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夢の新車 《疾風怒濤篇》
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10月第三週火曜日。
《石神家子ども会議》
「いやぁー! タカさんの機嫌が直ってよかったね!」
みんなが「そうだそうだ」と喜び合う。
「でもさー、私たちがブガッティの東京代理店に行ったことは向こうも分かってるよね?」
「私たちが「Ωカメムシ」を置いてきたなんて、想像もしてないよー」
「でも、トイレは……」
「あれだって、まさか女の子がやったなんて思ってないよー」
「そうだよね!」
みんなで唐揚げとか食べながらワイワイと話す。
「だけど、「Ωカメムシ」なんて、いつ開発してたの?」
柳さんが聞く。
「うーん、去年の年始かなー。ウッドデッキにカメムシの冬眠場を見つけたのね」
「ふーん」
「うちって、あっちこっち暖かいじゃん? カメムシの冬眠場に使われちゃってたみたい」
「植栽も多いもんね」
「それでね、ハーと一緒に「Ω」化してみようかって」
「そうなんだ!」
ゴキブリの「Ω」化も双子がやった。
私はどちらも知らなかった。
「やり方はさー、ゴキブリと同じ」
「要は花壇の土と、フェロモンだよ」
「それと「手かざし」!」
「「エグリゴリΩ」の粉末もちょっと」
「大丈夫なのー!」
「「へいきだよ!」」
言い切っているが、責任を負うつもりはまったく無い二人だ。
私が聞いた。
「じゃあ、また栞さんのパンツ?」
「今回は違う。もう手に入れにくいしね」
「「Ωカメムシ」は、強烈な臭いの追及だから」
「ん?」
「ハーのパンツにした」
「「「!」」」
みんなが驚いた。
「クサイもんね!」
「臭くないもん!」
でも、ハーのだったかー。
「あのね、カメムシってね、自分の臭さで死んじゃうこともあるんだって」
「え! 大変じゃない!」
「まー、知らないー」
本当に無責任だ。
「店の人と磯良君が倒れたらしいよ?」
「大丈夫でしょ!」
「また、そんなー」
まあ、大事には至らなかったようだけど。
「でも、妖魔扱いになってるよね?」
「柳ちゃん。誰も妖魔の詳しいことなんて分かってないから」
「えー!」
「妖魔ってことでいいじゃん」
「そうだよ。何のフツゴーもないよ」
「いいのかなー」
柳さんは真面目だ。
だけど、ルーとハーが言う通り、大丈夫だろう。
「今日ね、早乙女さんに聞いてみたの」
「そうなの?」
「「Ωカメムシ」の死骸は、とにかく臭いがきつ過ぎて解剖も出来ないんだって」
「なるほどー」
「解剖室に入れようとしても、臭いが染みついちゃうから何もしてないんだってさ」
「運ぶ時もね、厳重に密封して、ラップを3本くらい使ってケースごと巻いたらしいよ?」
「すごいねー」
まあ、早乙女さんたちには迷惑をお掛けして申し訳ない。
でも、あそこまでスゴイとはなー。
「ねえ、まだ「Ωカメムシ」はいるの?」
「うん、あと5匹。冷凍してるから大丈夫だよ?」
「「Ω」たちに使ってた冷凍装置があるもんね」
作業小屋にまだある。
もう誰も近寄らない。
みんなで、タカさんをいじめたブガッティを懲らしめたことを祝った。
皇紀が次の議題に移った。
「実はさ。タカさんがブガッティと揉め始めてから、密かにモーターエンジンでの開発を考えてたんだ」
「皇紀! ほんとに!」
「うん、お姉ちゃん。もしものことが考えられたからね。そうしたら、僕たちで作る可能性もあるかなって」
「よくやったぁー!」
高貴の頭をナデナデしてやった。
「その前にさ。タカさんの出したブガッティへの希望をちょっとみんなも知っておいてよ」
皇紀がPCの画面に、メールや電話の遣り取りの記録を出した。
「メーターに、虎の顔を入れてくれよ。ああ、赤い虎な!」
「エンジンを掛けたら、虎の「ガオー」って咆哮をスピーカーから流してくれよ」
「ああ、エンジンは絶対に真っ赤に塗ってくれな! そして「魂」って文字を刻印してくれ!」
「そうだ、うちでAIを積むから、後部にそのスペースを作ってね」
「やっぱでかいスーパーチャージャーをフロントに飛び出させるのってダメ?」
「コンソールには、こういう風にレッドダイヤモンドをはめ込んでくれ。後でPDFで送るから」
「ルーフにでかいネコのアルミダイキャストを付けるからね!」
「車体の下は、水色のLEDを敷き詰めてな! 夜のドライブでみんなが見惚れるような奴!」
「えー! ドアの内側はボトルホルダーを絶対に付けてくれよ!」
「ホイールベースはこういうのにしてくれよ! 金はちゃんと出すからさ!」
「ステアリングはさ……」
「シートのことなんだけど……」
「やっぱマフラーは8連にできないかな?」
なんか、500項目以上あった。
「「「「「……」」」」」
皇紀が言った。
「あのね、タカさんはワガママじゃないとは思うんだ」
「「「「……」」」」
「でも、これは一部でね。いろいろ注文があったのは確かで」
「ブガッティの人に謝りにいこっか」
「辞めた方がいいよ」
「そっか」
ちょっと悪いことをした気にもなって来た。
タカさん、ちょっと注文多いんじゃ……
「これを全部やってくとさ、とんでもないことになるんだよ」
「確かにねー」
「タカさんがこんなに拘りを持ってるとは思わなかったわー」
「自分で作れよって感じ」
「それを言っちゃいけないよ!」
みんなで相談する。
「とにかくさ。エンジンと駆動部分はどうにかなる。だからあとはデザインなんだよ」
「そうだよねー。とにかく迫力と色気とカッコよさだよね?」
「そうそう。日本車じゃ絶対に無いデザイン」
「フェラーリとかランボルギーニってカッコイイもんね」
柳さんがいろいろ画像を出して来る。
みんなが、それぞれカッコイイとかこれがいいとか言う。
「僕も考えてたんだけど、結局今までにないようなものを」
「そうだけど、何かあるの?」
「うん。だからメカデザイナーの人に頼もうかって」
「「「「え!」」」」
皇紀が自分のPCで画像を出す。
「もうさ、空力だの強度だのって、後で専門家の人に頼めばいいかなって。それよりもデザイン重視でさ」
「うんうん!」
皇紀が3枚出して来た。
「すごいよ! なにこれ!」
「こっちもいいよ!」
「これもいい!」
3枚とも良かった。
とにかくカッコイイ。
「これをさ、タカさんに選んでもらったらどうかな」
「いい! でも今すぐは無理かなー」
「亜紀ちゃん、頑張ってよ!」
「うーん」
タカさんの説得は私の役目だ。
「分かった、やってみるよ!」
今日も最後にタカさんのベストショットを決めて解散した。
《石神家子ども会議》
「いやぁー! タカさんの機嫌が直ってよかったね!」
みんなが「そうだそうだ」と喜び合う。
「でもさー、私たちがブガッティの東京代理店に行ったことは向こうも分かってるよね?」
「私たちが「Ωカメムシ」を置いてきたなんて、想像もしてないよー」
「でも、トイレは……」
「あれだって、まさか女の子がやったなんて思ってないよー」
「そうだよね!」
みんなで唐揚げとか食べながらワイワイと話す。
「だけど、「Ωカメムシ」なんて、いつ開発してたの?」
柳さんが聞く。
「うーん、去年の年始かなー。ウッドデッキにカメムシの冬眠場を見つけたのね」
「ふーん」
「うちって、あっちこっち暖かいじゃん? カメムシの冬眠場に使われちゃってたみたい」
「植栽も多いもんね」
「それでね、ハーと一緒に「Ω」化してみようかって」
「そうなんだ!」
ゴキブリの「Ω」化も双子がやった。
私はどちらも知らなかった。
「やり方はさー、ゴキブリと同じ」
「要は花壇の土と、フェロモンだよ」
「それと「手かざし」!」
「「エグリゴリΩ」の粉末もちょっと」
「大丈夫なのー!」
「「へいきだよ!」」
言い切っているが、責任を負うつもりはまったく無い二人だ。
私が聞いた。
「じゃあ、また栞さんのパンツ?」
「今回は違う。もう手に入れにくいしね」
「「Ωカメムシ」は、強烈な臭いの追及だから」
「ん?」
「ハーのパンツにした」
「「「!」」」
みんなが驚いた。
「クサイもんね!」
「臭くないもん!」
でも、ハーのだったかー。
「あのね、カメムシってね、自分の臭さで死んじゃうこともあるんだって」
「え! 大変じゃない!」
「まー、知らないー」
本当に無責任だ。
「店の人と磯良君が倒れたらしいよ?」
「大丈夫でしょ!」
「また、そんなー」
まあ、大事には至らなかったようだけど。
「でも、妖魔扱いになってるよね?」
「柳ちゃん。誰も妖魔の詳しいことなんて分かってないから」
「えー!」
「妖魔ってことでいいじゃん」
「そうだよ。何のフツゴーもないよ」
「いいのかなー」
柳さんは真面目だ。
だけど、ルーとハーが言う通り、大丈夫だろう。
「今日ね、早乙女さんに聞いてみたの」
「そうなの?」
「「Ωカメムシ」の死骸は、とにかく臭いがきつ過ぎて解剖も出来ないんだって」
「なるほどー」
「解剖室に入れようとしても、臭いが染みついちゃうから何もしてないんだってさ」
「運ぶ時もね、厳重に密封して、ラップを3本くらい使ってケースごと巻いたらしいよ?」
「すごいねー」
まあ、早乙女さんたちには迷惑をお掛けして申し訳ない。
でも、あそこまでスゴイとはなー。
「ねえ、まだ「Ωカメムシ」はいるの?」
「うん、あと5匹。冷凍してるから大丈夫だよ?」
「「Ω」たちに使ってた冷凍装置があるもんね」
作業小屋にまだある。
もう誰も近寄らない。
みんなで、タカさんをいじめたブガッティを懲らしめたことを祝った。
皇紀が次の議題に移った。
「実はさ。タカさんがブガッティと揉め始めてから、密かにモーターエンジンでの開発を考えてたんだ」
「皇紀! ほんとに!」
「うん、お姉ちゃん。もしものことが考えられたからね。そうしたら、僕たちで作る可能性もあるかなって」
「よくやったぁー!」
高貴の頭をナデナデしてやった。
「その前にさ。タカさんの出したブガッティへの希望をちょっとみんなも知っておいてよ」
皇紀がPCの画面に、メールや電話の遣り取りの記録を出した。
「メーターに、虎の顔を入れてくれよ。ああ、赤い虎な!」
「エンジンを掛けたら、虎の「ガオー」って咆哮をスピーカーから流してくれよ」
「ああ、エンジンは絶対に真っ赤に塗ってくれな! そして「魂」って文字を刻印してくれ!」
「そうだ、うちでAIを積むから、後部にそのスペースを作ってね」
「やっぱでかいスーパーチャージャーをフロントに飛び出させるのってダメ?」
「コンソールには、こういう風にレッドダイヤモンドをはめ込んでくれ。後でPDFで送るから」
「ルーフにでかいネコのアルミダイキャストを付けるからね!」
「車体の下は、水色のLEDを敷き詰めてな! 夜のドライブでみんなが見惚れるような奴!」
「えー! ドアの内側はボトルホルダーを絶対に付けてくれよ!」
「ホイールベースはこういうのにしてくれよ! 金はちゃんと出すからさ!」
「ステアリングはさ……」
「シートのことなんだけど……」
「やっぱマフラーは8連にできないかな?」
なんか、500項目以上あった。
「「「「「……」」」」」
皇紀が言った。
「あのね、タカさんはワガママじゃないとは思うんだ」
「「「「……」」」」
「でも、これは一部でね。いろいろ注文があったのは確かで」
「ブガッティの人に謝りにいこっか」
「辞めた方がいいよ」
「そっか」
ちょっと悪いことをした気にもなって来た。
タカさん、ちょっと注文多いんじゃ……
「これを全部やってくとさ、とんでもないことになるんだよ」
「確かにねー」
「タカさんがこんなに拘りを持ってるとは思わなかったわー」
「自分で作れよって感じ」
「それを言っちゃいけないよ!」
みんなで相談する。
「とにかくさ。エンジンと駆動部分はどうにかなる。だからあとはデザインなんだよ」
「そうだよねー。とにかく迫力と色気とカッコよさだよね?」
「そうそう。日本車じゃ絶対に無いデザイン」
「フェラーリとかランボルギーニってカッコイイもんね」
柳さんがいろいろ画像を出して来る。
みんなが、それぞれカッコイイとかこれがいいとか言う。
「僕も考えてたんだけど、結局今までにないようなものを」
「そうだけど、何かあるの?」
「うん。だからメカデザイナーの人に頼もうかって」
「「「「え!」」」」
皇紀が自分のPCで画像を出す。
「もうさ、空力だの強度だのって、後で専門家の人に頼めばいいかなって。それよりもデザイン重視でさ」
「うんうん!」
皇紀が3枚出して来た。
「すごいよ! なにこれ!」
「こっちもいいよ!」
「これもいい!」
3枚とも良かった。
とにかくカッコイイ。
「これをさ、タカさんに選んでもらったらどうかな」
「いい! でも今すぐは無理かなー」
「亜紀ちゃん、頑張ってよ!」
「うーん」
タカさんの説得は私の役目だ。
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