2,253 / 2,808
《ハイヴ》襲撃 Ⅲ
しおりを挟む
御堂の実家で一泊し、昼食を頂いてから出発した。
柳は数日、御堂の実家にいる。
響子と六花も同様に昼食後に出るはずなので、大体同じ時刻に別荘に着くだろう。
そう思っていると、六花から電話が着て、これから出るということだった。
「タカトラー!」
響子が電話を替わった。
「おう、楽しかったか!」
「うん! でも早くタカトラに会いたい!」
「俺もだ!」
隣でスマホを俺の耳に充てている亜紀ちゃんが笑った。
「竹流君がね、カッコ良くなってた!」
「お前! 浮気したのかぁ!」
「してないよ!」
後ろで子どもたちも笑った。
宴会の中で、「暁園」の子どもたちも来て、竹流がギター演奏をしたようだ。
それが良かったらしい。
「タカトラのね、『響子』を弾いてくれたの」
「やっぱり浮気じゃねぇか!」
「違うよ!」
響子が否定しながらも喜んでいるのが分かる。
俺が嫉妬していることが嬉しいのだ。
「でもカッコ良かったなー」
「あいつ! ぶちのめしてやる!」
「やめてよ!」
まあ、響子も分かっている。
会話を楽しんでいるだけだ。
運転中なので、電話を切った。
「響子ちゃん、元気そうですね」
「ああ。あいつ、本当に丈夫になって来たなぁ」
「結構、食べるようになりましたよね」
「ああ」
レイのお陰だ。
別荘に着き、子どもたちは荷物を降ろしながら掃除を始める。
俺はロボ当番だ。
ロボと一緒に別荘を見歩き、異常がないことを確認した。
「ロボ、ゴキブリいないな?」
なんか口に黒いものを咥えていたが、すぐになくなった。
「おう、いないな!」
「にゃ!」
3時を過ぎた頃に、響子と六花、吹雪が到着した。
みんなで荷物を降ろすのを手伝う。
響子を抱き締め、六花と吹雪も抱き締めた。
「竹流の匂いがすんな」
「しないよ!」
響子は淡いグリーンのワンピースを着ていた。
木々に映えて非常に美しかった。
そういう「女」になりつつある。
六花は鋲を散りばめたデニムに、生成りのシャツを着ている。
黒のタンクトップが透けて見えて色っぽい。
「お前も竹流の匂いがちょっとすんな」
「たまにはショタも」
「吹雪もすんな」
「BLですね」
中へ入ってお茶にする。
六花が持って来たイチゴ大福をみんなで食べた。
「やっぱ栃木は違うな!」
「はい!」
同じだった。
お茶を終えて亜紀ちゃんと買い物に出た。
響子と六花と吹雪は少し寝る。
スーパーで店長さんが「石神家専用駐車場」で待っていてくれた。
いつものことなので、外で長い時間を待たせないように、いつ着くのかを事前に連絡するようになった。
「石神様! 亜紀様!」
店長さんが嬉しそうに挨拶して来た。
「またお世話になりますね」
「いいえ、こちらこそ! どうぞ中へ!」
駐車場から中へ入って驚いた。
中学生の合奏団と合唱団が待っていた。
指揮者が演奏を始める。
もちろん、ワーグナーの『ワルキューレの騎行』だ。
亜紀ちゃんが大興奮で喜んだ。
「タカさん! スゴイですよ!」
わざわざ用意したのか。
店員たちも俺たちを向いて頭を下げている。
「店長さん、やり過ぎですよ」
「ワハハハハハハハ!」
店長さんも、俺たちが驚いているので嬉しそうだった。
「友人が、中学の音楽の教師をしていましてね。頼んだら喜んでやってくれました」
「またそんな」
「石神様が毎回お立ち寄り下さる店だと知って、全国からお客様がいらっしゃるようになりました」
「え?」
「私が、港区の大病院の有名な外科医の方、と言っておりましたが」
「はぁ」
俺の名前は出さないように頼んでいたのだが。
「その情報で、皆様石神様だとお分かりになったようで。もう大盛況で御座います」
「そうなんですか……」
「例えば、先日は和田商事の方々がいらして下さって」
「え!」
明彦の会社だ。
「なんでも、この近くに会社の保養所を建てられたそうで。社員の方々がいらっしゃる度にうちを利用して下さいまして」
「あいつらー」
「もちろん、石神様の別荘の御住所などは話しておりません」
「おねがいしまーす」
仕方ねぇ。
店長さんは他にも幾つかの団体の名前を挙げていた。
そのうちに、軽井沢のような保養地として有名になりそうだ。
亜紀ちゃんと買い物を済ませて、早々に帰った。
「タカさん、今晩からいよいよですね」
「ああ」
帰りの車内で亜紀ちゃんが行った。
日本時間で、今晩の夜中から虎白さんたちが、ブラジルの《ハイヴ》を攻撃する。
これまで生体研究所の攻略はあったが、本格的な《ハイヴ》の攻略は初めてだ。
