に持ち替えようとするが、俺が連続して射撃し、全て破壊する。
「ダネルNYW」も同様に破壊し、ミーラを丸腰にした。
射撃戦であれば、俺が断然強い。
悔しそうな顔で、建物に迫り、強引に壁に指を突き刺しながら物凄いスピードで登って来た。
「俺の相手はお前か」
俺はテラスから上半身を出して、ミーラを狙撃しようとした。
ミーラは人間の姿をしていなかった。
「メタモルフォーゼしやがったのか!」
H&K G28の銃弾はもう効かなかった。
ワイヤーと鉄骨を組み上げたような姿で、銃弾は跳ね返される。
体長は変わらずに180センチほどだった。
「おい、X地点へ運んでくれ!」
「はい!」
ミーラがテラスに昇り切った瞬間に、俺の隣にいたデュールゲリエが俺を抱き上げて飛んだ。
裏庭に着地する。
ミーラもすぐに追いかけて来た。
テラスを回り込み、俺を追って4階の高さをジャンプして来る。
空中で身動きが取れないミーラを、俺はH&K G28で射撃する。
頭部に集弾し、何発目かでミーラが苦痛でのけぞった。
「ザマァ!」
着地したミーラに、更に弾丸を浴びせる。
集中して狙えば、装甲のような身体もある程度は破壊出来るようだった。
ミーラは痛みにのけぞっていたが、やがて怒りが上回ったか、俺に向かって来た。
ここにもグリースとパチンコ玉を撒いているので高速移動では無いが、結構スピードがある。
致命傷は負わせられないが、ミーラの身体にG28で多少はダメージを与えられる。
まあ、俺以外の人間には無理だが。
ミーラは怒りまくっているはずだ。
表情は分からないが、鋭い牙の生えた口を大きく開いて迫って来る。
10メートルに近づいたタイミングで、俺は用意してあった竪穴に飛び込んだ。
1メートル四方で深さ2メートルだ。
底と四面は分厚い鋼鉄に覆われている。
デュールゲリエは上空に飛んでいる。
俺はリモコンのボタンを押した。
圧縮空気の音が幾つも聞こえた。
次の瞬間、激しい爆発音。
俺は竪穴の中に頭を下にして身を屈めた。
「いってぇ!」
跳弾となったか、幾つか穴の中へ飛び込んで来て、俺の背中に刺さった。
一応防弾チョッキを着てはいるが、やっぱり痛ぇ。
3分で爆発が終わり、穴から這い出た。
「まだ生きてんのかよ」
全身がボロボロになったミーアの化け物が立っていた。
鋼鉄に覆われたような身体が、無残に穴が空き、引き裂かれている。
流石に動けそうにないが。
「「虎」の軍特製のクラスター爆弾だったんだぜ。20個もなぁ。相当硬いな、お前」
特殊なチタン合金のボールが無数に身体を破壊したはずだ。
それでも竪穴にいる俺にヨロヨロと近づいて来る。
不味い、再生能力のある奴だ。
俺は穴からでかい斧を取り出して、ミーアの化け物の背に回って撃ち込んで行った。
衝撃でミーアの化け物がよろけていく。
竪穴まで何度もぶっ飛ばしながら動かし、穴に落した。
リモコンの別なボタンを押す。
穴に頑丈な鉄格子が横からスライドしてかぶさる。
ミーアの化け物はもう動くのも緩慢で、あの恐ろしいパワーは出ないようだ。
まあ、放置すれば分からないが。
「俺は磯良たちみたく強くはねぇからな。こすっからいことで勝つしかねぇ」
ミーアの化け物が俺を見上げている。
「まあ、弱い俺に負けるような奴だ。お前、情けねぇな」
ミーアの化け物が俺に手を伸ばした。
当然鉄格子に阻まれる。
「じゃあな!」
俺はリモコンの最後のボタンを押した。
穴から離れる。
穴から高熱が迸った。
5メートル離れてもまだ熱いので、慌ててもっと離れた。
穴には超高温になる焼夷弾が仕掛けてあった。
「虎」の軍で開発された、エレクトロン焼夷弾の改良型だ。
5000度以上の高熱を発し、30分燃焼を続ける。
デュールゲリエが上空から降りて来た。
「鏑木様。敵は完全に焼失しました」
「マジか!」
「鏑木様の見事な勝利です」
「あんがとな! お前のお陰だ!」
「はい、私も喜ばしい限りです!」
二人でハイタッチした。
ノリのいいデュールゲリエだ。
他の場所ではまだ戦闘が続いていた。
俺はデュールゲリエに頼んで、もう一度テラスへ上げてもらった。
「「ぴーぽん」が新宿通りを走る白のハイエースを発見した! ナンバーは該当車無し! 《デモノイド》と思われます!」
成瀬が雪野さんからの連絡を全員に知らせ、すぐに作戦通りに配置に着いた。
陸運局が管理する車両のナンバーではないことから、偽造ナンバーを付けていることが分かる。
明らかに敵だった。
「到着は約10分後! 《デモノイド》討伐戦を開始!」
鏑木は既に4階のテラスに出ている。
敷地内はアスファルトに覆われているが、グリース塗れのパチンコ玉が全体に撒かれている。
その上に砂を薄く乗せて偽装してあった。
ハンターとデュールゲリエ100体以外の署員はいない。
「いよいよだぜぇ!」
早霧が嬉しそうに叫んで作戦室を出て行った。
「成瀬、「虎」の軍を呼ぶタイミングを間違えるな」
「はい」
「俺も出る」
「早乙女さん!」
「石神がよく言うんだ」
「なんです?」
「もう資産は十分にあるから、俺が死んでも雪野さんは大丈夫だって」
「早乙女さん! 何言ってるんですか!」
俺は笑った。
「な、悔しいだろう?」
「え?」
「だから俺は絶対に死なない」
「もう!」
「まあ、無敵のガーディアンもいるしな」
「絶対ですよ! 危なかったらすぐに「虎」の軍を呼びますからね!」
「ああ、頼む」
「アドヴェロス」の中で、成瀬は石神のことを知っている。
だが、俺のガーディアンの「モハメドさん」のことはまだ知らない。
俺に特殊な能力があると思っているはずだ。
俺はすぐに飛び出せるように玄関へ向かった。
「モハメドさん」
「おう」
「今日もお願いしますね」
「たりめぇだぁ!」
「アハハハハハ!」
インカムに成瀬から連絡が来た。
上空で待機しているデュールゲリエからの画像から報告している。
「正門脇にハイエースが停まりました。今、後部ドアから武器を取り出しています」
「何を持ってる?」
「ミーラが「ダネルNTW」と「ジャベリン」を4門、オーリャはクックリナイフ、コースチャとスラヴァが両手にグレネードランチャー「AGS-30」、セリョーガは何も持っていません」
「分かった。まずは武器の破壊だ。鏑木!」
「任せてくれぇ!」
テラスから、鏑木が5人が敷地内へ入ったタイミングで、H&K G28を連射した。
まずミーラの吊った「ジャベリン」を破壊して行く。
最初の1門を破壊されて、ミーラと他の4人が高速移動で回避しようとする。
次の瞬間、5人が派手に転んで滑って行く。
鏑木はその天才的な射撃で、「ジャベリン」や「ダネルNTW」「AGS-30」を破壊して行った。
「ガァッハハハハハハハハァー!」
早霧が大笑いし、他の3人と共に玄関から飛び出していく。
靴底に15ミリのスパイクを付けた靴を履いている。
横に滑って行く5人は、すぐに態勢を立て直して立ち上がった。
流石だ。
しかし、もう高速移動は出来ない。
滑走するようにバランスを取って移動を始めた。
早霧たちが自分を追わせて、敵がバラバラになるように誘導していく。
テラスの鏑木に向かって、ミーラが向かう。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
俺はミーラの武器を破壊しながら、コースチャとスラヴァの手にしたグレネードランチャーも破壊した。
ミーラが「ジャベリン」を構えるが、それも狙撃して破壊した。
次の「ジャベリン」に持ち替えようとするが、俺が連続して射撃し、全て破壊する。
「ダネルNYW」も同様に破壊し、ミーラを丸腰にした。
射撃戦であれば、俺が断然強い。
悔しそうな顔で、建物に迫り、強引に壁に指を突き刺しながら物凄いスピードで登って来た。
「俺の相手はお前か」
俺はテラスから上半身を出して、ミーラを狙撃しようとした。
ミーラは人間の姿をしていなかった。
「メタモルフォーゼしやがったのか!」
H&K G28の銃弾はもう効かなかった。
ワイヤーと鉄骨を組み上げたような姿で、銃弾は跳ね返される。
体長は変わらずに180センチほどだった。
「おい、X地点へ運んでくれ!」
「はい!」
ミーラがテラスに昇り切った瞬間に、俺の隣にいたデュールゲリエが俺を抱き上げて飛んだ。
裏庭に着地する。
ミーラもすぐに追いかけて来た。
テラスを回り込み、俺を追って4階の高さをジャンプして来る。
空中で身動きが取れないミーラを、俺はH&K G28で射撃する。
頭部に集弾し、何発目かでミーラが苦痛でのけぞった。
「ザマァ!」
着地したミーラに、更に弾丸を浴びせる。
集中して狙えば、装甲のような身体もある程度は破壊出来るようだった。
ミーラは痛みにのけぞっていたが、やがて怒りが上回ったか、俺に向かって来た。
ここにもグリースとパチンコ玉を撒いているので高速移動では無いが、結構スピードがある。
致命傷は負わせられないが、ミーラの身体にG28で多少はダメージを与えられる。
まあ、俺以外の人間には無理だが。
ミーラは怒りまくっているはずだ。
表情は分からないが、鋭い牙の生えた口を大きく開いて迫って来る。
10メートルに近づいたタイミングで、俺は用意してあった竪穴に飛び込んだ。
1メートル四方で深さ2メートルだ。
底と四面は分厚い鋼鉄に覆われている。
デュールゲリエは上空に飛んでいる。
俺はリモコンのボタンを押した。
圧縮空気の音が幾つも聞こえた。
次の瞬間、激しい爆発音。
俺は竪穴の中に頭を下にして身を屈めた。
「いってぇ!」
跳弾となったか、幾つか穴の中へ飛び込んで来て、俺の背中に刺さった。
一応防弾チョッキを着てはいるが、やっぱり痛ぇ。
3分で爆発が終わり、穴から這い出た。
「まだ生きてんのかよ」
全身がボロボロになったミーアの化け物が立っていた。
鋼鉄に覆われたような身体が、無残に穴が空き、引き裂かれている。
流石に動けそうにないが。
「「虎」の軍特製のクラスター爆弾だったんだぜ。20個もなぁ。相当硬いな、お前」
特殊なチタン合金のボールが無数に身体を破壊したはずだ。
それでも竪穴にいる俺にヨロヨロと近づいて来る。
不味い、再生能力のある奴だ。
俺は穴からでかい斧を取り出して、ミーアの化け物の背に回って撃ち込んで行った。
衝撃でミーアの化け物がよろけていく。
竪穴まで何度もぶっ飛ばしながら動かし、穴に落した。
リモコンの別なボタンを押す。
穴に頑丈な鉄格子が横からスライドしてかぶさる。
ミーアの化け物はもう動くのも緩慢で、あの恐ろしいパワーは出ないようだ。
まあ、放置すれば分からないが。
「俺は磯良たちみたく強くはねぇからな。こすっからいことで勝つしかねぇ」
ミーアの化け物が俺を見上げている。
「まあ、弱い俺に負けるような奴だ。お前、情けねぇな」
ミーアの化け物が俺に手を伸ばした。
当然鉄格子に阻まれる。
「じゃあな!」
俺はリモコンの最後のボタンを押した。
穴から離れる。
穴から高熱が迸った。
5メートル離れてもまだ熱いので、慌ててもっと離れた。
穴には超高温になる焼夷弾が仕掛けてあった。
「虎」の軍で開発された、エレクトロン焼夷弾の改良型だ。
5000度以上の高熱を発し、30分燃焼を続ける。
デュールゲリエが上空から降りて来た。
「鏑木様。敵は完全に焼失しました」
「マジか!」
「鏑木様の見事な勝利です」
「あんがとな! お前のお陰だ!」
「はい、私も喜ばしい限りです!」
二人でハイタッチした。
ノリのいいデュールゲリエだ。
他の場所ではまだ戦闘が続いていた。
俺はデュールゲリエに頼んで、もう一度テラスへ上げてもらった。
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