2,143 / 2,806
真冬の別荘 Gathering-Memory
しおりを挟む
12月29日。
今日から年末年始休暇に入る。
年明けの6日までだ。
夏休みはほとんど戦争で費やした。
まあ、仕方が無い。
子どもたちに予定の希望を聞くと、みんな別荘に行きたいと言った。
夏には行けなかったためだが、ニューヨークでもアラスカでもなく、あの別荘がいいと言う。
俺たちの大事な場所になっていた。
響子はもちろん、六花も年明けまで別荘に行く。
六花はそこから「紅六花ビル」に行く予定だ。
俺たちも家に戻り、のんびりする予定だ。
六花がグランディアで響子と吹雪を連れて来た。
朝の7時。
響子はクークーだ。
「いつも通りだな」
「はい」
俺は助手席の吹雪の顔にキスをし、吹雪が喜んだ。
「お前はいつも元気だな!」
「はい!」
カワイイ。
寝ている響子のパンツを降ろし、出発することにした。
「ロボ忘れんなー」
「「「「「はい!」」」」」
門を開けてハマーを出した。
「タカさん! 今日は『虎は孤高に』の年末大スペシャルですね!」
「そうだな!」
亜紀ちゃんが大興奮だ。
ヤマトテレビで記録的高視聴率の『虎は孤高に』のスペシャル特番をやるらしい。
全出演者と演出家や脚本家、原作の南虎、それと『虎は孤高に』芸人という大ファンと名乗る芸人や芸能人が出演する。
番組内で豪華プレゼント企画もあるらしい。
もちろん、亜紀ちゃんは「圧力」を掛けて全部受け取ることになっている。
亜紀ちゃんは全スタッフ、全出演者のサイン色紙を持ち、ツーショットの写真を持っている。
グッズももちろんコンプリートで、番宣のポスターなども全て。
飲料水メーカーがコラボして出した「虎は孤高にコーヒー」缶は、全種類を箱買いしていた。
大学生篇からの俺役山口君が書道を習っていたと聞き、「虎は孤高に」を書いてもらい、掛け軸にしている。
豪華な軸装にして、山口君がわざわざ家に見に来て喜んでいた。
「山口さん、人気が高まっているらしいですよ!」
「そうだってな。まあ、元々いい役者だしな」
「現場での評判もいいらしいです! スタッフや他の俳優さんに物凄く気を遣って、いいムードを作ってるとか」
「詳しいな」
俺は笑った。
「まあ、苦労して頑張って来た人間だからな」
「冬野さんとも親友になって、よく二人で話してるそうですよ」
「そうか」
「奈津江さん役の広野すずさんと栞さん役の綾野ハルさんとも本当に仲良しらしくて」
「ほう」
本当にメインの4人が仲良しらしい。
なんだか嬉しい。
「山中役の鈴本良平はどうなんだ?」
「あ、そっちも! 木村さんとか佐藤先輩役の人たちとも、よく一緒に食事に行ってるそうです」
「亜紀ちゃん、本当に詳しいな」
「エヘヘヘヘ!」
亜紀ちゃんは現場スタッフの何人かと親しくなり、情報を集めている。
「聖さん役の松田ケンさんはみんなと現場が違うんですが、山口さんとやっぱり仲が良くて」
「そうか! 同じ事務所同士だったよな?」
「そうなんです! だからアクションが本格的ですよね!」
「ガンの扱いもいいよな?」
「相当訓練したらしいですよ?」
「まあ、「魅せ」のアクションだけどなぁ」
「いいじゃないですかぁ!」
「アハハハハハハ!」
六花のグランディアが並走してきた。
響子が後ろのシートで手を振っている。
起きたということらしい。
いつものサービスエリアに寄る。
朝が早かったので、ここでみんなで朝食を摂る。
響子も着替えて来た。
「おはよう」
「おはよう、タカトラ!」
みんなも響子に挨拶する。
吹雪を抱きかかえ、響子と腕を組んで食堂へ入った。
響子の分は俺がサンドイッチを作って来た。