それを虎白さんたちに任せた。
作戦としても、考え得る限りのサポートはしている。
通常の施設であれば、デュールゲリエと《ヨルムンガンド》の爆撃で十二分のはずだ。
周辺を防衛しているライカンスロープや妖魔は、虎白さんたちの敵ではないだろう。
妖魔を練り込んだ防壁は、俺たちが開発した「シャンゴ」によって破壊出来るはずだった。
「シャンゴ」は「ヴォイド機関」に似た特別なエネルギーにより、「桜花」と同等の破壊力を持っている爆弾だった。
周囲1キロを2億度のプラズマがうねり狂う。
同時に「オロチストライク」の波動を発し、妖魔の堅固な防壁ごと破壊して行く。
「シャンゴ」とは、アフリカのヨルバ族に伝わる雷と嵐の神の名だ。
だが、《ハイヴ》には未知の状況があると俺は考えていた。
《ハイヴ》という存在は、ロシアに潜入したアメリカの諜報員が最初に掴んだ。
「ローテス・ラント」もその情報を掴み、徐々にその内容が明らかになって行った。
《ハイヴ》では、特殊なライカンスロープの研究と改造、そしてジェヴォーダンとバイオノイドの育成が行なわれている。
但し、その規模は大きく、それだけに高度な研究開発もなされているようだった。
生体研究所では、俺たちを待ち構えての罠はこれまでもあった。
しかし、《ハイヴ》にはもっと本格的な存在がいる。
恐ろしく強い敵だ。
《ハイヴ》攻略には、「虎」の軍の強力な部隊が出動する。
それを撃滅する用意が敵にはあることが予想された。
だからのんびりとした攻撃では無く、最初から高火力で短時間に破壊する作戦を取った。
出来れば、強力な奴も一緒に殲滅したかった。
《ハイヴ》の構造や機能の情報も得たかったが、俺は危険だと考えた。
今回の第一回目の攻略は、一気呵成に行く。
それに、虎白さんたちは戦闘の達人だ。
死を恐れてはいないが、無意味に全滅はしない。
「見切り戦」はするが、それも場合によってだ。
今回のような、俺たちが様々な観測要員を備えている状況では、無理なことはしないで戻ってくれるだろう。
それが可能であれば、だが。
だから念のために聖にも頼んだ。
聖たちは、石神家の救出に専念してもらう。
聖ならば、戦況によって柔軟な行動をしてくれるはずだった。
「虎」の軍で、最も戦場に慣れている二つの組織に俺は委ねた。
場合によっては、もちろん俺も行く。
俺はハマーを運転しながら、作戦の無事を祈っていた。
柳は数日、御堂の実家にいる。
響子と六花も同様に昼食後に出るはずなので、大体同じ時刻に別荘に着くだろう。
そう思っていると、六花から電話が着て、これから出るということだった。
「タカトラー!」
響子が電話を替わった。
「おう、楽しかったか!」
「うん! でも早くタカトラに会いたい!」
「俺もだ!」
隣でスマホを俺の耳に充てている亜紀ちゃんが笑った。
「竹流君がね、カッコ良くなってた!」
「お前! 浮気したのかぁ!」
「してないよ!」
後ろで子どもたちも笑った。
宴会の中で、「暁園」の子どもたちも来て、竹流がギター演奏をしたようだ。
それが良かったらしい。
「タカトラのね、『響子』を弾いてくれたの」
「やっぱり浮気じゃねぇか!」
「違うよ!」
響子が否定しながらも喜んでいるのが分かる。
俺が嫉妬していることが嬉しいのだ。
「でもカッコ良かったなー」
「あいつ! ぶちのめしてやる!」
「やめてよ!」
まあ、響子も分かっている。
会話を楽しんでいるだけだ。
運転中なので、電話を切った。
「響子ちゃん、元気そうですね」
「ああ。あいつ、本当に丈夫になって来たなぁ」
「結構、食べるようになりましたよね」
「ああ」
レイのお陰だ。
別荘に着き、子どもたちは荷物を降ろしながら掃除を始める。
俺はロボ当番だ。
ロボと一緒に別荘を見歩き、異常がないことを確認した。
「ロボ、ゴキブリいないな?」
なんか口に黒いものを咥えていたが、すぐになくなった。
「おう、いないな!」
「にゃ!」
3時を過ぎた頃に、響子と六花、吹雪が到着した。
みんなで荷物を降ろすのを手伝う。
響子を抱き締め、六花と吹雪も抱き締めた。
「竹流の匂いがすんな」
「しないよ!」
響子は淡いグリーンのワンピースを着ていた。
木々に映えて非常に美しかった。
そういう「女」になりつつある。
六花は鋲を散りばめたデニムに、生成りのシャツを着ている。
黒のタンクトップが透けて見えて色っぽい。
「お前も竹流の匂いがちょっとすんな」
「たまにはショタも」
「吹雪もすんな」
「BLですね」
中へ入ってお茶にする。
六花が持って来たイチゴ大福をみんなで食べた。
「やっぱ栃木は違うな!」
「はい!」
同じだった。
お茶を終えて亜紀ちゃんと買い物に出た。
響子と六花と吹雪は少し寝る。
スーパーで店長さんが「石神家専用駐車場」で待っていてくれた。
いつものことなので、外で長い時間を待たせないように、いつ着くのかを事前に連絡するようになった。
「石神様! 亜紀様!」
店長さんが嬉しそうに挨拶して来た。
「またお世話になりますね」
「いいえ、こちらこそ! どうぞ中へ!」
駐車場から中へ入って驚いた。
中学生の合奏団と合唱団が待っていた。
指揮者が演奏を始める。
もちろん、ワーグナーの『ワルキューレの騎行』だ。
亜紀ちゃんが大興奮で喜んだ。
「タカさん! スゴイですよ!」
わざわざ用意したのか。
店員たちも俺たちを向いて頭を下げている。
「店長さん、やり過ぎですよ」
「ワハハハハハハハ!」
店長さんも、俺たちが驚いているので嬉しそうだった。
「友人が、中学の音楽の教師をしていましてね。頼んだら喜んでやってくれました」
「またそんな」
「石神様が毎回お立ち寄り下さる店だと知って、全国からお客様がいらっしゃるようになりました」
「え?」
「私が、港区の大病院の有名な外科医の方、と言っておりましたが」
「はぁ」
俺の名前は出さないように頼んでいたのだが。
「その情報で、皆様石神様だとお分かりになったようで。もう大盛況で御座います」
「そうなんですか……」
「例えば、先日は和田商事の方々がいらして下さって」
「え!」
明彦の会社だ。
「なんでも、この近くに会社の保養所を建てられたそうで。社員の方々がいらっしゃる度にうちを利用して下さいまして」
「あいつらー」
「もちろん、石神様の別荘の御住所などは話しておりません」
「おねがいしまーす」
仕方ねぇ。
店長さんは他にも幾つかの団体の名前を挙げていた。
そのうちに、軽井沢のような保養地として有名になりそうだ。
亜紀ちゃんと買い物を済ませて、早々に帰った。
「タカさん、今晩からいよいよですね」
「ああ」
帰りの車内で亜紀ちゃんが行った。
日本時間で、今晩の夜中から虎白さんたちが、ブラジルの《ハイヴ》を攻撃する。
これまで生体研究所の攻略はあったが、本格的な《ハイヴ》の攻略は初めてだ。
それを虎白さんたちに任せた。
作戦としても、考え得る限りのサポートはしている。
通常の施設であれば、デュールゲリエと《ヨルムンガンド》の爆撃で十二分のはずだ。
周辺を防衛しているライカンスロープや妖魔は、虎白さんたちの敵ではないだろう。
妖魔を練り込んだ防壁は、俺たちが開発した「シャンゴ」によって破壊出来るはずだった。
「シャンゴ」は「ヴォイド機関」に似た特別なエネルギーにより、「桜花」と同等の破壊力を持っている爆弾だった。
周囲1キロを2億度のプラズマがうねり狂う。
同時に「オロチストライク」の波動を発し、妖魔の堅固な防壁ごと破壊して行く。
「シャンゴ」とは、アフリカのヨルバ族に伝わる雷と嵐の神の名だ。
だが、《ハイヴ》には未知の状況があると俺は考えていた。
《ハイヴ》という存在は、ロシアに潜入したアメリカの諜報員が最初に掴んだ。
「ローテス・ラント」もその情報を掴み、徐々にその内容が明らかになって行った。
《ハイヴ》では、特殊なライカンスロープの研究と改造、そしてジェヴォーダンとバイオノイドの育成が行なわれている。
但し、その規模は大きく、それだけに高度な研究開発もなされているようだった。
生体研究所では、俺たちを待ち構えての罠はこれまでもあった。
しかし、《ハイヴ》にはもっと本格的な存在がいる。
恐ろしく強い敵だ。
《ハイヴ》攻略には、「虎」の軍の強力な部隊が出動する。
それを撃滅する用意が敵にはあることが予想された。
だからのんびりとした攻撃では無く、最初から高火力で短時間に破壊する作戦を取った。
出来れば、強力な奴も一緒に殲滅したかった。
《ハイヴ》の構造や機能の情報も得たかったが、俺は危険だと考えた。
今回の第一回目の攻略は、一気呵成に行く。
それに、虎白さんたちは戦闘の達人だ。
死を恐れてはいないが、無意味に全滅はしない。
「見切り戦」はするが、それも場合によってだ。
今回のような、俺たちが様々な観測要員を備えている状況では、無理なことはしないで戻ってくれるだろう。
それが可能であれば、だが。
だから念のために聖にも頼んだ。
聖たちは、石神家の救出に専念してもらう。
聖ならば、戦況によって柔軟な行動をしてくれるはずだった。
「虎」の軍で、最も戦場に慣れている二つの組織に俺は委ねた。
場合によっては、もちろん俺も行く。
俺はハマーを運転しながら、作戦の無事を祈っていた。
0
お気に入りに追加
228
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
お嬢様、お仕置の時間です。
moa
恋愛
私は御門 凛(みかど りん)、御門財閥の長女として産まれた。
両親は跡継ぎの息子が欲しかったようで女として産まれた私のことをよく思っていなかった。
私の世話は執事とメイド達がしてくれていた。
私が2歳になったとき、弟の御門 新(みかど あらた)が産まれた。
両親は念願の息子が産まれたことで私を執事とメイド達に渡し、新を連れて家を出ていってしまった。
新しい屋敷を建ててそこで暮らしているそうだが、必要な費用を送ってくれている以外は何も教えてくれてくれなかった。
私が小さい頃から執事としてずっと一緒にいる氷川 海(ひかわ かい)が身の回りの世話や勉強など色々してくれていた。
海は普段は優しくなんでもこなしてしまう完璧な執事。
しかし厳しいときは厳しくて怒らせるとすごく怖い。
海は執事としてずっと一緒にいると思っていたのにある日、私の中で何か特別な感情がある事に気付く。
しかし、愛を知らずに育ってきた私が愛と知るのは、まだ先の話。
まさか、、お兄ちゃんが私の主治医なんて、、
ならくま。くん
キャラ文芸
おはこんばんにちは!どうも!私は女子中学生の泪川沙織(るいかわさおり)です!私こんなに元気そうに見えるけど実は貧血や喘息、、いっぱい持ってるんだ、、まあ私の主治医はさすがに知人だと思わなかったんだけどそしたら血のつながっていないお兄ちゃんだったんだ、、流石にちょっとこれはおかしいよね!?でもお兄ちゃんが医者なことは事実だし、、
私のおにいちゃんは↓
泪川亮(るいかわりょう)お兄ちゃん、イケメンだし高身長だしもう何もかも完璧って感じなの!お兄ちゃんとは一緒に住んでるんだけどなんでもてきぱきこなすんだよね、、そんな二人の日常をお送りします!
後宮の胡蝶 ~皇帝陛下の秘密の妃~
菱沼あゆ
キャラ文芸
突然の譲位により、若き皇帝となった苑楊は封印されているはずの宮殿で女官らしき娘、洋蘭と出会う。
洋蘭はこの宮殿の牢に住む老人の世話をしているのだと言う。
天女のごとき外見と豊富な知識を持つ洋蘭に心惹かれはじめる苑楊だったが。
洋蘭はまったく思い通りにならないうえに、なにかが怪しい女だった――。
中華後宮ラブコメディ。
[完結済み]男女比1対99の貞操観念が逆転した世界での日常が狂いまくっている件
森 拓也
キャラ文芸
俺、緒方 悟(おがた さとる)は意識を取り戻したら男女比1対99の貞操観念が逆転した世界にいた。そこでは男が稀少であり、何よりも尊重されていて、俺も例外ではなかった。
学校の中も、男子生徒が数人しかいないからまるで雰囲気が違う。廊下を歩いてても、女子たちの声だけが聞こえてくる。まるで別の世界みたいに。
そんな中でも俺の周りには優しいな女子たちがたくさんいる。特に、幼馴染の美羽はずっと俺のことを気にかけてくれているみたいで……
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
双葉病院小児病棟
moa
キャラ文芸
ここは双葉病院小児病棟。
病気と闘う子供たち、その病気を治すお医者さんたちの物語。
この双葉病院小児病棟には重い病気から身近な病気、たくさんの幅広い病気の子供たちが入院してきます。
すぐに治って退院していく子もいればそうでない子もいる。
メンタル面のケアも大事になってくる。
当病院は親の付き添いありでの入院は禁止とされています。
親がいると子供たちは甘えてしまうため、あえて離して治療するという方針。
【集中して治療をして早く治す】
それがこの病院のモットーです。
※この物語はフィクションです。
実際の病院、治療とは異なることもあると思いますが暖かい目で見ていただけると幸いです。
隣の席の女の子がエッチだったのでおっぱい揉んでみたら発情されました
ねんごろ
恋愛
隣の女の子がエッチすぎて、思わず授業中に胸を揉んでしまったら……
という、とんでもないお話を書きました。
ぜひ読んでください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる