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橘弥生の襲来 再び Ⅱ
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亜紀ちゃんが言った。
「あの、宜しければ一緒に『虎は孤高に』をご覧になりませんか?」
「ああ、あのドラマ?」
「!」
橘弥生も知っていた。
亜紀ちゃんが観たがっているのは分かっているが、どうして橘弥生を誘う!
「さっき、みんなで観ようとしてたんです。前回は出掛けていて見逃していたので」
「そうなの。それは悪かったわね」
「どうですか?」
「いいわよ」
恐れを知らない亜紀ちゃんだった。
亜紀ちゃんが全員に指示を出し、飲み物と先ほどのつまみを用意する。
その間にあのドラマの話をする。
「タカさんをモデルにしたドラマなんですよ!」
「そうだったの!」
「あの、門土さんとか貢さんも出てますよ!」
「え! 知らなかったわ!」
「その回、観ます?」
「是非見たいわ!」
とんでもないことになった。
亜紀ちゃんは大喜びで録画をセットし、再生した。
いつもの大興奮に橘弥生が最初は退いていたが、やがて慣れて笑い出した。
そして貢さんとの日々や、門土との出会いと別れを見た。
泣いていたが、みんなそれを見ないようにしていた。
「亜紀ちゃん、このドラマを私にも貰えないかしら」
「はい! すぐにブルーレイに焼きますね!」
「ありがとう」
亜紀ちゃんがダビングする間、俺がまたギターを弾かされ、そして最新話を全員で観た。
今回は佐野さんとの思い出だ。
虎のレイの回で佐野さんは登場しているが、今回は留置場で俺が佳奈さんを助けたり、佐野さんの奥さんと子どもを助ける話がメインになっている。
城戸さんの店も出て来る。
保奈美が俺を助けに警察署に飛び込んで来るシーンもあった。
焼き肉屋で佐野さんが奥さんたちを助けられた礼で俺に食事を奢るシーンで終わる。
懐かしかった。
ドラマが終わり、亜紀ちゃんが大興奮の中で橘弥生が俺に言った。
「いいドラマだわ」
「そうですか」
亜紀ちゃんがちょっと待っててもらえば全話ダビングすると言った。
こいつはまた面倒なことを。
「テーマソングはトラが弾いているのね?」
「!」
亜紀ちゃんが俺に振り向いた。
魔王の顔になっている。
「た、た、タカさん!」
「待て!」
俺に詰め寄って来た。
「なんで黙ってたんですかぁー!」
「お前がめんどくさいからだよ!」
「てめぇー!」
「なんだ、親に向かって!」
元凶の橘弥生が笑っていた。
「もしかしたら作曲もあなたね?」
「タカさん!」
「落ち着けぇ!」
「曲の感覚がトラの感性だものね」
「ゆるさーん!」
「なんだてめぇ!」
「ああ、作詞もそうじゃないの?」
襲い掛かろうとする亜紀ちゃんを双子が必死に掴んで止めた。
柳が慌てて肉を取りに行く。
とんでもないことになった。
柳が冷凍していたハンバーグを幾つか焼いて持って来る。
亜紀ちゃんがバクバク食べて大人しくなった。
「あなた、医者とか言ってるけど、結構いろいろやっているじゃないの」
「あのですねー」
「ブロード・ハーヴェイも決めてあるから」
「はい?」
「初演であなたがギターの伴奏をするのよ。ジョン・C・ウェラー氏も喜んでいたわ」
「何言ってんですかぁー!」
「私が連絡したら驚いていたけどね。TORAの関係者だと言うと喜んで話して下さったわ」
「!」
世界的ピアニストの橘弥生の名前はウェラーも知っていただろう。
「自分と同じことをトラがやるんだと大喜びだったわよ?」
「俺は嬉しくないですよ!」
「ブロード・ハーヴェイでもコンサートをする予定だから」
「おい!」
流石に俺もキレかかって、汚い言葉を吐いてしまった。
「トラ。日本以上にアメリカであなたのCDが売れているの。これは仕方ないわ」
俺の暴言を無視して橘弥生が言った。
「橘さん、私たちもチケットは買えるでしょうか?」
「そうね。何枚くらい必要かしら?」
「50枚!」
「そんなに? まあ、分かったわ」
「ありがとうございます!」
「……」
話がどんどん決まって行く。
「聖にブロード・ハーヴェイをぶっ壊すように頼む」
「私が防衛しますよ!」
「お前、聖よりも弱いだろう」
「でも、聖さんもタカさんのコンサートは見たがりますよ?」
「ちくしょー!」
橘弥生が笑っていた。
「本当にトラの味方はいないのね?」
「もう親子の縁を切る!」
「ワハハハハハハ! タカさんは面白いことを言う!」
「てめぇ!」
まあ、切れるわけがないのだが。
俺の方が出来るわけがない。
もうこいつらとは死ぬまで一緒だ。
リヴィングに上がり、イルフェジュールのムーランを切った。
双子がコーヒーを淹れる。
俺は亜紀ちゃんに言って、下で待っている運転手にも持って行かせた。
また橘弥生が美味しいと言ってくれた。
「トラ、今度は泊まりに来てもいい?」
「いつでもどうぞ。大歓迎ですよ」
「そう?」
「まあ、ちょっとコワイですけどね」
「あなた! でも、まあそうね。私はあなたに嫌われて当然だわ」
「ちょっと! 冗談ですよ!」
「ウフフフフ」
どういう風の吹き回しだろうか。
「でも、ここにはあんなピアノしかありませんが」
「十分よ」
「じゃあ、本当にいつでも」
「次回のあのドラマはいつの放映なの?」
「毎週金曜日の夜9時ですが」
「今週の金曜日に来てもいい?」
「え! まあ、構いませんが」
「またみんなで観たいわ」
「そうですか? あんなに騒がしいのに」
「楽しかったわよ」
「はぁ」
変わった人だ。
まあ、楽しいのならばそれもいいが。
「あなたたちはいつものようにしてね。私は勝手に楽しむから」
「分かりましたよ」
「橘さん! ほんとに来て下さるんですか!」
「ええ。また宜しくね」
「タカさんはよく言い聞かせておきますから!」
「お前、いい加減にしろ!」
「頼むわ。トラはあなたの言うことは聞くみたいだし」
「冗談じゃないですよ!」
「あなたたち、大事にされているのね」
「「「「はい!」」」」
子どもたちがいい返事をした。
俺も笑うしか無かった。
コーヒーを飲み終えて橘弥生が帰って行った。
「タカさん! 楽しみですね」
「まあ、そうだな」
門土が出来なかったことをしてやろう。
橘弥生も、同じ気持ちなのではないかと思った。
門土に出来なかったことを俺にしたいのではないのか。
まあ、あの人のことはよくは分からない。
でも、一般庶民の歓迎という奴を、思い切り見せてやろう。
きっと驚くに違いない。
笑ってくれるに違いない。
「楽しみだな!」
「はい!」
亜紀ちゃんが晴れやかに笑った。
「おい、調律師をすぐに手配しろ」
「はい!」
俺は最高のもてなしをしようと思った。
「あの、宜しければ一緒に『虎は孤高に』をご覧になりませんか?」
「ああ、あのドラマ?」
「!」
橘弥生も知っていた。
亜紀ちゃんが観たがっているのは分かっているが、どうして橘弥生を誘う!
「さっき、みんなで観ようとしてたんです。前回は出掛けていて見逃していたので」
「そうなの。それは悪かったわね」
「どうですか?」
「いいわよ」
恐れを知らない亜紀ちゃんだった。
亜紀ちゃんが全員に指示を出し、飲み物と先ほどのつまみを用意する。
その間にあのドラマの話をする。
「タカさんをモデルにしたドラマなんですよ!」
「そうだったの!」
「あの、門土さんとか貢さんも出てますよ!」
「え! 知らなかったわ!」
「その回、観ます?」
「是非見たいわ!」
とんでもないことになった。
亜紀ちゃんは大喜びで録画をセットし、再生した。
いつもの大興奮に橘弥生が最初は退いていたが、やがて慣れて笑い出した。
そして貢さんとの日々や、門土との出会いと別れを見た。
泣いていたが、みんなそれを見ないようにしていた。
「亜紀ちゃん、このドラマを私にも貰えないかしら」
「はい! すぐにブルーレイに焼きますね!」
「ありがとう」
亜紀ちゃんがダビングする間、俺がまたギターを弾かされ、そして最新話を全員で観た。
今回は佐野さんとの思い出だ。
虎のレイの回で佐野さんは登場しているが、今回は留置場で俺が佳奈さんを助けたり、佐野さんの奥さんと子どもを助ける話がメインになっている。
城戸さんの店も出て来る。
保奈美が俺を助けに警察署に飛び込んで来るシーンもあった。
焼き肉屋で佐野さんが奥さんたちを助けられた礼で俺に食事を奢るシーンで終わる。
懐かしかった。
ドラマが終わり、亜紀ちゃんが大興奮の中で橘弥生が俺に言った。
「いいドラマだわ」
「そうですか」
亜紀ちゃんがちょっと待っててもらえば全話ダビングすると言った。
こいつはまた面倒なことを。
「テーマソングはトラが弾いているのね?」
「!」
亜紀ちゃんが俺に振り向いた。
魔王の顔になっている。
「た、た、タカさん!」
「待て!」
俺に詰め寄って来た。
「なんで黙ってたんですかぁー!」
「お前がめんどくさいからだよ!」
「てめぇー!」
「なんだ、親に向かって!」
元凶の橘弥生が笑っていた。
「もしかしたら作曲もあなたね?」
「タカさん!」
「落ち着けぇ!」
「曲の感覚がトラの感性だものね」
「ゆるさーん!」
「なんだてめぇ!」
「ああ、作詞もそうじゃないの?」
襲い掛かろうとする亜紀ちゃんを双子が必死に掴んで止めた。
柳が慌てて肉を取りに行く。
とんでもないことになった。
柳が冷凍していたハンバーグを幾つか焼いて持って来る。
亜紀ちゃんがバクバク食べて大人しくなった。
「あなた、医者とか言ってるけど、結構いろいろやっているじゃないの」
「あのですねー」
「ブロード・ハーヴェイも決めてあるから」
「はい?」
「初演であなたがギターの伴奏をするのよ。ジョン・C・ウェラー氏も喜んでいたわ」
「何言ってんですかぁー!」
「私が連絡したら驚いていたけどね。TORAの関係者だと言うと喜んで話して下さったわ」
「!」
世界的ピアニストの橘弥生の名前はウェラーも知っていただろう。
「自分と同じことをトラがやるんだと大喜びだったわよ?」
「俺は嬉しくないですよ!」
「ブロード・ハーヴェイでもコンサートをする予定だから」
「おい!」
流石に俺もキレかかって、汚い言葉を吐いてしまった。
「トラ。日本以上にアメリカであなたのCDが売れているの。これは仕方ないわ」
俺の暴言を無視して橘弥生が言った。
「橘さん、私たちもチケットは買えるでしょうか?」
「そうね。何枚くらい必要かしら?」
「50枚!」
「そんなに? まあ、分かったわ」
「ありがとうございます!」
「……」
話がどんどん決まって行く。
「聖にブロード・ハーヴェイをぶっ壊すように頼む」
「私が防衛しますよ!」
「お前、聖よりも弱いだろう」
「でも、聖さんもタカさんのコンサートは見たがりますよ?」
「ちくしょー!」
橘弥生が笑っていた。
「本当にトラの味方はいないのね?」
「もう親子の縁を切る!」
「ワハハハハハハ! タカさんは面白いことを言う!」
「てめぇ!」
まあ、切れるわけがないのだが。
俺の方が出来るわけがない。
もうこいつらとは死ぬまで一緒だ。
リヴィングに上がり、イルフェジュールのムーランを切った。
双子がコーヒーを淹れる。
俺は亜紀ちゃんに言って、下で待っている運転手にも持って行かせた。
また橘弥生が美味しいと言ってくれた。
「トラ、今度は泊まりに来てもいい?」
「いつでもどうぞ。大歓迎ですよ」
「そう?」
「まあ、ちょっとコワイですけどね」
「あなた! でも、まあそうね。私はあなたに嫌われて当然だわ」
「ちょっと! 冗談ですよ!」
「ウフフフフ」
どういう風の吹き回しだろうか。
「でも、ここにはあんなピアノしかありませんが」
「十分よ」
「じゃあ、本当にいつでも」
「次回のあのドラマはいつの放映なの?」
「毎週金曜日の夜9時ですが」
「今週の金曜日に来てもいい?」
「え! まあ、構いませんが」
「またみんなで観たいわ」
「そうですか? あんなに騒がしいのに」
「楽しかったわよ」
「はぁ」
変わった人だ。
まあ、楽しいのならばそれもいいが。
「あなたたちはいつものようにしてね。私は勝手に楽しむから」
「分かりましたよ」
「橘さん! ほんとに来て下さるんですか!」
「ええ。また宜しくね」
「タカさんはよく言い聞かせておきますから!」
「お前、いい加減にしろ!」
「頼むわ。トラはあなたの言うことは聞くみたいだし」
「冗談じゃないですよ!」
「あなたたち、大事にされているのね」
「「「「はい!」」」」
子どもたちがいい返事をした。
俺も笑うしか無かった。
コーヒーを飲み終えて橘弥生が帰って行った。
「タカさん! 楽しみですね」
「まあ、そうだな」
門土が出来なかったことをしてやろう。
橘弥生も、同じ気持ちなのではないかと思った。
門土に出来なかったことを俺にしたいのではないのか。
まあ、あの人のことはよくは分からない。
でも、一般庶民の歓迎という奴を、思い切り見せてやろう。
きっと驚くに違いない。
笑ってくれるに違いない。
「楽しみだな!」
「はい!」
亜紀ちゃんが晴れやかに笑った。
「おい、調律師をすぐに手配しろ」
「はい!」
俺は最高のもてなしをしようと思った。
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