カニのバター炒めとBLT、卵サンド、カリフラワーの辛子マヨネーズ、ホタテのチーズ焼きだ。
俺は亜紀ちゃんに山菜そばを頼んだ。
「少食ですね」
「普通だぁ!」
「ワハハハハハハ!」
最初に持って来てくれた。
吹雪は俺が預かり、響子と一緒にサンドイッチを食べさせる。
響子と一緒にニコニコして食べる。
「タカトラ、カリフラワーの美味しいね!」
「そうか」
うちのサンドイッチは1枚の食パンを4等分してあるので小さい。
響子もいろいろなものを食べられる。
子どもたちは隣のテーブルでワイワイ食べている。
六花も一緒だ。
「亜紀ちゃん、スーパーへの連絡は大丈夫だな?」
「はい! あ、向こうは雪が積もってるそうです」
「六花、タイヤはスタッドレスだな?」
「ばびヴょうぶべぶ!」
「分かった!」
大丈夫らしい。
「前にどっかのバカ娘が御堂をノーマルタイヤで乗せて来たからなぁ」
「すいません!」
柳が叫ぶ。
みんなで笑った。
食事を終えて、また出発した。
亜紀ちゃんに運転を替わり、助手席に柳を座らせる。
俺は後ろのシートで双子と一緒に座った。
双子が『地獄楽』オープニングの『W●RK』を見事に歌い、盛り上げた。
「そういやよ、今回もそうだけどお前ら時々何日も家を空けることもあるじゃない」
「うん?」
「コッコたちの世話ってどうなってんのよ?」
「あー! エサは自分たちで食べてるよ」
「ああ、なぞミミズとかか」
「うん。草とか穀物なんかも自動配給の機械があるしね」
「そうかぁ」
「掃除なんかも覚えたしね」
「なんだと!」
「箒なんかも使えるよ?」
「水撒きもするしね」
「マジか!」
まあ、双子がやることだ。
本当にやっているのだろう。
「お前ら、相変わらずスゲェな!」
「「ワハハハハハハ!」」
まあ、相変わらず俺には報告しねぇのだが。
「時々低級妖魔が庭に落ちてるよ」
「結構コッコたちも強くなったよね」
「聞いてねぇぞ!」
俺は何でも話せと言った。
「「ごめんなさーい」」
まあ、カワイイから許すが。
別荘が近くなり、雪道になる前にまた俺が運転を替わった。
別荘に着き、子どもたちが荷物を運び込む。
「タカさん! 久し振りですよね!」
「そうだな」
亜紀ちゃんが嬉しそうだ。
他の子どもたちもニコニコして荷物を運ぶ。
そうだ、ここは俺たちの思い出の場所だ。
山中たちを喪った子どもたちを、まだ新しい暮らしに馴染む前にここに連れて来た。
響子や六花、栞、麗星、早乙女も柳も来るようになり、いろいろな話をした。
闘いに明け暮れて夏場は来れなかった。
子どもたちは誰も、ここに来られないことに文句を言わなかった。
俺たちの心の中に、この別荘がしっかりとあるからだ。
響子が六花と楽しそうに話しながら玄関へ入って行った。
ロボが雪の中を走って中へ入った。
皇紀が笑いながらロボの足を拭いてやっている。
双子が駆け出て来て、ハマーの後部から残りの荷物を出して運んだ。
「タカさん! はやくー!」
「ああ、分かったよ」
俺はハマーをロックし、中へ入った。
懐かしい匂いがした。
みんなの顔が俺の中で駆け巡った。
今日から年末年始休暇に入る。
年明けの6日までだ。
夏休みはほとんど戦争で費やした。
まあ、仕方が無い。
子どもたちに予定の希望を聞くと、みんな別荘に行きたいと言った。
夏には行けなかったためだが、ニューヨークでもアラスカでもなく、あの別荘がいいと言う。
俺たちの大事な場所になっていた。
響子はもちろん、六花も年明けまで別荘に行く。
六花はそこから「紅六花ビル」に行く予定だ。
俺たちも家に戻り、のんびりする予定だ。
六花がグランディアで響子と吹雪を連れて来た。
朝の7時。
響子はクークーだ。
「いつも通りだな」
「はい」
俺は助手席の吹雪の顔にキスをし、吹雪が喜んだ。
「お前はいつも元気だな!」
「はい!」
カワイイ。
寝ている響子のパンツを降ろし、出発することにした。
「ロボ忘れんなー」
「「「「「はい!」」」」」
門を開けてハマーを出した。
「タカさん! 今日は『虎は孤高に』の年末大スペシャルですね!」
「そうだな!」
亜紀ちゃんが大興奮だ。
ヤマトテレビで記録的高視聴率の『虎は孤高に』のスペシャル特番をやるらしい。
全出演者と演出家や脚本家、原作の南虎、それと『虎は孤高に』芸人という大ファンと名乗る芸人や芸能人が出演する。
番組内で豪華プレゼント企画もあるらしい。
もちろん、亜紀ちゃんは「圧力」を掛けて全部受け取ることになっている。
亜紀ちゃんは全スタッフ、全出演者のサイン色紙を持ち、ツーショットの写真を持っている。
グッズももちろんコンプリートで、番宣のポスターなども全て。
飲料水メーカーがコラボして出した「虎は孤高にコーヒー」缶は、全種類を箱買いしていた。
大学生篇からの俺役山口君が書道を習っていたと聞き、「虎は孤高に」を書いてもらい、掛け軸にしている。
豪華な軸装にして、山口君がわざわざ家に見に来て喜んでいた。
「山口さん、人気が高まっているらしいですよ!」
「そうだってな。まあ、元々いい役者だしな」
「現場での評判もいいらしいです! スタッフや他の俳優さんに物凄く気を遣って、いいムードを作ってるとか」
「詳しいな」
俺は笑った。
「まあ、苦労して頑張って来た人間だからな」
「冬野さんとも親友になって、よく二人で話してるそうですよ」
「そうか」
「奈津江さん役の広野すずさんと栞さん役の綾野ハルさんとも本当に仲良しらしくて」
「ほう」
本当にメインの4人が仲良しらしい。
なんだか嬉しい。
「山中役の鈴本良平はどうなんだ?」
「あ、そっちも! 木村さんとか佐藤先輩役の人たちとも、よく一緒に食事に行ってるそうです」
「亜紀ちゃん、本当に詳しいな」
「エヘヘヘヘ!」
亜紀ちゃんは現場スタッフの何人かと親しくなり、情報を集めている。
「聖さん役の松田ケンさんはみんなと現場が違うんですが、山口さんとやっぱり仲が良くて」
「そうか! 同じ事務所同士だったよな?」
「そうなんです! だからアクションが本格的ですよね!」
「ガンの扱いもいいよな?」
「相当訓練したらしいですよ?」
「まあ、「魅せ」のアクションだけどなぁ」
「いいじゃないですかぁ!」
「アハハハハハハ!」
六花のグランディアが並走してきた。
響子が後ろのシートで手を振っている。
起きたということらしい。
いつものサービスエリアに寄る。
朝が早かったので、ここでみんなで朝食を摂る。
響子も着替えて来た。
「おはよう」
「おはよう、タカトラ!」
みんなも響子に挨拶する。
吹雪を抱きかかえ、響子と腕を組んで食堂へ入った。
響子の分は俺がサンドイッチを作って来た。
カニのバター炒めとBLT、卵サンド、カリフラワーの辛子マヨネーズ、ホタテのチーズ焼きだ。
俺は亜紀ちゃんに山菜そばを頼んだ。
「少食ですね」
「普通だぁ!」
「ワハハハハハハ!」
最初に持って来てくれた。
吹雪は俺が預かり、響子と一緒にサンドイッチを食べさせる。
響子と一緒にニコニコして食べる。
「タカトラ、カリフラワーの美味しいね!」
「そうか」
うちのサンドイッチは1枚の食パンを4等分してあるので小さい。
響子もいろいろなものを食べられる。
子どもたちは隣のテーブルでワイワイ食べている。
六花も一緒だ。
「亜紀ちゃん、スーパーへの連絡は大丈夫だな?」
「はい! あ、向こうは雪が積もってるそうです」
「六花、タイヤはスタッドレスだな?」
「ばびヴょうぶべぶ!」
「分かった!」
大丈夫らしい。
「前にどっかのバカ娘が御堂をノーマルタイヤで乗せて来たからなぁ」
「すいません!」
柳が叫ぶ。
みんなで笑った。
食事を終えて、また出発した。
亜紀ちゃんに運転を替わり、助手席に柳を座らせる。
俺は後ろのシートで双子と一緒に座った。
双子が『地獄楽』オープニングの『W●RK』を見事に歌い、盛り上げた。
「そういやよ、今回もそうだけどお前ら時々何日も家を空けることもあるじゃない」
「うん?」
「コッコたちの世話ってどうなってんのよ?」
「あー! エサは自分たちで食べてるよ」
「ああ、なぞミミズとかか」
「うん。草とか穀物なんかも自動配給の機械があるしね」
「そうかぁ」
「掃除なんかも覚えたしね」
「なんだと!」
「箒なんかも使えるよ?」
「水撒きもするしね」
「マジか!」
まあ、双子がやることだ。
本当にやっているのだろう。
「お前ら、相変わらずスゲェな!」
「「ワハハハハハハ!」」
まあ、相変わらず俺には報告しねぇのだが。
「時々低級妖魔が庭に落ちてるよ」
「結構コッコたちも強くなったよね」
「聞いてねぇぞ!」
俺は何でも話せと言った。
「「ごめんなさーい」」
まあ、カワイイから許すが。
別荘が近くなり、雪道になる前にまた俺が運転を替わった。
別荘に着き、子どもたちが荷物を運び込む。
「タカさん! 久し振りですよね!」
「そうだな」
亜紀ちゃんが嬉しそうだ。
他の子どもたちもニコニコして荷物を運ぶ。
そうだ、ここは俺たちの思い出の場所だ。
山中たちを喪った子どもたちを、まだ新しい暮らしに馴染む前にここに連れて来た。
響子や六花、栞、麗星、早乙女も柳も来るようになり、いろいろな話をした。
闘いに明け暮れて夏場は来れなかった。
子どもたちは誰も、ここに来られないことに文句を言わなかった。
俺たちの心の中に、この別荘がしっかりとあるからだ。
響子が六花と楽しそうに話しながら玄関へ入って行った。
ロボが雪の中を走って中へ入った。
皇紀が笑いながらロボの足を拭いてやっている。
双子が駆け出て来て、ハマーの後部から残りの荷物を出して運んだ。
「タカさん! はやくー!」
「ああ、分かったよ」
俺はハマーをロックし、中へ入った。
懐かしい匂いがした。
みんなの顔が俺の中で駆け巡った。
1
お気に入りに追加
228
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
お嬢様、お仕置の時間です。
moa
恋愛
私は御門 凛(みかど りん)、御門財閥の長女として産まれた。
両親は跡継ぎの息子が欲しかったようで女として産まれた私のことをよく思っていなかった。
私の世話は執事とメイド達がしてくれていた。
私が2歳になったとき、弟の御門 新(みかど あらた)が産まれた。
両親は念願の息子が産まれたことで私を執事とメイド達に渡し、新を連れて家を出ていってしまった。
新しい屋敷を建ててそこで暮らしているそうだが、必要な費用を送ってくれている以外は何も教えてくれてくれなかった。
私が小さい頃から執事としてずっと一緒にいる氷川 海(ひかわ かい)が身の回りの世話や勉強など色々してくれていた。
海は普段は優しくなんでもこなしてしまう完璧な執事。
しかし厳しいときは厳しくて怒らせるとすごく怖い。
海は執事としてずっと一緒にいると思っていたのにある日、私の中で何か特別な感情がある事に気付く。
しかし、愛を知らずに育ってきた私が愛と知るのは、まだ先の話。
まさか、、お兄ちゃんが私の主治医なんて、、
ならくま。くん
キャラ文芸
おはこんばんにちは!どうも!私は女子中学生の泪川沙織(るいかわさおり)です!私こんなに元気そうに見えるけど実は貧血や喘息、、いっぱい持ってるんだ、、まあ私の主治医はさすがに知人だと思わなかったんだけどそしたら血のつながっていないお兄ちゃんだったんだ、、流石にちょっとこれはおかしいよね!?でもお兄ちゃんが医者なことは事実だし、、
私のおにいちゃんは↓
泪川亮(るいかわりょう)お兄ちゃん、イケメンだし高身長だしもう何もかも完璧って感じなの!お兄ちゃんとは一緒に住んでるんだけどなんでもてきぱきこなすんだよね、、そんな二人の日常をお送りします!
夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました
氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。
ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。
小説家になろう様にも掲載中です
双葉病院小児病棟
moa
キャラ文芸
ここは双葉病院小児病棟。
病気と闘う子供たち、その病気を治すお医者さんたちの物語。
この双葉病院小児病棟には重い病気から身近な病気、たくさんの幅広い病気の子供たちが入院してきます。
すぐに治って退院していく子もいればそうでない子もいる。
メンタル面のケアも大事になってくる。
当病院は親の付き添いありでの入院は禁止とされています。
親がいると子供たちは甘えてしまうため、あえて離して治療するという方針。
【集中して治療をして早く治す】
それがこの病院のモットーです。
※この物語はフィクションです。
実際の病院、治療とは異なることもあると思いますが暖かい目で見ていただけると幸いです。
イケメンドクターは幼馴染み!夜の診察はベッドの上!?
すずなり。
恋愛
仕事帰りにケガをしてしまった私、かざね。
病院で診てくれた医師は幼馴染みだった!
「こんなにかわいくなって・・・。」
10年ぶりに再会した私たち。
お互いに気持ちを伝えられないまま・・・想いだけが加速していく。
かざね「どうしよう・・・私、ちーちゃんが好きだ。」
幼馴染『千秋』。
通称『ちーちゃん』。
きびしい一面もあるけど、優しい『ちーちゃん』。
千秋「かざねの側に・・・俺はいたい。」
自分の気持ちに気がついたあと、距離を詰めてくるのはかざねの仕事仲間の『ユウト』。
ユウト「今・・特定の『誰か』がいないなら・・・俺と付き合ってください。」
かざねは悩む。
かざね(ちーちゃんに振り向いてもらえないなら・・・・・・私がユウトさんを愛しさえすれば・・・・・忘れられる・・?)
※お話の中に出てくる病気や、治療法、職業内容などは全て架空のものです。
想像の中だけでお楽しみください。
※お話は全て想像の世界です。現実世界とはなんの関係もありません。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
ただただ楽しんでいただけたら嬉しいです。
すずなり。
イケメン歯科医の日常
moa
キャラ文芸
堺 大雅(さかい たいが)28歳。
親の医院、堺歯科医院で歯科医として働いている。
イケメンで笑顔が素敵な歯科医として近所では有名。
しかし彼には裏の顔が…
歯科医のリアルな日常を超短編小説で書いてみました。
※治療の描写や痛い描写もあるので苦手な方はご遠慮頂きますようよろしくお願いします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる